【2024年最新版】未経験からインフラエンジニアになるための完全ガイド

未経験でもインフラエンジニアになれるの?
未経験からインフラエンジニアになるための情報が欲しい

IT社会に欠かせない「インフラエンジニア」に、興味を持つ人は増えています。しかしIT業界の経験がないと、インフラエンジニアを仕事にできるのか不安が大きいですよね。

結論からいえば、未経験でもインフラエンジニアになることは可能です。しかし、必要なスキルや勉強方法、仕事の探し方などを知らないと挫折してしまいます。

そこで本記事では、未経験からインフラエンジニアを目指す上で必要な情報を一通りお伝えします。未経験でもわかりやすい内容のため、ぜひ一読ください。

この記事の要約
  • 人手不足+需要の高さから、インフラエンジニアは未経験でも目指せる
  • インフラエンジニアになるにはサーバーやセキュリティの知識が不可欠
  • 独学でインフラエンジニアを目指す方法は自学自習できる人におすすめ

なお、1人で学習が進められるか、途中で挫折しないか不安な人は「侍エンジニア」をお試しください。

侍エンジニアでは現役エンジニアと学習コーチの2名体制で学習をサポートするため、挫折しづらい環境で学習が進められます。

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本記事の解説内容に関する補足事項

本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」、を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。

また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。

記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。

目次

未経験からインフラエンジニアになるための予備知識

インフラエンジニアになるための予備知識

未経験からインフラエンジニアを目指すために、まずは基本的なことを押さえておきましょう。

  • そもそもインフラエンジニアとは
  • インフラエンジニアの種類

1つずつ、順番に解説します。

そもそもインフラエンジニアとは

「インフラエンジニア」とは、アプリやシステムを動かす土台となるネットワークや機器などITインフラの設計や構築、運用、保守を行うエンジニアです。一般にイメージされるエンジニアとは異なり、プログラミング言語を用いたプログラミングはあまり行いません。

設計・構築の担当者は、システム要件を満たすキャパシティを算出したうえで、ネットワーク機器やサーバーの選定を行います。また、それらの稼働に必要なソフトウェアの選定・導入なども実施します。

そして構築されたITインフラを、運用・保守の担当者が稼働維持させていくのです。

もしインフラエンジニアの存在がなかったとしたら、社会活動は行えませんし「Twitter」や「YouTube」のようなサービスも利用できません。私たちが豊かな生活を送れる陰には、インフラエンジニアの活躍があるのです。

インフラエンジニアの種類【平均年収も公開】

インフラエンジニアは、大まかに下表の3種類に分けられます。それぞれの平均年収も記載したため、ぜひ参考にしてください。

種類平均年収(2022年1月現在)
サーバーエンジニア約438万円(※1)
ネットワークエンジニア約433万円(※1)
クラウドエンジニア約590万円(※2)

インフラエンジニアの種類一覧
(※1)引用:doda
(※2)引用:求人ボックス 給料ナビ

ITインフラの重要な役割の1つに、サーバーでのデータ管理があります。このサーバーの導入や稼働を担うのが、「サーバーエンジニア」です。

また、ユーザーがパソコンでデータのやり取りをするためには、ネットワークも欠かせません。ネットワークシステムの導入や稼働を担うのが、「ネットワークエンジニア」です。

最近では「AWS」といったクラウドサービスを用いて、仮想サーバーによりシステムを構築する企業も増えています。こうしたクラウド技術を駆使して、ITインフラの導入や稼働を行うのが「クラウドエンジニア」です。

インフラエンジニアの年収について詳しくは、次の記事を一読ください。

インフラエンジニアの年収は?1000万も可能?年代・性別・経験別に紹介
更新日:2024年3月1日

未経験でもインフラエンジニアになれる理由

冒頭でもお伝えしたとおり、未経験でもインフラエンジニアになることは可能です。その理由として、次の3つが挙げられます。

  • 需要が高いため
  • 新しい技術を身につければ即戦力になれるため
  • 勉強できる環境が充実しているため

1つずつ、順番に解説します。

理由1:需要が高いため

社会経済は常に活動しており、それを支えるITインフラは、365日・24時間体制で稼働させなければなりません。コンピュータネットワークはあらゆる業種で無くてはならず、インフラエンジニアを求めている企業は多いため、需要が高いのです

