アプリ開発が学べるおすすめスクールはどこなんだろう?
いまやアプリは生活に欠かせないもの。自分でも便利なアプリを開発したいと考えている人は多いのではないでしょうか。
アプリ開発ができる人材の需要は高く、アプリ開発の技術があれば、転職などはもちろん開発したアプリを元に起業するなどの選択肢も広がります。
しかしアプリを開発するにはプログラミング言語の習得などが必要です。まったくの初心者からでは簡単とはいえず、独学では学習を挫折する可能性が高いです。
そこでオススメするのが、スクールでアプリ開発を学習することです。でも、アプリ開発が学べるプログラミングスクールは検索すると沢山あります。どこを選べばいいのか悩んでしまいますよね。
なんとなく選んでしまうと、「通ったけど結局アプリ開発の技術は身につかなかった!」なんて可能性もあるのです。
そこで今回はアプリ開発が学べるおすすめプログラミングスクール6校を紹介していきます。各スクールを表で一覧にして、学習のコツもお知らせしますね。
この記事の目次
アプリ開発を学べるスクールの一覧
スクール名 | 受講形式 | 講師の質 *1 | 作れるアプリ *2 |
侍エンジニア | オンライン | ◎ | ◎ |
TechAcademy | オンライン/教室 | ◎ | ◎ |
CodeCamp | オンライン | ◎ | ◎ |
パソコン教室アビバ | 教室 | 動画授業 | ◯ |
Winスクール | 教室 | ◯ | ◯ |
KENスクール | 教室 | ◯ | ◎ |
アプリ開発を学べるスクールの選び方
受講形式
受講形式にはオンライン型と教室型があります。
オンライン型は全国どこでも受講できて通学時間がないため、時間を効率的に使うことができます。教室型は通って学ぶため学習モチベーションを保ちやすく、講師に質問しやすいです。
どちらも一長一短があるため、自分にあった形式を選択しましょう。

講師の質
プログラミングスクールの講師は、「現役エンジニア」か「専業のスクール講師」の二つに大きく分けられます。
現役エンジニアの講師は、アプリ開発の現場で使われている実践に即した技術や開発フローを教えるのが得意です。専業のスクール講師は、スクールが設定した規定のカリキュラムをそつなく教えるのが得意な傾向があります。
すでに作りたいアプリのイメージがある人や、アプリ開発者として仕事にしていきたい方は現役エンジニアの講師から学ぶのがオススメです。一通りの開発の知識を得たい方は、専業のスクール講師から学ぶのが効率的な傾向があります。
作れるアプリ
アプリ開発の力を身につけるなら、ここが肝心かなめです。カリキュラムのなかで、自分が企画したオリジナルのアプリを作れるスクールと、手順に沿ってサンプルアプリを組み上げていくスクールがあります。
サンプルアプリよりもオリジナルアプリを作る方が、開発の実力が身につきます。サンプルアプリは教材をなぞるだけで完成してしまいますが、オリジナルアプリは企画の段階から自分のアイディアを形にしていきます。
転職の際にも、実績として評価されるには作ったアプリがオリジナルであることが前提です。アプリ開発を仕事にしていきたい方はオリジナルアプリを作れるスクールを選びましょう。
アプリ開発を学べる各スクールの紹介
挫折せずに習得するなら「侍エンジニア」
侍エンジニアにはアプリ開発専門のコースはなく、生徒の目標にあわせフルオーダーメイドのカリキュラムを組みます。そのため「どんなアプリを開発したいのか?」という所からプログラミング言語を習得できます。
授業はオンラインマンツーマン形式で最初から最後まで1人の現役エンジニアが直接指導。現場で使える実践的な技術を学ぶことができます。
専任の転職・就職アドバイザーが卒業後の進路もサポートし、生徒の目標に寄り添います。
スクール名 | |
受講形式 | オンライン |
講師の質 | 現役エンジニア |
作れるアプリ | オリジナル |
コース名 | デビュープラン(1ヶ月:¥168,000) アドバンスプラン(3ヶ月:¥416,100) エキスパートプラン(6ヶ月:¥663,100) 入会金:¥29,800(全て税抜) |
転職・就職 サポート |
あり ※キャリアアドバイザーが担当、転職成功でコース料金が0円になる「転職コース」もあり |
様々なコースがある「TechAcademy」
TechAcademyもオンライン完結のプログラミングスクールで、こちらは自学中心で進めたい方のためのスクールです。講師によるオンラインレッスンは週2回・30分。それ以外はテキストを利用して自学が中心です。
「Webアプリケーションコース」では学習期間内に「メッセージボード」「Twitterクローン」「オリジナルサービス」の3つを作成しリリースすることを目標にします。また、このコース以外にもスマホ向けアプリや、UI/UXに集中した物など、様々なコースが用意されています。
転職支援も充実しており、受講者限定のサイトでは求人情報の閲覧やスカウトが届くことも。転職できない場合、レッスン料を全額返金してくれる「転職保証コース」もあります。
スクール名 | |
受講形式 | オンライン/教室 |
講師の質 | 現役エンジニア |
作れるアプリ | オリジナル |
コース名 | Webアプリケーションコース、Javaコース、フロントエンドコース、iPhoneアプリコースなど
