プログラミング学習教材の選び方|初心者向け&目的別のおすすめ6選

こんにちは。侍エンジニアブログ編集部のタテイシです!

プログラミングを学習したいと思った時、みなさんまず始めにググると思います。検索結果を見てみると、たくさんの学習方法や学習教材がでてきますよね。でも、

数が多すぎてどの学習教材を選んで勉強すればいいのかわからない…

そんな悩みを持つ人がいるかと思います。

そこで、今回は効率よくプログラミング学習できるおすすめの教材を厳選して紹介します。また、教材を選ぶポイントや学習方法も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

この記事の要約
  • プログラミングの学習教材は今の知識レベルや目的にあわせて選ぶべき
  • 初心者には学習しやすいWebサイト教材がおすすめ
  • 学習前に勉強へ集中できる環境を整えよう

なお、1人で学習が進められるか、途中で挫折しないか不安な人は「侍エンジニア」をお試しください。

侍エンジニアでは現役エンジニアと学習コーチの2名体制で学習をサポートするため、挫折しづらい環境で学習が進められます。

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また、次の記事ではそもそもプログラミング初心者は何から始めれば良いのか、その学習手順やおすすめの教材を紹介しているので良ければ参考にしてください。

プログラミング初心者が独学で0から学習を始められる完全入門ガイド

本記事の解説内容に関する補足事項

本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」、を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。

また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。

記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。

目次

プログラミング教材とは?

プログラミング教材の種類

プログラミング教材といっても、どんなものがあるのか分かりませんよね。教材によって、学習方法や目的が変わってきます。まずは、プログラミング教材にどんなものがあるか知っておきましょう!

入門書・参考書

教材といわれて思い描くのはこちらではないでしょうか。入門書や参考書は手軽に学習を始めるにはうってつけです。

しかし、書籍から学習を初めてしまうと載っていること以外が分かりません。書籍学習はある程度プログラミング知識を持った方におすすめします。

【メリット】

  • 専門的な知識が網羅されている
  • 低コストで始められる

【デメリット】

  • 記載された内容しかわからない
  • 臨機応変に対応できない

プログラミング学習サイト

プログラミング学習サイトは初心者〜上級者まで学習することができます。無料のサイトでも内容は充実しており、基礎までならば問題なく習得できます。

専門的な知識も、サイト毎に網羅しているため、サイトを使い分けることで様々な知識を身につけられます。

しかし、学習サイトはひたすらパソコンで作業をするため、明確な目的を持っていないと途中で挫折してしまうことが多いです。明確な目的を持って学習を続けられる方はプログラミング学習サイトをおすすめします。

【メリット】

  • 未経験者からでも気軽に始められる
  • サイトによっては質問出来る環境が整っている
  • 低コストまたは無料で始められる

【デメリット】

  • 挫折しやすい

IoT型教材

IoT型教材は、ロボットを組み立てて、プログラムを組み込むことでプログラミングを学ぶ教材です。プログラムを組むことで、実際にロボットを動かすことが出来るため、楽しみながらプログラミングを学習出来ます。

しかし、論理的なことは学習出来ないため、まずプログラミングに触れて見たいという方におすすめします。

【メリット】

  • 実際にロボットなどを組み立てて動かす事ができる
  • 感覚的にプログラミングを学べる

【デメリット】

  • 動かす方法を学べるが理論までは学べない
  • コストが高い

プログラミング教材の正しい選び方

ここから先はプログラミング学習サイトを中心に教材を紹介していきます。ここからおすすめのサイトを紹介するのですが、一つの疑問が。

この中からどうやって選ぶの!?

そうですよね。ぶっちゃけ選べないですよね。ということで、いくつか教材選びのポイントを解説します。

初心者はサイト学習すべし

これ、絶対に守ってください。「入門」と書かれていても、書籍から学習に入るのはダメ。何故かというと、本当に知識ゼロからやろうとすると、書籍だと理解しにくいからです。

理解が進まないと時間的コストが多くかかってしまいます。ある程度成果が出るまで頑張ろうとしても、学習意欲が落ちる懸念が大きくあります。したがって、初心者は取り掛かりやすい学習サイトを利用するようにしましょう。

目的と自分のレベルに合わせて選ぼう

当然といえば当然ですが、自分の目的とレベルに合わせて選びましょう。例えば超基礎的なプログラミングの理解を目指すのであれば、初心者向け学習サイトを利用すれば良いです。

それ以上に自分で「Webサイト開発をしたい」、「複雑なアプリ開発をしたい」など実務に近いレベルになってくると、専門書籍で学習する必要があります。

人による部分もありますが、基礎を身につけ応用で実際に制作物を作成するとなると、体系的にまとめられた書籍の情報が多くの場合必要になるからです。

こうしたことから、事前に自分自身のプログラミングを学ぶ目的とゴール設定をした方が良いでしょう。

【厳選!】おすすめプログラミング学習教材3選

それではここからおすすめプログラミング学習教材の紹介から入ります!今回は以下の視点で厳選しております。

  • 独学しやすい
  • 初心者でも分かりやすい
  • 時間のない社会人にもおすすめ

プログラミング学習の鉄板教材!「Progate(プロゲート)」

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引用元:Progate https://prog-8.com/

