JavaScriptってどんな言語なの?
JavaScriptが扱えるようになると何ができるの?
ほとんどのWebサイトに取り入れられているプログラミング言語のJavaScript。企業や実際に開発しているユーザーからの評価も高く、今も廃れることなく使われています。
この記事では、そもそもJavaScriptとはどんなプログラミング言語なのか、その特徴を用途やできることも交えわかりやすく解説します。基礎的なJavaScriptの使い方や学び方も紹介するので、ぜひ参考にしてください。
この記事の監修者

フルスタックエンジニア
音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。
JavaScriptとは?
JavaScriptとは、Webサイトを作るために欠かせないプログラミング言語です。ユーザーのブラウザ上で動作し、Webサイトに動きをつけたり、ボタンなどの動作を制御したりできます。
具体的にJavaScriptでできることの例は、次のようにさまざまです。
- ポップアップウィンドウの表示
- 画像の拡大表示
- 入力されたデータの送信(Webサイトの中枢部分へ送信)
- 最新ランキングの表示
- 表示データの並べ替え
- キーワードによる検索
- ブラウザ上で動作するゲームの作成
Webサイトに関わる大抵のことは、JavaScriptを使えば実現できます。JavaScriptは世界中にあるWebサイトのほとんどに使われており、簡単にほかの言語に置き換わることは考えにくいため、将来性の高い言語といえます。
ここからは、JavaScriptがどんな言語なのかをさらに詳しくみていきましょう。
1995年に開発されたプログラミング言語
JavaScriptは、アメリカのネットスケープコミュニケーションズ社が開発したプログラミング言語で、1995年に誕生しました。
当時は動きのないWebサイトが一般的でしたが、JavaScriptの誕生によって動的なWebサイトの開発が可能となり、注目を集めました。1997年には、国際標準化団体ECMAインターナショナルによって標準技術となったのです。
さらに、「jQuery」をはじめとした開発に役立つツールが続々と誕生し、JavaScriptはより使いやすくなりました。
なお、次の記事ではJavaScriptの歴史を、ライブラリやフレームワークが誕生した背景も交え詳しく解説しているので、良ければ参考にしてください。

JavaScriptとJavaとの違い
JavaScriptと名前の似ている「Java」は、名前が似ているだけで別のプログラミング言語です。JavaScriptとJavaで似ている文法もありますが、用途は全く違います。
もともとJavaScriptは「LiveScript」という名前で開発されていました。しかしJavaは当時から絶大な人気を誇っており、その勢いに乗るために「JavaScript」に変更したと言われています。
名前が変更された1995年から、マイクロソフト社の「Internet Explorer」を含め、いくつかのブラウザで使われるようになりました。現在でもJavaScriptは毎年のようにバージョンアップされており、便利な機能が追加され続けています。
JavaScriptの特徴6つ
ここからは、JavaScriptの主な特徴を6つにまとめて紹介します。
ブラウザさえあれば実行できる
JavaScriptは、ブラウザさえあれば実行できます。なぜなら一般的なブラウザには、JavaScriptを実行するための機能が標準で搭載されているためです。
同じくWeb開発でよく使われるRuby・PHP・Pythonなどの言語は、実行環境を自分で整える必要があります。しかしJavaScriptはその必要がありません。ブラウザがJavaScriptのプログラムを解釈し、すぐ画面に反映してくれます。
プログラミングの実行環境を準備する段階でつまずき、挫折してしまう人は少なくありません。そのため、それほど複雑な環境構築を行わずに済むJavaScriptの手軽さは、プログラミング初心者にとって重要なポイントです。
Internet ExplorerやMicrosoft Edge、Google Chrome・Firefox・Safariなど、ほぼすべてのブラウザでJavaScriptを実行できます。ただし、各ブラウザによって多少動作が違う場合があるため注意が必要です。
Webサイトに「動き」をつけられる
JavaScriptに「HTML」や「CSS」を組み合わせることで、Webサイトに「動き」をつけられます。HTMLはWebページの表示要素を定義する言語、CSSはWebページのデザインを定義する言語です。
たとえば、HTMLで表示したボタンの動作をJavaScriptで制御したり、CSSで作ったキャラクターの動きをJavaScriptで制御したりできます。JavaScriptによって幅広い表現が可能となり、Webサイトのクオリティが向上します。
高品質なWebサイトを作成できるのが、JavaScriptが好まれて利用される理由のひとつです。
クリックやキーボード入力に応じてコードを実行できる

