エンジニアになるには何が必要?スキルや目指す手順、勉強法も紹介

ITエンジニアになるにはどうしたらいいの?
今から勉強してITエンジニアになれるかな?

国内におけるIT人材不足の深刻化を背景に、ITエンジニアといったプログラミングスキルがある人材の需要は増し、他の職種に比べ高い報酬を設けるケースが増えてきました。

そんな現状から、ITエンジニアになりたいと興味や関心を抱き始めた人は多いでしょう。

ただ、今からITエンジニアを目指してなれるのか、不安な人もいるはず。また、目指そうにも何から始めればいいのかわからず、ITエンジニアになれるイメージが湧かない人もいますよね。

そこで、今回はITエンジニアになるには何から始めればいいのか、その手順を目指すのに必要なスキルも交えて紹介します。この記事で解説する手順に沿って行動すれば、未経験からでもITエンジニアになれますよ。

この記事の要約
  • 深刻なIT人材不足の背景から、ITエンジニアは重宝されている
  • 学習前に「なぜ」「どんな」ITエンジニアになりたいのかは明確にしておく
  • 自身のスキルを証明しやすい点で、ポートフォリオ作成はおすすめ

なお、1人で学習が進められるか、途中で挫折しないか不安な人は「侍エンジニア」をお試しください。

侍エンジニアでは現役エンジニアと学習コーチの2名体制で学習をサポートするため、挫折しづらい環境で学習が進められます。

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この記事の監修者

フルスタックエンジニア

金田 茂樹


音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。

本記事の解説内容に関する補足事項

本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」、を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。

また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。

記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。

目次

誰でもITエンジニアになれる3つの理由

誰でもITエンジニアになれる3つの理由

プログラミング未経験者の高校生や大学生、あるいは、社会人の中にはITエンジニアになれるのか不安な方もいますよね。

ただ結論、ITエンジニアには誰でもなることができます。ここでは、そういえる3つの理由を紹介します。

  • IT人材が不足しているから
  • 学歴や資格よりスキルが重視される傾向にあるから
  • プログラミングスキルを習得する環境が充実しているから

IT人材が不足しているから

IT業界全体の人材が不足しているため、プログラミング未経験者や文系出身者であっても、ITエンジニアとして活躍できる場面があります。

経済産業省の調査によると、2022年段階で約32万人人材が不足しているとされており、2030年には最大で79万人の人材不足が発生すると予測されています。

人材不足の影響で、経験者だけでなく未経験者や文系出身者であっても募集が増えており、高校生・大学生・社会人とわずITエンジニアになりやすい環境といえるでしょう。

もちろんスキル習得の必要はありますが、それでも活躍の場が多い点はITエンジニアになりやすい理由の1つです。

学歴や資格よりスキルが重視される傾向にあるから

学歴や資格よりスキルが重視される傾向にある

ITエンジニアは、学歴や資格よりもスキルが重視される傾向があります。

高校生や大学生などの学生は学歴、社会人であれば学歴とあわせて資格の有無で、ITエンジニアになれないのでないかと不安な人もいるかもしれません。

ただ、IT業界では学歴や資格よりスキルが重視される傾向があります。もちろん、学歴や資格があるに越したことはありませんが、ないからといってITエンジニアを諦める必要はありません。

高卒からITエンジニアになった人もいますし、資格に関してもITエンジニアに必須ではないため、資格を取得していないからといって過度に不安になる必要はないです。

ないものを不安に思うより、今あるスキルや経験がITエンジニアになるのに、どう活かせるか考える方がよいです。

プログラミングスキルを習得する環境が充実しているから

プログラミングスキルを習得する環境が充実している

未経験者からでもスキルを習得できる環境や教材が充実していることも、ITエンジニアになりやすい理由の1つです。

インターネットやプログラミングスクールがない時代には、書籍での独学や経験者に指導してもらうくらいしか学習方法がありませんでした。

最近ではインターネット上にたくさんの学習ノウハウが公開されていますし、無料で学べる学習サイトも豊富です。書籍も各分野にあわせてたくさん出版されており、プログラミングスクールも増えてきているため、これからプログラミングを学ぶ人でも習得しやすくなっています。

