アプリ開発をするのに必要なスキルが知りたい
未経験からスマホアプリが開発できるまでの学習法が知りたい
アプリ開発をするために、これからプログラミング学習を始めようと考えている方も多いのではないでしょうか?
アプリ開発といってもさまざま種類のアプリや、扱うプログラミング言語もさまざまなので、これからアプリ開発をしようと考えている方は、事前にアプリ開発の概要について知る必要があります。
そこで本記事では、アプリ開発の基礎知識や必要なスキルセット、勉強法まで網羅的に解説していきます。
- アプリ開発に必要なスキル
- アプリ開発を学ぶための勉強法
これからアプリ開発をしようと考えている人は、ぜひ最後までご覧ください。
未経験でもアプリ開発は可能なの?
これからアプリ開発にチャレンジしてみようと思う人は「未経験でもアプリ開発は可能なの?」と疑問に思われるのではないでしょうか?
結論から言うと、どんなプロダクトを開発するかにもよりますが、未経験でもアプリ開発をすることは可能です。
多くの人が使うようなアプリや、複雑な機能のアプリを開発するには未経験だと厳しいですが、以下のような簡単なアプリは開発できます。
- メモアプリ
- 動作が単純なゲームアプリ
- SNS風アプリ
プログラミングスクールでもオリジナルアプリの開発がカリキュラムに組み込まれている場合が多いため、しっかりと基礎的なプログラミング言語を学べば十分開発可能です。
また、フレームワーク(Ruby on RailsやLaravel)と呼ばれる、アプリ開発に特化したフレームワークを使用すれば、簡単なプログラムを組むだけで、本格的なアプリを開発が可能です。
アプリ開発のメリットとは?
スキルが身につく
アプリ開発をすることで、プログラミングスキルはもちろん、アプリ開発に必要な周辺のスキルを身につけることも可能です。
アプリ開発に必要な周辺知識は以下のとおりです。
- インフラ関連(サーバー、データベースなど)
- デザインスキル(UI/UX)
- 自己解決スキル(仮説と検証)
- フレームワーク
とくに自己解決スキルは、実践を通じて身につくスキルなので、アプリ開発を通じて身につけることができます。
また、アプリ開発をした後に本格的に運用するとなると、マーケティングや企画力、運用・保守的なスキルも必要なので、エンジニアとして総合的なスキルが身につきます。
実績につながる
自身でアプリ開発をすると実績につながるので、エンジニア転職が有利になったり、フリーランスとして活動する際に実績として証明できます。
エンジニア転職するときに、求人サイトから仕事を探す場合が多いですが、求人サイトの応募条件を確認しても、「PHPでWebアプリ開発経験あり」「Swiftでスマホアプリ開発経験あり」などの条件が提示されている場合が多いです。
その時に、自分で作ったアプリを実績として提示できるので、転職活動もスムーズに行うことができるでしょう。
また、フリーランスエンジニアとして活動する時には、実績は欠かせないので、いくつかプロダクトを作成して、いつでも実績として見せれる状態にしておきましょう!
ポートフォリオとして公開できる
ポートフォリオはその人のスキルレベルや、どんなものが作れるかを知ることができる指標になるので、エンジニア転職するときや、フリーランスの営業の時に利用できます。
アプリ開発をしたら、そのままインターネット上に公開するか、GitHubを利用してソースコードをアップロードします。
- インターネットに公開:不特定多数の人に見せれる
- GitHubで公開:エンジニアに見せる時に効果的
ポートフォリオはエンジニアとして仕事していく上で、履歴書のようなもののため、アプリ開発を通じて作成するようにしましょう。
アプリ開発の基礎知識

まずアプリ開発を始めるまえに知っていただきたいのは、アプリにも種類があるということです。基本的にアプリには、
- Webアプリ
- ネイティブアプリ
- ハイブリッドアプリ
この3種類があります。それぞれどのような特徴があるのか知ったうえで、あなたがどんなアプリを開発したいのか考えてみましょう。
Webアプリ

Webアプリはインターネットのブラウザ上で動くもの。パソコンやスマホで特定のURLにインターネットを通して接続し、アプリをダウンロードすることなくWebブラウザ上でそのまま使うことができます。
多くのプログラミング言語でWebアプリを開発することができますが、初学者におすすめなのはPHP・Ruby・JavaScriptの3種類です。これらの言語は記述量が少なく、初学者でも学びやすいので、Webアプリ開発に興味のある方はぜひ学習してみてください。
Webアプリ開発についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、あわせてご覧ください。