4週間プラン 139,000円〜16週間プラン289,000円(税別) |
転職・就職 サポート |
あり ※転職保証コースもあり |
お手頃価格で学べる「CodeCamp」
CodeCampも完全オンラインのプログラミング学習サービスです。
アプリ開発向けの技術を学ぶなら、Webサービスの基礎を習得できる「Webマスター」やスマホアプリ開発向けの「アプリマスター」などのコースが該当します。
サポート時間が長いのが特徴で、平日・土日問わず朝7時~深夜23時40分でオンラインチャットで対応、添削も無制限で受け放題です。
レッスン料も比較的割安で、受け放題のコースが6ヶ月で698,000円という料金で受けられるため、料金面を気にする方は検討してみてはいかがでしょうか。
スクール名 | |
受講形式 | オンライン |
講師の質 | 現役エンジニア |
作れるアプリ | オリジナル可 |
コース名 | 2ヶ月プラン マスターコース 148,000円、プレミアムコース 248,000円、プレミアムプラスコース 398,000円 4ヶ月プラン マスターコース 248,000円、プレミアムコース 348,000円、プレミアムプラスコース 498,000円 6ヶ月プラン マスターコース 298,000円、プレミアムコース 398,000円、プレミアムプラスコース 698,000円 入学金:30,000円(税抜) |
転職・就職 サポート |
あり ※転職保証コースもあり |
全国100校以上「パソコン教室アビバ」
パソコン教室アビバは、全国に100校以上を展開するパソコンスクールの最大手です。教室に赴き、動画の授業を受ける形式です。
アプリ開発の技術が学べるのは「プログラマーコース」と「Webエンジニアコース」で、コースのなかでJava、PHP、JavaScript、SQLやAndroidアプリ制作など幅広く学習項目を選択することができます。
校舎にキャリアナビゲーターがいて学習進捗を相談することができます。しかし技術的な相談は難しいため、ある程度は独学でも問題ない方にオススメです。
スクール名 | |
受講形式 | 教室 |
講師の質 | 動画授業 |
作れるアプリ | サンプルアプリ |
コース名 | Webエンジニア・プログラミング、Androidアプリ入門(受講料は問い合わせ)
入学金 22,000円(税込) |
転職・就職 サポート |
あり ※キャリアナビゲーターによる就職サポート&関連会社への紹介など |
企業研修でも実績豊富「Winスクール」
Winスクールは全国に50校以上を展開し、年間1万7000人が受講している人気のPCスクールです。
アプリ開発に関しては「WEBシステム・WEBアプリ開発コース」と「Androidアプリ開発コース」が用意されています。Androidアプリ開発はJavaのフレームワークであるSpring Frameworkを利用するので、Javaの習得者向けのコースになっています。
自分のライフスタイルに合わせて「曜日固定」「自由予約」「事前予約」の3つから受講日を選べるので、日によってスケジュールが変わってしまう忙しい社会人の方でも通いやすいでしょう。
スクール名 | |
受講形式 | 教室 |
講師の質 | 専業スクール講師 |
作れるアプリ | サンプルアプリ |
コース名 | Javaプログラマ 受講料: 228,000円、、教材費:7,000円Androidアプリ開発(プログラミング経験者向け) 受講料: 96,000円、、教材費:4,000円入学金:18,000円(全て税別) |
転職・就職 サポート |
あり ※講師がキャリアカウンセラー |
都市部で通いやすい「KENスクール」
KENスクールは、東京・横浜・名古屋・大阪・札幌に校舎がある老舗のスクールです。「iPhone & Androidアプリ開発コース」ではiPhoneアプリを開発する言語「Swift」とAndroidアプリを開発する言語「Java」をセットで学べます。
しかも個別指導で池袋以外の複数の教室も利用可能です。専任のキャリアコーディネーターによる就職サポートも充実しています。
スクール名 | |
受講形式 | 教室 |
講師の質 | 専業スクール講師 |
作れるアプリ | オリジナル(アプリ開発コース) |
コース名 | Javaコース ¥365,000 iPhone & Androidアプリ開発コース ¥272,000(全て税別) |
転職・就職 サポート |
あり ※ グループ会社の人材エージェントチームと連携 |
アプリ開発で学ぶスキルや知識
アプリ(アプリケーションソフトウェア)とは、OS上で動作するソフトウェアのことです。OS以外のソフトウェアを広く指す言葉ですが、近年では「スマホやWebブラウザで使える便利機能」といった意味合いが強くなっています。
プログラミングスクールでの「アプリ開発コース」もそのようになっていて、スマホアプリやWebアプリの開発を学習するものになっています。
ここではスクールで学ぶ「アプリ」の種類や、開発に必要な言語や技術を紹介します。
アプリの種類
「アプリ」は大きく3種類に分けることができます。
- Webアプリ
- ネイティブアプリ
- ハイブリットアプリ
Webアプリはインターネットブラウザで利用できるものです。Googleや食べログなどがこの例です。
