HTMLとは?プログラミング言語じゃないの?
HTMLだけでブログが書けるってホント?特徴やできることが知りたい!
HTMLとはどのような言語なのか、プログラミング言語とは違うのかを区別できない方が少なくないのではないでしょうか。
HTMLを使えば、ブログやLPのような簡単なWebサイトを作れます。
この記事ではそもそもHTMLとは何なのか、その特徴を種類やできることも交えわかりやすく解説します。HTMLを構成する要素やよく使われるタグなども解説するのでぜひ参考にしてください。
この記事の監修者

フルスタックエンジニア
音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。
HTMLとは?

皆さんはWebブラウザを通して、ブログやSNSなどのさまざまなWebサイトを閲覧していますよね。このWebブラウザ上に表示するコンテンツの内容を記述しているのが「HTML(エイチ・ティー・エム・エル)」です。
HTMLは「HyperText Markup Language」の略称ですが、それぞれの単語は下記のような意味を持っています。
単語名 | 意味 |
Hyper Text | 図表、画像、音声、動画を含むテキストデータを共有して閲覧できるシステム。 単なるテキスト(文字)を超えたテキストデータ。 |
Markup | 目印をつける。コンピュータが読み取れるタグをつけること。 |
Language | 言語 |
つまり、HTMLとは「さまざまなデータをコンピュータが読み取れるようにタグ付けする言語」といえます。
HTMLはマークアップ言語
他のプログラミング言語と一緒に紹介されるケースも多いことから、HTMLを「プログラミング言語」として認識する人は多くいます。
しかし実のところ、HTMLは「マークアップ言語」に分類されるため、プログラミング言語ではありません。
マークアップ言語 | テキストにタグづけをしてコンピュータに認識させる言語 |
プログラミング言語 | コンピュータにデータ処理の命令をするための言語 |
マークアップ言語は、文章や画像などにタグづけをしてコンピュータに認識させる言語です。コンピュータはテキストだけでは、見出しの位置やデザインなどは把握できません。マークアップ言語を活用することで、人の目で見て違和感のないWebサイトを制作できます。
一方プログラミング言語は、コンピュータにデータ処理の命令をするための言語です。数値の計算やデータベースにあるデータの入出力など、コンピュータのわかる言語で支持を出すために必要です。
マークアップ言語の例 | ・HTML ・XML ・XHTML ・SGML など |
マークアップ言語にはHTML以外にも、上記のとおり複数あります。深く分類について理解する必要はないため、HTMLはプログラミング言語とは役割が異なる点は覚えておきましょう。
HTMLの仕組み
HTMLはプログラミング言語ではなく、文字にタグ(目印)をつけるためのマークアップ言語です。
では、なぜその「文字にタグをつけただけ」のHTMLファイルが、私たちが普段目にしているWebサイトのようにきれいに整って表示されるのでしょうか。その仕組みを解説します。

こちらの図は、HTMLファイルがWebページで表示される仕組みを簡単に表したものです。
私たちがパソコンを利用してあるWebページへアクセスすると、サーバーに対してそのページのHTMLファイルを要求します。するとサーバーはその要求に応え、指定されたHTMLファイルをユーザーのパソコンへ送信します。
ただし前述のとおり、HTMLファイルは「タグのついた文字データ」に過ぎません。これを私たちが普段見ているようなWebページとして表示させる必要があります。
その役割を担っているのが、Webブラウザです。Webブラウザは「HTMLパーサー」や「HTMLレンダリングエンジン」といった機能を利用して、HTMLファイルをWebページとして表示させます。
<HTMLファイルをWebページとして表示させるWebブラウザ>
- Chrome(Google社)
- Edge(Microsoft社)
- Safari(Apple社)
- Firefox(Mozilla社)
HTMLを使ってできること
HTMLを使ってできることとして、主に下記の2つが挙げられます。
- HTMLメールの作成
- ホームページ作成
ひとつずつ、見ていきましょう。
HTMLメールの作成
HTMLを使えば、下図のようなHTMLメール(リッチテキストメール)を作れます。

