お金をかけずに無料の教材でJavaを学習したい!
Javaの無料教材はどんなものがあるの?
これから独学でJavaの学習を始められる方は、まず始めに無料の教材から学習を始める方が多いと思います。しかし、どんな無料の教材がいいのか悩まれることでしょう。
Javaを学習することのできる無料の教材は沢山ありますが、どれくらいのレベルなのかや、特徴などを知っておかないと、自分にあった教材を見つけることはできません。
そこで本記事では、Javaを無料で学習できる教材をいくつかご紹介し、学習における注意点を解説します!
この記事の目次
Javaとは?
Javaを学習する前に、Javaはどんな特徴があるのか、何が作れるのかの基礎的な知識を知っておく必要があります。そうでないと、Javaの学習をしている途中に、方向性が分からなくなったり、何を目標に学習を取り組んでいるのか分からなくなるからです。
Javaは主にシステム開発に用いられている、非常に汎用性の高いプログラミング言語の一つです。
Javaの特徴
Java(ジャバ)はフロント言語の「JavaScript(ジャバスクリプト)」と間違えられがちですが、全く別物です。
Javaはオブジェクト指向のプログラミング言語であり、オブジェクトと呼ばれるプログラム処理をいくつも関連付けてシステム開発を行います。
非常に汎用性の高い言語で、iOS、Android、Webブラウザなど様々な環境で用いられるので、人気の言語でもあります。
Javaで作られたサービス
Javaでは、主にWebアプリケーション、Androidアプリ、ゲーム、業務システムの開発ができる言語で、Javaで作られた有名なサービスはこのようなものがあります。
- Minecraft
- Evernote
- OpenOffice
このように、ゲームからSNSなど非常に幅広く、大規模な開発に用いられていることが分かります。つまりJavaを習得すれば、このようなサービスを開発できるようになるということです!
Javaの習得難易度
プログラミング未経験の方が、初めてJavaを学ぶとなった時の習得難易度に関してですが、実務レベルまで習得するとなるとかなりハードルが高いです。
Javaは汎用性が高い反面、コードの記述量が非常に大きいことが特徴です。Javaのコードの例をあげるとこのようになっており、RubyやPythonなどと比べると、構造が複雑です。
また、沢山のシステムを開発できるという事から、学習中に方向転換しやすく、集中して一つのことに取り組めない傾向にもあります。

未経験者におすすめ無料学習サイト6選
Javaは習得難易度が非常に高いですが、未経験の方でも無理なく学習できる無料のサイトがいくつかあるのでご紹介します。
- Progate
- ドットインストール
- Codecademy
- paiza ラーニング
- Schoo
Progate
まず始めに、プログラミング学習の入り口の決定版とも言えるProgate(プロゲート)があります。
Progateは「初心者から、創れる人を生み出す」ことを目的にサービスを提供しており、実際に手を動かしながら何か小さなシステムを開発することができます。
Progateの特徴として、エディターなど何も準備する必要がなく、サイトに登録するだけで、直ぐに学習に取りかかれることができるので、学習の参入障壁が非常に低く、未経験の方にオススメです。
ドットインストール
ドットインストールも、Progate同様にプログラミング学習を始めるなら必ず勉強しておきたい優良な教材です。
ドットインストールの特徴としては、2~3分の動画コンテンツを見るような形となっており、通勤時間やちょっとした空き時間にも学習を進めることができます。
より実践的なスキルを身につけるには、ドットインストールの動画を見ながら、実際に真似してコードを書いて学習する方法が非常に効果的です。
Codecademy
Codecademyはアメリカの企業が運営する、プログラミングの基礎を学習できるサイトです。
アメリカ産の学習サイトなので、全て英語表記となっており少し取り掛かりにくい教材ですが、高校レベルの英語がある程度できる方であれば、問題なく進めることができます。
Javaを学習していく中で、高度なエラーにはまった際などは、英語の記事を参考に修正していくことが多いので、英文を読む練習のためにもオススメの教材です。
paiza ラーニング
paiza ラーニングは、プログラミングの基礎的な知識を動画で学習する事ができ、さらに実際にエディタでコーディング学習もできるので、実践的なスキルが身につきます。
先ほどご紹介した、Progateとドットインストールを掛け合わせたような教材となっており、未経験の方でも無理なく学習を進めれる事が特徴です。
また、学習の最中に分からない事があれば、paiza ラーニングのエンジニアに質問できる環境もあるので、つまずいて諦めそうになっても安心です。
Schoo
schooは、仕事に活きる「スキル」が学べるオンライン動画学習サイトで、プログラミング以外にも様々なスキルが学べるサイトです。主に生放送形式の動画となっており、大学の教授や現役エンジニアの方が配信されるライブを視聴し学習をすることができます。
どちらかというと、技術面の学習ではなく、どのように学習を進めるのかや、メンタル面、最近のトレンドなどを学べるので、Java以外の周辺知識を学習する際にオススメです!
Java学習を成功させるには?
ただ、ご紹介した無料の学習サイトを勉強したからといって、Javaで仕事ができるというわけではありません。
Javaを成功させるには以下の3つのことが非常に重要になってきます。
- 目標と期間を明確にしよう
- 教材だけでなく実際に作品を作ろう
- 質問できる環境を作ろう
目標と期間を明確にしよう
まずJavaを学習した後に「どんな目標があるのか」「その目標を達成するのにどれくらいの期間で到達するか」など学習計画を立てることが重要です。目標を明確にしないと、途中で何を目的に難しいJavaを学習してるのか分からなくなり、結果的に挫折につながるからです。
期間も非常に重要で、例えば、Javaエンジニアとして転職することが目標としたら、目安として3~6ヶ月と短い期間で計画を立てるべきです。
そうでないと、ダラダラと学習を行うことになるので、結果的にどんどん先延ばしになり、途中で諦めてしまう可能性を高めることになります。
教材だけでなく実際に作品を作ろう
学習サイトで勉強するだけでなく、実際に何か0から作品を作ることが非常に重要です。
なぜかと言うと、この0から作品を作る過程で以下の事が学べるからです。
- サービスの企画・設計
- デバックの処理能力
- フロント言語の最低限の知識
- 本番環境でのシステム構築
このように、Javaエンジニアの実務で必要なスキルが学べて、作った作品は実績として転職活動に使えるので、必ず行うようにしましょう。
また、手を動かしてコードを書くことによって、理解度も格段に上がります。
質問できる環境を作ろう
Javaを学習していると、必ずと言っていいほど、自分で解決できないエラーが発生したり、次に何をすればいいか悩むことになります。この壁に差し掛かかった際に挫折する人が非常に多いので、質問できる環境を作ることが重要です。
プログラミングの有名なQ&Aサイトは以下のものがあります。
これらのサイトは、とても数多くのQ&Aがあり、初心者レベルの学習に関しては質問しなくてもすでに回答済みである場合が多いです。
これらのサイトの使い方に関しては下記の記事をご覧ください。

まとめ
Javaを無料で学習できる教材をいくつかご紹介し、学習における注意点を解説しました。
Javaを学習する為の無料学習サイトはたくさんあるので、未経験の方でこれからJavaを学習される方はぜひ利用してみてください!
学習サイト後の学習が非常に重要なので、自分で作品を作ったりして、さらにスキルアップしていきましょう!