プログラミング初心者は、何から学び始めればいいの?
プログラミング初心者におすすめの学習手順や学習方法を知りたい
副業やリモートワークで注目されている、プログラミングを学びたいと考える方が増えています。しかし何から始めたらよいのかがわからず、上記のように考えているプログラミング初心者も多いですよね。
正しい手順や方法を知らずに学び始めると、遠回りになったり、挫折したりしてしまうことも。そこで本記事では、まずプログラミング初心者は何から始めれば良いのか、その学習手順やおすすめの教材を紹介します。
プログラミング未経験の方でも読みやすい内容なので、ぜひご一読ください。
この記事の監修者
フルスタックエンジニア
金田 茂樹
音楽大学卒業後、15年間高校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、侍エンジニアのインストラクターを始め、フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも登壇している。
この記事の目次
初心者は独学でプログラミングを習得できるのか
結論から言えば、プログラミング初心者でも、独学での習得は可能です。最近ではプログラミングを学べる教材が数多く存在し、独学でも習得しやすくなっています。
しかし実際のところ、プログラミングに興味がある人の多くは、スクールの利用を考えています。弊社の調査によると、約61%の人がプログラミングの勉強を始めるならスクールを選ぶと回答しました。
調査概要:プログラミングに興味がある方の意識調査
調査対象:プログラミング学習を検討している10代~50代の男女100名
調査期間:2021/11/19~2021/12/3
調査媒体:株式会社クラウドワークス
独学での習得を考える人が少ないのには、それだけの理由があります。それを把握するために、まずはプログラミングにおける独学の実態について見ていきましょう。
習得目安はおよそ1,000時間
プログラミングを実務レベルまで身につける場合、習得時間としておよそ1,000時間は必要と言われています。毎日3時間きっちり勉強したとしても、10ヵ月以上もかかるのです。
もちろん、勉強者の適性や言語の難易度といった条件によっても習得時間は前後します。プログラミングに関する前提知識を持たない初心者だと、もっと時間がかかることも珍しくありません。
次の記事では、プログラミング初心者がスキル習得までにかかる勉強時間の目安を、学習継続のコツも交えて解説しているので、あわせて参考にしてください。

挫折する独学者も多い
プログラミングを習得するまでの道のりはとても長いため、勉強の途中で挫折してしまうプログラミング初心者が後を絶ちません。次の記事にもある通り、プログラミング学習で挫折や行き詰まりを感じたことがある人の割合は約90%にものぼります。
調査概要:プログラミング学習の挫折に関するアンケート
調査対象:10代〜80代の男女298名
調査期間:2019年8月13日~8月20日
調査方法:インターネット調査
掲載元:PR TIMES
その理由として特に多いのは、不明点やエラーを自分で解決できないことです。不明点やエラーについて誰にも質問できない独学では、勉強を進められなくなり多くの人が挫折しています。
調査概要:プログラミング学習の挫折に関するアンケート
調査対象:10代〜80代の男女298名
調査期間:2019年8月13日~8月20日
調査方法:インターネット調査
掲載元:PR TIMES

また、独学だとまわりに刺激をくれる人がいないため、モチベーションの維持が難しいという声もあります。プログラミング初心者が挫折せずに習得することは、簡単ではありません。
とはいえ、初心者からプログラミングを習得して稼いでいる人も実際にいます。適切な学習手順を踏めば、独学でもプログラミングの習得は可能です。

プログラミング学習に必要なものを揃えよう
プログラミング学習を始めるなら、必要なものを揃えましょう。プログラミング学習には、次の3つが必須となります。
- パソコン
- インターネット環境
- 開発環境
それぞれ順番に解説します。
なお、次の記事ではプログラミング学習に必要なものをより詳しく紹介しているため、あわせて参考にしてください。

パソコン(PC)
プログラミングにはパソコンが欠かせません。ただし、スペックが低いものだと動作スピードが遅くなることもあります。プログラミングに適したパソコンの用意が必要です。
パソコンの購入前には、下記の3条件を満たしていることをチェックしましょう。
- CPU:i5以上
- メモリ:8GB以上
- ストレージ:256GB以上(SSDを推奨)
iOSのスマホアプリやmacOSのパソコンアプリを作りたい場合は、Macパソコンが適しています。「Xcode」という便利な開発環境を無料で使用できるためです。
それ以外のものを作りたい場合は、国内外トップシェアのWindowsパソコンを選んでおけば間違いありません。自宅以外でも学習したい場合は、ノートパソコンを選びましょう。
次の記事では、プログラミング初心者におすすめのパソコンを選び方も交え詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

