通おうか悩んでいる人に向け、この記事では受講生・卒業生の口コミも交え、KENスクールの評判を紹介します。
KENスクールって実際どうなの?
悪評もあるみたいだけど、通った人はどう感じてるんだろう?
国内におけるIT人材不足の深刻化を背景に、ITエンジニアといったプログラミングスキルがある人材の需要は増し、他の職種に比べ高い報酬を設けるケースが増えてきました。
そんななか、転職や副業での収入獲得に向けたリスキリングを目的に、KENスクールでプログラミングを学ぼうと考えている人は多いですよね。
ただ、自分にあうかがわからず、通うべきか迷う人もいるはず。
評判はもちろん、KENスクールがどのようなスクールかを知らないまま契約しては「別のところにすればよかった…」と後悔しかねません。
そこで、今回はKENスクールの評判を、受講生や卒業生の口コミをもとに紹介します。この記事を読めば、KENスクールがあなたに合うスクールか、判断できますよ。
- 本記事で紹介する口コミに関する補足
- 本記事で掲載している口コミは、SAMURAI ENGINEERが実施した「KENスクールに関する意識調査」のアンケート結果になります。下記に調査概要を記載していますので、ご参照ください。
調査概要:「KENスクール」に関する意識調査
調査期間:2021/10/28~11/11
対象者:「KENスクール」の受講生・卒業生
調査媒体:クラウドワークス
掲載媒体:SAMURAI ENGINEER Blog
本記事の解説内容に関する補足事項
本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」、を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。
また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。
なお、記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。
KENスクールとは?
KENスクールの特徴
-
開校30年を超える実績
-
時間と場所を選べるフリータイム制
-
親身で気さくな講師陣
昨今のプログラミングブームを受けて、新しいプログラミングスクールが続々と誕生しています。そのため、開校して数年というプログラミングスクールも数多く存在しています。そのような中で、KENスクールは開校して30年を超える実績を有しています。
校舎は首都圏を中心として全国に8校展開しています。その校舎には、受講生であればいつ通ってもよいフリータイム制や最寄りの校舎を利用できる制度など、受講生が効率的に学ぶために仕組みが整備されています。
また、受講生の理解を促進する完全個別指導をはじめ、本物の通信機材などを扱えるなど、充実した学習環境が整備されているのが特徴です。
受講形式 | スクール/オンライン ・マンツーマンレッスン |
担当講師 | 各分野のプロ講師 |
対応時間 | ※スクールごと異なる (新宿本校の場合) 月/火/水/金曜 ・10時~13時 ・14時30分~21時 木曜 ・10時~13時 ・14時30分~19時30分 土/日/祝 ・10時~13時 ・14時~18時 (オンラインの場合) 平日 ・10時~13時 ・14時30分~20時30分 土/日/祝 ・10時~13時 ・14時~18時 |
実績 | ・卒業生7千人以上 ・受講生の就職率83% |
無料 カウンセリング | あり |
お得な制度 | 受講費用の最大20%(上限10万円)が給付金として支給される 「教育訓練給付制度(一般教育訓練給付金)」あり |
アクセス | ※全国各地に校舎あり。 詳しくはこちら |
KENスクールの良い口コミ・評判まとめ
KENスクールについての概要をお伝えしたところで、同校の受講生や卒業生から得た良い口コミ、評判をご紹介します。
「学習以外の相談に乗ってもらえた」
先生はどの方も親切で、未経験の私にも丁寧に指導していただけたと思います。また、教科書を学習し終えた後は、クラウドソーシングで案件を取る方法やポートフォリオ作成の相談にも乗ってもらいました。
30代男性
講師が気さくな方で、質問しやすかったです。
KENスクールの良い口コミや評判として多かったのが、講師陣の姿勢に関するものでした。
KENスクールの講師陣は親切で気さくな方が多く、受講生が困っていることがあれば、講義以外の内容でも率先して相談に乗ってもらえます。「プログラミングやIT業界のことが全くわからない」という方にとっては、強い味方となってくれます。
KENスクールの悪い口コミ・評判まとめ
一部の受講生や卒業生は、KENスクールに対してネガティブな印象を持っているようです。人によって物事の感じ方は異なるため、すべての人に該当するわけではありませんが、参考までにKENスクールの受講生や卒業生の悪い口コミや評判について紹介します。
「講師によって教え方やレベルが変わる」
30代男性
