システムエンジニアはきついのか?調査で明らかになった現役SEの本音

システムエンジニアがきついって本当?
システムエンジニアになるのはやめたほうがいい?

「システムエンジニアはきつい」という意見を聞くと、システムエンジニアになろうか迷う人は多くいますよね。

結論を言うと、システムエンジニアはうわさだけで判断するのはもったいないほどにやりがいある職種です。ただ、きついといわれる理由は職種の問題ではなく企業に原因がある場合も多いのです。そのため、本当にきついかどうかはシステムエンジニアの実態を確認してから判断すべきです。

この記事では現役SEに実施した独自調査をもとに、システムエンジニアがきついと言われる理由を、おすすめできる理由も交えて紹介します。

ぜひ、この記事を参考にシステムエンジニアへのキャリアを検討してみてください。

この記事の要約
  • 納期へのプレッシャーや残業・休日出勤がある点から、システムエンジニアはきついといわれている
  • 習得スキルや実績次第で年収や待遇を高められるのはシステムエンジニアの魅力の1つ
  • システムエンジニアはきつい部分もあるがやりがいのある職種

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目次

システムエンジニアはやりがいある職業

システムエンジニアはやりがいある職業

冒頭でも述べたように、システムエンジニアはやりがいのある職業です。

弊社が現役SEに実施した独自調査では「システムエンジニアはおすすめできるか?」という問いに対し、86%が「おすすめできる」と回答しています。この回答から、現役のシステムエンジニアが仕事に満足していることがわかります。

また、おすすめできる理由とおすすめできない理由について、次のような意見がありました。

おすすめできる理由・需要が高く将来性がある
・将来にわたって活かせるスキルが身につく
・転職しやすい
・給料が期待できる
・システムを完成させたときの達成感がある
おすすめできない理由・地道な作業が多い
・システムトラブルの対応が大変
・残業や納期に追われる働き方がきつい

システムエンジニアは、地道な作業が多いことやトラブルが発生したときの対応に追われるなど、きつい部分もあります。また、仕様の変更などによって残業や納期に追われることも少なくありません。

ただし、それでもシステムエンジニアをおすすめするのは、大変なところ以上に魅力があるためです。

例えば、IT業界全体が人手不足であるため、システムエンジニアの需要は高いです。また、一度身につけた開発スキル・プログラミングスキルは将来にわたり活かせます。転職時にもアピールできますし、ITコンサルタントやフリーランスなど、別のキャリアも選択肢になるのです。

また、給料が比較的高めなのも魅力です。システムエンジニアは、上流工程である企画・設計や、プロジェクトの進捗管理などを行います。開発知識だけでなく、マネジメントスキルが求められるため、給料も高めに設定されやすいです。

さらに、システムが完成したときに達成感を感じられるのも魅力です。時間をかけて開発したシステムが稼働し、クライアントに評価してもらえたときは、達成感を味わうことができます。

もちろん、今回紹介した給料や待遇は企業によって差があります。同じシステムエンジニアでも、満足している人もいれば、自分には向かないと感じている人もいます。

システムエンジニアがきついといわれる6つの理由

ここからは、現役SEへの独自調査をもとに、システムエンジニアがきついといわれる6つの理由を紹介します。

残業や徹夜・休日出勤しなくてはならない日もある

システムエンジニアは、残業や徹夜・休日出勤をしなくてはいけないケースもあります。

システム開発は予め決められた予算と納期で開始されます。しかし、企画段階での想定ボリュームと実際に係るコストが一致するとは限りません。

いったん決まった納期は変更することが難しく、人員に比べて必要となる作業ボリュームが大きくなると残業や休日出勤で対応せざるえない場合もあるのです。また、順調に開発が進んでいても、クライアントの仕様変更によってスケジュールが狂うことも少なくありません。

社会人ということで、多少の勤務時間増加は許容できる人であっても、あまりに頻度が多いときついと感じる原因になります。

納期への精神的プレッシャーが辛い

システムエンジニアは、納期のプレッシャーがかかるため、精神的にきついという意見があります。

先ほども解説したように、システム開発の現場ではプロジェクトの進捗が遅れたり、仕様変更が入ったりしたときに納期に追われるケースが多いです。

バグや不具合が発生し、解決に時間がかかってしまったときには、焦りとともに不安な気持ちも増大します。適切に休みをもらっていて体力的に疲れていないとしても、常に納期に追われるプレッシャーを受けながら働いていれば、精神的に疲弊してしまいます。

システムエンジニアのなかには、精神的なプレッシャーが思った以上にきつくて大変という人も多いです。

仕事量に対する賃金が割に合わない

システムエンジニアは、仕事量に対する賃金が割に合わないと感じる人もいます。

例えば、システムエンジニアは残業や休日出勤などを余儀なくされるケースもあるため、時給換算すると安働きになる可能性もあります。

また、システムエンジニアは設計・開発・テストと、システム開発全体に関わるため、どうしても仕事量が多くなりがちです。そのため、仕事量に対する給料が割に合わないと感じることもあるのでしょう。