「おすすめのパソコンを動画で知りたい」という方には、下記がおすすめです。
インターネット環境
プログラミング学習では調べものをしたり、必要なツールをダウンロードしたりすることがあります。よって、快適にプログラミングを学べるインターネット環境も必須です。
自宅学習だけなら、「光回線」などの固定回線で問題ありません。自宅外でも学習するなら、セキュリティ性の高いモバイル回線が求められます。
自宅外では、「テザリング機能」に対応したスマートフォンを用いて、パソコンをインターネット接続する手もあります。ただしモバイル回線は、容量制限があるのでなので注意が必要です。
開発環境
「開発環境」とは、プログラムの作成や実行といった開発作業を効率化するソフトウェアのことです。開発環境は言語によって異なり、たとえば「Python」を学ぶならPython用の開発環境を準備する必要があります。
初心者には、「Cloud9」のようなクラウドサービスもおすすめです。ソフトをダウンロードしなくても、Webブラウザ上でコーディングやデバッグ(動作の確認)などができます。
なお、次の記事ではそもそもプログラミングに必要な環境とは何なのか、その特徴や構築の仕方を詳しく解説しているので良ければ参考にしてください。

学習前に押さえておきたいプログラミング独学サイクル
効率よくプログラミングを学ぶ上で重要なのは、積極的に実践学習を重ねていくことです。たとえば基礎文法の学習にしても、文法自体を学んだら自分で実際に書いて動かしてみることが効果的です。
また、長期間にわたり挫折せずに独学を続けていくためには、学習サイクルを把握することも大切です。ここでは、実践学習を組み込んだ効率的な学習サイクルを、基礎編・応用編に分けて紹介します。
基礎的な学習サイクル
基礎的なプログラミング学習サイクルでは、実践学習にオリジナリティを入れる必要はありません。基礎文法を覚える場合や、既存のサンプルプログラムを模写する場合は、上図の学習サイクルにしたがって学びましょう。
まずは、学習のゴールを決めます(Goal)。次に、ゴールにたどり着くために必要な教材を選んで学びます(Input)。その後、学習した内容に沿って実践しましょう(Output)。
プログラムが完成したら、エラーや動作上の問題がないかチェックが欠かせません(Check)。チェック結果をもとに、次は同じミスをしないように改善策を考えましょう(Adjust)。
以降は、Input・Output・Check・Adjustを繰り返しとなります。
応用的な学習サイクル
基礎が固まってきたら機能追加やデザイン変更など、オリジナリティを加えた実践学習を行いましょう。上図の応用的なプログラミング学習サイクルがおすすめです。
最初に学習のゴールを決めるのは、基礎編と同様です。その後は、自分のアイデアをしっかり形にするために、機能の設計を行います(Plan)。
どんな機能を作ればよいか明確になったら、その機能を実現するための要素を調査しましょう(Research)。以降は基礎編と同じ要領で、Input・Output・Check・Adjustの学習サイクルを回していきましょう。

【初心者向け】プログラミングの学習手順
プログラミング初心者が挫折せずに学習するなら、次の8ステップがおすすめです。
- ステップ1:プログラミングの学習目的を決める
- ステップ2:学ぶプログラミング言語を決める
- ステップ3:教材を選ぶ
- ステップ4:HTML/CSSを学ぶ
- ステップ5:選んだ言語の基礎文法・構文を学ぶ
- ステップ6:サンプルアプリ/Webサイトを作ってみる
- ステップ7:サンプルアプリ/Weサイトをカスタマイズする
- ステップ8:オリジナルサービスを開発する
なお、今回はプログラミング初心者の方に向け、Webのアプリケーション開発に必要な学習手順を解説いたします。
また、次の記事でもプログラミングを独学したい人向けの勉強法を紹介しているので、あわせてご一読ください。