スマホアプリ

スマホアプリは、スマートフォンにダウンロードして使うタイプのアプリです。iPhoneで使用されるiOSと、Googleの提供するAndroid向けの2種類のアプリがあり、それぞれ開発に用いる言語が異なります。
後ほど詳しく解説いたしますが、iOSアプリにはSwift、AndroidアプリにはJava・Kotlinを使用するのが一般的です。
スマホアプリ開発を行う場合は、iOSアプリとAndroidアプリで必要なスキルが異なるので、開発を始める前にどちらのアプリを開発するのか決めておきましょう。
ハイブリッドアプリ

ハイブリットアプリはWebアプリとスマホアプリ両方の性質を持ったアプリを指します。
簡単にいえば、Web上でも端末上でも操作することのできるアプリです。例にあるような「Youtube」「Facebook」などをイメージしていただければわかりやすいと思います。
ハイブリットアプリは現在の主流となりつつありますが、個人で開発するとなると、複数の言語やフレームワークが必要となるため、慣れてきてから作成に取り掛かるといいでしょう。
スマホアプリ開発に必要なスキル
スマホアプリ開発を行ううえで、最初の悩みが「iOSアプリ」と「Androidアプリ」どちらの開発を行うかということです。実はそれぞれ必要なスキルが全く異なるため、今後の需要なども見極めた上でどちらを選択すればいいのか選ぶ必要があります。
この記事では、「iOS」「Android」両方のスキルについてご紹介するので、どちらがいいか選ぶ上での参考にしてください。
iOSアプリ開発に必要なスキル
まずはiPhone等に使われている、アップル社の提供する「iOSアプリ」の開発に必要なスキルから見ていきましょう。
Swift
Swift(スイフト)は、iOSアプリ開発の公式プログラミング言語で、Apple製品のアプリならば全て開発することができます。また、以前まで公式プログラミング言語として使われていた「Object-C」よりも記述がシンプルで扱いやすく、初学者でも学びやすいのも特徴のひとつです。
まだまだ新しいプログラミング言語なのですがシェア率は高く、エンジニア向け求人サイト Green で「Swift」を検索してみると、361企業827求人が掲載されています。(2019年7月29日時点)

また、平均年収ランキングでも上位にランクインしており、2018年度Swift案件の平均年収は550万円と高収入も目指せることがわかりますね。
Swiftの特徴やできることなどはこちらの記事で詳しく解説しているので、合わせてご覧ください。

Xcode
Xcode(エックスコード)は、Apple社が開発している無料のアプリ開発ツールです。
Swiftを使った開発は基本的にXcodeを用いて行うため、これを使いこなせることはiOSアプリ開発におけるもうひとつの必須スキルといえます。Xcodeは初学者でも使いやすく設計されており、このツールで開発したアプリのテストなども行うことが出来ます。
⇨ Xcodeのダウンロードはこちら
Xcodeの使い方についてはこちらの記事にまとめています。

UIKit
UIKitは、iOSアプリ開発に必要なクラスを提供するフレームワークです。
UIKitを使用することで、アプリ開発で欠かせないボタンやラベルなどのコンポーネントを使用できます。
使用するためには、Storyboardより以下のように記述してインポートします。
import UIKit
詳しい使い方については、UIKitのドキュメントを参照してください。
Androidアプリ開発に必要なスキル
続いては、Androidアプリ開発に必要なスキルをご紹介します。
基本的に、Androidアプリ開発には、
- Java
- Kotlin
- Androidstudio
この3種のスキルが必要になります。それでは、それぞれの特徴を見てきましょう。
Java
JavaはGoogle3大言語の一つでGoogleのシステム開発において大活躍している言語です。Kotlinが登場するまでは、Androidアプリ開発のほとんどはJavaを使用して作られていました。
アプリ開発以外にも多くの現場で活用されており、Javaを習得することができれば、様々な開発を行うことができるでしょう。
ただ初心者にとっては、若干難しい言語であるため、はじめて学習する言語にJavaを選択すると苦労する可能性があります。Androidアプリ開発以外にも、作りたいものがあるのであれば、Javaから学習するのもいいでしょう。
Javaについてはこちらの記事で詳しく解説しているので、合わせてご覧ください。

Kotlin
Kotlin(コトリン)は、Androidアプリ開発の公式言語に新しく選ばれたプログラミング言語です。
それまでは、Androidアプリ開発はJavaが中心でしたが、 2017年にGoogleが公式にAndroid公式開発言語に認定したことで一気に知られ、使われるようになりました。
2年前に認定された言語にも関わらず、転職サイトGreenでの掲載数も213企業485求人と非常に多く、もはや習得必須のスキルといえます。(2019年7月29日時点)