常に新しい情報の収集や知識を勉強しなくてはならない

IT業界で活躍するために、常に新しい情報を収集し、知識を増やさないといけない点もきついといわれる理由の1つです。

システムエンジニアが属するIT業界は、新しい技術が導入されるペースが速いため、常に新しい知識を学び続けなければついていけません。

学習を継続していなくても現状維持はできるかもしれませんが、給料を上げたり昇進したりするにはスキルアップが求められます。また、転職・独立する際にも時代にあわせた知識が必要です。

システムエンジニアとして長く活躍するには、学習を続ける必要があるため、勉強が苦手な場合はきついと感じてしまうのです。

チームメンバーとの人間関係がストレスになる

システムエンジニアがプロジェクトで開発を進めるにあたり、チームメンバーとの人間関係がストレスになるケースがあります。

開発プロジェクトでは、日々進捗を共有したり、仕様に関する会議を行ったりすることも多いです。こうした場面で意見があわなかったり、態度が気になったりすればストレスになります。

また、社会人であれば基本的にチームメンバーと良好な関係を築く努力はするはずです。それでも人間であれば、苦手な人もいるでしょう。苦手な人と同じ開発チームに配属されてしまうと、仕事自体がストレスになる可能性があります。

人間関係は簡単には変えられないため、一度きついと感じると長い間悩むことになります。

クライアントからの急な要望に応えなくてはならない

システムエンジニアは、クライアントからの急な要望にも応えなくてはいけない点もきついポイントです。

順調に開発が進んでいるタイミングで、クライアントや上司が実装してほしい仕組みの要望を出してくるケースもあります。せっかくうまく進んでいる開発が、鶴の一声で変更されるのは精神的にきついです。

また、もともと納期がギリギリで設定されているにも関わらず、新しい要望をされるとスケジュール調整が難しくなります。新しく要望が出るのはある程度は仕方ありませんが、システムエンジニアはストレスを感じやすいです。

それでもシステムエンジニアをおすすめできる4つの理由

前述のとおり、システムエンジニアの仕事にきついと言われる側面があるのは事実です。しかし、きつい側面以上にシステムエンジニアがおすすめできる理由も存在します。

ここでは、システムエンジニアをおすすめできる4つの理由を紹介します。

手に職がつく

システムエンジニアとして経験を積めば、手に職をつけられます。

システムエンジニアになるには、プログラミングの知識・開発の手順やノウハウなどが必要です。これらの知識は、1度身につければその後のキャリアで活かせます。

例えば、今の会社が自分に合わないと感じた場合でも、システムエンジニアのスキルがあれば他会社に転職する選択ができます。また、年収を上げたいときには、より年収が高い企業へ転職したり、独立してフリーランスになったりと選択肢が増えるのです。

システムエンジニアになるための学習は大変ですが、身につけたスキルを将来活かせるのは魅力といえます。

仕事内容にやりがいを感じる

システムエンジニアは、仕事内容にやりがいを感じることもできます。

例えば、システム開発に携わり、無事システムがリリースできたときは達成感を感じられます。また、クライアントから感謝の言葉をいただいたときは、やりがいと感動も味わえるのです。

なかには、自分が開発したシステムが身近で稼働しているケースもあり、見かけたときに自分が作成した満足感を味わうことができます。

何にやりがいを感じるかは人それぞれですが、仕事のなかで達成感や満足感を得られるのはシステムエンジニアの魅力です。

自分次第で年収や待遇を高められる

システムエンジニアは、自分次第で年収や待遇を高められる点が魅力です。

一般的な会社員の場合、新しい知識や技術を学んでスキルアップしても年収や待遇改善につながらないケースもあります。システムエンジニアの場合は、知識や経験を積むことで昇進や給料アップを実現しやすいです。

IT業界は需要が高まっていますが、その一方で人材不足も深刻です。企業側としてはできるだけ優秀なエンジニアを欲しているため、スキルが高いエンジニアには年収など待遇改善をする傾向があります。

また、スキルアップすれば、転職の選択肢も増えます。IT業界ほど流動性がある雇用市場はあまりないため、スキルに応じて選択肢が増えるのは魅力です。

もちろん、すべての企業がそうではありません。しかし、自分の努力次第で年収や待遇を高められるのはモチベーションにもつながります。

給料や待遇の良い会社もある

IT企業のなかには、給料や待遇が良い会社もあります。

例えば、企業によってはテレワークを推進していて、ほとんどの業務を自宅でできるケースがあります。また、オフィスで働く場合でも、スーツではなく私服OKである企業も。

細かい規則がなく、自由に働ける職場であれば、働くモチベーションも高まります。

ちなみに、システムエンジニアというと従来は残業・休日出勤が多いイメージがありました。しかし、最近では繁忙期以外の残業は少なく、休日出勤に対して代休を推進している企業もあります。