JavaScriptでは、マウスでのクリックやキーボード入力に応じて、コード(作ったプログラム)の実行が可能です。ユーザーの操作にあわせてWebサイトの利便性を向上できるのが、JavaScriptの強みといえます。
具体的な事例は、次のとおりです。
- 「住所取得ボタン」をクリックすると、自動的に住所を入力
- 入力途中の内容から、候補となるキーワードを予測して表示
- 入力内容が正しくない場合に警告やエラーを表示
JavaScriptを使うことで、ユーザーの誤操作をカバーしたり、操作の負担を減らしたりできるのです。Webサイトの利便性を上げるうえで、JavaScriptは重要な役割を担っています。
非同期処理が行える
JavaScriptには「非同期処理」を行うための機能が標準搭載されています。非同期処理とは、ある処理が行われている途中で、別の処理に進める仕組みのことです。
たとえば「Googleマップ」では、地図を見ているユーザーの操作を受け付けつつも、周辺の地形を読み込む処理が行われます。そうすることで、ユーザーが表示場所を動かしたときに、素早く新しい地形を表示できるのです。
裏で必要な処理を進めておくことで、ユーザーから見たWebサイトの表示や動作がスムーズになります。複数の処理を並行する複雑な非同期処理でも実現できるのが、JavaScriptの魅力の1つです。
サーバーサイドも開発できる
Webシステムは、ユーザーから見える部分の「フロントエンド」、裏方部分の「サーバーサイド」の2要素で構成されます。ブラウザ上で動作するJavaScriptはフロントエンドの開発言語ですが、サーバーサイドの開発も可能です。
前述のように、JavaScriptのプログラムは基本的にブラウザ上で動作します。しかし、「Node.js」というソフトウェアを使うことで、Webサイトのデータを管理する「Webサーバー」上でも動作が可能となります。
そのため、JavaScriptを習得すればフロントエンド開発も、サーバーサイド開発も可能です。JavaScriptを身につけるだけで、Webアプリ開発の選択肢はかなり広がります。
ライブラリ・フレームワークが豊富
JavaScriptには「ライブラリ」や「フレームワーク」が豊富に用意されており、短時間で質の高い機能を作成できます。ライブラリは、開発でよく利用される機能を、簡単に使えるようまとめたもの。
またフレームワークは、アプリケーションやプログラムで共通して使える「枠組み」のようなものです。フレームワークを利用することで、Webアプリやサービスの土台を簡単に構築できます。

JavaScriptのライブラリとして代表的なのは、jQuery(ジェイクエリー)やAjax(エイジャックス)です。Web画面のテキストや入力内容を簡単にJavaScriptで使えるなど、多彩な機能が提供されています。
JavaScriptのフレームワークとして代表的なのは、React(リアクト)やAngular(アンギュラー)、Vue(ビュー)です。
監修者「金田茂樹さん」からのコメント
フルスタックエンジニア兼プログラミングスクール講師
なお、次の記事ではおすすめのJavaScriptフレームワークをメリット・デメリットも交えて紹介しているので、良ければ参考にしてください。

