侍エンジニアブログ編集部のモリシタです。
「プログラミング人材の不足とIT業界の成長によって、プログラマーという職業の需要が一気に高まっています」と、このような謳い文句はよく目にしますよね。
しかし、プログラマー需要が高騰している理由が他にもあるのをご存知ですか?
今回はプログラマーの高需要の裏話として、あまり語られないプログラマーの需要が高まる理由をご紹介します。
また、これからプログラマー(PG)になりたい人に向けどんな業界を選ぶべきか、どんな言語に需要があるのか悩みますよね。
そこで、人気・年収・国別にプログラミング言語の人気ランキングをご紹介します。
この記事の目次
【裏話】プログラマーの需要が高い本当の理由
単純労働では生活できなくなる!?
まず、単純労働とは工場でのライン作業やスーパー、コンビニのレジ打ちなどの事をさします。
もうすでに皆さんの周りでも起こっている現象ですが、コンビニなどで外国人スタッフが多くなっています。
レジも自動精算できるようにドンドン機械が導入されています。
日本人の労働力不足により、賃金の安い外国人労働者が日本人より優位に立ち人を必要としない仕組みづくりがどの業界でも急ピッチで進められています。
単純労働に日本人はますます必要がなくなり、何かしらのスキルが無ければ職につけない人が今後ますます増えてきます。
IT技術なしでは生活できない!?
IoT(Internet of Things 身の回りのあらゆるモノがインターネットにつながる仕組み)などの普及により、私たちの生活にIT技術はますます欠かせなくなります。
IoTの具体例は、スマホでエアコンを操作したり、ポットのお湯を使うとスマホにその通知が届いたり、駅の改札を通るとスマホに通知が飛ぶ技術です。
このように、私たちの生活にIT技術が今まで以上の速度で浸透していきます。
IoTが当たり前になり、生活になくてはならない存在となります。
つまり、IT業界の成長はさらに見通しが明るく、IT技術を使いこなせない人はIT弱者として時代に乗り遅れてしまいます。
需要の高い人気言語ランキング
こちらの表は、IEEE Spectrumで紹介されているプログラミング言語の人気ランキングです。
こちらの表でも分かる通り、昨年に続きPythonが1位に輝いています。
Pythonはプログラミング言語としての利用だけではなく、統計や機械学習のツールとして大変注目されています。
今後、ますます需要が高まる言語と言えます。
【年収別】人気言語ランキング
こちらの表は、みんなのスタンバイが紹介している2017年の平均年収別プログラミング言語の人気ランキングです。
求人検索エンジン「スタンバイ」に掲載されている正社員の求人情報約250万件のうち、各プログラミング言語名が含まれる求人情報の給与金額の平均値を集計したものです。
年収別に見ると、第1位はScalaです。
Scalaは、オブジェクト指向と関数型プログラミングの両方を扱うことができる、生産性と堅牢性を兼ね備えた人気言語です。
このランキングで注目していただきたいのが、4位までの言語が比較的新しくプログラマー(PG)が少ない言語です。
つまり、プログラマー(PG)が少ないとそれだけ競争相手が少なく、支払われる金額も他より多くなる傾向になるという事です。
IT業界は進歩が早く、様々な技術が日々生まれています。
プログラマー(PG)を目指すのであれば、常に新しい知識と技術を身につけ自分自身のスキルアップが必要になります。
【国別】人気言語ランキング
こちらの表は、FOSSBYTESが紹介している2016年の世界各国におけるプログラミング言語の注目度の表です。
こちらの調査は、HackerRankのデータを元に、調査をされています。
HackerRankとは、コーディングの練習ができ世界中の100万人以上のコーダーが、さまざまなHackerRankコーディングコンテストに参加しています。
Java、C++、Python、SQL、Rubyを比較して、国別にどの言語の注目度が高いか調査した結果です。
こうして国別に見て見ると、それぞれ違いがあって面白いですね。
日本はどの言語に対しても、バランスよく人気が分散されています。
将来のプログラマー需要はどうなる?
AIの発達により、プログラマー(PG)の職業はなくなるのでは?と不安に思う方が多いですよね。
しかし、プログラマー(PG)が全く必要なくなるということは今後もないと言えます。
AIによって、人がコーディングをする必要はなくなりますが、それは簡易的な処理、つまり誰にでもできる範囲になるでしょう。
AIの技術が発展しても、クリエイティブが求められる設計やイレギュラーで複雑なコーディングは人間が担当しなくてはなりません。
つまり、プログラマー(PG)として必要とされるスキルレベルがドンドン上がるということです。
IT業界は技術革新が著しい業界であり、新しい技術やスキルが高く評価される業界です。
プログラマー(PG)を目指すのであれば、そのことを念頭に置いておいてください。
プログラミング学習を始めるなら今が最適
ここまで解説したようにプログラマの需要は今後も高まることが予想されますが、2020年にプログラミング教育が義務教育化されることで、徐々にプログラミングスキルを持った人が増えてきます。
小学生や中学生からプログラミングに触れることで若くして優秀なプログラマがどんどん出てくることが予想されるため、プログラミングを学習するなら今がチャンスです。
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まとめ
いかがでしたか?
プログラミング言語の需要を人気、年収、国別でご紹介しました。
プログラマー(PG)になるために、どの言語を選ぶのかは大切です。
しかし、本当に大切なのは、あなたが将来どうなりたいかです。
そのために一つの判断材料として、今回ご紹介したそれぞれのランキングを参考にしてくださいね。