ホームページ作成
HTMLを使えば、簡単なホームページを作成できます。HTMLファイルを作成してWebブラウザで開ければ、Webページをすぐに表示できます。
HTMLは「要素をタグではさむ」というシンプルな文法なので、初心者でも簡単に見出しや段落の作成、画像やリンクの挿入を記述できるでしょう。
なお、レンタルサーバーにHTMLファイルをアップロードすれば、簡単にホームページを公開できます。
また、次の記事ではHTMLを使ったホームページの作り方を詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。

HTMLの種類

HTMLは1990年代前半に誕生して以来、さまざまな機能が追加され、改善されてきました。そのなかで、開発されながら途中で終了した種類も存在します。
現在、HTMLファイルとして主に使われている種類は次の3つです。
2021年までは、HTML5が主流といわれていました。しかし2021年1月にHTML5が廃止され、「HTML Living Standard」への規格統一が発表されたため、今後はHTML Living Standardが主流になると考えられます。
ただしHTML関連の資格や学習教材など、HTML Living Standardに対応していないケースもあるでしょう。これからHTMLを学ぶときは、最新の仕様に対応しているか確認してください。
HTMLを構成する3つの要素

HTMLは、下記の3つによって構成されています。
詳細 | |
タグ | Webブラウザに直接表示されず、タイトルや大見出しなどの表現形式をコンピューターに伝達する記号。 |
要素 | Webブラウザに表示されるタグに囲まれたテキスト。 |
属性 | Webブラウザに表示されない要素の追加情報。 |
上記3つのうち、Webブラウザに表示されるのは要素のみです。それぞれ詳しく解説します。
タグ
タグは、HTMLファイルに記述したテキストデータなどに対して、Web上でどのように表現するかを定義します。


HTMLタグには、テキストデータを開始タグ<>と終了タグ</>で囲む必要があるものや、終了タグを必要としないものもあります。
要素
要素は、開始タグ<>と終了タグ</>に囲まれたテキストです。


タグに囲まれた要素の内容が、Webブラウザに表示されます。
1行目の<h1>タグで囲まれた要素は、大見出しとして表示されます。2行目の<a>タグ(リンクタグ)に囲まれた要素は、要素をクリックすることで指定したURLに遷移します。
属性
属性はタグの性質を決め、タグの種類によってさまざまな属性が存在します。


リンクタグを使う場合は、href属性で「クリックされた時に遷移させるページのURL」を指定します。
属性を記述する時は、開始タグの直後に半角スペースを空けます。
画像の表示には<img>を使いますが、属性は「src」となります。<img src=”url”>のように、src属性のurl部分に画像が保存されている場所(ソース)を指定することで、画像が表示されます。
よく使うHTMLタグ一覧
HTMLタグはたくさん存在しますが、そのなかでもよく使われるものを一覧にまとめました。
リンクタグ(aタグ)
リンクタグ(aタグ)は、コンテンツにリンクを挿入します。


こちらはリンクタグを使ったサンプルコードです。
<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>HTMLの説明</title> </head> <body> <a href="https://www.sejuku.net/">こちらをクリック</a> </body> </html>
リンクタグについては、こちらの記事で詳しく説明しています。

見出しタグ (h1~h6タグ)
見出しタグは、テキスト情報に対して重要なテーマ、あるいはユーザーに伝えたい内容であることを定義します。
見出しタグは、h1からh6まであります。見出しタグを挿入すれば、Googleなどの検索エンジンが「これは見出しである」と認識できるようになります。


こちらは、見出しタグを使ったサンプルコードです。
<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>HTMLの説明</title> </head> <body> <h1>見出し1の説明</h1> <h2>見出し2の説明</h2> <h3>見出し3の説明</h3> <h4>見出し4の説明</h4> <h5>見出し5の説明</h5> <h6>見出し6の説明</h6> </body> </html>
画像タグ(imgタグ)
画像タグはその名前のとおり、Webページ上に画像を表示します。src属性で、表示したい画像ファイルを指定します。
また、width属性やheight属性で、画像の幅や高さを指定できます。
なお、画像の幅と高さを省略すると、対象画像本来のサイズで表示される決まりです。alt属性は代替テキストと呼ばれ、画像が表示できない場合に代わりに表示されるテキストを入れます。
今回は、HTMLファイルと同一のフォルダに保存されている「sample.jpg」という画像ファイルを使用しています。