JavaScriptの用途・できること

これまでの内容を踏まえ、JavaScriptの用途やできることを整理しましょう。
JavaScriptでできることは、主に次の3つです。メインの用途はWebサイトの制作ですが、Webアプリやスマホアプリも開発できます。
- 動きのあるWebサイトの制作
- Webアプリの開発
- スマホアプリの開発
前述したとおり、JavaScriptを用いることでWebサイトに動きをつけることが可能です。実際、動きのあるWebサイトの開発には、ほとんどの場合JavaScriptが採用されています。
また、前述したNode.jsを用いればWebサーバー上でも動作させられるため、Webアプリの開発も可能です。実際、「Netflix」などのWebアプリ開発にもJavaScriptが採用されています。
「React Native」などのフレームワークを用いることで、iOS・Android両対応のスマホアプリの開発も可能です。実際、スマホアプリ版「Instagram」の開発にも、JavaScriptが採用されています。
ほかにも、Googleのサービス上で動く「Google Apps Script」という言語は、JavaScriptがベースとなっています。このように、JavaScriptはWebにとどまらず幅広い用途で使われているプログラミング言語です。
なお、次の記事ではJavaScriptでできることを、作れるものも交え詳しく紹介しているので、あわせて参考にしてください。

JavaScriptの基本的な使い方
ここからは、基本的なJavaScriptの使い方を紹介します。
実際に触れてみることで、JavaScriptがどういうプログラミング言語なのか体験しながら理解できるでしょう。
JavaScriptの記述方法
JavaScriptを記述するときは、次の2ステップが必要です。
- 1.HTMLファイルを用意する
- 2.scriptタグでJavaScriptを記述する
JavaScriptのプログラムは、Webページの骨組みとなるHTML内に記述します。そのため、まずはHTMLファイル「sample.html」を用意しましょう。下記はボタンを表示するだけの、簡単なHTMLのコードです(詳細は割愛)。
<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>JavaScriptの基本的な使い方</title> </head> <body> <button onclick="showAlert()">クリックしてください</button> </body> </html>
上記のように記述したHTMLファイルをダブルクリックすると、次のようにボタンが表示されます。ただし、JavaScriptのプログラムが入っていないため、この時点では押しても何も起こりません。

次に、用意したHTMLファイルの中にJavaScriptのプログラムを記述しましょう。JavaScriptをHTML内に記述するときは、下記のようにJavaScriptのプログラムを「scriptタグ」ではさむのが基本です。
<script> // ここにJavaScriptを記述していく </script>
今回は、「ボタンがクリックされました!」と表示する簡単なプログラムを記述します。下記のように、HTMLファイルにscriptタグとJavaScriptのコードを追加して、上書き保存しましょう。
<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>JavaScriptの基本的な使い方</title> </head> <body> <button onclick="showAlert()">クリックしてください</button> <script> function showAlert() { alert("ボタンがクリックされました!"); } </script> </body> </html>
では、再度ダブルクリックしてHTMLファイルをブラウザで開き、ボタンを押してみてください。次のように、JavaScriptのコードが実行されて「ボタンがクリックされました!」と表示されるはずです。

なお上記のように、Webページの中に直接プログラムを書く方法を内部ファイルと呼びます。一方で、JavaScript専用の外部ファイル(拡張子は「.js」)にプログラムを記述し、以下のようにscriptタグで読み込む方法もあります。
<script src="sample.js"></script>
このようにして、JavaScriptのプログラムを記述・実行することが可能です。
なお、次の記事ではJavaScriptの書き方を基本ルールやコード例も交えてわかりやすく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

おすすめのJavaScriptエディタ
JavaScriptに限らず、効率的にプログラミングを行うにはエディタ(文章を編集するソフトウェア)が欠かせません。JavaScriptのプログラミングには、次のような機能があるエディタを選ぶと便利です。
- 入力の補完
- プレビュー表示
- 構文の色分け表示
- ショートカットキー
- 記述ミスのチェック
- 表示などのカスタマイズ
JavaScriptにおすすめの無料エディタには、次のようなものがあります。それぞれ機能やデザインは異なるため、色々なものを試して好みのエディタを探すとよいでしょう。
監修者「金田茂樹さん」からのコメント
フルスタックエンジニア兼プログラミングスクール講師
JavaScriptは、テキストエディタとブラウザさえあれば簡単に使えます。前述した上記のコードをコピペしながら使ってみると、プログラミングをしている実感がわきますよ。
なお、下の記事ではおすすめのJavaScriptエディタを特徴も交えて紹介しているので、あわせて参考にしてください。

