必要なスキルや知識を知りたい。
具体的な学習ステップもあると嬉しいな!
「Webエンジニア」を目指している人は多いですが、具体的な学習方針を決めている人は少ないです。何から学べばいいのか、よくわからず、途方に暮れている人もいるのではないでしょうか。
こんにちは! フリーランスエンジニア兼テックライターのワキザカです。
この記事では、Webエンジニアの学習方法や挫折しないためのコツを解説します。
エンジニアの種類に分けて必要スキルも解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。
この記事はこんな人のために書きました。
- Webエンジニアの種類や特徴を知りたい人
- Webエンジニアになるための学習方法を知りたい人
- Webエンジニアを目指すために学習で挫折したくない人
Webエンジニアとは?
Webエンジニアとは、Webアプリ・Webサービス開発をするエンジニアのことです。Webエンジニアと一口に言っても、以下のように様々な種類があります。
- アプリケーションエンジニア
- フロントエンドエンジニア
- サーバサイドエンジニア
- マークアップエンジニア
- インフラエンジニア
画面の見た目や動きをメインで作る「フロントエンドエンジニア」から、Webアプリが動くサーバー周りを開発する「インフラエンジニア」など、担当領域・必要技術が異なります。
「自分が何を目指せばいいかよくわからない......」そんな場合は、各言語の特徴や違いを学びましょう。以下で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

Webエンジニアになるために必要なスキルは?
ここでは「フロントエンドエンジニア」と「バックエンドエンジニア」になるためのスキルをそれぞれ解説します。
1つずつ詳しく解説しますね。
フロントエンドエンジニア
1つめは、フロントエンドエンジニアです。フロントエンドエンジニアとは、画面のUIやUX部分を開発するエンジニアです。
プログラミング言語や技術で言うと、以下4つは必須です。
- HTML
- CSS
- JavaScript
- jQuery
これらを駆使して、画面を自分で実装するスキルが必要です。
また、下記のようなツールを使ってデザインができれば、市場価値が高まり転職しやすくなります。
「デザイナーがいれば、デザインスキルなくても良いのでは?」と思う人も、いるかもしれません。
しかしデザインスキルを持っていれば、以下のようなメリットがあります。
- 画面のイメージや具体的な動きを含めた「プロトタイプ」が作れる
- デザイナーさんとの打ち合わせ時に「イメージの擦り合わせ」がしやすくなる
視覚的に伝えられる手段があると、コミュニケーションがとりやすくなるのでおすすめです。
ちなみに、外にもWebデザインに特化したツールはたくさんあります。以下で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてみてくださいね。

バックエンドエンジニア
2つめは、バックエンドエンジニアです。バックエンドエンジニアは、アプリの機能を作るエンジニアです。
たとえば、以下のような機能を開発します。
- 画面から入力したデータを、データベースに登録
- データベースに登録されているデータを取得
- データベースに登録されているデータを更新・削除
- 登録されたデータを、Excelとしてダウンロード
あくまでも上記は機能の一部ですが、目に見えづらい機能の部分を作るのが、バックエンドエンジニアです。
バックエンドエンジニアに必要な技術は、大きく分けて以下の2つです。
- アプリ開発に必要なプログラミング言語
- データベース周りの知識
プログラミング言語選びで迷った方は、以下を参考に選ぶと良いでしょう。

データベース周りの知識については、データベースの基礎知識 + データベースを操作する言語「SQL」を学びましょう。アプリ開発でデータベース操作するときに、必要です。
データベースの基礎、SQLの基礎については以下で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。


