【プログラミング言語資格一覧】おすすめ資格やメリットも詳しく解説

プログラミング言語別の資格はどんなものがあるの?
プログラミング言語の資格は取得しておいたほうがいいの?

プログラミングに関する資格を取得して、勉強や仕事に活かしたいと考える方は多いのではないでしょうか。

今回はプログラミング言語別資格の種類やおすすめの国家資格、資格取得のメリット、必要性などを解説します。これからプログラミング言語の資格を取得しようと考えている方、必見です。

なお、初心者向けのおすすめプログラミング言語については、次の記事で詳しく紹介しています。合わせてご覧ください。

プログラミング言語おすすめランキング!初心者向けにわかりやすく解説
更新日 : 2021年8月20日

プログラミング言語の資格は必要か?

プログラミング言語の資格は必須ではない

プログラミング言語に関する資格は、必須ではありません。

理由は下記の2つです。

  • 資格よりも実務スキルが大切
  • 資格が役に立たないこともある

資格よりも実務スキルが大切

プログラマーにとって、最も大切なことは実務で使えるプログラミングスキルです。

資格は持っているけれど実務でコードを書けないとなると、プログラマーとして活躍することは難しいと言えます。

プログラマーにとって一番重要なことは、オリジナルのWebサイトやアプリの開発での実績と、コードが書ける証明となる実績作りです。そこを理解したうえで、さらなるアピール材料として資格取得を検討するとよいです。

資格が役に立たないこともある

プログラミング言語の資格を取得しても、現場でそのプログラミング言語が使われていない場合は資格が役に立ちません。

また、必要なプログラミングスキルは現場でのプログラミング経験から養われます。資格勉強のみでは、現場で使えるスキルを十分に習得できません。

そのため「自分が得意なプログラミング言語だから」という理由で資格を取得すると、現場で活かせない可能性があります。

既に働きたい企業が決まっている場合は、その企業で活かせる資格を取得するのがおすすめです。また基本情報技術者試験や応用情報技術者試験といった、特定の言語に縛られない資格の取得を検討するのもよいです。

プログラミング言語の資格を取得する3つのメリット

プログラミング言語の資格を取得するメリット

ここからはプログラミング言語に関する資格を取得するメリットを、3つ解説します。

  • メリット1:スキルを証明できる
  • メリット2:転職・就職でのアピール材料になる
  • メリット3:プログラミングの知識を体系的に学べる

メリット1:スキルを証明できる

プログラミングに関する資格を取得するメリットの1つ目は、スキルを証明できることです。

プログラミング言語別の資格試験では、その言語の基礎から応用、実際の活用法まで、幅広い知識が求められます。

そのため、プログラミング言語について一定の理解がある証明になります。プログラミング勉強への意欲の高さもアピールにもなるので、スキルの証明として資格は有効です。

メリット2:転職・就職でのアピール材料になる

転職・就職でのアピール材料になる

プログラミングに関する資格を取得するメリットの2つ目は、転職・就職でのアピール材料になることです。

資格よりも実務経験のほうが重要であると説明しましたが、人によっては実務経験からは判断できない場合があります。また業界未経験であればそもそも実務経験がないため、資格は採用時の判断材料にしやすいです。

自分のスキルレベルを客観的に証明するものとして、資格が役に立ちます。

メリット3:プログラミングの知識を体系的に学べる

プログラミングに関する資格を取得するメリットの3つ目は、プログラミングの知識を体系的に学べることです。

独学でプログラミングを勉強していると、自分が作りたいものに関する知識だけを学ぶようになり、勉強内容に偏りが出る可能性があります。

その点プログラミングの資格勉強では、プログラミング基礎から周辺の知識まで、資格勉強を通して体系的に学べます。保守や運用に関して問われることもあるため、業界未経験の方が実務について学ぶためにも役に立ちます。

プログラミング言語の資格一覧表

プログラミング言語の資格一覧表

ここからは、プログラミング言語別の資格を解説します。

プログラミング言語ごとに一覧表にまとめましたので、気になるプログラミング言語に関する資格をご覧ください。

対象のプログラミング言語資格名
JavaOracle認定Javaプログラマ
JavaJavaプログラミング能力認定試験
PHPPHP技術者認定試験
RubyRuby技術者認定試験
CC言語プログラミング能力認定試験
VBAVBAエキスパート
JavaScriptCIW JavaScript スペシャリスト
PythonPython3エンジニア認定基礎試験
PythonPython3エンジニア認定データ分析試験
SQLオラクルマスター

プログラミング言語別の資格

ここからは、プログラミング言語別の資格をそれぞれ紹介していきます。

Oracle認定Javaプログラマ

「Oracle認定Javaプログラマ」は、日本オラクル社が主催するJavaの知識と技能を認定するベンダー試験です。

試験は難易度により「Bronze(ブロンズ)」「Silver(シルバー)」「Gold(ゴールド)」の3つに分かれています。

それぞれ入門者向け・開発初級者向け・開発中上級者向けの試験になっています。また「Bronze(ブロンズ)」は日本独自で設けられた資格で、「Silver(シルバー)」「Gold(ゴールド)」は全世界共通のグローバル資格です。