JavaScriptの学習ロードマップ
JavaScriptを学習するときには、次のロードマップに沿って進むのがおすすめです。
- 1.HTML・CSSを勉強する
- 2.JavaScriptの文法・構文を勉強する
- 3.ライブラリを勉強する
- 4.JavaScriptの環境構築を行う
- 5.フレームワークを勉強する
- 6.JavaScriptの開発実践を繰り返す
JavaScriptは、Web開発に使われることが多い言語です。そのため、まずはWebサイトを作るのに欠かせないHTMLやCSSを学んでおきましょう。
次に、学習サイトなどを利用してJavaScriptの文法・構文を学習します。文法や構文がある程度わかるようになったら、次はライブラリについて学びましょう。
ここまで進んだら、JavaScriptの環境構築を行います。それほど難しい作業は必要ありません。Webサービスを利用するか、エディタを使用するのが一般的なやり方です。
環境構築ができたら、フレームワークを学びましょう。その後はアニメーションの作成など、さまざまなJavaScriptの実践を繰り返していきます。Webサイトを自由に動かせるように、JavaScriptのスキルを磨いていきましょう。
次の記事では独学者向けのJavaScript勉強方法を、おすすめ本や学習サイトも交え詳しく紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

また、JavaScript初心者向けの学習ロードマップを詳しく知りたい人には、次の記事もおすすめです。

挫折なくJavaScriptを習得するには
先ほど述べたとおり、JavaScriptは初心者にも学びやすいプログラミング言語です。しかし、初学者のなかにはJavaScriptといったプログラミング言語の習得に挫折する方も多くいます。
事実、弊社の調査では
- 不明点を聞ける環境になかった
- エラーが解決できなかった
- モチベーションが続かなかった
などの理由から、87.5%が「プログラミング学習で挫折や行き詰まりを感じた」と回答しています。


調査概要:プログラミング学習の挫折に関するアンケート
調査対象:10代〜80代の男女298名
調査期間:2019年8月13日~8月20日
調査方法:インターネット調査
掲載元:PR TIMES
またこうした背景もあってか、弊社がプログラミングに興味がある人100名へ実施した別の調査では
- 確実にスキルを身につけられると思ったから
- 独学では不安がある
- 効率よく学べそう
などの理由から、61%が「プログラミングの勉強を始めるならスクールを選ぶ」と回答しています。


調査概要:プログラミングに興味がある方の意識調査
調査期間:2021/11/19~2021/12/3
対象者:プログラミング学習を検討している10代~50代の男女100名
調査媒体:クラウドワークス
掲載元:PR TIMES
加えて、プログラミングスクールの卒業生に「独学ではなくスクールを活用した理由」を聞いたところ「できるだけ短い期間でITエンジニアへの転職や副業に必要なスキルを身につけたかった」という回答も多く寄せられました。
上記から、1人でプログラミングスキルを習得できるか不安な人や短期間でスキルを習得したい人ほど確実性を求め、現役エンジニアといったプロの講師に質問できるプログラミングスクールを利用する傾向にあるのがわかります。
いざ独学でプログラミングを学び始めても、勉強の最中に挫折しまっては学習にかけた時間を悔やむだけでなく「プログラミングスキルを身につけるのって思っていたよりも難しいんだな…」とJavaScriptの習得自体を諦めかねません。
仮にわからないことを飛ばしながら勉強を進めたとしても、ITエンジニアへの転職や副業での収入獲得を実現できる実践的なスキルが身につかなければ、結局後悔することになります。
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侍エンジニアをおすすめする最大の理由は「挫折しづらい学習環境」にあります。
冒頭で述べたとおり、独学者の多くは自力で不明点やエラーを解決できないためにプログラミング学習を挫折しています。そのため、初心者が現役エンジニアのようなプロに質問・相談できない状況でJavaScriptを習得するのは非常に難易度が高いといえます。
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学習と金銭面をどちらもサポートしてくれる侍エンジニアなら、未経験からでも安心してITエンジニアへの転職や副業での収入獲得などの目的が実現できますよ。
公式サイトで詳細を見るJavaScriptにまつわるFAQ
最後に、JavaScriptの初心者が抱えがちな疑問へ回答します。
スマホ上でJavaScriptを有効にする方法は?
スマホのブラウザだと、JavaScriptが無効になっている場合があります。Webサイトに動きをつけたい場合は、ブラウザの設定を開き、JavaScriptを有効にしましょう。
iOSの標準ブラウザ「Safari」の場合は、設定→Safari→詳細の順に遷移し、「JavaScript」の設定項目を有効にすればOKです。Androidの標準ブラウザの場合は、設定オプションから「詳細設定」を開き、「JavaScript」の設定項目を有効にしてください。
スマホの機種やブラウザによって設定手順が異なる場合があるため、注意が必要です。ただし、基本的にはブラウザの設定を変更すれば問題ありません。
なお、次の記事ではパソコンやスマホのブラウザでJavaScriptを有効にする方法を詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。