高校生や大学生であれば時間に余裕があるうちに独学でスタートし、必要に応じてスクールを利用するとよいでしょう。社会人で時間的余裕がない人は、最初からスクールの利用をおすすめします。

どの学習方法を選ぶにしても、学習方法が充実している現在は、ITエンジニアを目指しやすいといえますね。

ITエンジニアを目指す前に確認しておきたい3つのポイント

目指す前に確認しておきたい3つのポイント

誰でもITエンジニアになれるとはいえ、目指す際には前もって必要な情報を確認してから行動した方がよいでしょう。そこで、ここからはITエンジニアを目指す前に確認しておきたい3つのポイントを紹介します。

  • なぜITエンジニアになりたいのか
  • どんなITエンジニアになりたいのか
  • どのくらいのお金や時間を確保できるか

なぜエンジニアになりたいのか

まずは、ITエンジニアになりたい理由を明確にしましょう。

ITエンジニアといってもたくさんの職種があるため、ITエンジニアになる理由や目的によって学ぶべきスキルが異なります。そのため、最初の段階でITエンジニアになる目的を決め、学習の方向性を定めることが大事です。

例えば、WebサイトやWebアプリケーションなどを開発したいならWebエンジニア、最新の技術や将来性の高い現場で活躍したいならAIエンジニアやデータサイエンティストなど、やりたいことや目的に合わせて選ぶとよいでしょう。

まずは、なぜITエンジニアになりたいのか考え、その理想にあわせて職種を決めてください

どんなエンジニアになりたいのか

どんなエンジニアになりたいか

次に、どんなITエンジニアになりたいのかを明確にしましょう。

次のように、ITエンジニアの種類はさまざまです。そのため、自分が理想とするITエンジニア像を決めておかないと「イメージと違った…」と後悔しかねません。

  • Webエンジニア
  • インフラエンジニア
  • AIエンジニア
  • ゲームエンジニア

ITエンジニアには職種の違いもありますが、働き方もいろいろあります。クリエイティブにアイデアを形にしていくWeb系開発もあれば、仕様通りに正確な作業が求められるインフラ開発などもあります。

自分がどんな環境でどんな仕事がしたいのか考えたうえで、理想のITエンジニア像を考えておく必要があります。理想のITエンジニア像が見つかれば、その目標に向けて努力しやすくなるので、早めに決めておきましょう。

どのくらいのお金や時間が確保できるか

どのくらいのお金や時間が確保できるか

ITエンジニアを目指す前に、スキルの習得にどれくらいお金と時間が確保できるかを考えることも大切です。

プログラミングなどのスキルを習得するには、教材費用などコストがかかりますが、どれくらいお金がかけられるかは人それぞれ違います。また、学習時間についても、社会人と学生では確保できる時間も異なるはずです。

自分の生活リズムや資金力と相談しながら、自分に合った学習方法を選ぶ必要があります。

コストがあまりかけられないけど時間に余裕があるなら、本やWebサイトでの独学も可能でしょう。一方、お金に余裕があるけど学習時間が限られているのであれば、効率重視でスクールを利用するのも1つの手です。

学習の方向性を決めるためにも、どのくらいのお金や時間が確保できるかチェックしましょう。

ITエンジニアに必要な5つのスキル

ITエンジニアにはどんなスキルが必要なの?