Javaに比べると記述がシンプルであったりと初心者向けの言語なので、アプリ開発目的の場合は、Kotlinを学習しましょう。
Kotlinについてはこちらの記事にまとめていますのでお読みください。

Android Studio
Android Studio(アンドロイドスタジオ)はGoogleが提供するAndroidアプリの公式開発ツールです。
開発現場では基本的にこのAndroid Studioを使って開発を進め、Kotlin、Javaもこのツール内で使用しているので、こちらも習得必須の技術と言えます。
Android Studioにはアプリが高速で開発できる様々な機能が搭載されていますので、まずはダウンロードして触ってみるところから始めてみましょう。
Android Studioはこちらの記事で分かりやすく解説していますのでお読みください。

スマホゲームアプリ開発なら「Unity」もおすすめ
近年は、「スマホアプリといえばスマホゲームアプリ」と言えるほど、RPGやパズルゲーム等、様々なジャンルのスマホゲームアプリがリリースされています。
しかしやっかいなことにiOSアプリもAndroidアプリも必要な環境もスキルも異なります。そのため、AndroidとiOS両方に対応したアプリを開発するためには、多くのスキルが必要となってしまうのです。
そこで活用したいのが「Unity」です。
Unity(ユニティー)とは、 ゲームを開発するためによく使用する機能を誰でも簡単に使えるようにまとめたゲーム開発ツールのこと。
ゲームアプリの他、オンラインゲーム、PCゲーム、コンシューマーゲーム等、様々なハード向けのゲームがプログラミング言語の知識がなくても開発できてしまう驚きのツールです。
今やゲーム開発を行う企業のほとんどがUnityを採用しており、実際にGreenでの検索結果は212企業701求人とかなりの数があります。(2019年7月29日時点)

基本的に無料で使うことができ、日々新たな技術や機能が追加されているのもUnityの魅力です。スマホアプリのほとんどはゲーム系のアプリですので、Unityも使いこなせるようになっておくことをおすすめします。
Unityのダウンロード方法や使い方は、こちらの記事でまとめているのでぜひご覧ください。

スマホアプリ開発スキルを習得するための勉強法
次に、ここまでご紹介してきたスマホアプリ開発スキルの勉強法を3つご紹介します。
学習サイトを使う
独学で最もおすすめなのが、学習サイトを使うという方法です。
3分程度の動画を見ながらサクッと勉強できるサイト、スライド形式で設問を解きながらゲーム感覚で勉強できるサイトなど、現在ではさまざまなサイトでスマホアプリの開発に必要なスキルを学習できます。
ただ、学習サイトを選ぶ際は注意が必要です。
無料の学習サイトはお金をかけず手軽に学べる一方、不明点を質問・相談できる機能がありません。
いざ独学でWebサイト制作を始めても、勉強の最中に挫折しまっては学習にかけた時間を悔やむだけでなく「アプリを開発するのって思っていたよりも難しいんだな…」とスキルの習得自体を諦めかねません。
仮にわからないことを飛ばしながら勉強を進めたとしても、ITエンジニアへの転職や副業での収入獲得を実現できるほどの実践的なスキルが身につかなければ、結局後悔することになります。
そのため、1人でアプリ開発に必要なスキルを習得できるか不安な方は数千円の費用をかけてでも「侍テラコヤ」や「Progate」「ドットインストール」などの「不明点を質問・相談できる有料の学習サイト」を選ぶのがおすすめです。
なかでも、侍テラコヤは登録無料で現役エンジニアに質問しながら学習を進められるコスパの良さが特徴の学習サイトです。
アプリ開発が学べる侍テラコヤの教材例
・Webアプリ開発コース
・オリジナルアプリを作ろう
PHPやRuby、Pythonを用いたアプリの開発スキルを習得できます。
40種類以上の教材が学べる侍テラコヤでは、
- 現役エンジニアが応える回答率100%のQ%A掲示板
- 必要に応じて受けられる現役エンジニアとのオンラインレッスン
- 勉強の進み具合やこれまでの学習時間を確認できる「学習ログ」
といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきた不明点を解決しながら挫折なくアプリの開発スキルが習得可能です。
Q&A掲示板の例
Google検索等で解決できなかった抽象度の高い質問も解決可能
下記の口コミからも、侍テラコヤなら挫折しづらい環境で学習を進められるといえます。
侍テラコヤ利用者の口コミ
また、侍テラコヤは入会金不要・いつでも退会OKに加え、利用から1ヵ月の間は「全額返金保証制度」が適用されるので「他のサービスを選べばよかった」と後悔する心配もありません。
なぜ侍テラコヤがコスパよくアプリ開発スキルを習得できるのか気になる方はぜひ公式サイトをご覧ください。
公式サイトで詳細を見る学習書籍を使う
アプリ開発向けの学習本も数多く出版されています。学習本を使って勉強するメリットは、インターネット環境がなくても好きなタイミング・好きな場所で学習できること。
もちろんただ読むだけではなく、読んで学んだ技術を実際に手を動かしながら自分のものにしていくようにしましょう。
アプリ開発向けのおすすめの学習本は以下の記事にまとめていますので、こちらを参考にピンとくるものを選んでみましょう。