ネイティブアプリは、スマホやタブレットなどの端末にアプリをダウンロードし、インストールをして作動するアプリです。
最後のハイブリッドアプリは、上記2のアプリの特徴を兼ね備えたアプリです。
それぞれのより詳細な違いや例については以下の記事にまとめています。あわせてお読みください。

開発で利用するプログラミング言語
アプリ開発で利用されるプログラミング言語には様々なものがあります。主な言語を以下に列挙しますが、1つのアプリ開発で全てを利用するわけではありません。
HTML/CSS | 画面に表示される文字やデザインを指定する言語 |
Javascript | アニメーションなどの動きをつけたり様々なことができる言語 |
Kotlin | Androidアプリ開発用の言語 |
Swift | iOSアプリ開発用の言語 |
Java | 端末の種類を問わずに色々なアプリを作成できる |
PHP | Webアプリ開発で利用される |
Ruby | Webアプリ開発で利用される |
下記のリンク先の記事では、言語のもっと詳しい紹介や選び方を解説しています。あわせてご覧ください。
必要な知識
アプリ開発にはプログラミング言語のほか、下記の知識も重要になってきます。学ぶことは多いですが、アプリ開発のためには欠かせないものです。
「開発環境」
プログラミングを用いて開発するために必要な環境です。
「フレームワーク」
効率的に開発するため、頻繁に必要とされる基礎的な機能がまとめて用意されているものです。
「UI/UX」
UIは「ユーザーインターフェース」の略で、アプリを操作するボタンなどのことです。ユーザーが混乱せずにわかりやすく操作できるような工夫が必要です。
UXは「ユーザーエクスペリエンス」の略で、アプリを利用した人の感情まで含めた体験のことです。アプリをストレスなくいい気持ちで使ってもらいたいですよね。
アプリ開発に必須の資格はない
アプリ開発で必須になる資格はありませんが、役に立つ資格では広くシステム開発の知識を証明できる情報処理推進機構の「システムアーキテクト試験」や「プロジェクトマネージャー試験」、Androidアプリ開発者ならばOESFの「Android™技術者認定試験」などがあります。
資格は就職や転職でも評価されるものではありますが、まずは手を動かして開発の学習に打ち込みましょう!
HTMLやCSSは自習しておこう
WebアプリやスマホアプリでもHTML/CSSは基本中の基本です。他の開発言語に比べて難易度は低いので、スクールへ入学する前に自習して身につけておくのがオススメです。
自習のためのWebサイト
侍エンジニアの無料学習サイト「侍チュートリアル」でもHTML/CSSを効率的に学習できます。HTML/CSSの学習がまだの人はぜひチャレンジしてください!(無料会員登録で全てのチュートリアルを利用できます)
アプリ開発を習得した後にできること
アプリ開発をスクールで学べば、アプリの開発はもちろん、それ以外に何ができるのでしょうか? メリットは多いです。ここではそれらを紹介していきますね。
就職や転職
まずは当然ですが、IT企業へ就職/転職しやすくなります。アプリの企画〜公開まで自力でできた人は、一般的なITリテラシーは軽くクリアしている評価になります。
一つ注意したいのが、チュートリアルをなぞっただけの、ありきたりなアプリだとあまり評価されないことです。あなたのアイディアや工夫がちゃんと反映されてたアプリでないと、大きな評価にはなりません。
侍エンジニアではオーダーメイドカリキュラムにより、自分だけのオリジナルアプリを開発することが可能です。
副業
アプリを開発すれば、アプリの有料化やアプリに表示する広告など収益をあげることが望めます。しかし初心者が作ったアプリがそれなりの稼ぎを生むのはハードルが高いのも事実です。
より堅実に稼げる副業としては、自分のアプリ開発スキルを売ることです。クラウドソーシングサイトではアプリ開発の時間単価は3000円〜が相場になっています。
アプリ開発スキルは今の業務に活かせる
アプリ開発スキルはIT業以外でも活かせます。そもそもITは手段の一つでしかありません。
いま携わっている仕事がIT業界以外でも、アプリの企画から開発、運用までを行った経験は強みになります。例えば自社システムの効率化やECサイトの構築と運用、SNS・Webサイトを使った広報などなど、応用できるスキルばかりです。
アプリを作れることにより、社会人・商売人としてできる幅は広がります。
最後に:アプリ開発スクールの選び方が重要な鍵になる
今回はアプリ開発が学べるおすすめプログラミングスクール6校を紹介しました。
当然ですが、スクールを選ぶには「アプリ開発」という自分の目標を達成できるスクールであることが大事です。ただチュートリアルに沿ったお決まりのアプリを作るだけなら、わざわざスクールに行かなくても独学で達成できるかもしれません。
侍エンジニアでは、あなたの目標に合わせたオーダーメイドカリキュラムを作成し開発学習を進めます。
無料体験レッスンでは、オリジナルアプリ開発を達成する手段や学習すべきことをアドバイザーがお答えします。相談だけでもあなたのオリジナルアプリ開発までの道のりが具体的になるので、ご気軽にお問い合わせください。
この記事があなたのスクール選びの参考になれば幸いです!