Javaを学びたいけど、何から始めればいいのかわからない…
Javaは難しいって聞くけど、ちゃんとスキルを身につけられるかな?
「Java」は多くの開発現場で使われている人気の高いプログラミング言語です。しかしJavaの経験がない人だと、どのように学習すればいいかわかりませんよね。
Javaは習得難易度が高い言語であり、正しい方法で勉強しないと挫折してしまいます。
そこで、今回は初心者の人に向けJavaの入門方法を、挫折を防ぐコツも交え4つのステップでわかりやすく解説します。本記事の通りに学習を進めていけば、つまずくことなくJavaを習得できますよ。
なお、次の記事ではそもそもJavaとはどんなプログラミング言語なのか、何ができるのかをメリットやデメリットも交え詳しく解説しています。Javaについて詳しく知らない人は、ぜひ参考にしてください。

また、「動画でサクッとJavaを知りたい」という人には、次の動画もおすすめです。
この記事の監修者

フルスタックエンジニア
音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。
プログラミング初心者でもJava入門は可能?

プログラミング初心者でもJava入門は可能です。ただし、独学でJavaを習得するハードルは高く、正しい方法で学ぶことが前提となります。
Javaは文法が複雑で覚えるべきルールも多く、他のシンプルな言語と比べて難易度が高いのです。学習手順やポイントを押さえて学ばないと、プログラミング初心者だと挫折しかねません。
一方でJavaは汎用性が高く需要も多いため、スキルを習得できれば仕事獲得のチャンスはぐっと増えます。エンジニアを目指すなら、Javaは初心者でも入門する価値の高い言語です。
Javaが難しいといわれる理由について詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

Javaの入門4ステップ【初心者向け】

Java初心者が挫折しない学習手順として、この4ステップがおすすめです。
各ステップについて詳しく解説します。
ステップ1:作りたいものを明確にする
まずはJava入門の目的、つまり「Javaで何を作りたいか」を明確にしましょう。エンジニアを目指す場合はもちろん、趣味でプログラミングする場合でも、目的の明確化が大切です。
作るものによって必要な環境も、重点的に学習すべき内容も変わってきます。作りたいものが明確だと学習の方向性がはっきりする上に、モチベーション向上にもつながるでしょう。
Javaで作れるものは多岐にわたりますが、中には環境構築や実践学習が難しいものも。まだ作りたいものが決まっていない初心者には、比較的学びやすい次の3つがおすすめです。
単純に興味で選ぶのもOKです。エンジニアを目指すなら、それぞれのメリット・デメリットも加味して選びましょうましょう。
なお「作りたいものはあるけど、具体的なイメージが湧かない…」という人は、弊社が提供している「プログラミング学習プラン診断」をご活用ください。
診断にかかる時間は1分ほど。4つの質問に答えるだけで、次のようなあなたにあう制作物やおすすめの学習プランを診断してもらえます。
作りたいものがあいまいな人は、ぜひ一度お試しください。
自分にあうプログラミング言語を診断してみるまた、下の記事ではJavaで作れるもの・できることを詳しく紹介しているので、良ければ参考にしてください。

ステップ2:Javaの環境を構築する
作りたいものが決まったら、Javaの環境を構築しましょう。この段階で環境構築しておくと、基本文法の学習で試しながら学べるメリットがあります。
Javaのプログラムを開発するうえで、作るものを問わず必須となるのはつぎの2つです。
- JDK(Java Development Kit:Java開発キット)
- IDE(Integrated Development Environment:統合開発環境)
「JDK」は、Javaの実行環境や開発環境がひとまとめになったツールのこと。「IDE」は、プログラムの実行や動作確認といった機能を集約して、効率的な開発を可能にするツールです。
JDKは、Javaを提供しているOracle社の公式サイトからダウンロードし、インストールすれば問題ありません。IDEはさまざまな種類があり、作りたいものに合わせて選ぶ必要があります。
Androidアプリ開発の場合は、Android開発元のGoogle社が提供するIDE「Android Studio」を導入しましょう。それ以外の場合は、Java開発で最もポピュラーなIDE「Eclipse」がおすすめです。
なお、Javaの開発環境を構築する方法は次の記事で紹介しているので、あわせて参考にしてください。