講師のレベルで教え方が変わるので、理解しにくい部分がありました。
30代男性
受講料が高く、初心者には難しい内容ばかりを教える仕組みに不満を抱きました。また、講師へ質問しても回答がなく、独学の方が効率的ではないかと考えるようになりました。
KENスクールの悪い口コミや評判として多かったのが、講師陣のレベルや教え方が不均一だという点です。
KENスクールでは、通学、オンラインという受講形式によらず講師との個人授業で学習を進めていきます。そのときあまりレベルが高くない講師に当たってしまうと、まったく理解度が上がらないまま時間だけが過ぎてしまいます。
高い受講料金を支払っているにもかかわらずこのような状況が続くと、「騙された」あるいは「裏切られた」ような気持ちを持ってしまいかねません。
「モチベーションを維持するのが難しかった」
30代男性
テキストの難易度は非常に高かった。高いこと自体は悪くなかったですが、授業終わりの進捗報告の際、遅れに対してアドバイスがもらえなかった。難しさ故にこれではモチベーション維持が難しいようには感じました。
30代男性
講師の方がいない時はつまずいたままになってしまい、講師が来るまで待つ時間になってしまった。どれだけ自主的に本気で学びたいかが重要だと思います。
2点目の悪い口コミや評判は、モチベーションの維持が難しいという点です。1つ前の口コミでご紹介したとおり、KENスクールの講師陣は、教え方やレベルが不均一です。そのため教え方が自分に合わなかったり、あまりレベルが高くない講師にあたったりする可能性もあります。
そのような講師の多くは、受講生をフォローする余裕がなかったり、そもそも一人ひとりの状況に興味がなかったりする可能性が高いです。高い受講費を払っても適切なアドバイスや教えを受けることができないと、モチベーションが下がってしまうのはごく自然なことだといえます。
また、KENスクールではフリータイム制という仕組みを導入しています。これは、受講生が好きな時間に好きな校舎で学習できるというものですが、選んだ時間と校舎に講師が必ずいるという保証はないようです。そのため、講師が来るまでは独学と変わらない状態となってしまうこともあるようです。
KENスクールを他のプログラミングスクールと比較してみた
KENスクールの口コミや評判について紹介してきました。では、ほかのプログラミングスクールとはどのような共通点や違いがあるのでしょうか。
ここでは、次の3校と比較しながら、KENスクールの特徴をさらに詳しく解説します。
- 侍エンジニア(SAMURAI ENGINEER)
- Winスクール
- パソコン教室アビバ
侍エンジニア(SAMURAI ENGINEER)と比較
スクール名 | 分割払いの有無 | 給付金/割引の有無 | オンライン対応 | 転職保証の有無 | 副業支援 | フリーランスへの独立支援 | レッスン外での学習サポート | 卒業後のサポート | 料金 (期間) | 実績 | 特徴 | 受講形式 | 担当講師 | 対応時間 | 無料 カウンセリング | アクセス |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
公式サイト | 4,098円~ | 教養コース ・29万7,000円(12週間) | ・累計指導実績4万5,000名以上 ・受講生の転職成功率99% ・受講生の学習完了率98% | 受講生1人ひとりに合わせたオーダーメイドカリキュラム | オンライン ・マンツーマンレッスン | 現役エンジニア | 全日/8時~22時 ※ 担当講師との合意があれば、時間外対応も可 | あり | 完全オンライン | |||||||
公式サイト | Web Basicマスターコース ・15万5,100円(3ヶ月) | ・卒業生7千人以上 ・受講生の就職率83% | 時間や場所を自由に選べる | スクール/オンライン ・マンツーマンレッスン | 各分野のプロ講師 | ※スクールごとに異なる | あり | ※全国各地に校舎あり。 詳しくはこちら |
KENスクールと侍エンジニアの大きな違いは、担当講師と受講形式の2点です。
侍エンジニアの講師は、現役エンジニアが担当します。日頃実際の開発現場の第一線で開発しているため、一定以上のスキルを有しています。
そういった意味では、前述した悪い口コミにあったような担当講師のレベルのバラつきは起きにくい状況にあるといえます。また現役エンジニアということで、実際の現場ですぐに活用できるスキルの習得についても期待できます。
一方、KENスクールは各分野専門の講師が担当します。侍エンジニアのように、現場で活きるスキルのマスターは難しいかもしれません。ただ、人にものを教えるプロであるため、初心者でも丁寧でわかりやすく説明することには長けています。
また、受講形式にも違いがあります。KENスクールはオンラインのコースもありますが、現時点ではWebデザインのコースのみとなっています。そのため、ほかのプログラミング言語などを学びたい方は校舎へ通学することになります。