ITエンジニアにどんなスキルが必要なのかわからないままでは、目指しようもありません。そこで、ここではITエンジニアに必要な5つのスキルを紹介します。

  • プログラミングスキル
  • IT全般の知識
  • コミュニケーション力
  • 論理的思考力
  • マネジメント力

プログラミングスキル

ITエンジニアになるには、まずプログラミングスキルを身につける必要があります。

一部インフラエンジニアやサーバーエンジニアなど、物理機器を扱うITエンジニアはプログラミングが不要な場合もありますが、基本的にはプログラミングスキルが必要です。

業務内容によって必要とされるプログラミング言語は異なりますが、主に次のような言語が使用されます。

業務内容プログラミング言語
Webサイト作成HTML/CSS、JavaScript、PHP
アプリケーション開発Ruby、Python、Java
AI開発Python、R言語
業務システム開発Java、C言語、C++
ゲーム開発C#、C++、Java
プログラミングスキル

将来的には同じ分野の言語を複数習得するのが理想ですが、未経験者や初心者がいきなり複数を学ぶのはハードルが高いでしょう。最初は1つに絞って学習し、ある程度理解できてから2つめ以降の言語を学ぶと無理なく学習できますよ。

IT全般の知識

IT全般の知識

ITエンジニアになるなら、IT全般の知識を身につけておきたいです。

IT全般の知識とは、プログラムが動く仕組みやインターネット・Webサイトなどの仕組みなど、システム開発をするうえで知っておきたい基礎知識です。

プログラミングの知識も必要ですが、あわせてIT基礎知識もなければ、システム開発をスムーズに進めることができません。

本格的に各分野の知識を学ぶのは時間がかかりますが、基礎的なIT知識であればプログラミング学習中に参考書などで学ぶこともできますし、開発中に知識を増やすこともできるでしょう。

多くの場面で使用できる基礎的なスキルでもあるため、早めに身につけておくべきです。

コミュニケーション力

コミュニケーション力

ITエンジニアであれば、コミュニケーション力も求められます。

システム開発では、プロジェクト体制でチームを組んで開発をすることが多く、メンバー間の意思疎通が必用な場面も数多くあります。

コミュニケーション力がなければ、意思疎通がうまくいかずに大切な仕様部分で食い違いが起るなどしてトラブルの原因になることもあります。ITエンジニアにもコミュニケーション力は求められます。

論理的思考力

論理的思考力

ITエンジニアには、論理的思考力が求められます。論理的思考力は物事の筋道を立てて考える思考方法のことで、ロジカルシンキングといわれます。

たとえば、道案内をするときに分かりやすく説明するには、順序立てて簡潔に道なりを伝える必要がありますよね。

道を説明するとき「交差点を右に曲がってまっすぐ先に進んだら目的の建物」と説明するより、「Aの交差点を右に曲がって10m先の左側にある建物」のように説明した方が分かりやすいはずです。

プログラミングでは、人間の要求をコンピューターに分かるように記述しなければならず、論理的思考力が必要になります。

論理的思考力を鍛えるのは簡単ではありませんが、論理的思考力を高められる教材で練習したり、日ごろから深く物事を考えるようにしたりすると身につきやすいです。

マネジメント力

マネジメント力

ITエンジニアとして活躍するには、マネジメント力も必要です。

マネジメント力というと難しく聞こえるかもしれませんが、日ごろのスケジュール管理や問題解決力、危機管理能力などが当てはまります。

開発業務に参加していると予定通りに作業が進まず、納期ギリギリになりそうな場合もあります。そんなときに先を見越して遅れそうな部分にメンバーを多く割り振るなど、危機管理ができる力が必要です。

ITエンジニアになるまでの6ステップ

ITエンジニアになるまでの6つのステップ

ITエンジニアに必要なスキルが理解できたところで、ここからはITエンジニアになるまでの手順を、次の6ステップで紹介します。

  • ステップ1:目指す進路を決める
  • ステップ2:学ぶプログラミング言語を決める
  • ステップ3:学習方法を決めてスキルを習得する
  • ステップ4:実績になるポートフォリオを作成する
  • ステップ5:転職・就職対策を行う
  • ステップ6:転職先・就職先・案件探しを行う

ステップ1:目指す進路を決める

ITエンジニアを目指すなら、まずは目指す進路を決めることが大事です。

ITエンジニアといってもWebエンジニア・AIエンジニア・業務システムエンジニア・インフラエンジニアなど、数多くの職種があります。自分の希望する働き方や希望する開発内容にあわせて、職種を決めましょう。

