
未経験からAWSエンジニアになるためには? 求人サイトも紹介
あなたはAWSエンジニアという職種をご存じでしょうか。
現在Webシステムやアプリケーションのインフラ界隈では、オンプレミス(自社でサーバーを設置する手法)からクラウド(クラウドを介してインターネット上にサーバーを構築する手法)という動きが加速しつつあります。
そんな中で注目されているサービスの1つにAWSがあります。AWSエンジニアは、このAWSを活用してインフラ周りの構築を行うエンジニアのことです。
今回はそもそもAWSがどのようなサービスなのか、AWSエンジニアの求人情報・需要はどのくらいあるのかについて解説していきます。
インフラ周りの職種に興味を持っている方はぜひ最後までチェックしてください!
「AWS」とは
AWSとは
AWS(Amazon Web Services)とは、Amazonによって提供されているさまざまなクラウドコンピューティングサービスの総称です。
これまでサーバーを利用する場合には自社でサーバーを設置して、1から環境構築などを行う必要がありました。
しかしAWSのようなクラウドサービスが登場したことで、自社にサーバーを設置せずクラウド上でサーバーの構築・保守・運用ができるようになりました。
AWSで使えるサービス内容は、サーバーのほかにもデータベースやストレージなどさまざまです。料金体系は基本的に使った分費用が発生する従量課金制となっています。
詳細な機能についてはこちらの記事でまとめているので参考にしてみて下さい!

Amazon AWSでできることは? 初めてでもわかる解説とエンジニアになる方法
更新日:2022年12月5日

AWSエンジニアの求人はあるのか
ではAWSエンジニアの求人・需要について詳しく見ていきましょう。
AWSエンジニアの需要は?
エンジニア転職サイトで有名な「Green」で「AWS」と検索を掛けると、3726件ほどの求人がヒットします。(2020/09/24現在)
AWSエンジニアと言えど、バックエンドの開発やサービスの保守運用に関わるなど「インフラ全体を担うエンジニア」としての人材が求められることが多く、AWSに関しての業務のみを任せるという求人は少ないようです。
また高度な知見が求められることや他の職種に比べて求人数が少ないことから、未経験可の求人は少なめですが、一部未経験可で研修制度などが充実している企業も見受けられました。
AWSエンジニアの平均年収は?
AWSエンジニアの年収は350万円~1000万円とピンキリですが、平均値は500万~700万円くらいです。
AWSのみの知識だけではなく、何かしらのスキルを持ち合わせている場合は収入が高くなる傾向にあるようです。年収が高く設定されている求人には以下の特長があります。
- バックエンドの知見・開発経験がある
- SEのようなシステム設計の知見がある
- マネージャー職など、プロジェクト管理の経験がある
特にプロジェクトマネジメントの経験はインフラのみならず開発側の人材としても重宝されます。
AWSエンジニアとして高年収を目指したい人は、自分の経歴を振り返って強みにできるスキルが無いか再確認しましょう。
AWSエンジニアの転職・求人サイト紹介
AWSエンジニアの転職・求人
AWSエンジニアにおすすめの転職・求人サイトを3つご紹介します。
Green
GreenはIT・Web系の仕事に特化した求人サイトで、IT・Web関係の実務経験がある方におすすめしたい転職サイトです。
またGreenには、以下の様な特長があります。
- IT業界最大級の求人数(15,000件以上)
- 企業の雰囲気がわかる
- 人事担当者が直接スカウト
- 企業と直接連絡がとれる
- 面接前にカジュアルに会える
営業・デザイナー・エンジニア・マーケターなどさまざまな職種の求人を扱っているサイトです。また企業からのスカウト機能があり、自分で探すだけではなくスカウトから選択肢の幅を広げることができます。
Greenでキーワードに「AWS」を含む求人数は3726件です。(2020/09/24現在)
引用元:Green https://www.green-japan.com/
doda(デューダ)
dodaは営業・金融・エンジニアなどの専門性の高い職種に強みのある転職サイトです。
dodaは単純に求人を探すための「転職サイト」と、求職者と企業の間に転職アドバイザーが入りフォローアップしてくれる「転職エージェント」の2つの側面があります。
職種に特化した専門サイトも用意されており、ノウハウコラムなどの専門的な知識に関する情報を見ることもできます。
また企業からのスカウトメールも充実しており、高頻度でメールを受け取ることができます。検索だけでは見つけられなかった企業が見つかる可能性もあります。
20代から30代の業界経験者や、専門性を活かした職業を探している方には特にチェックして欲しいサイトの1つです。
dodaでキーワードに「AWS」を含む求人数は2418件です。(2020/09/24現在)
引用元:doda https://doda.jp/consultant/
マイナビ
マイナビは業界最大規模の転職サイトです。
マイナビには求職者自身が仕事を探すための「マイナビ転職」と、キャリアアドバイザーが転職をサポートしてくれる「マイナビエージェント」の2つが存在します。
それぞれ下記の様な方におすすめです。
こんな方におすすめ | |
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マイナビ転職 | ・気軽に求人情報を探したい ・幅広い求人から情報収集をしたい ・自身で企業にアプローチをかけたい |
マイナビエージェント | ・キャリアアドバイザーから転職のアドバイスを貰いながら進めたい ・転職活動を効率的に進めたい ・自身のキャリアを見つめなおしたい |
それぞれ特長があり、求職者のニーズに合わせて転職活動を進められます。
マイナビ転職でキーワードに「AWS」を含む求人数は187件です。(2020/09/24現在)
引用元:マイナビ転職 https://tenshoku.mynavi.jp/
またマイナビエージェントでもインフラエンジニアの求人がたくさんあります。エージェントに登録すると、サイト内には無い求人を紹介してもらえることもあるのでチェックしてみてください。
参考(マイナビ転職):https://tenshoku.mynavi.jp/
参考(マイナビエージェント):https://mynavi-agent.jp/

まとめ
インフラのクラウド化が進むにつれて、AWSエンジニアの需要はさらに高まると予想されます。またAWSエンジニアといえどAWSの知識のみで戦うよりも、
- インフラ周りの知見があるAWSエンジニア
- 開発経験・プロジェクトマネジメント経験のあるAWSエンジニア
このように知識を掛け合わせてることで人材として希少価値が上がり、より活躍の場が広がるでしょう。