初心者は「Bronze(ブロンズ)」、少しでも実務経験がある方は「Silver(シルバー)」以上の受験がおすすめです。

Javaプログラミング能力認定試験

「Javaプログラミング能力認定試験」は、ビジネス能力認定のサーティファイ株式会社が運営しているJavaの資格試験です。

3級~1級までレベル分けされており、2級と3級は筆記試験、1級は実技試験が実施されます。

なかでも1級の実技試験は難易度が高く、実務経験者向きです。用意されたプログラムに対しての仕様変更から、プログラムの作成やデバッグ、仕様書の作成までが出題範囲です。

Java初学者の場合は、まず3級の受験から検討してみてください。

その他Javaのおすすめ資格を下記の記事で紹介していますので、併せてご覧ください。

【Java資格一覧】各試験の難易度とおすすめ資格、勉強方法まで完全網羅
更新日 : 2021年1月25日

PHP技術認定試験

「PHP技術者認定試験」は、PHP技術者認定機構が実施する認定試験です。

試験の難易度は「初級」「上級」「認定ウィザード」に分かれています。

「初級」は比較的簡単で、学生、社会人1~2年目を想定して設けられている難易度です。「上級」になると、実務的かつ高度な知識が求められます。

「認定ウィザード」は上級試験で90%以上の正答率を対象として、テーマに沿った文章を提出しての審査制となっています。

未経験者からPHPプログラマーとして就職を考えている場合は、「初級」から始めるのがおすすめです。

PHP技術者認定試験については下記の記事でも詳しく解説していますので、ご覧ください。

【徹底解説】PHP資格の種類や難易度・おすすめ勉強方法まとめ
更新日 : 2020年7月30日

Ruby技術者認定試験

「Ruby技術認定試験」は、Rubyの普及と発展のための組織であるRubyアソシエーションが実施する認定試験です。

  • Rubyベースのシステムを設計・開発・運用するエンジニア
  • Rubyでシステム提案を行うコンサルタント
  • Rubyを教える講師

など、Rubyに関わるさまざまな人が対象です。

試験のレベルは「Silver」「Gold」の2つに分かれています。

Silverでは基本的な文法、ライブラリ、クラスとオブジェクトの知識が問われます。Goldでは、Silverの内容をさらに掘り下げた問題が出題されます。

Gold認定を受けるにはSilverを合格している必要があるため、「これからチャレンジしよう」と考えている方はまずSilverの勉強から始めましょう。

Ruby技術認定試験については下記の記事でも詳しく解説していますので、ご覧ください。

【Rubyの資格】Ruby技術者認定試験の難易度・おすすめ勉強法まとめ
更新日 : 2019年6月22日

C言語プログラミング能力認定試験

「C言語プログラミング能力認定試験」は、ビジネス能力認定のサーティファイ株式会社が運営しているC言語の資格試験です。

レベルはそれぞれ「3級」「2級」「1級」に分かれています。

3級は基本的なC言語の概念、簡単なプログラムの知識が求められます。初学者向けです。

2級は小規模なプログラムを適切に早く書ける力、アルゴリズムの知識が求められます。

1級の試験内容は

  • 事前に用意されたプログラムの仕様変更
  • プログラムの作成(コーディング・入力・コンパイル・デバッグを含む)
  • 変更仕様書の作成

などの実技試験です。より実務に近い知識が求められます。

2級と1級は実務経験者向けです。実務未経験者は、3級の受験から検討してみてはいかがでしょうか。

C言語プログラミング能力認定試験については、下記の記事でも詳しく解説しています。ぜひお読みください。

C言語資格「C言語プログラミング能力認定試験」とは?レベルや勉強法も解説
更新日 : 2021年8月1日

VBAエキスパート

「VBAエキスパート」は、株式会社オデッセイコミュニケーションズが実施している資格試験です。

VBAエキスパートは

  • Excel VBA ベーシック
  • Excel VBA スタンダード
  • AccessVBAベーシック
  • AccessVBAスタンダード

の種類に分かれています。

「Excel VBA ベーシック」は、VBAの知識やExcelでの作業自動化について問われる試験です。

上位の「Excel VBAスタンダード」では「ExcelVBAベーシック」の知識に加え、

  • 配列・検索
  • オートフィルター
  • テーブル操作エラー対策

などの知識が求められます。

対して「AccessVBAベーシック」は、データベースの基礎知識やAccessVBAの基本文法・SQLの基礎的な知識について問われる試験です。

上位の「AccessVBAスタンダード」では「AccessVBAベーシック」の知識に加え、

  • ファイル操作
  • データベース操作
  • プログラミングのトレース
  • エラー対策

の知識が求められます。

VBAエキスパートについては下記の記事でも詳しく解説していますので、ご覧下さい。

ExcelVBAの資格とは?種類や難易度、勉強法についてわかりやすく解説
更新日 : 2021年1月25日

CIW JavaScript スペシャリスト

「CIW JavaScript スペシャリスト」は、Certification Partner社によって運営されている認定資格です。

この資格は日本語に対応しておらず、英語のみで実施されています。そのため受験にはある程度の英語力が必要です。

試験ではJavaScriptの基本的な記述から、

  • Cookie
  • ライブラリ
  • フレームワーク
  • Ajax

などを用いたWebアプリの作成について問われます。

発展的な内容が多く初学者向きとはいえませんが、実務にも役立つ知識が多く出題されます。

Python3エンジニア認定基礎試験

「Python3エンジニア認定基礎試験」は、一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が実施している民間試験です。