こちらは、画像タグを使ったサンプルコードです。
<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="utf-8"> <title>HTMLの説明</title> </head> <body> <img src="./sample.jpg" width="400" height="150" alt="ロゴ"> </body> </html>
画像タグについては、こちらの記事で詳しく解説していますので、ぜひご覧ください。

段落タグ (pタグ)
段落タグは見出しタグの中で使われ、テキストや画像のまとまりを示します。「p」は、paragraph(段落)の頭文字を意味します。
段落タグを使うと、前後一行分が自動的に改行されます。文章の読みやすさを考えて、段落タグを適宜挿入しましょう。

こちらは、 段落がタグを使ったサンプルコードです。
<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>HTMLの説明</title> </head> <body> <p>段落1のテキストです。段落1のテキストです。段落1のテキストです。</p> <p>段落2のテキストです。</p> </body> </html>
段落タグについて、こちらの記事で詳しく解説しています。

テーブルタグ(tableタグ / trタグ / thタグ / tdタグ)
テーブルタグは、ページ上に表を挿入します。
<table>が表全体、trタグが表の1行を表します。また、thタグが表のヘッダ、tdタグがデータを表します。


こちらは、テーブルタグを使ったサンプルコードです。
<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>HTMLの説明</title> </head> <body> <table border="1"> <tr> <th>名前</th> <th>年齢</th> </tr> <tr> <td>侍 太郎</td> <td>27</td> </tr> <tr> <td>侍 花子</td> <td>25</td> </tr> </table> </body> </html>
テーブルタグについて、こちらの記事で詳しく解説しています。

番号なしリストタグ(ulタグ / liタグ)
黒点を付けて箇条書きしたいテキストをulタグ、 liタグで囲むことで、番号なしリストを作ることができます。


こちらはulタグ、 liタグのサンプルコードです。
<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>HTMLの説明</title> </head> <body> <ul> <li>リスト1</li> <li>リスト2</li> <li>リスト3</li> <li>リスト4</li> </ul> </body> </html>
番号付きリストタグ(olタグ / liタグ)
番号付きリストタグ(olタグ)を使えば、番号が付いた箇条書きのリストを作れます。


こちらは、番号付きリストタグを使ったサンプルコードです。
<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="UTF-8"> <title>HTMLの説明</title> </head> <body> <ol> <li>リスト1</li> <li>リスト2</li> <li>リスト3</li> <li>リスト4</li> </ol> </body> </html>
番号なしリストタグと番号付きリストタグについては、こちらの記事でも詳しく解説しています。

HTMLファイルの作り方

HTMLの構成要素をおさえたところで、ここからは実際にHTMLファイルを作ってみましょう。これから紹介する手順どおりに進めれば、誰でも簡単にHTMLファイルを作れます。
ちなみに、HTMLファイルを作る際はメモ帳でもよいですが、HTMLファイル専用エディタを使えば効率的にコーディングできます。HTMLファイルを編集するために便利な機能がたくさん装備されていますので、ぜひ使ってみてください。
HTMLエディタについては、下のの記事で詳しく解説しています。

では、ここからHTMLファイルの作成手順を紹介します。まず、メモ帳などのテキストエディタを起動して、下記のコードをコピー&ペーストします。
<!DOCTYPE html> <html lang="ja"> <head> <meta charset="utf-8"> <title>HTMLの作り方</title> </head> <body> <h1>Hello!World!</h1> </body> </html>

コピー&ペーストができたらファイルを保存しましょう。メモ帳をお使いの場合は「ファイル」→「名前を付けて保存」を選択します。
なおHTMLファイルを作る場合、ファイルの拡張子は「.html」にする必要があります。また、文字コードは「UTF-8」を選択してください。

これでHTMLファイルを作成できました。
HTMLのDOCTYPE・charsetとは?
<!DOCTYPE html>は、DOCTYPE宣言(ドキュメントタイプ宣言)と呼ばれるもので、HTMLファイルで使用されるHTMLのバージョンを示すために必要で、HTMLファイルの先頭に記述します。
<!DOCTYPE html>と書くことで、「これはHTML5で作成されたファイルです」と宣言しています。