また、働き方という意味でも進路を決めなければいけません。働き方を大きく分けると正社員・フリーランス・副業などがありますが、それぞれ働き方が異なります。

必要なスキルも働き方によって異なるため、最初の段階で目標の働き方を決めておくべきです。

ステップ2:学ぶプログラミング言語を決める

目標が決まったら、その目標にあわせて学ぶプログラミング言語を決めましょう。上記でも解説したように、ITエンジニアの職種によってはプログラミングスキルが不要な場合もありますが、基本的な知見は押さえておく必要があるからです。

開発対象によって向いているプログラム言語は異なるため、目的にあった言語を選ぶと良いですね。

また、対象の言語が複数ある場合は、需要の高さ(求人数の多さ)や将来性を見て判断するのもよいでしょう。将来性が高ければ、覚えたスキルを長く活用できるのでおすすめです。

なお、どのプログラミング言語が自分にあうのかわからない人は、弊社が提供している「プログラミング学習プラン診断」をお試しください。

診断にかかる時間は1分ほど。4つの質問に答えるだけで、上画像のようなあなたにあうプログラミング言語やおすすめの学習プランを診断してもらえます。

どのプログラミング言語を選べばいいのかわからない方は、ぜひ一度お試しください。

自分にあうプログラミング言語を診断してみる

ステップ3:学習方法を決めてスキルを習得する

学習方法を決めてスキルを習得する

学ぶ言語が決まったら、学習方法を決めてプログラミング学習をスタートしましょう。

学習方法は主に次の方法があります。

  • 参考本
  • Webサイト
  • プログラミングスクール

独学であれば、参考本やWebサイトで学ぶことになります。独学の難易度は高めですが、あまり費用がかけられない人や、時間に余裕がある学生などはチャレンジする価値はあるでしょう。

一方、学習時間が限られている社会人や、年齢的に早くスキルを習得したい人はプログラミングスクールで学ぶのがおすすめです。

どの方法を採用するかは個人の特性によるので、自分に合った学習方法を早めに見つけるとよいでしょう。

ステップ4:実績になるポートフォリオを作成する

プログラミングが習得できたら、転職・就職・案件探しに役立つポートフォリオを作成しましょう。

ポートフォリオは、自分のスキルを目で見える形で表現できる作品集です。個人で開発しやすいWebエンジニアであればWebサイト・Webアプリケーションなどを用意すると良いですね。

もちろん、ポートフォリオは必須というわけではありません。しかし、ポートフォリオは実績を企業にアピールできる貴重なツールなので、1つは作成しておいた方がいいでしょう。

スクールを利用する場合は、スクール内で作成することもありますが、それとは別で作成しておくとよりアピールになります。

ステップ5:転職・就職対策を行う

ITエンジニアとして就職・転職する場合は、別途対策が必要です。

志望動機・職務経歴書など書類の作成、面接対策などやるべき準備はたくさんあります。とくに就職や転職の活動が初めての場合、書類の書き方や面接での受け答え方など、分からないことが多いです。

本番で緊張してうまく実力を発揮できない人は、事前に模擬面接などの練習も必要でしょう。

転職・就職対策は、求人サイト、スクールのサービスで実施している場合もありますので上手く活用しましょう。

ステップ6:転職先・就職先・案件探しを行う

スキル習得やポートフォリオ作成が終わったら、転職先・就職先・案件探しを行います。

基本的には、目的にあわせ次のような求人サイトで検索するのが一般的です。

一般的な求人サイトjobuddy+(ジョバディ)
マイナビ転職
indeed
求人ボックス など
IT業界に特化したサイトはじめてのエンジニア
レバテックキャリア
マイナビITエージェント
Green など

そのほか、副業やフリーランス案件を探す場合は、クラウドワークスやランサーズのようなクラウドソーシングサービスを利用する場合も多いです。

複数サイトを併用しながら求人を探してみてくださいね。

ITエンジニアになる上で役立つ資格 

ここまで記事を読んできた方の中には、

ITエンジニアになる上では、スキルだけでなく資格も取っておいた方がいいの?