ステップ3:Javaの基本文法を学ぶ
Javaの環境を構築できたら、基本文法から学んでいきましょう。Javaの開発を実践するためには、基本文法を理解して使えなければなりません。具体例として、つぎのような文法を覚える必要があります。
- 変数の使い方
- 四則演算
- 文字列操作
- 分岐処理
- 繰り返し処理
- オブジェクト指向
特に、プログラムの登場人物をオブジェクト(モノ)として扱う「オブジェクト指向」は、開発の効率化に欠かせません。複雑な考え方のため、IDEでサンプルプログラムを書きながら学びましょう。
なお入門方法は後ほど詳しく紹介しますが、Javaの基本文法は大半の教材で学べます。下の記事でもJavaの基本文法を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

また、開発効率アップに欠かせない「ライブラリ(便利プログラム集)」や「フレームワーク(プログラムの骨組み)」の学習も必要です。Javaのおすすめライブラリやフレームワークについては、次の記事を参照してください。


ステップ4:Javaプログラミングを実践する
Javaの基本文法が身についたら、Javaのプログラミングを実践しましょう。大まかにつぎのような流れで、実際にプログラムを作っていきます。
- 1.どのようなプログラムを作るか決める
- 2.プログラムの実現方法を具体化する
- 3.プログラミングを実践する
- 4.プログラムに問題がないかテストする
まずは自分のアイデアをもとに、作るプログラムを明確にします。「こんな課題を解決したいな」「こんなプログラムがあったら便利だな」など、日常生活と絡めて考えるのがおすすめです。
次に、そのプログラムを実現するために必要なオブジェクトやライブラリなど、具体的な実現方法を考えます。実現方法をWordファイルなどに整理し、文書として残しておきましょう。
そして、作成した文書をもとにプログラミングを実践します。プログラムをひと通り作成したら、実際に動かして問題がないかテストしましょう。
なお、上記は一般的なプログラムの開発工程を簡略化したものです。より厳密なJavaの開発工程を知りたい方は、下の記事をお読みください。

初心者におすすめのJava入門方法4つ【無料あり】
Javaに入門する方法として、つぎの4つがおすすめです。特に基本文法の学習で役に立つでしょう。
それぞれのメリットやおすすめを順番に紹介します。
入門書を読む
本を読むのが好きな人には入門書が合っています。必要な知識が体系的にまとめられているため、1冊で幅広く学べるのがメリットです。ここでは、Java入門者におすすめの参考書を2冊紹介します。
スッキリわかるJava入門
対話形式でイラストを交えながら、わかりやすくJavaについて解説している入門書です。Javaプログラミングで理解するのが難しいオブジェクト指向も、丁寧に解説しています。
また、プログラミングで初心者が悩みがちなエラーを解決するコツも紹介されています。サンプルコードも豊富にあり、実際にプログラミングを練習しながら学べる1冊です。
新わかりやすいJava 入門編
Javaの基礎をじっくり学べる入門書です。「解説 」→ 「サンプルコード」 → 「練習問題」の順番で解説する構成のため、知識の定着度を確認しながら学習を進められます。
また、Javaの人気資格である「Oracle Certified Java Programmer」のBronze試験に完全対応しており、資格対策にも使えます。これからJavaプログラマーを目指すなら読んでおきたい1冊です。
なお次の記事でも、初心者におすすめのJava入門書を紹介しているので、ぜひ参考にしてください。

また、初心者からステップアップしたい人には、下の記事で紹介している中級・上級者向けの参考書がおすすめです。

入門サイトを利用する
パソコンで使える入門サイトも数多く存在します。入門サイトだと、知識を得ながらパソコンで効率的に実践学習できるのがメリットです。ここでは、Java入門者におすすめの学習サイトを1つ紹介します。
Java入門

その名のとおり、Javaの入門者に必要な基礎知識が詰まった学習サイトです。環境構築方法から紹介されているため、Java入門者でもスムーズに学び始められます。
基本文法の解説だけでなくサンプルコードも充実しており、イメージしながら学べます。ブログ記事のような感覚で読み進められるため、Javaの基礎固めにぴったりです。
Java入門の詳細を見るなお次の記事では、無料で使えるJavaの学習サイトを紹介しているので、あわせてご覧ください。

アプリで入門する
スマートフォンで入門したい人には、アプリが適しています。通勤などのすき間時間に学習できるため、本業が忙しい人でも学びやすいでしょう。ここでは、Java入門者におすすめのアプリを2つ紹介します。
Progate