特に運用や保守の仕事は、40代以上の未経験者にも十分チャンスがあります。設計や構築ほどは実務経験が重視されにくい上に、ITインフラを365日・24時間体制で支えていく上で人手不足に陥りやすいためです。

インフラエンジニアの需要について詳しく知りたい人は、下記の記事をお読みください。

インフラエンジニアの需要は?将来性から今後必要なことを解説
更新日:2024年3月18日

未経験からインフラエンジニアを目指す30代の人には、次の記事がおすすめです。

30代未経験でインフラエンジニアになれる?転職成功のコツを紹介
更新日:2024年3月1日

理由2:新しい技術を身につければ即戦力になれるため

多くのシステム基盤にクラウドが採用されるなど、インフラエンジニアには新しい技術が求められます。クラウド技術を使いこなせるエンジニアはまだ多くないため、未経験でも参入のチャンスがあるのです。

最近ではシステムのクラウド化が進んでおり、多くの企業がクラウドエンジニアを必要としています。しっかり勉強してクラウドスキルを身につければ、未経験でも即戦力になれるチャンスは十分あります。

理由3:勉強できる環境が充実しているため

インフラエンジニアは前述のとおり需要が高いこともあって、教材や学習サービスが豊富に出回っています。こうした手段を用いることで、未経験者でも独学でスキルを習得しやすくなっているのです。

独学に不安がある人の場合でも、スクールや研修サービスによって講師から教わることもできます。インフラエンジニアの勉強方法について詳しくは、後ほど紹介します。

未経験からインフラエンジニアになるために必要なスキル

インフラエンジニアになるために必要なスキル

インフラエンジニアに求められるスキルのうち、未経験が身につけるべきものを表にまとめました。なお、今回はインフラエンジニアに必須となるプログラミングスキルは除いてあります。

必要スキル詳細
サーバーの知識Windows/Linux/UnixなどのコンピューターOSの知識
ネットワークの知識ルーターやスイッチなどのネットワーク機器の知識/HTTPSなどの通信技術の知識
セキュリティの知識主要なセキュリティ技術の知識
クラウドサービスの知識主要なクラウドサービスの知識

未経験が身につけるべきインフラエンジニアのスキル一覧

上の表を見てわかるように、どのようなインフラエンジニアを目指すかによって、必要なスキルは若干変わります

ITインフラを扱う上で、サーバーやネットワークの知識は欠かせません。クラウドエンジニアでも、旧環境から移行する仕事もあるため、理解しておく必要があります。

また、ITインフラには常にセキュリティリスクがともないます。安全性の高いITインフラを構築するために、セキュリティの知識も必要不可欠です。

さらに、AWSなどの主要なクラウドサービスの知識も身につけましょう。最近はITインフラのクラウド化が進んでいるため、クラウドエンジニアを目指す場合でなくても基本は押さえることをおすすめします。

インフラエンジニアに必要なスキルについて詳しくは、次の記事をご覧ください。

インフラエンジニア必須のスキルを完全網羅!スキルチェックシート付き
更新日:2024年3月15日

未経験からインフラエンジニアになるための勉強方法

未経験からインフラエンジニアを目指す人には、下記7つの勉強方法がおすすめです。メリットを含めて表にまとめたため、ぜひ参考にしてください。

勉強方法メリット
学習本を読む必要な箇所を繰り返しじっくり学べる
学習サイトを利用するオンラインで手軽に学べる
動画を見て学ぶ聴覚も活用して効率よく学べる
資格取得を目指して勉強する体系的に学びながら仕事の準備もできる
勉強会に参加する仲間を作ってモチベーションを上げられる
スクールを利用する講師に教えてもらえるため挫折せずに学べる
研修サービスを利用する短期間で集中的に学べる

