プログラミングにおけるアウトプット勉強法4選|アウトプット術3つ

プログラミングを勉強する中で、大切なことは何でしょうか。それは、「インプットしたらアウトプットする」ことを意識することです。まずは、プログラミングにおける「インプット」と「アウトプット」とは何なのかを解説していきます。

この記事の要約
  • プログラミングスキルを身につけるにはアウトプットが必須
  • 既存コードをアレンジすることでコードの理解が深まる
  • 他者のコードを真似して成果物を作成することで実践力が身につく

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目次

プログラミング勉強中のスキルアップにアウトプットは不可欠!

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アウトプットとは?

プログラミングを上達させるための勉強のコツは、「アウトプット」することです。アウトプットの方法にもさまざまありますが、記憶の定着や理解度を向上させるために必要といわれています。

アウトプットとして手段を記録しておくことで、大きな壁にぶつかった際にその方法を再び使えることも多々あり、実際の業務にも役立つでしょう。

インプットとアウトプット

プログラミングの勉強は「インプット」と「アウトプット」の繰り返しです。インプットとは、教えられたり学んだりしたことを「知っている」という状態のことをいいます。

一方アウトプットとは、学んだことを「実際にできる」という状態のことをいいます。「知っている」と「実際にできる」とでは大きな違いがあります。プログラミングを実務に活かすには、「実際にできる」ということが必要になってきます。

プログラミングにおけるアウトプット勉強法4選

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それでは、プログラミングにおけるアウトプットの勉強法にはどんなものがあるのでしょうか。ここでは大きく4つの項目に分けて解説していきます。自身のレベルに合った勉強法、チャレンジしてみたい勉強法などをぜひ見つけてみてください。それでは、具体的にみていきましょう。

既存のコードをアレンジする

プログラミングの勉強のとして「既存のコードをアレンジする」ということは非常に有用な方法といえます。基本の状態があるため、プログラミングの初心者でもチャレンジしやすいので、おすすめの勉強法です。

少しのアレンジでも自分で考える有余があるため、「自ら考え、書く」ということの癖付けにもなります。また、コードに対しての理解も深まり、スキルアップも期待できます。

既存のWebサイトをゼロからコーディングする

「既存のWEBサイトをコーディングする」というのもおすすめの勉強法です。実際のコーディングは指示のない状態で進めることが多いですが、いきなり一からサイトを作るのは難しいため、まずは既存のWEBサイトを模写してみましょう。

ソースコードを見ずに同じサイトを作ることで、今まで学んだ基礎をどう活かしていくか、という思考力の向上にもつながります。基礎学習の次のステップとして最適な方法といえます。

他の人が作ったものを真似してアプリを作る

既存のWEBサイトのコーディングで力がついた方は、次にアプリを作ってみましょう。しかし、ここでもいきなり始めるには難易度が高いため、まずは「他の人が作ったものを真似する」ということから始めましょう。

アプリを作っている人をネットで探し、自分もできそうだと思うものを見つけてみましょう。コードが公開されているものもあるので、初心者の方は自分で考えたコードと比べながら作成するのも良いでしょう。

自分が困っていることを解決するアプリを作る

他の人が作ったアプリを真似して作成できた方は、自分で考えたアプリを作ってみましょう。それでは、どんなアプリを作るのが良いのでしょうか。

初めて作るものとして、「自分が困っていることを解決するアプリ」にチャレンジしてみてください。自分専用のアプリは商品ではないので、自分の思い通りに作れるというのが利点です。また、自分の要望を叶えることで、クライアントの要望に応える練習にもなるでしょう。

プログラミング勉強中におすすめのアウトプット術3つ

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次に、プログラミングの勉強中におすすめのアウトプット術を解説していきます。実務としてプログラミングをする上で、他人に自分の作ったものを評価してもらう作業は非常に大切です。

どのようなプログラミングのアウトプット術があるのか、大きく3つに分けて具体的に解説していきます。

SNSやブログで宣言する

まずは、「SNSやブログで宣言する」という方法です。Twitterなどで、「これから○○のようなサイトを作ります」などと宣言してみましょう。外に向けて宣言することで、自身のモチベーションアップにもつながります。