と疑問を感じている方もいますよね。

結論として、目指すITエンジニアによっては取得しておくと役立つ資格は存在します。

例えば、Webエンジニアを目指すならWeb開発で使用する言語の資格、インフラエンジニアであればネットワークやサーバーなどの資格は役立ちます。

そのなかでも、ITエンジニアの種類を問わず活かせる資格は以下の2つです。

基本情報技術者試験はIT全般の基礎知識が問われる資格で、取得を目指すITエンジニアも多いです。ネットワークやOSなどの知識、プログラミングの仕組みなど、システム開発で求められる知識が問われます。

応用情報技術者試験は基本情報技術者試験の上位資格です。基本情報技術者試験は選択式の問題ですが、応用情報技術者試験は選択式問題と記述式問題もあります。

問われる知識の範囲も技術は勿論、経営などシステムエンジニアとして業務に携わるために基礎的な業務知識も加わります。

資格があれば転職・就職時にアピールになります。取得すれば必ず有利というわけではありませんが、余裕があれば取得を目指すといいでしょう。

これからITエンジニアを目指す方におすすめのプログラミング言語

弊社が現役エンジニア100名に実施した調査では、習得におすすめのプログラミング言語は次のとおりです。

現役エンジニアがおすすめするプログラミング言語1位はPython

調査概要:プログラミング言語に関するアンケート
調査期間:2021/9/20~2021/10/1
調査対象:クラウドワークスに登録している現役エンジニア100名
調査媒体:クラウドワークス
掲載元:PR TIMES

Pythonは、AI開発やデータ分析の需要が高まっていることから人気があります。今後もさらなる需要の増加が予想されており、将来性が期待できる言語でしょう。

JavaやC言語は、業務システムで使用されることも多く、日本の企業で使われています。システム開発の現状を反映した結果といえますね。

また、どちらの言語も他言語に影響を与えており、習得しておけば他言語を学ぶときに理解しやすいという意味で、初めに覚えておくと便利という意見もあるようです。

PHPはWeb開発のサーバーサイドで使用される言語で、比較的難易度は低めです。そのため、Web開発に携わりたい初心者にもおすすめできます。

C#はゲーム開発やアプリケーション開発で使用される言語です。難易度は高めの言語ですが、1つの言語でできることが多いため、覚えておけば活用場面は多いでしょう。

下の記事では、人気のプログラミング言語を選び方も交えて紹介しているので、良ければ参考にしてください。

人気のプログラミング言語ランキング!編集部が3つの指標で独自に調査
更新日:2024年3月1日

挫折なく最短でITエンジニアになるなら

ここまで、記事を読んできた方のなかには、

一人でITエンジニアに必要なスキルが身につけられるか不安…
途中で挫折したらどうしよう…

と不安な方もいますよね。

実のところ、プログラミングの学習途中に挫折する独学者は多くいます。事実、弊社の調査では

  • 不明点を聞ける環境になかった
  • エラーが解決できなかった
  • モチベーションが続かなかった

などの理由から、87.5%の独学者が「プログラミング学習で挫折や行き詰まりを感じた」と回答しています。

プログラミング学習における挫折率の調査
プログラミング学習者の87.5%が挫折を経験したことがある

調査概要:プログラミング学習の挫折に関するアンケート
調査対象:10代〜80代の男女298名
調査期間:2019年8月13日~8月20日
調査方法:インターネット調査
掲載元:PR TIMES

また、こうした背景もあってか、弊社がプログラミングに興味がある人100名へ実施した別の調査では

  • 確実にスキルを身につけられると思ったから
  • 独学では不安がある
  • 効率よく学べそう

などの理由から、61%が「プログラミングの勉強を始めるならスクールを選ぶ」と回答しています。

61%の人がプログラミングの勉強を始めるならスクールが良いと回答

調査概要:プログラミングに興味がある方の意識調査
調査期間:2021/11/19~2021/12/3
対象者:プログラミング学習を検討している10代~50代の男女100名
調査媒体:クラウドワークス
掲載元:PR TIMES