未経験からインフラエンジニアを目指す人におすすめの勉強方法一覧

それぞれの勉強方法についてもっと情報が欲しい人は、次の記事もチェックしてみてください。

インフラエンジニアの勉強方法7選!初心者向けにわかりやすく解説
更新日:2024年3月1日

インフラエンジニアを目指す未経験者におすすめの資格

未経験者におすすめの資格

インフラエンジニアの知識やスキルを証明できる資格を取得すると、求職活動で役立ちます。インフラエンジニアを目指す未経験者におすすめの資格3つを、下表にまとめました。

資格名証明できる知識・スキル
基本情報処理技術者ITに関する幅広い知識
LPIC(Linux技術者認定)Linuxに関する知識やスキル
CCNA(シスコ技術者認定)シスコ社製のネットワーク機器に関する知識やスキル

インフラエンジニアを目指す未経験者におすすめの資格一覧

Linuxは、ITインフラのWebサーバーに広く使われているコンピューターOSです。また、ネットワークシステムの構築では、シスコ社製のネットワーク機器がよく使われます。

ただし、インフラエンジニアになるために資格が必須というわけではありません。資格取得のための勉強時間を確保できない人や、独学で資格取得できる自信がない人は、スキル習得を優先しましょう。

インフラエンジニアに役立つ資格をより詳しく知りたい人は、次の記事をお読みください。

インフラエンジニアにおすすめの資格8選!取得するメリットと難易度
更新日:2024年3月1日

未経験でもインフラエンジニアの求人を探せる方法3選

未経験でもインフラエンジニアの求人を探せる方法としては、次の3つがおすすめです。

  • 求人サイト
  • 転職エージェント

それぞれ、詳しく解説します。

求人サイト

多くの企業が求人を掲載している「求人サイト」は、ポピュラーな探し方の1つです。仕事探しから応募までを、全て自分のペースで行える魅力があります。

未経験でもインフラエンジニアの求人を探せる、おすすめの求人サイトを2つ紹介します。

出典:Green

「Green」は、IT・Web業界の求人を専門に扱っている求人サイトです。「未経験可」で求人を探せることはもちろん、最短3分でレジュメ(職務経歴書)を作成できる魅力もあります。

出典:FIND JOB!

「FIND JOB!」も、IT・Web業界の求人に特化した求人サイトです。職種のカテゴリーに「インフラエンジニア」があるため求人を探しやすい上に、自分とのマッチ度を数値化してくれる機能もあります。

転職エージェント

「転職エージェント」は、エージェントが求人の紹介や職務経歴書の添削、面接対策などを行ってくれるサービスです。サポートが充実しているため、未経験者でも心配ありません。

また、多くの転職エージェントは企業から紹介料などの形で報酬を得ているため、求職者は基本的に無料で使えるのも魅力です。ここでは、未経験者におすすめの転職エージェントを2つ紹介します。

出典:レバテック

「レバテック」は、ITエンジニア・デザイナー専門の転職エージェントです。初回提案の内定率が90%(2022年1月現在)という実績の高さで、あなたに合った求人を提案してくれます。

出典:Midworks

「Midworks」は、IT系フリーランス専門の転職エージェントです。正社員並みの充実した保障が受けられるのが魅力で、フリーランスを目指す人におすすめします。

挫折なく未経験からインフラエンジニアを目指すなら

ここまで記事を読んできた人のなかには、

独学でインフラエンジニアに必要なスキルを習得できるかな…
途中で挫折したらどうしよう…

と不安な人もいますよね。

実のところ、インフラエンジニアに必須となるプログラミングスキルを習得する過程で挫折する独学者は多くいます。事実、弊社の調査では

  • 不明点を聞ける環境になかった
  • エラーが解決できなかった
  • モチベーションが続かなかった

などの理由から、87.5%が「プログラミング学習で挫折や行き詰まりを感じた」と回答しています。

87.5%の人がプログラミング学習時に挫折を経験
不明点やエラーが解決できずプログラミングを挫折した人が多数

調査概要:プログラミング学習の挫折に関するアンケート
調査対象:10代〜80代の男女298名
調査期間:2019年8月13日~8月20日
調査方法:インターネット調査
掲載元:PR TIMES