侍エンジニアの講義はマンツーマンレッスンで行われるため、受講生一人ひとりの理解度に合わせ、学習を進めることが可能となっています。このような点から、未経験者にも優しいスクールであるといえます。
Winスクールと比較
- 比較表の「料金」に関する補足事項
- 記載コースの受講期間には違いがある点をご了承ください。
スクール名 | 分割払いの有無 | 給付金/割引の有無 | オンライン対応 | 転職保証の有無 | 副業支援 | フリーランスへの独立支援 | レッスン外での学習サポート | 卒業後のサポート | 料金 (期間) | 実績 | 特徴 | 受講形式 | 担当講師 | 対応時間 | 無料 カウンセリング | アクセス |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
公式サイト | JavaScript&Webアプリ開発コース ・21万8,900円(4ヶ月) | ・就職率96% ・Web・デザイン関連の資格 年間合格者2,000人 ・パソコン関連の資格合格率:99% | IT関連の資格取得に対して豊富な実績あり | スクール/オンライン ・マンツーマンレッスン | 各分野のプロ講師 | 各スクールにより異なるため要お問い合わせ | あり | ※全国各地に校舎あり。 詳しくはこちら | ||||||||
公式サイト | Web Basicマスターコース ・15万5,100円(3ヶ月) | ・卒業生7千人以上 ・受講生の就職率83% | 時間や場所を自由に選べる | スクール/オンライン ・マンツーマンレッスン | 各分野のプロ講師 | ※スクールごとに異なる | あり | ※全国各地に校舎あり。 詳しくはこちら |
KENスクールとWinスクールは、通学をメインとするプログラミングスクールです。両校とも講師を専業の方が担当したり、集団レッスンではないなど共通している点が多いといえます。
また、IT関連の総合スクールとしてOfficeや各種ベンダーの資格取得までを支援しているという点も、両校の似ているポイントです。
なお、違いとしてはスクールの規模が挙げられます。Winスクールは全国に55校のスクールを有しています。一方、KENスクールは全国8校のため、Winスクールよりもかなり規模が小さいといえます。
スクールを選ぶときは、通いやすさも重要なポイントです。どちらのスクールにするか迷われている方は、それぞれのスクールがお住まいの地域、会社や学校などの生活圏内から通える範囲なのかも必ず確認するようにしましょう。
パソコン教室アビバと比較
- 比較表の「料金」に関する補足事項
- パソコン教室アビバの料金は、公式サイトから確認できないため、「要お問い合わせ」と記載しています。
スクール名 | 分割払いの有無 | 給付金/割引の有無 | オンライン対応 | 転職保証の有無 | 副業支援 | フリーランスへの独立支援 | レッスン外での学習サポート | 卒業後のサポート | 料金 (期間) | 実績 | 特徴 | 受講形式 | 担当講師 | 対応時間 | 無料 カウンセリング | アクセス |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
公式サイト | 要お問い合わせ | ・年間受講者数1万5,000人以上 ・受講満足度98% ・1,000社以上の企業研修を担当 | 教室とオンラインを併用できる | スクール/オンライン ・少人数/個別授業 | 各分野のプロ講師 | ※スクールごとに異なる | あり | ※全国各地に校舎あり。 詳しくはこちら | ||||||||
公式サイト | Web Basicマスターコース ・15万5,100円(3ヶ月) | ・卒業生7千人以上 ・受講生の就職率83% | 時間や場所を自由に選べる | スクール/オンライン ・マンツーマンレッスン | 各分野のプロ講師 | ※スクールごとに異なる | あり | ※全国各地に校舎あり。 詳しくはこちら |
パソコン教室アビバはKENスクールと同様に、各分野のプロ講師が講義を担当します。また両校とも規模に違いはあるものの、全国に校舎を展開するというところも共通点といえます。
ちなみに、KENスクールは前述したとおり全国に8校を展開していますが、パソコン教室アビバは全国に約90校を展開する大規模なスクールです。
違いとしては受講形式です。両校とも通学とオンラインに対応しています。ただし、KENスクールは基本的に通学がメインと考えておいたほうが良さそうです。
前述したとおり、KENスクールはKENスクールONLINEというオンライン専門のコースを用意しています。ただし、Webデザイン系のコースしかありません。また、通学コースとはカリキュラム自体が異なります。
以上により、KENスクールは通学 + オンラインというスタイルには対応していない点は注意しておきましょう。
KENスクールはどんな人におすすめ?