プログラミング学習の鉄板!みんな大好き「Progate(プロゲート)」です。おすすめポイントは以下の通り。

  • 初心者でもわかりやすいビジュアル
  • スライドで丁寧な説明
  • 初心者向けなのにたくさん学べる
  • スマホでも学べる

超イチオシポイントは素晴らしく見やすくて綺麗なUI。分かりやすい説明と練習用エディタが一緒になっているので、細かいインプットとアウトプットを高速で繰り返すことが可能です。今トレンドの言語を全て抑えています。

また、スマホ用アプリもあるので、電車移動などのスキマ時間にも学べるようになっています。特に初心者がプログラミングを学ぶにあたり、絶対に外せない教材になっています。合わせてこちらもどうぞ!

Progateを効率よく使って2ヶ月で未経験からエンジニアになった話

動画で学ぶプログラミング「ドットインストール」

スクリーンショット 2018-06-14 6.26.34

引用元:ドットインストール https://dotinstall.com/

ドットインストールもプログラミング学習の定番教材です。動画を見て、自分でエディタに書き込んで学習していくスタイルですね。

おすすめポイントは以下。

  • 動画で作業の全体像を把握できる
  • 目的別に学ぶべきことが分類されてる
  • 学習状況を管理できる
  • 学べる範囲が広い

動画で詳しく音声付きで解説してくれます。分からないポイントは何度も繰り返して再生できます。つまずいてもその都度動画を見返して理解を深められるのはありがたいですね!

プログラミングのWeb教材としてはパイオニア的存在なので、学べる幅も非常に広いです。自分が学びたいことを細かく検索できるので、必要な教材を簡単に探すことができます。こちらの記事もどうぞ!

ドットインストールで挫折せずに2ヶ月で未経験からエンジニアになった話

プログラミングだけじゃない!動画学習のSchoo(スクー)

Schoo

引用元:Schoo(スクー) https://schoo.jp/

こちらはオンライン動画学習サービスのSchoo(スクー)です。『明日の仕事に生きる「答え」に出会おう。』ということで、今身につけておきたいことを学べるサービスとなっています。

プログラミング特化のサービスではありませんが、プログラミングの学習コンテンツも充実しています。特徴は以下の通り。

  • 月額980円払えばプログラミング以外のことも学び放題
  • 分かりやすい動画コンテンツ
  • スマホアプリで学習可能
  • 業界のプロが解説

月額980円で4,600本以上の良質な学習ができるってやばくないですか⁉︎プログラミングコンテンツも超入門編から最新テクノロジーまで網羅されています。

また、周辺知識や英語などのコンテンツもあるので、ひとまとめに幅広く色んなことを学習したい方には持ってこいすぎるサービスです。

【目的別】おすすめプログラミング学習教材3選

続いて目的別のおすすめ教材を紹介したいと思います。今回は以下の目的に絞ります。

  • 人工知能(AI)・機械学習を学びたい
  • ブロックチェーンを学びたい
  • Ruby on Railsを学びたい


この3つを取り上げた理由は最先端技術ということと、トレンドで需要が今後増えていくことが予想されるからです。

AIだけでなくブロックチェーンも!Aidemy(アイデミー)

aidemy

引用元:Aidemy(アイデミー) https://aidemy.net/

こちら最近話題のAidemy(アイデミー)。Python特化のオンライン学習サービスです。Pythonでできることを網羅的に学ぶことができます。

また、ブロックチェーンの講座も開講しています。現在は基礎コースしか開講しておりませんが、応用コースも準備中です。なんと基礎講座の一部は無料で利用できるとのこと。最先端のプログラミングを学習するにはマスト教材ですね。

特徴はこちら。

  • Python特化
  • 人工知能(AI)プログラミングが学べる
  • ブロックチェーンプログラミングが学べる

ブロックチェーンコンテンツあり!Udemy(ユーデミー)

udemy

引用元:Udemy(ユーデミー) https://www.udemy.com/

好きな時に自分のペースで好きなテーマを学べる、Udemy(ユーデミー)です。あえてここで紹介したのにはワケがあります。それは、ブロックチェーンのコンテンツがしっかりあるからです。

ぼく自身以前ブロックチェーンのコンサルティング企業でリサーチをやっていた経歴があるのですが、日本における学習コンテンツってめちゃくちゃ少ないんですよね…。でも、Udemyはブロックチェーンに必要なコンテンツが多いんです!