では、それぞれのステップを詳しく解説していきます。
ステップ1:プログラミングの学習目的を決める
いざプログラミングを学び始めたときに、目的があいまいだとモチベーションを維持できません。プログラミング学習を成功させるためには、目的を明確にしましょう。
ここで言う目的とは、言い換えれば「プログラミングを学んだ先にどうしたいのか」です。プログラミングを仕事にすることを前提とした場合、目的の例としては次の3つが挙げられます。
- 就職・転職して、高収入を実現したい
- フリーランスで、自由に働きたい
- 副業で、すき間時間を使って稼ぎたい
もちろん、次のように仕事・趣味を問わない目的でもOKです。
- プログラミングを学んでみたい
- この世にない自分だけのアプリを作りたい
ただし、プログラミングも一種の「ものづくり」です。いずれの目的にしても、それらの達成に必要となる具体的な目標である「プログラミングで何を作るか」まで明確にしましょう。
たとえばスマホアプリに興味があるなら、「スマホアプリを作ってフリーランスで自由に働きたい」などを目的・目標にすれば問題ありません。とはいえプログラミング初心者だと、「作りたいものがない」「何が自分に向いているかわからない」という人も多いですよね。
そんな人は、弊社の「プログラミング学習プラン診断」をお試しください。4つの質問に回答するだけで、あなたに合った目的や言語、学習プランを教えてくれます。
プログラミング学習プラン診断はこちらボタンステップ2:学ぶプログラミング言語を決める
プログラミングの目的や目標が決まったら、それを達成する具体的な手段である「プログラミング言語」を決めましょう。プログラミング言語とは、プログラムを書くときに使う言葉のことです。
今では何百種類ものプログラミング言語が存在し、できること・作れるものはそれぞれ異なります。上画像を例に、ステップ1で明確にした「作りたいもの」を開発できるプログラミング言語を選びましょう。
ステップ3:教材を選ぶ
プログラミング言語を独学するためには、教材選びも欠かせません。代表的なプログラミングの教材は、下表の4種類です。
プログラミング教材の種類
それぞれにメリットがあるため、自分に合った教材の種類を選びましょう。ただし、どの種類にしても数多くの教材が存在し、「どれを選べばいいかわからない」という人も多いですよね。
おすすめの教材を後ほど紹介するので、ぜひ最後までご覧ください。また、「今すぐおすすめの教材を確認したい」という人は、次のリンクをタップしてください。
ステップ4:HTML/CSSを学ぶ
初心者がプログラミングを学習するときは、まず「HTML」と「CSS」から始めましょう。HTMLとCSSは、Webページを作るための言語です。HTMLは段落や見出しといった構成、CSSは文字色などのデザインを決定します。
これらは「マークアップ言語」と呼ばれるもので、プログラミング言語のようにコンピューターへの命令は記述しません。それでもHTML/CSSを学ぶべき理由は、Web系プログラミングの足掛かりとなるためです。
Web系は需要が高い上に習得しやすいプログラミング言語が多いため、初心者に最もおすすめです。また、先にHTML/CSSを身につけておけば、プログラミング言語にチャレンジするための自信につながります。
暮らしに欠かせないWebの仕組みを理解できるメリットもあり、Web以外の分野を志している人でも学んで損はありません。
ステップ5:選んだ言語の基礎文法・構文を学ぶ
HTMLとCSSの基本を学んだら、次は選んだプログラミング言語の基礎的な文法・構文を学習します。入門レベルの学習本や学習サイトで、書かれている基礎知識を順番に吸収していけばOKです。
このとき、プログラミング言語に合った開発環境も導入しましょう。教材に書かれたプログラムを実際に書いて動かすことでイメージしやすくなり、理解がスムーズになります。
また、文法や構文といったプログラムの書き方が一通り理解でき余裕がある方は、「フレームワーク」も使ってみましょう。フレームワークは「プログラムのひな形」のようなもので、開発を効率化するために欠かせません。
ただ、RubyならRuby on Rails、JavaScriptならjQueryといった具合に、使えるフレームワークは言語ごとに異なります。前もって選んだプログラミング言語にあうフレームワークを確認しておきましょう。
ステップ6:サンプルアプリ/Webサイトを作ってみる
プログラム開発の仕事では、仕様書や設計書をもとにプログラミングします。独学ではそこまで正式な文書は不要ですが、実践学習には「何をどうやって作るか」という情報が必要です。
しかしプログラミング初心者では、何をどうやって作ればいいかわかりませんよね。そこで、まずはサンプル(お手本)にならってアプリを作ってみるのがおすすめです。
学習サイトなどの教材の多くは、「何をどうやって作るか」まで教えてくれます。こうした教材を頼りにサンプルアプリを作成して、アプリ開発の感覚をつかみましょう。
また、既存の優れたWebサイトやサービスも、一種のサンプルといえます。「こんなサービスを作りたいな」というサンプルがあれば、模写(真似)にトライするのも効果的です。
次の記事では、模写しながらコーディングするポイントを解説しているので、良ければ参考にしてください。