また、こうした背景もあってか、弊社がプログラミングに興味がある人100名へ実施した別の調査では

  • 確実にスキルを身につけられると思ったから
  • 独学では不安がある
  • 効率よく学べそう

などの理由から、61%が「プログラミングの勉強を始めるならスクールを選ぶ」と回答しています。

61%の人がプログラミングの勉強を始めるならスクールが良いと回答
確実にスキルを身につけられそうという理由でプログラミングスクールを選ぶ人が多い

調査概要:プログラミングに興味がある方の意識調査
調査期間:2021/11/19~2021/12/3
対象者:プログラミング学習を検討している10代~50代の男女100名
調査媒体:クラウドワークス
掲載元:PR TIMES

加えて、プログラミングスクールの卒業生に「独学ではなくスクールを活用した理由」を聞いたところ「できるだけ短い期間でITエンジニアへの転職や副業に必要なスキルを身につけたかった」という回答も多く寄せられました。

上記から、1人でプログラミングスキルを習得できるか不安な人や短期間でスキルを習得したい人ほど確実性を求め、現役エンジニアといったプロの講師に質問できるプログラミングスクールを利用する傾向にあるのがわかります。

いざ独学でプログラミングを学び始めても、勉強の最中に挫折しまっては学習にかけた時間を悔やむだけでなく「プログラミングスキルを身につけるのって思っていたよりも難しいんだな…」とスキルの習得自体を諦めかねません。

仮にわからないことを飛ばしながら勉強を進めたとしても、インフラエンジニアへの就職や転職を実現できる実践的なスキルが身につかなければ、結局後悔することになります。

そこで、おすすめしたいのが「SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)」です。

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料金月分割4.098円~
実績・累計指導実績4万5,000名以上
・受講生の学習完了率98%
・受講生の転職成功率99%

侍エンジニアをおすすめする最大の理由は「挫折しづらい学習環境」にあります。

先ほど述べたとおり、独学者の多くは自力で不明点やエラーを解決できないためにプログラミング学習を挫折しています。そのため、未経験者が現役エンジニアのようなプロに質問や相談できない状況で、プログラミングスキルを習得するのは非常に難易度が高いといえます。

しかし、侍エンジニアでは

  • 現役エンジニア講師によるマンツーマンレッスン
  • 現役エンジニアに質問できるオンラインでのQ&Aサービス
  • 不安や悩み・勉強の進み具合を相談できる学習コーチ

といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきたわからないことや不明点をいつでも相談可能です。「受講生の学習完了率98%「転職成功率99%」という実績からも、侍エンジニアなら挫折しづらい環境でプログラミング学習を進められるといえます。

また、侍エンジニアではカウンセリングにて受講生一人ひとりの目的をヒアリングしたうえでカリキュラムを作成するため、限られた受講期間でもインフラエンジニアへの就職や転職に必要なスキルだけを効率的に習得可能です。

最短距離で目的を実現できるようカリキュラムが組まれているため、勉強する順番や内容を誤り非効率に時間や手間を費やす心配もありません。

なお、侍エンジニアでは最大70%OFFで受講可能な給付金コースを提供中。金銭面での支援を受けつつ、理想のキャリア実現に向けたスキルの習得から、転職活動・就業後のフォローアップ(※1)までを一貫してサポートしてもらえます。

※1:転職後の1年間、転職先での継続的な就業や転職に伴う賃金上昇などのフォローアップ

学習と金銭面をどちらもサポートしてくれる侍エンジニアなら、未経験からでも安心してインフラエンジニアへの転職や副業での収入獲得などの目的が実現できますよ。

公式サイトで詳細を見る

まとめ

今回は、未経験からインフラエンジニアを目指す上で押さえておくべき下記の6点について、一通りお伝えしました。

  • 予備知識
  • 未経験でもなれる理由
  • 必要なスキル
  • 勉強方法
  • おすすめの資格
  • 求人を探せる方法3選

インフラエンジニアは需要が高く、やりがいのある仕事です。未経験から挫折せずにインフラエンジニアになるためには、まずは勉強方法や仕事の探し方などを把握することが重要となります。

今回紹介した内容を参考にして、ぜひインフラエンジニアを目指してみてください。

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン
【SNS】
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