「Progate」は、スライド形式でさまざまなプログラミング言語を学習できるアプリです。イラストが充実しているため、プログラミング入門者でも直感的に理解できます。
スライドで知識を得てからプログラムを書く練習ができ、確実に理解したうえで学習を進められます。無料でもJavaの基本は学べますが、すべての講座を利用するためには有料プランの申し込みが必要です。
Progateの詳細を見るProgramming Hub
「Programming Hub」は、海外のプログラミング学習アプリです。Javaをはじめとする人気のプログラミング言語を幅広く学べます。書いたプログラムを実行できるため、実践力を養うのに役立ちます。
アプリの表示は基本的に英語ですが、高校レベルの英語力があれば困ることは少ないでしょう。こちらも基礎レベルは無料で学習できますが、すべての講座を利用するなら有料プランを申し込む必要があります。
Programming Hubの詳細を見るゲームで入門する
モチベーションが続かない人には、楽しみながら飽きずに学べるゲームが合っています。ここでは、ゲーム感覚でJava入門できるおすすめサービスを2つ紹介します。
一攫千金プログラミング

「一攫千金プログラミング」は、プログラムを書きながらチップを増やしていくカジノ風ゲームです。Javaはもちろん人気のプログラミング言語に幅広く対応しており、楽しみながら基本を学べます。
ゲームを進めると新たなディーラーに挑戦できるなど、自然にやり込みたくなる要素が多いのも魅力です。基本的に無料で利用できるため、一度試してみてはいかがでしょうか。
一攫千金プログラミングの詳細を見るコードガールこれくしょん

「コードガールこれくしょん」は、キャラクターを集めながらプログラミングを学べるゲームです。プログラミングのクエストをクリアしていくと、キャラクターのガチャを回せるようになります。
専用の動画で予習してからプログラミングを実践していく形式のため、Java入門者でも心配ありません。こちらも無料で利用できるので、気になる人は会員登録して使ってみましょう。
コードガールこれくしょんの詳細を見るJava初心者が挫折を防ぐ3つのポイント

冒頭でお伝えしたとおり、Javaは習得難易度の高いプログラミング言語です。プログラミング初心者だと、途中で挫折することも珍しくありません。そうならないように、3つのポイントを押さえましょう。
各ポイントについて、順番に解説します。
ポイント1:質問できる環境を作る
Javaの学習でわからない部分・上手くいかない部分を質問できる環境が必要です。
プログラミングを独学で学習する場合、不明点や問題点を自分で解決できずに多くの人が挫折してしまいます。不明点や問題点を早期解決するために「Qiita」といったIT系の質問サイトや、「侍テラコヤ」を活用するのがおすすめです。
質問を見た先輩エンジニアが回答してくれることもあり、1人で悩むよりも早期解決できるケースが多いでしょう。おすすめの質問サイトを知りたい人は、下の記事を参考にしてください。

ポイント2:学習を習慣化する
Javaに限らず、プログラミング学習は習慣化することが大切です。できれば毎日、少なくとも1週間のうち決まった曜日・時間帯にはJavaを学習するようにしましょう。
学習のペースが不規則だと、少し間隔が空いただけでモチベーションが低下しがちです。反対に学習が習慣化されていれば、モチベーションを保ちながら学習を継続できます。
とはいえ複雑な文法の多いJavaだと、1回の勉強に費やす労力も大きくなります。Javaの勉強を詰め込み過ぎると息切れしてしまうため、学習時間は無理のない範囲で確保してください。
ポイント3:独学に固執しない
挫折しないか不安な人は独学に固執せず、人から教わる選択肢も考えましょう。先ほども少し触れましたが、プログラミングの学習途中で挫折する独学者は多くいます。
事実、弊社の調査では
- 不明点を聞ける環境になかった
- エラーが解決できなかった
- モチベーションが続かなかった
などの理由から、87.5%が「プログラミング学習で挫折や行き詰まりを感じた」と回答しています。


調査概要:プログラミング学習の挫折に関するアンケート
調査対象:10代〜80代の男女298名
調査期間:2019年8月13日~8月20日
調査方法:インターネット調査
掲載元:PR TIMES
習得難易度の高いJavaであれば、なおさら習得率は低くなります。独学に成功すればコストを抑えられますが、Java入門者の大半は挫折してしまうのが現実です。
独学で挫折すると、それまでに費やした時間やコストが無駄になってしまいます。一方、プログラミングスクールなどで教わる方が挫折しにくく、長い目で見ればコストを抑えられるでしょう。
挫折なく初心者がJavaを学ぶなら
前述したとおり、プログラミングの学習途中で挫折する独学者は多くいます。また、こうした背景もあってか、弊社がプログラミングに興味がある人100名へ実施した別の調査では
- 確実にスキルを身につけられると思ったから
- 独学では不安がある
- 効率よく学べそう
などの理由から、61%が「プログラミングの勉強を始めるならスクールを選ぶ」と回答しています。