プログラミングスクールに通う
効率的にアプリ開発に必要なスキルを習得したい方は、プログラミングスクールに通い現役エンジニアから実際のアプリ開発現場で使われているスキルを直接習うのがおすすめです。
実際に、プログラミングスクールの卒業生へ「独学ではなくスクールを活用した理由」を聞いたところ「できるだけ短い期間でITエンジニアへの転職や副業に必要なスキルを身につけたかった」という回答が多く寄せられています。
上記から、短期間でスキルを習得したい人ほど確実性を求め、現役エンジニアといったプロの講師に質問できるプログラミングスクールを利用する傾向にあるのがわかります。
プログラミングスクールにかかる費用は決して安くないものの、受講期間が限られているからこそ短い期間で集中してスキル習得に励めるともいえますね。
なお、弊社「SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)」では現役エンジニア講師からマンツーマンレッスンを受けつつ、転職や副業での案件獲得を有利に進められるオリジナルアプリを開発できます。
また、侍エンジニアでは受講生一人ひとりの目的をヒアリングしたうえでカリキュラムを作成するため、限られた受講期間でも転職や副業での収入獲得に必要なプログラミングスキルだけを効率的に習得可能です。
最短距離で目的を実現できるようカリキュラムが組まれているため、勉強する順番や内容を誤り非効率に時間や手間を費やす心配もありません。
なお、ITエンジニアへの転職を見据えアプリ開発を学びたい人は受講料の最大70%が給付される「AIアプリコース」がおすすめです。金銭面での支援を受けつつ、アプリ開発スキルの習得から転職活動・就業後のフォローアップ(※1)までを一貫してサポートしてもらえます。
※1:転職後の1年間、転職先での継続的な就業や転職に伴う賃金上昇などのフォローアップ
学習と金銭面をどちらもサポートしてくれる侍エンジニアなら、未経験からでも安心してアプリの開発スキルを習得できますよ。
公式サイトで詳細を見る最短でスマホアプリを開発する方法
実は簡単なアプリであれば、プログラミングスキルがなくても作成することができます。その方法はアプリ開発ツールを使用することです。
アプリ開発ツールは視覚的にアプリを開発することができる他、作ったアプリはもちろんiTuneStoreやGoogleplayに登録することができます。ツールによって作れるアプリは限られてしまいますが、手っ取り早くアプリを開発したいという方はぜひお試しください。
おすすめのアプリ開発ツールについては、こちらの記事にまとめているので合わせてご覧ください。

アプリ開発エンジニアの需要と将来性
アプリ開発エンジニアの需要と将来性について簡単に触れておこうと思います。
需要についてはここまで何度も紹介してきたように、かなりの求人数が掲載されており、Greenに掲載中のSwiftを用いたものだけでも800は優に超える求人数があります。
App Aineがまとめた 「2017年アプリ市場総括レポート」 では、日本のアプリにおける支出額は2017年に130億ドル(1兆4,000万円以上)を突破しており、この好調ぶりがアプリ開発の仕事の需要にもつながっているようです。
そのため年収も高く、 doda職種図鑑 によれば平均年収は456.6万円で、年収500万円以上を超える求人も多くあります。
さらに、今後もスマートフォン市場の拡大に伴い全世界的にアプリの需要も増えると見られているため、アプリ開発エンジニアの将来性は高いと言えるでしょう。
スマホアプリ開発エンジニアになるためのスキルセット
最後にアプリ開発の仕事を獲得するために必要なスキルセットについて具体的に解説していきます。
アプリ開発を仕事とするなら、先程ご紹介したスキルを習得したうえで、フロントエンドを扱えるスキルも習得した方がいいでしょう。
身につけるべきスキルセットは、以下のとおりです。
- iOSアプリ開発スキル or Androidアプリ開発スキル
- HTML/CSS
- JavaScript
- Git
- Linuxコマンド
- 開発環境
これらのスキルを習得しておけば、現場でも不自由なく活躍することができるでしょう。
HTML・CSS
HTML・CSSは、アプリの見た目のデザインを整えるのに必須の言語です。この2つは中級クラスのレベル程度にはなっておきたいもの。
「デザイナーからあがってきたアプリのデザインを、HTML・CSSを使い、自分一人で問題なく再現できる」程度に使いこなせるようになっておけば安心です。
※HTML・CSSの勉強におすすめのサイトは以下の記事をお読みください。