Webエンジニア向けオススメの学習ステップ
ここまでの解説を読んで、以下のように思った方もいるのではないでしょうか。
そこで次に、以下3つに分けて「Webエンジニア向けオススメの学習ステップ」を解説します。
- HTML/CSS/JavaScriptなどの知識を身に着ける
- 過去に学んだ知識を掛け合わせて「オリジナルアプリ」を作る
- 作成したアプリをまとめるポートフォリオを用意
1つずつ詳しく解説しますね。
1. HTML/CSS/JavaScriptなどの知識を身に着ける
1つめは、「HTML/CSS/JavaScriptなどの知識を身に着ける」ことです。
Webエンジニアを目指すなら、フロントエンジニア以外でも「HTML/CSS/JavaScriptなどの基礎知識」は必須です。
サーバーサイドエンジニアの場合でも、画面から入力した値を取得してコードを書く必要があります。また、インフラエンジニアの場合でも、画面から登録される値がイメージできないと、開発がしづらいのです。
無料で学びたいなら、以下2つの学習サービスがおすすめです。
『Progate』は、パワポのような解説資料を見た後、実際に手を動かして学べるWebサービスです。ゲームのようにレベルが上がっていくので、楽しみながら学習できます。
『ドットインストール』は、解説動画と同じように、手を動かしながら学べるWebサービスです。1つのアプリを作り上げる過程を一通り学べるので、チュートリアルアプリつくりに挑戦したい人にもおすすめです。
無料のサービスを活用しつつ、学習を進めていきましょう。
2. 過去に学んだ知識を掛け合わせて「オリジナルアプリ」を作る
2つめは、過去に学んだ知識を掛け合わせて「オリジナルアプリ」を作ることです。
ただ、以下のように思った人もいるのではないでしょうか。
難易度とかもよくわからないし、どうやって作ればいいんだろう?
そんな時は、過去に学んだ知識を掛け合わせて、オリジナルアプリを作るのがおすすめです。具体的に言うと、『ドットインストール』にあるミニアプリをいくつか学び、その技術を応用したアプリを作ると良いでしょう。
たとえばJavaScriptでは、以下のようにミニアプリが作れるレッスンもあります。
たとえば、以下のようにテーマを決めて作るのがおすすめです。
- 「スロットマシン」 × 「ダイエット」
- 「タイピングゲーム」 × 「くだもの」
上記の例でいうと、以下のようなアプリは作りやすいのではないでしょうか。
- 「ダイエット」におすすめの食べ物を「スロットマシン」で選べるアプリ
- 「タイピングゲーム」のお題として「くだもの」が出てくるアプリ
どちらもちょっとしたゲームアプリですが、「スロットマシン」や「タイピングゲーム」の作り方がわかっていれば、作りやすいですよね。
元が同じアプリでも、1から作ってみると学べることは多いです。なるべく挫折を防ぐためにも、知識を活かしてアプリ開発できるテーマを決めましょう。
3. 作成したアプリをまとめるポートフォリオを用意
3つめは、「作成したアプリをまとめるポートフォリオを用意」することです。Webエンジニアになって転職を目指すなら、「ポートフォリオ」は重要です。
また「完成したアプリ」だけでなく、開発過程を残しておくことも重要です。たとえば『RESUME』を使えば、開発したアプリごとの過程を残せます。
Web版のおしゃれな履歴書とセットで残せるので、転職活動するときにも活用しやすいでしょう。
ちなみに、ポートフォリオ作成時に必要な考え方や、おすすめツールについて以下で詳しく解説しています。ぜひ参考にしてみてくださいね。

Webエンジニアになる秘訣は「1人で悩まない」こと
ここまで、Webエンジニアに必要なスキルや、具体的な学習方法を解説してきました。
ただ、アプリ開発時は、「ググっても答えが見つからないケース」もあります。数日調べて答えが見つからず、手が止まって挫折してしまった......なんてことにならないよう、「相談できる環境」を用意しておきましょう。
具体的に言うと、以下3つがおすすめです。
- IT系のオンラインコミュニティに入る
- 『MENTA』などでメンターを見つける
- ITスクールを活用する
最近では、IT系のオンラインコミュニティが増えてきています。ベテランエンジニアに質問できるケースも多く、悩んでいることについて質問しやすいです。
また、『MENTA』などでメンター(オンライン講師)を探すのもおすすめです。こちらもオンラインコミュニティ同様、自分で解決できないことを相談する時に便利です。
ITスクールは、「質問できる環境が欲しい」 + 「今後の方針を相談したい」という方におすすめです。オリジナルアプリのネタを一緒に考えたり、転職に向けてどんな流れで学習を進めていくか、相談ができます。
侍エンジニアでは、無料相談も実施しています。今の悩みをダイレクトにぶつける場として、利用してみてはいかがでしょうか。
侍エンジニア無料カウンセリングを受ける
まとめ
今回は、Webエンジニアになるための学習方法・挫折しないためのコツを解説しました。
自分がなりたいWebエンジニアを見極めて、学習を進めていきましょう。困ったときに相談できる環境も利用しつつ、1つずつ学んでいくと良いかもしれませんね。
ぜひ、学習を進めてみてください。