加えて、プログラミングスクールの卒業生に「独学ではなくスクールを活用した理由」を聞いたところ「できるだけ短い期間でITエンジニアへの転職や副業に必要なスキルを身につけたかった」という回答も多く寄せられました(※1)。

※1:スクール卒業生に実施したインタビュー詳細の動画

上記から、1人でプログラミングスキルを習得できるか不安な人や短期間でスキルを習得したい人ほど確実性を求め、現役エンジニアといったプロの講師に質問できるプログラミングスクールを利用する傾向にあるのがわかります。

いざ独学でプログラミングを学び始めても、勉強の最中に挫折しまっては学習にかけた時間を悔やむだけでなく「プログラミングスキルを身につけるのって思っていたよりも難しいんだな…」とスキルの習得自体を諦めかねません。

仮にわからないことを飛ばしながら勉強を進めたとしても、ITエンジニアへの転職や副業での収入獲得を実現できる実践的なスキルが身につかなければ、結局後悔することになります。

そこで、おすすめしたいのが「SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)」です。

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分割料金一括料金受講期間
4,098円~16万5,000円~1ヶ月~
  • 転職・副業・独立などの目的に特化したコースあり
  • 累計指導実績4万5,000名以上
  • 給付金活用で受講料が最大70%OFF

侍エンジニアをおすすめする最大の理由は「挫折しづらい学習環境」にあります。

先ほど述べたとおり、独学者の多くは自力で不明点やエラーを解決できないためにプログラミング学習を挫折しています。そのため、未経験者が現役エンジニアのようなプロに質問や相談できない状況で、プログラミングスキルを習得するのは非常に難易度が高いといえます。

しかし、侍エンジニアでは

  • 現役エンジニア講師によるマンツーマンレッスン
  • 現役エンジニアに質問できるオンラインでのQ&Aサービス
  • 不安や悩み・勉強の進み具合を相談できる学習コーチ

といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきたわからないことや不明点をいつでも相談可能です。「受講生の学習完了率98%」という実績からも、侍エンジニアなら挫折しづらい環境でプログラミング学習を進められるといえます。

また、侍エンジニアではカウンセリングにて受講生一人ひとりの目的をヒアリングしたうえでカリキュラムを作成するため、限られた受講期間でもITエンジニアに必要なスキルだけを効率的に習得可能です。

最短距離で目的を実現できるようカリキュラムが組まれているため、勉強する順番や内容を誤り非効率に時間や手間を費やす心配もありません。

なお、侍エンジニアでは最大70%OFFで受講可能な「給付金コース」を提供中。金銭面での支援を受けつつ、理想のキャリア実現に向けたスキルの習得から、転職活動・就業後のフォローアップ(※1)までを一貫してサポートしてもらえます。

※1:転職後の1年間、転職先での継続的な就業や転職に伴う賃金上昇などのフォローアップ

学習と金銭面をどちらもサポートしてくれる侍エンジニアなら、未経験からでも安心してITエンジニアへの転職や副業での収入獲得などの目的が実現できますよ。

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ITエンジニアになれるか不安な方へ

ITエンジニアに必要なスキルやなるまでの手順を理解できたものの、本当になれるのか不安な方もいますよね。

そこで、ここからは弊社が「未経験からプログラミングを学びITエンジニアになった10代~50代の男女100名」に実施した意識調査を紹介します。ITエンジニアになれるか不安な方はぜひ参考にしてください。

なお、今回調査した100名の「ITエンジニアになろうと考えた理由」や「プログラミング学び始めた年齢」「ITエンジニアとして働き始めた経緯」は次のとおりです。

ITエンジニアになろうと考えた理由

調査概要:プログラミングを学びITエンジニアになった人への意識調査
調査期間:2022/8/15~2022/8/29
対象者:未経験からプログラミングを学びITエンジニアになった10~60代の男女100名
調査媒体:クラウドワークス
掲載元:PR TIMES