<html lang=”ja”>は、lang属性(言語属性)を表します。HTMLファイルがどのような言語で記述されたかを示すものです。ここでいう言語とは、プログラミング言語のことではなく、日本語や英語などの言語という意味です。
<html lang=”ja”>の「ja」は、日本語を表します。コンテンツを英語で作成する場合は<html lang=”en”>、ドイツ語の場合は<html lang=”de”>というように、言語に合わせた記述をします。
<meta charset=”utf-8″>は、HTMLファイルの文字エンコーディングを指定します。文字を数字に変換してコンピュータへ伝達するために必要となる変換規則です。HTMLファイルを作成する場合、一般的に、UTF-8を指定します。。

HTMLについてもう1つ覚えておきたいのは、headタグとbodyタグです。
headタグは、Webページのタイトルなどを記述します。bodyタグには本文を記述します。
ブラウザにHTMLファイルを表示する方法
では、Webブラウザで作成したHTMLファイルを表示してみましょう。
保存したHTMLファイルをダブルクリックするか、右クリックして「プログラムから開く」→「Chrome(お使いのWebブラウザ)」を選択します。
Webブラウザに、以下ような画面が表示されるはずです。

これでHTMLファイルの、ブラウザへ表示することができました。
なお、次の記事ではHTMLの動かし方を必要なものも交え詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。

スマートフォンでHTMLファイルを見る方法
WebページのHTMLファイルは、パソコンやスマートフォンから閲覧できます。Androidの場合、確認したいURLの先頭に「view-source:」という文字列を付加し、アクセスします。

View Sourceを起動後、画面上部に対象のURLを入力するとHTMLファイルが表示されます。なお、iPhone(iOS)の場合は、App Storeから専用のアプリをインストールする必要があります。

iOS・Androidともに、スマートフォンから簡単にHTMLコードを確認できます。まだ見たことがない人は、ぜひ確認してくださいね。
HTMLファイルにエラーがないかをチェックする方法

続いて、HTMLファイルにエラーがないかをチェックする下記2つの方法を紹介します。
- W3C提供のツールを使う
- コードエディタのチェック機能を使う
W3C提供のツールを使う
W3C提供のツールを使えば、HTMLファイルにエラーがないか、Webブラウザ上で正常に表示されるかをチェックできます。W3Cは、Web技術の標準化を推進する団体です。
使い方はとても簡単です。下記の3種類の方法から検証方法を選択し、Checkボタンを押すだけで簡単にHTMLファイルの構文をチェックできます。
- Validate by URI(URL指定による検証)
- Validate by File Upload(ファイルアップロードによる検証)
- Validate by direct input(直接入力による検証)

エラーがない場合は、下の画像のように表示されます。

エラーが存在する場合は、次のように表示されます。

コードエディタのチェック機能を使う
コードエディタを使えば、簡単にHTMLファイルのエラーをチェックできます。
「エラーをチェックできるのは便利だけど、作ったHTMLファイルを、わざわざ毎回ツールで確認するのは面倒だ」と感じる方が、多いのではないでしょうか。
そのような方に向けて、コードエディタ「Visual Studio Code」の拡張機能「HTMLHint」を例に、HTMLファイルのエラーを検出する方法を紹介します。
まず、Visual Studio Codeを起動し、画面左下にあるブロックのようなメニューを押します。その後、入力欄が表示されるので「HTMLHint」と入力しましょう。
検索にヒットした拡張機能が画面表示されるので、一番上に表示されるHTMLHintのInstallボタンを押します。
これで、「HTMLHint」を使用するための準備が完了です。

HTMLをチェックするために、特別な処理は必要ありません。HTMLファイルを開くと、自動的にHTMLのエラーがないかを検証してくれます。
下図のように、コードエディタのチェック機能を使えば、HTMLファイルを作成中にエラーに気づけます。