JavaScriptに将来性はあるの?
JavaScriptは将来性が高く、今後も需要が見込まれるプログラミング言語です。
前述のように、JavaScriptはほとんどのWebサイトに使われています。開発言語の変更は手間やリスクをともなうため、ほかの言語に置き換えられることは考えにくいでしょう。
実際、多くの企業がホームページや自社サービスにJavaScriptを採用しています。こうした既存サイトの機能追加・仕様変更はもちろん、新規サイトの立ち上げも含めて、今後もJavaScriptの高い需要は続くと考えられます。
これからエンジニアを目指す場合、JavaScriptを身につければ仕事の幅が大きく広がるでしょう。未経験でも就職・転職しやすい言語のため、これからプログラミングを学ぶ人にJavaScriptはおすすめです。
なお、下の記事では需要や年収の観点でJavaScriptの転職事情を詳しく解説しているので、良ければ参考にしてください。

JavaScriptを使用するITエンジニアの平均年収は?
ITやテクノロジーに関するメディア「TECH Street」は「2020年プログラミング言語別年収ランキング」を発表しています。このランキングは、「doda」会員である20~50代のITエンジニアに調査した結果を集計したもの。
JavaScriptを使用しているエンジニアの平均年収は、年代別に次のとおりです。

次に、エンジニア全体の年代別の平均年収を見てみましょう。

上記2つのデータを比較すると、JavaScriptを利用しているエンジニアの平均年収は、どの年代でもエンジニア全体の平均年収より高いことがわかります。JavaScriptエンジニアが高年収なのは、次のような理由が考えられます。
- Webサイト制作やWebアプリ開発に欠かせず、高需要なため
- さまざまなことを実現できる分、仕事内容も豊富なため
需要が高いJavaScriptは仕事を獲得しやすい上に、できることが幅広いため仕事内容も豊富です。こうした理由からエンジニアとしての稼働率が上がりやすく、収入アップにつながっていると考えられます。
監修者「金田茂樹さん」からのコメント
フルスタックエンジニア兼プログラミングスクール講師
なお、次の記事ではJavaScriptエンジニアの年収を、高い理由や働き方の特徴も交え紹介しているので良ければ参考にしてください。

まとめ
今回は、そもそもJavaScriptとはどんなプログラミング言語なのか、その特徴を用途やできることも交えて解説しました。
JavaScriptは複雑な環境構築が不要で手軽に始められるため、初心者でも学びやすい言語です。ただし色々なことが実現できる分、JavaScriptの仕事では色々なテクニックが求められます。JavaScriptを仕事で活かすなら、確かなスキルを身につけることが大切です。
本記事を参考に、ぜひJavaScriptの学習を進めてみてください。なお、独学に不安のある人はプログラミングスクールを活用するのもおすすめです。
この記事のおさらい
JavaScriptとは、Webブラウザ上で動くプログラミング言語です。ほとんどのWebサイトで利用されています。
JavaScriptでできることの代表的な例は次の3つです。
・Webサイトに動きを加える
・イベントに対して動作させる
・非同期通信
こちらの記事もおすすめ
下の記事では、JavaScriptを使ったゲーム開発の方法を、おすすめサンプルも交えて紹介しているのでぜひ参考にしてください。

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監修者「金田茂樹さん」からのコメント
フルスタックエンジニア兼プログラミングスクール講師