調査の結果、多くの回答者が将来性や高い収入が見込めることから、ITエンジニアを目指したとわかります。

また、半数以上が20代からプログラミングを学び始めたと回答しました。加えて、約4割は別の職業からITエンジニアに転職していることから、未経験からでもITエンジニアになるのは可能だといえます。

次に「学習開始からITエンジニアになるまでにかかった期間」を聞いたところ、約半数が「1年未満」と回答しました。

学習開始からITエンジニアになるまでにかかった期間

調査概要:プログラミングを学びITエンジニアになった人への意識調査
調査期間:2022/8/15~2022/8/29
対象者:未経験からプログラミングを学びITエンジニアになった10~60代の男女100名
調査媒体:クラウドワークス
掲載元:PR TIMES

「1年未満」と回答した方は新卒や未経験を募集する求人から就職・転職した人が多くを占めたため、働き始めるまでにITエンジニアとして必要なスキルをそれほど求められなかったと考えられます。

一方で、約4割は1~3年ほどの学習期間がかかったと答えている点から、未経験からエンジニアになるうえでは少なくとも数年の学習期間を要するといえますね。

また、「ITエンジニアに必要なスキルをどのように身につけたのか」という質問には約6割が「独学で身につけた」と回答しました。

ITエンジニアに必要なスキルをどのように身につけたのか

調査概要:プログラミングを学びITエンジニアになった人への意識調査
調査期間:2022/8/15~2022/8/29
対象者:未経験からプログラミングを学びITエンジニアになった10~60代の男女100名
調査媒体:クラウドワークス
掲載元:PR TIMES

学習サイトやITパスポート/情報処理技術者試験などの資格取得向けの参考書を活用しながら、独学でスキルを習得した方が多くを占めた一方で、約3割は独学に挫折しプログラミングスクールを活用したという結果になりました。

次に、「未経験からITエンジニアに就職・転職した年の年収」を聞いたところ、約3割が「300~350万円」と回答しました。

ITエンジニアに就職・転職した年の年収

調査概要:プログラミングを学びITエンジニアになった人への意識調査
調査期間:2022/8/15~2022/8/29
対象者:未経験からプログラミングを学びITエンジニアになった10~60代の男女100名
調査媒体:クラウドワークス
掲載元:PR TIMES

回答者の多くは未経験からITエンジニアへ就職・転職しているため、低い年収額から働き始めたと考えられます。実績や実務経験のない点を踏まえれば、働きはじめの年収としては妥当といえますね。

これまでみてきたように、未経験からITエンジニアになるのに成功した人は大勢います。働きはじめの年収が理想の金額でなくとも、実務を通じて実績やスキルを磨けば希望の年収獲得は十分に可能です。

はじめは誰もが未経験です。今回紹介した「ITエンジニアになるまでの6ステップ」をもとに、ITエンジニアへの転身を目指しましょう。

まとめ

今回は、ITエンジニアになるには何から始めればいいのか、その手順を目指すのに必要なスキルも交えて紹介しました。

ITエンジニアになるには、まずは準備が必要です。どんなITエンジニアになりたいのか目標を考えたうえで、プログラミングスキルを身につけましょう。ITエンジニアは年齢や性別、文系・理系問わず挑戦できる職種です。最初から諦めるのではなく、ぜひチャレンジしてみてくださいね。

この記事を書いた人

中川 大輝のアバター 中川 大輝 メディア編集長

東京都多摩市出身。前職では都内ホテルにて設備機器のメンテナンスを経験。当時から副業として行っていたWebライティングと独学でのプログラミング学習経験を活かし、「プログラミング学習の挫折をなくすためのコンテンツ作成」を心がけています。
プライベートでは双子育児に奮闘中。将来、子どもたちが侍ブログを見て、プログラミングを学びたいと思えるメディアを作ることが目標です。
今更ながら「キングダム」にドハマリ中。

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