ここまで記事を読んできた方の中には、
KENスクールが自分にあうスクールか判断できない……
という方もいますよね。
そこで、最後にKENスクールがどんな人におすすめなのかを解説します。KENスクールへの入校を迷っている方は、参考にしてみてください。
KENスクールがあう人
KENスクールは、下記のような人におすすめです。
- 対面で直接教わりたい人
- 自己学習が苦に感じない人
何かを「学習しよう」と思っても、「なかなか自宅では捗らない」という方もいますよね。家族などからの干渉があったり、スマートフォンやゲームなどの誘惑があったりするため、ついつい学習の手が止まってしまうというのは皆さんも経験がありますよね。
そのため、本気でプログラミングの学習をするのであれば、きちんと「環境を切り替えたい」と考えている人も多いといえます。
KENスクールは全国に8校を有しています。また、講義はマンツーマンレッスン形式であるため、些細な疑問なども気兼ねなく質問できます。そのため、学習時は敢えて環境を切り替えたいと考えている人にとって、KENスクールはおすすめです。
また悪い口コミでは、講師によるレベルの差や講師が不在の場合は独学になる、というものがありました。このような点から、基本的に1人で黙々と勉強しつつ、分からないことは出てきた時点で質問ができれば良いという方にとっては、KENスクールは合っているといえます。
KENスクールがあわない人
下記に該当する人は、KENスクールにあわない可能性があります。
- 講師の質にこだわりが強い人
- オンラインでの学習をメインにしたい人
KENスクールの場合、担当講師によっては適切なアドバイスをもらえなかったり、疑問が解消できなかったりするケースがあるようです。そのため、効率的に学習を進めたい人にとっては不満を感じてしまう可能性があります。
また、KENスクールのオンラインコースはWebデザイン関連のコースしか用意されていません。そちらのコースも2021年1月に開校したばかりであるため、まだカリキュラムをブラッシュアップをしている最中とみたほうがよいです。
そのためオンラインで「プログラミングを学びたい」と考えている人は、ほかのスクールを検討してみましょう。
次の記事では地域や目的、条件から自分に合うプログラミングスクールを探せます。「KENスクールだけでなく、他のスクールも見てみようかな」と感じた方は、ぜひ活用してみてくださいね。
まとめ
今回はKENスクールについて、受講生や卒業生の口コミを紹介しました。
KENスクールは開校30年という実績に加えて、フリータイム制や個別授業へのこだわりなど、さまざまな特徴を持っています。「通学形式でプログラミングを学びたい」と考えている人には、有力な選択肢の1つとなるはずです。
もしKENスクールへの入校を検討している方は、今回紹介した内容を参考にしてみてください。
関連記事
Pick up
「働き方」から
プログラミングスクールを探す
「職業」から
プログラミングスクールを探す
「年齢」から
プログラミングスクールを探す
「学べるスキル」から
プログラミングスクールを探す
- PHPが学べるプログラミングスクールおすすめ10選【2022】
- 【徹底比較】C言語が学べるおすすめプログラミングスクール6選
- 【iPhoneアプリ開発】Swiftが学べる教室・スクール5社を徹底解説
- Javaが学べるプログラミングスクールおすすめ9選【2022】
- JavaScriptが学べるプログラミングスクールおすすめ10選【無料あり】
- 初心者でも安心!Unityが学べるプログラミングスクールおすすめ7選
- WordPress講座のあるプログラミングスクール!おすすめ8選
この記事の監修者
株式会社SAMURAI
【プロフィール】 DX認定取得事業者に選定されている 株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。 「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。 累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、 累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、 2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
20代女性
パート・アルバイト(独学の経験あり)