ブロックチェーンと検索しても出てくるのですが、それ以外にもNode.jsやgolang、Pythonといった関連するコンテンツが盛りだくさんです。正直ここまでブロックチェーン関連教材の豊富さは見たことがありません。

Udemyの特徴は以下の通り。

  • プログラミング以外のコンテンツも豊富(65,000コース)
  • ブロックチェーン関連の教材が多い
  • もちろん基礎的なプログラミングコースもある
  • 元々海外サービスなので英語のコンテンツも多い

Rails学習はこれで完璧!Ruby on Rails Tutorial

rails_tutorial

引用元:Ruby on Rails Tutorial https://railstutorial.jp/

最後に紹介するのはこちら。Rails学習の決定版Rails Tutorialです。正式名称はRuby on Rails Tutorialですが、通称Rails Tutorialとみんなに呼ばれています。

Railsエンジニアから圧倒的支持を得ている決定版教材です。実際、ぼくの周りのRailsエンジニアもこのRails Tutorialを利用してスキルアップを図っていました。Railsやるなら避けては通れない教材です。

以下特徴まとめです。

  • Ruby on Rails教材の決定版
  • ほぼRailsを網羅できる

こちらの記事もどうぞ!

Railsチュートリアルで仕事を取るための戦略

プログラミング学習の注意点

環境を整えよう

プログラミング学習を始める前に学習環境を整えておきましょう。

たとえば、サイズのあってない椅子で作業を続けてるとなんとなく集中できないですよね。

この「集中できない」ってところがかなり重要なんです。プログラミング学習には、集中力が不可欠です。集中できていないとただ作業をこなすだけで身につくことはありません。

お気に入りに作業場を見つけておくと作業がはかどりますよ。

プログラミングを勉強する時に用意したい3つの環境

集中して作業しよう

人間の集中力は90分が限界と言われています。しかし、僕の経験上90分間ぶっつづけで作業を続けることは難しいです。そこで、集中して作業を行うための方法を考えてみましょう。

たとえば「作業時間決めて、50分おきに休憩をいれる。」などは効果的です。その他にも、デスクまわりでアロマを炊いてみるとか、人によって集中する方法は様々です。

こちらの記事で集中して学習する方法をまとめているので参考にしてください。

プログラミング学習に必要な集中力を高める7つの方法

目的を設定しよう

プログラミング学習サイトをただ漠然と学習するだけでは、プログラミングを習得することは難しいです。

プログラミング学習を成功させるためには、まず「なぜプログラミングを学びたいか」明確にしましょう。目的によって、プログラミング学習への取り組み方も変わってきます。

たとえば、「プログラミングスキルを活かしてIT業界へ転職する」「コーディングを学んで、起業する」。この2つでは、学習方法や取り組み方に違いが出てきます。

そのため、学習を始める前にプログラミングを学ぶ目的は明確にしておかなければなりません。プログラミングスキルを身につけて、何を実現したいかよく考えましょう。

効率よく学習するためにツールを駆使しよう

独学での学習は、スクールに通うよりも多くの時間がかかります。プログラミングを効率的に学習するためにツールを活用しましょう。効率よく学習できるおすすめツールを紹介します。

Evernote

Evernoteはデータを共有できるメモアプリです。プログラミング学習には覚えることがたくさんあります。そのため、調べたことをメモにとっておかなければ、覚えきれません。

しかし、全てメモにとったからといって欲しい情報がすぐに出てくる訳ではありません。Evernoteには共有の他に検索機能もあります。そのため、Evernoteに情報を記入しておけば、検索機能ですぐに知りたい情報を引き出すことが出来ます。

些細なことですが、検索時間を削減できるため、効果的ですよ!

Evernoteのダウンロードはこちら

Toggle

Toggleは学習時間を記録してグラフ化できるツールです。学習時間を細かく記録することが出来るため、学習時どんなことに時間が掛かっているかを視認化出来ます。

時間が掛かる項目を知ることで「どうして時間が掛かるのか」に対して対策を取ることが出来ます。Toggleを使うことで自分の課題を洗い出すことが出来るため、学習に役立ちます。

Toggleの使用はこちら

まとめ

いかがでしたか。プログラミングの学習教材は数多く存在しますが、独学するなら断然サイト学習から入った方が身につきます。

少しずつできるようになってきて、さらにレベルアップしたい方は書籍での学習に入りましょう。おすすめ書籍はこちらからどうぞ!

コードがある程度書けるようになったら、手を動かしてポートフォリオを作成していきましょう。実際に自分の手を動かして何かを作ることがスキルアップに大きく繋がります。

またQiita(キータ)teratail(テラテイル)といった、エンジニア向けQ&Aサイトも参考になります。中級・上級を目指す方には良い教材になること間違いなしです。

ここで紹介した内容を元に、自分のレベル感・目的に合った教材を活用してプログラミングスキルを高めちゃいましょう!

この記事を書いた人

最近長嶋一茂に似てると言われる、侍エンジニア塾ブログ編集部のタテイシリョウです!
「新しい情報を正確に分かりやすく」をモットーに記事執筆に取り組んでいます。

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