Pythonの基礎文法を問う試験で、「Pythonチュートリアル 第3版」の掲載内容とその他一般的な知識を出題範囲としています。出題分野は公式サイトで公開されているため、指定の教材をしっかり勉強すれば合格の可能性が高まります。

まずはPythonの入門書を一冊読んでから、資格勉強用に「Pythonチュートリアル 第3版」を読んで試験に臨むのがおすすめです。

Python3エンジニア認定データ分析試験

「Python3エンジニア認定基礎試験」は、一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会が実施している民間試験です。

Pythonのデータ分析に関する知識を問う試験で、「Pythonによるあたらしいデータ分析の教科書」の掲載内容を出題範囲としています。「Python3エンジニア認定基礎試験」と同様、出題分野は公式サイトで公開されています。

「Python3エンジニア認定データ分析試験」は「Python3エンジニア認定基礎試験」の知識を有している前提で、データ分析や機械学習の活用などについて問われる試験です。

Pythonの資格については下記の記事でも詳しく解説していますので、ご覧ください。

Pythonエンジニアへの転職は未経験から可能?必要なレベルと資格も解説
更新日 : 2021年4月19日

オラクルマスター

最後はSQLに関する資格、「オラクルマスター」です。

SQLは厳密にはプログラミング言語ではありません。しかしSQLとプログラミング言語は非常に関連性が高いため、ぜひ押さえておきたい資格のひとつです。

「オラクルマスター」は、日本オラクル社が行っているベンダー試験です。「ブロンズ」「シルバー」「ゴールド」「プラチナ」の4つのグレードが用意されています。

下位の資格から順番に取得する必要があるため、まずはブロンズの資格勉強から始めましょう

ブロンズでも難易度が高く、ORACLE未経験の場合は入念な試験勉強が必要です。無料の受験勉強サイトがあるので、積極的に活用して合格を目指しましょう。

SQLの資格に関しては下記の記事にもまとめていますので、併せてご覧ください。

SQL資格を取るメリット5つとSQL関連の資格3つ|取る際の注意点は?
更新日 : 2021年8月1日

プログラマーにおすすめの国家資格

ここからはプログラマーにおすすめの国家資格を2つ紹介します。

  • 基本情報技術者試験
  • 応用情報技術者試験

基本情報技術者試験

基本情報技術者試験は、ITの基礎からシステムの構築に必要とする知識までを求められる資格です。

受験に必要な条件はなく、誰でも受験できます。しかしIT初学者にとってはやや難易度が高い試験となっているため、念入りな試験勉強は必須といえます。

IPAが公開している統計資料によると、令和元年の合格率は28.5%で、それほど高くないことがうかがえます。

基本情報技術者試験についてはこちらの記事にもまとめていますので、ご覧ください。

基本情報技術者試験とは? IT業界人なら必須といわれる資格を解説
更新日 : 2020年1月10日

応用情報技術者試験

応用情報技術者試験は、基本情報試験と比べてワンランク上の知識が求められる国家資格です。

令和元年の応用情報技術者試験の合格率は23.0%、その他の年を見ても20%~23%程度で推移しています。合格率は基本情報技術者試験と近いですが、受験者層のレベルが高いため、試験の難易度も高いといえます。

応用情報技術者試験についてはこちらの記事にもまとめていますので、ご覧ください。

応用情報技術者試験とは? IT業界で上を目指すなら取得したい資格を紹介
更新日 : 2021年8月1日

まとめ

今回はプログラミング言語別の資格や、プログラマーにおすすめの国家資格をご紹介しました。

プログラマーにとって資格は必須ではないですが、あると就職や転職で有利になる可能性があります。より知識を深めたい方は、ぜひ本記事の内容を参考に資格の取得を検討してみてください。

この記事のおさらい

プログラミング言語の資格は何があるの?

プログラミング言語別にさまざまな資格があります。今回紹介している資格は次の通りです。
・Oracle認定Javaプログラマ
・Javaプログラミング能力認定試験
・PHP技術者認定試験
・Ruby技術者認定試験
・C言語プログラミング能力認定試験
・VBAエキスパート
・CIW JavaScript スペシャリスト
・Python3エンジニア認定基礎試験
・Python3エンジニア認定データ分析試験
・オラクルマスター

プログラミング言語の資格は必要か?

必ずしも必要ではありませんが、スキルを体系的に学べることや就職/転職時のアピール材料になるなど、大きなメリットもあります。

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