JavaScript
JavaScriptは様々な表現が可能な言語で、近年はスマホアプリ開発においても必須になってきています。アプリの画面表示の制御を行ったり、さらに極めればサーバー側での処理までできてしまいます。
とはいえHTML・CSSほどに使いこなす必要はなく、簡単なコードであれば問題なく書ける・理解できる程度のレベル(初級以上)になっておくといいでしょう。
※JavaScriptの勉強法は下記の記事をご覧ください。

Git
企業に勤めて大規模なスマホアプリを開発するときは、チーム開発を行う場合が多いと言えます。
そこで必要になってくるスキルがGit(ギット)です。
Gitとは簡単に言うと、プログラムのソースコードなどの変更履歴を記録・追跡するための管理システムです。
Gitでできることは以下のとおりです。
- ファイルの変更履歴が管理できる
- 間違えても過去のファイルに戻せる
- コードやファイルなど、なんでも管理できる
- チームで共有できる
チームで開発するとなると、それぞれソースコードを管理して、誰がいつどんな内容を変更したのかを開発者同士で共有しなければなりません。
そうしないと、開発者同士でコミュニケーションがうまくいかずに、開発中にトラブルが起こってしまいます。
Gitについては下記の記事で詳しく解説しているので、ぜひご覧ください。

Linuxコマンド
アプリ開発をする上ではLinuxコマンドの習得も必要です。
Linuxコマンドとは、Linuxとコマンドを別々に考えると分かりやすく、LinuxはWindowsやMacなどのOSの一種で、Linuxはアプリ開発において、主にサーバーとしての用途で使われます。
そしてコマンドとは、そのLinuxに実行を指示する命令のことを言います。Linuxコマンドの例をあげると以下のようなコマンドがあります。
- ls:フォルダの内容をリスト形式で表示する
- mkdir:フォルダを作成する
- rm:ファイルやフォルダを削除する
このように簡単なアルファベットをターミナルに打つことで、Linuxに実行を命令することができます。
下記の記事でよく使うLinuxコマンドについて解説をしているのでご覧ください。

開発環境
アプリ開発をする前提として、開発環境の構築ができないと話になりません。開発環境を整えるには、以下のようなさまざまなことをする必要があります。
- ファイル、フォルダの作成
- インフラ構築(ネットワーク、サーバー)
- 統合開発環境の準備
- コマンドラインでパッケージ等のインストール
アプリ開発をするには、まず開発環境をしっかりと整えた上で、開発を行う必要があります。またアプリ開発をする上では、統合開発環境の準備が欠かせません。
統合開発環境を使用することにより、プログラミングをより快適に効率的にできるメリットがあります。
下記の記事で統合開発環境について詳しく解説しているのでご覧ください。

まとめ
本記事では、未経験でもアプリ開発ができるのか、アプリ開発するために必要なスキルセットについて解説をしました。
改めて内容をまとめると以下のとおりです。
- アプリ開発は未経験でも可能
- アプリ開発をすると、転職活動やフリーランス活動の時に有利
- アプリ開発にはプログラミング以外の周辺のスキルも必要
ぜひこの記事を参考にアプリ開発にチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
挫折せず目的を達成するなら
専属マンツーマンレッスンの侍エンジニア

プログラミング学習の挫折率は約90%と言われています。学習を成功させるには、モチベーションを維持して成長を実感できる環境が必要です。
侍エンジニアなら「現役エンジニア講師」、「学習コーチ」、「Q&A掲示板」トリプルサポート体制であなたの学習をサポートするほか、オーダーメイドカリキュラムで必要なことだけを学べるため、さまざまなランキングでNo1という実績を挙げています。
挫折せず最短でプログラミングを習得したいなら侍エンジニアがおすすめです!