調査概要:プログラミングに興味がある方の意識調査
調査期間:2021/11/19~2021/12/3
対象者:プログラミング学習を検討している10代~50代の男女100名
調査媒体:クラウドワークス
掲載元:PR TIMES
加えて、プログラミングスクールの卒業生に「独学ではなくスクールを活用した理由」を聞いたところ「できるだけ短い期間でITエンジニアへの転職や副業に必要なスキルを身につけたかった」という回答も多く寄せられました。
上記から、1人でプログラミングスキルを習得できるか不安な人や短期間でスキルを習得したい人ほど確実性を求め、現役エンジニアといったプロの講師に質問できるプログラミングスクールを利用する傾向にあるのがわかります。
いざ独学でプログラミングを学び始めても、勉強の最中に挫折しまっては学習にかけた時間を悔やむだけでなく「プログラミングスキルを身につけるのって思っていたよりも難しいんだな…」とJava言語の習得自体を諦めかねません。
仮にわからないことを飛ばしながら勉強を進めたとしても、ITエンジニアへの転職や副業での収入獲得を実現できる実践的なスキルが身につかなければ、結局後悔することになります。
そこで、おすすめしたいのが「SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)」です。
料金 | 月分割4.098円~ |
実績 | ・累計指導実績4万5,000名以上 ・受講生の学習完了率98% ・受講生の転職成功率99% |
侍エンジニアをおすすめする最大の理由は「挫折しづらい学習環境」にあります。
先ほど述べたとおり、独学者の多くは自力で不明点やエラーを解決できないためにプログラミング学習を挫折しています。そのため、初心者が現役エンジニアのようなプロに質問や相談できない状況で、Java言語といったプログラミングスキルを習得するのは非常に難易度が高いといえます。
しかし、侍エンジニアでは
- 現役エンジニア講師によるマンツーマンレッスン
- 現役エンジニアに質問できるオンラインでのQ&Aサービス
- 不安や悩み・勉強の進み具合を相談できる学習コーチ
といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきたわからないことや不明点をいつでも相談可能です。「受講生の学習完了率98%」「転職成功率99%」という実績からも、侍エンジニアなら挫折しづらい環境でプログラミング学習を進められるといえます。
また、侍エンジニアではカウンセリングにて受講生一人ひとりの目的をヒアリングしたうえでカリキュラムを作成するため、限られた受講期間でもITエンジニアへの転職や副業での収入獲得に必要なスキルだけを効率的に習得可能です。
最短距離で目的を実現できるようカリキュラムが組まれているため、勉強する順番や内容を誤り非効率に時間や手間を費やす心配もありません。
なお、ITエンジニアへの転職を見据えJava言語を学びたい人は受講料の最大70%が給付される「Webエンジニア転職保証コース」がおすすめです。金銭面での支援を受けつつ、Java言語の習得から転職活動・就業後のフォローアップ(※1)までを一貫してサポートしてもらえます。
※1:転職後の1年間、転職先での継続的な就業や転職に伴う賃金上昇などのフォローアップ
学習と金銭面をどちらもサポートしてくれる侍エンジニアなら、未経験からでも安心してJava言語を習得できますよ。
公式サイトで詳細を見るまとめ
今回はJava入門者向けに、次の4点についてお伝えしました。
- 初心者でもJava入門は可能?
- 入門4ステップ
- 入門方法4つ
- 挫折を防ぐ3つのポイント
Javaは習得難易度が高いプログラミング言語で、初心者が覚えるのは大変です。しかし、Javaはさまざまな開発分野で需要が高いため、スキル習得できれば仕事獲得のチャンスがぐっと増えます。
ぜひ本記事の内容を参考にして、Javaの学習にチャレンジしてください。
挫折せず目的を達成するなら
専属マンツーマンレッスンの侍エンジニア

プログラミング学習の挫折率は約90%と言われています。学習を成功させるには、モチベーションを維持して成長を実感できる環境が必要です。
侍エンジニアなら「現役エンジニア講師」、「学習コーチ」、「Q&A掲示板」トリプルサポート体制であなたの学習をサポートするほか、オーダーメイドカリキュラムで必要なことだけを学べるため、さまざまなランキングでNo1という実績を挙げています。
挫折せず最短でプログラミングを習得したいなら侍エンジニアがおすすめです!