ステップ7:サンプルアプリ/Weサイトをカスタマイズする
サンプルアプリを作っただけでは、一からアプリを作れるレベルには達していません。そのため、作成したサンプルアプリに対して、オリジナル要素を加えながら慣れていきましょう。
たとえばボタンを追加したり、アニメーションを追加したりなど、さまざまなカスタマイズが考えられます。決まったものはありませんが、「今のアプリをより良くする」という意識が大切です。
カスタマイズのアイデアを見つけるときには、下記2つの視点で考えることをおすすめします。
- 課題ベースで考えてみる
例)ここが不便だな⇒もっと使いやすくするにはどうしよう? - 既存の別要素を組み合わせて考えてみる
例)あのサービスにある機能をここに入れたらどうだろう?
あくまで勉強の一環のため、失敗を恐れずチャレンジしましょう。
ステップ8:オリジナルサービスを開発する
サンプルのアレンジに慣れてきたら、オリジナルサービスの開発にステップを進めましょう。
オリジナルサービスの開発は、下記の手順で行います。
- 1.企画
- 2.設計
- 3.実装
アイデアを考えて企画に落とし込み、それを実現できるよう設計して、実際に作ってみます。
実装できたら期待どおりに動くかどうか確かめて、エラーがあれば修正します。うまく動かないところがあっても、それを適切に修正していくことができれば問題ありません。
開発したオリジナルサービスは、転職活動をするときや副業で案件獲得するときにポートフォリオとして活用できます。
オリジナルアプリを作成できたら、案件獲得や転職・就職まであと一歩です。
プログラミング初心者におすすめの学習教材
ここでは次の4種類に分けて、プログラミング初心者におすすめの教材を紹介します。
- 学習サイト
- 学習本
- 学習ゲーム
- 学習アプリ
それぞれのメリットがあるので、組み合わせて学習効果を高めていきましょう。
また、次の記事ではプログラミング学習教材の選び方を、おすすめの教材も交えて解説しているのであわせて参考にしてください。

学習サイト
Webブラウザさえあれば使える学習サイトなら、パソコンで知識を得ながら効率的な実践学習が可能です。テキスト形式や動画形式など幅広くあり、自分に合ったものを選びやすい魅力もあります。
学べる言語もさまざまで、学習サイトによって料金体系も違いますので選ぶまえに必ず確認しましょう。ここでは、プログラミング初心者におすすめの学習サイトを2つ紹介します。
「SAMURAI TERAKOYA」は、弊社が提供しているサブスク型の学習サイトです。月額3,278円(税込)で全ての教材が使い放題となり、人気のプログラミング言語を幅広く学べます。
また、「Q&A掲示板」で現役エンジニアに何度も質問できる上に、マンツーマンレッスンも月に一度受けられます。オンラインで安心してプログラミングを学びたい人は、ぜひご利用ください。
公式サイトで詳細を見る「ドットインストール」は、1本あたり3分程度の動画でプログラミングを学べるサイトです。基本的な内容は無料でも学べるため、すき間時間に学びたい人は試してみると良いでしょう。
また、次の記事ではこの2つ以外にもおすすめのプログラミング学習サイトを数多く紹介しているので、ぜひご覧ください。

学習本
書店や通販サイトをチェックすると、数多くのプログラミング学習本が見つかります。学習本ならオフラインでも学べる上に、1冊で幅広い知識を得られるメリットがあります。
学べる言語はもちろん、入門レベルから応用レベルまで難易度も幅広いため、自分のスキルに合わせて選びましょう。ここでは、プログラミング初心者におすすめの学習本を2冊紹介します。
「おうちで学べるプログラミングのきほん」は、実践しながらプログラムが動く仕組みを学べる1冊です。コンピューターの基礎やプログラミング言語の違いなども解説されており、予備知識なしでも読めます。
「ちゃんと使える力を身につける Webとプログラミングのきほんのきほん」は、これからWebプログラミングを学びたい人にぴったりの1冊です。インターネットやWebの仕組みから解説されており、Webプログラミングに欠かせない基礎知識が身につきます。
また、次の記事ではこの2つ以外にもプログラミング初心者の独学におすすめの本を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