応援してくれる人もいたり、好意的な目線も多くあります。また、「宣言したからにはやらなきゃ」という気持ちにもなり、仕事に近い形で制作を行うこともできます。

できたものをSNSやブログで発表する

次に、自身で作ったサイトやアプリをSNSやブログで発表してみましょう。実際にできたものを公開すると、客観的に見てくれた人に褒めてもらえたり評価してもらうことができます。

モチベーションの軸をすこしだけ他人にずらすことで、モチベーションを維持しやすい状態になります。他人に評価されたことを活かし、次の作成にも反映してみましょう。

学んだことをブログで記事にする

プログラミングの勉強にぜひ活用して欲しいことの一つに「ブログで記事にする」という方法があります。プログラミングの勉強中は定期的に、できるだけ毎日ブログで学んだことをアウトプットしていきましょう。

ブログの記事で毎日発信することで、知識の定着の効率が上がります。自分で学び、さらに人に教える、という行為は非常にスキルアップのつながります。短くても、なるべく毎日アップしてみましょう。

プログラミング学習でアウトプットするメリット5つ

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プログラミングの勉強でアウトプットすることには、どのようなメリットがあるのでしょうか。5つに分けて具体的に解説していきます。ぜひ、実践してスキルの向上を目指してみてください。さまざまなメリットがあるので、モチベーションアップにもつながります。

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知識・スキルが身に付く

プログラミングには覚えることがたくさんあります。そこで陥りがちなのが、「わかった気でいてしまう」ということです。学んだことを実践で使えるようにならなければ、学んだ意味もなくなってしまいます。

そこで、実践に近い形でアウトプットしていくと、知識やスキルがきちんと定着しているかを確かめることができます。知識・スキルの向上のためにアウトプットは欠かせません。

モチベーションがアップする

同じ勉強の繰り返しでは、モチベーションが低下する時期がきます。特に、単純作業が続いてしまうと、効率も悪くなります。勉強に大切なのはモチベーションのキープをすることです。

アウトプットし、他の人に見られているという意識は、モチベーションの向上につながります。長期間にわたる勉強において、いかにモチベーションを上げ続けられるか、という課題はアウトプットの方法によるといっても過言ではないでしょう。

評価・フィードパックや励ましが貰える

評価やフィードバックが貰える、ということも大きなメリットの一つです。実務では、クライアントの要望に応え、業務を行い、評価される、という流れがあります。その意識付けを勉強中にも取り入れることは非常に重要です。

中には厳しい意見や評価もあるでしょう。一人で勉強していると気付けないことも多いため、ありがたく受け止めていきましょう。励ましの言葉も、モチベーションにつながるでしょう。

人脈が増える

アウトプットのメリットは知識やスキルの向上だけではありません。人との交流ができるため、人脈も増えていきます。人脈が増えていくと、自分の知らなかった勉強法や知識、情報なども手に入るでしょう。

また、同じように勉強している人がいればお互いに励ましあい、切磋琢磨していける仲になるでしょう。転職などを考えている人には新たにできた人脈から仕事につながることもあり、メリットは多くあります。

転職や仕事を得るのに有利

人脈が広がることで、転職や仕事を得るのに有利になることも多々あります。自分のスキルを知ってもらい、評価され採用されるという例もたくさんあります。

「今やっていることが将来の仕事につながるかもしれない」と思いながらプログラミングを勉強することも、モチベーションの維持につながるため大切な意識です。今の勉強が未来の自分のため、と思い頑張っていきましょう。

上手にアウトプットしてプログラミングスキルを上げよう

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プログラミングのアウトプットの方法はたくさんあります。ここまで解説してきた以外にも、自分で発見することもあるでしょう。プログラミングの勉強はどうしてもマンネリ化してしまいます。

上手なアウトプットの方法を見出すことができればプログラミングスキルは格段にアップするでしょう。ぜひ、自分に合った方法を見つけてスキルアップを上げていきましょう。

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更新日:2024年3月1日

この記事を書いた人

兵庫県西宮市出身。現在大学4年生。プログラミングスクールを卒業したのち株式会社SAMURAIでインターン生として活動中。
記事の執筆や編集、業務改善システムの改善を担当中。

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