\業界最安級/
登録無料のプログラミングスクール
40種類以上の教材が登録無料で学べるSAMURAI TERAKOYA(侍テラコヤ)。なかでも「HTML/CSSの基礎を学ぼう」では、HTMLの書き方からCSSを使った装飾方法までを網羅的に学習できます。
また、回答率100%の「Q&A掲示板」でわからないことや悩みを解決しながらHTML学習を進められるだけでなく、必要に応じて現役エンジニアとのマンツーマンレッスンも受けられるため、初心者の方でも挫折なくHTMLの習得が可能です。
コスパよく効率的にHTMLの習得を目指すなら侍テラコヤがおすすめです!
入会金不要・いつでも退会OKに加え、利用から1ヵ月の間は「全額返金保証制度」が適用されるので、気軽にお試しください。
HTMLとCSS・JavaScriptとの関係性
実は、私たちが普段目にしているWebサイト上では、HTMLのほかにも、CSSやJavaScriptが使われています。

JavaScriptは、Webサイト上で動的な処理を実現します。たとえば入力項目のチェック、画像の拡大表示、アニメーションなどです。
またCSSは、Webサイトの装飾や画面レイアウト調整に使われます。
HTMLファイルに含まれるテキストや画像といったデータの集まりに対して、JavaScriptファイルやCSSファイルが組み合わさることで、私たちが普段見ているWebサイトが完成しているのです。
CSSやJavaScriptを使うためには、いくつかの方法があります。
今回は、HTMLファイルとは別にファイルを作って(外部ファイルを作成して)、コードを書き込む方法を紹介します。

HTMLファイルにファイルパスを書き込めば、CSSやJavaScriptの外部ファイルを読み込むことができます。これにより、WebブラウザでHTMLファイルにアクセスすると、CSSやJavaScriptの外部ファイルの内容も反映されます。
CSSやJavaScriptについては、以下の記事で詳しく説明しています。ぜひご覧ください。
未経験者におすすめのプログラミング学習手順
これからプログラミングを学び始める人は、次の順に学習するのがおすすめです。
- ステップ1:HTML
- ステップ2:CSS
- ステップ3:JavaScript
- ステップ4:その他の言語(Python/PHPなど)
WebサイトやWebアプリを制作・開発できるのが上記言語の共通点です。
プログラミング言語 | 使用できる開発分野 |
CSS | Webサイト・アプリケーションのデザイン制作 |
JavaScript | Webサイト・アプリケーションの動的機能作成(画像ポップアップ/スライド広告機能 など) |
Python | Webアプリケーション開発・AI開発・機械学習 |
PHP | Webサイト・Webアプリケーション開発(ログイン機能/データ更新機能 など) |
HTML/CSSは難易度が低く習得しやすいため、はじめに習得するのがおすすめです。未経験からでも学びやすく、習得できればWebサイトの簡単なデザインなど開発業務も担当できます。
その後、Webサイト・アプリケーション開発で使用頻度の多いJavaScriptを習得すると良いでしょう。JavaScriptを習得すれば、画像のポップアップ機能や広告表示などWeb開発の大部分は担当可能です。Webエンジニアへの転職・就職したいなら、JavaScriptは学習しておきたいですね。
なおPythonやPHPなどそのほかの言語に関しては、HTML/CSS・JavaScriptを習得してから余裕ができて学ぶのがおすすめです。多くの言語を並行して学習すると効率が悪くなるため、スキルアップとしてPython・PHPなど他言語を学びましょう。
挫折なくHTMLを学ぶなら
これからHTMLを学ぼうと考えている人のなかには、
独学で身につけられるか不安…
という人もいますよね。
事実、弊社の調査では「不明点を聞ける環境になかった」「エラーが解決できなかった」などの理由から、多くの独学者が「プログラミング学習で挫折や行き詰まりを感じた」と回答しています。


調査概要:プログラミング学習の挫折に関するアンケート
調査対象:10代〜80代の男女298名
調査期間:2019年8月13日~8月20日
調査方法:インターネット調査
掲載元:PR TIMES
またこうした背景もあってか、弊社がプログラミングに興味がある人100名へ実施した別の調査では
- 確実にスキルを身につけられると思ったから
- 独学では不安がある
などの理由から、6割以上が「プログラミングの勉強を始めるならスクールを選ぶ」と回答しています。