学習ゲーム
ゲーム感覚でプログラミングを学べるサービスもあります。ゲームのジャンルはRPGやパズルなど、さまざまです。楽しみながら飽きずに学べるため、モチベーションを維持できるか不安な人に適しています。
無料で学べるサービスも数多くありますが、学びたい言語をサポートしているかを確認しましょう。ここでは、プログラミング初心者におすすめの学習ゲームを2つ紹介します。
「コードクロニクル」は、RPG感覚で人気のプログラミング言語を学べるサービスです。コードを魔法のように書いていくうちに、自然にプログラミングスキルが向上します。
「CodinGame」は、パズルゲーム感覚でプログラミングを学べるサービスです。基本的に英語表記ですが学べる言語がとても幅広く、プログラムのデバッグなども学べます。
こうしたプログラミング学習ゲームも、当然ながらプログラムで作られています。ゲームでプログラミングを独学してみたい人は、次の記事もぜひお読みください。

学習アプリ
スマートフォンでプログラミングを学べるアプリもあります。すき間時間に学べるのはもちろん、初心者向けのアプリが多いため、気軽に始めやすいのも魅力です。
学習アプリは、学習サイトと同様に料金体系や学習形式が異なるため、自分に合ったものを選びましょう。ここでは、プログラミング初心者におすすめの学習アプリを2つ紹介します。
「Progate」は、スライド形式でわかりやすくプログラミングを学べるアプリです。人気のプログラミング言語に幅広く対応しており、イラストが充実しているため初心者でもイメージしやすいでしょう。
「Udemy」は、さまざまな講師が公開しているプログラミングの講座動画を選んで学べるアプリです。動画は買い切り型のため、一度買ってしまえば何度でも繰り返し学習できます。
また、次の記事では大人向け・子供向けのプログラミング学習アプリを紹介しています。スマートフォンで気軽に独学したい人は必見です。

プログラミングを上達させるコツ
プログラミング上達のコツをつかむことで、初心者でも学習がスムーズになります。ここでは、3つのコツを紹介します。
- 完全な理解を求めるよりも作ってみる
- わからない部分に戻って詳しく調べる
- 30分悩んでわからなかったら質問する
1つひとつの文法や概念について、座学だけで完全に理解しようとすると、相当な時間がかかります。それよりも、ある程度不明点はあれどプログラムを実際に作ってみる方が、実践を通して効率的に理解できます。
もちろんプログラムの完成後には再確認して、わからない点や不安な点について詳しく調べましょう。そうすることで、完全に理解した状態で次の学習に進めるため、確実に知識を積み重ねることが可能です。
ただし、わからない点について自分だけで考えても、初心者だと答えが出ないケースも少なくありません。自分で30分程度は考えてみて、それでもわからなかったら「teratail」などのQ&Aサイトで質問しましょう。
プログラミング上達のコツをより詳しく知りたい人は、次の記事をご覧ください。

挫折なくプログラミングを学ぶならスクールがおすすめ
挫折なくプログラミングを学ぶなら、やはりスクールを利用するのがおすすめです。わからないことがあっても質問できますし、無駄のないカリキュラムで効率よく学べます。
弊社「SAMURAI ENGINEER」は、マンツーマン指導が特徴のオンライン型スクールです。現役エンジニアの講師が丁寧に教えてくれるため、独学のように挫折する心配がありません。
また、受講者に合わせたオーダーメイドカリキュラムのため、忙しい社会人でも無理なく利用できます。プログラミングを身につけて新しい人生を始めたい人は、まずは無料カウンセリングをお試しください。
無料カウンセリングの詳細を見るまとめ
今回はプログラミング初心者向けに、「何から始めれば良いのか」から、おすすめの教材まで幅広くお伝えしました。
プログラミングの習得には、多くの時間がかかります。遠回りしたり挫折したりしないように、学習方法や学習手順などの正しい知識を押さえることが大切です。
初心者だからといって、あきらめる必要はありません。今回の内容を参考にして、ぜひプログラミング学習にチャレンジしてみてください。