調査概要:プログラミングに興味がある方の意識調査
調査期間:2021/11/19~2021/12/3
対象者:プログラミング学習を検討している10代~50代の男女100名
調査媒体:クラウドワークス
掲載元:PR TIMES
加えて、プログラミングスクールの卒業生に「独学ではなくスクールを活用した理由」を聞いたところ「できるだけ短い期間でITエンジニアへの転職や副業に必要なスキルを身につけたかった」という回答も多く寄せられました。
上記から、1人でプログラミングスキルを習得できるか不安な人や短期間でスキルを習得したい人ほど確実性を求め、現役エンジニアといったプロの講師に質問できるプログラミングスクールを利用する傾向にあるのがわかります。
いざ独学でプログラミングを学び始めても、勉強の最中に挫折しまっては学習にかけた時間を悔やむだけでなく「プログラミングスキルを身につけるのって思っていたよりも難しいんだな…」とスキルの習得自体を諦めかねません。
仮にわからないことを飛ばしながら勉強を進めたとしても、ITエンジニアへの転職や副業での収入獲得を実現できる実践的なスキルが身につかなければ、結局後悔することになります。
そこで、おすすめしたいのが「SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)」です。
料金 | 月分割4.098円~ |
実績 | ・累計指導実績4万5,000名以上 ・受講生の学習完了率98% ・受講生の転職成功率99% ・転職成功後の平均年収65万円UP ・転職成功後の離職率3% |
侍エンジニアをおすすめする最大の理由は「挫折しづらい学習環境」にあります。
冒頭で述べたとおり、独学者の多くは自力で不明点やエラーを解決できないためにプログラミング学習を挫折しています。そのため、未経験者が現役エンジニアのようなプロに質問・相談できない状況でHTMLを習得するのは難易度が高いといえます。
しかし、侍エンジニアでは
- 現役エンジニア講師によるマンツーマンレッスン
- 現役エンジニアに質問できるオンラインでのQ&Aサービス
- 不安や悩み・勉強の進み具合を相談できる学習コーチ
といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきたわからないことや不明点をいつでも相談可能です。「受講生の学習完了率98%」「転職成功率99%」という実績からも、侍エンジニアなら挫折しづらい環境でHTMLの学習を進められるといえます。
また、侍エンジニアでは受講生一人ひとりの目的をヒアリングしたうえでカリキュラムを作成するため、限られた受講期間でもITエンジニアへの転職や副業での収入獲得に必要なスキルだけを効率的に習得可能です。
最短距離で目的を実現できるようカリキュラムが組まれているため、勉強する順番や内容を誤り非効率に時間や手間を費やす心配もありません。
なお、侍エンジニアでは最大70%OFFで受講可能な「給付金コース」を提供中。金銭面での支援を受けつつ、理想のキャリア実現に向けたスキルの習得から、転職活動・就業後のフォローアップ(※1)までを一貫してサポートしてもらえます。
※1:転職後の1年間、転職先での継続的な就業や転職に伴う賃金上昇などのフォローアップ
学習と金銭面をどちらもサポートしてくれる侍エンジニアなら、未経験からでも安心してITエンジニアへの転職や副業での収入獲得などの目的が実現できますよ。
公式サイトで詳細を見るまとめ
HTMLはWeb開発の基本スキルであり、プログラマーやフロントエンドエンジニアになるために、ぜひ覚えておきたい言語です。
HTMLに関して分からなくなったら、いつでもこの記事を読み返してくださいね。
この記事のおさらい
HTMLとは「HyperText Markup Language」の略であり、さまざまなデータをコンピュータが読み取れるようにタグ付けする言語です。
HTMLを構成する要素は、Web上での表現方法を決める「タグ」、Web上で実際に表示される「要素」、タグの性質を決める「属性」の3つです。
HTMLを使えば、HTMLメールや簡単なホームページを作成できます。
挫折せず目的を達成するなら
専属マンツーマンレッスンの侍エンジニア

プログラミング学習の挫折率は約90%と言われています。学習を成功させるには、モチベーションを維持して成長を実感できる環境が必要です。
侍エンジニアなら「現役エンジニア講師」、「学習コーチ」、「Q&A掲示板」トリプルサポート体制であなたの学習をサポートするほか、オーダーメイドカリキュラムで必要なことだけを学べるため、さまざまなランキングでNo1という実績を挙げています。
挫折せず最短でプログラミングを習得したいなら侍エンジニアがおすすめです!