システムエンジニアのマイナスイメージは、職種というより企業によって差があります。求職時に待遇面を確認しておくことで、働きやすい環境で活躍できます。

挫折なくシステムエンジニアを目指すなら

ここまで記事を読み、システムエンジニアになりたい気持ちが芽生えてきた反面、いざ目指すとなると

一人でシステムエンジニアに必要なスキルが身につけられるか不安…
途中で挫折したらどうしよう…

と不安な人もいますよね。

実のところ、プログラミングの学習途中に挫折する独学者は多くいます。事実、弊社の調査では

  • 不明点を聞ける環境になかった
  • エラーが解決できなかった
  • モチベーションが続かなかった

などの理由から、87.5%の独学者が「プログラミング学習で挫折や行き詰まりを感じた」と回答しています。

87.5%の人がプログラミング学習時に挫折を経験
不明点やエラーが解決できずプログラミングを挫折した人が多数

調査概要:プログラミング学習の挫折に関するアンケート
調査対象:10代〜80代の男女298名
調査期間:2019年8月13日~8月20日
調査方法:インターネット調査
掲載元:PR TIMES

また、こうした背景もあってか、弊社がプログラミングに興味がある人100名へ実施した別の調査では

  • 確実にスキルを身につけられると思ったから
  • 独学では不安がある
  • 効率よく学べそう

などの理由から、6割以上が「プログラミングの勉強を始めるならスクールを選ぶ」と回答しています。

61%の人がプログラミングの勉強を始めるならスクールが良いと回答
確実にスキルを身につけられそうという理由でプログラミングスクールを選ぶ人が多い

調査概要:プログラミングに興味がある方の意識調査
調査期間:2021/11/19~2021/12/3
対象者:プログラミング学習を検討している10代~50代の男女100名
調査媒体:クラウドワークス
掲載元:PR TIMES

加えて、プログラミングスクールの卒業生に「独学ではなくスクールを活用した理由」を聞いたところ「できるだけ短い期間でITエンジニアへの転職や副業に必要なスキルを身につけたかった」という回答も多く寄せられました。

上記から、1人でプログラミングスキルを習得できるか不安な人や短期間でスキルを習得したい人ほど確実性を求め、現役エンジニアといったプロの講師に質問できるプログラミングスクールを利用する傾向にあるのがわかります。

いざ独学でプログラミングを学び始めても、勉強の最中に挫折しまっては学習にかけた時間を悔やむだけでなく「プログラミングスキルを身につけるのって思っていたよりも難しいんだな…」とスキルの習得自体を諦めかねません。

仮にわからないことを飛ばしながら勉強を進めたとしても、システムエンジニアへの就職・転職を実現できる実践的なスキルが身につかなければ、結局後悔することになります。

そこで、おすすめしたいのが「SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)」です。

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侍エンジニアをおすすめする最大の理由は「挫折しづらい学習環境」にあります。

先ほど述べたとおり、独学者の多くは自力で不明点やエラーを解決できないためにプログラミング学習を挫折しています。そのため、未経験者が現役エンジニアのようなプロに質問や相談できない状況で、プログラミングスキルを習得するのは非常に難易度が高いといえます。

しかし、侍エンジニアでは

  • 現役エンジニア講師によるマンツーマンレッスン
  • 現役エンジニアに質問できるオンラインでのQ&Aサービス
  • 不安や悩み・勉強の進み具合を相談できる学習コーチ

といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきたわからないことや不明点をいつでも相談可能です。「受講生の学習完了率98%」という実績からも、侍エンジニアなら挫折しづらい環境でプログラミング学習を進められるといえます。

また、侍エンジニアではカウンセリングにて受講生一人ひとりの目的をヒアリングしたうえでカリキュラムを作成するため、限られた受講期間でもシステムエンジニアへの就職・転職に必要なスキルだけを効率的に習得可能です。

最短距離で目的を実現できるようカリキュラムが組まれているため、勉強する順番や内容を誤り非効率に時間や手間を費やす心配もありません。

なお、侍エンジニアでは最大70%OFFで受講可能な給付金コースを提供中。金銭面での支援を受けつつ、理想のキャリア実現に向けたスキルの習得から、転職活動・就業後のフォローアップ(※1)までを一貫してサポートしてもらえます。

※1:転職後の1年間、転職先での継続的な就業や転職に伴う賃金上昇などのフォローアップ

学習と金銭面をどちらもサポートしてくれる侍エンジニアなら、未経験からでも安心してシステムエンジニアへの転職や副業での収入獲得などの目的が実現できますよ。

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まとめ

今回は、現役エンジニアへの独自調査をもとに、システムエンジニアがきついと言われる理由とおすすめできる理由を紹介しました。

システムエンジニアは、残業や休日出勤など働き方がきついと言われることが多いです。しかし、実際は職種ではなく企業によって働き方には差があります。

きついという意見を聞いて諦めるのではなく、魅力も確認したうえで優良企業を探してみてください。働き方や待遇がいい企業もあるります。よく実態を把握してシステムエンジニアとしての一歩を踏み出しましょう。

この記事の監修者

フルスタックエンジニア

金田 茂樹


音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。

この記事を書いた人

【プロフィール】
新卒でプログラマーとして勤務し、実務経験を積んだ後、現在はフリーランスWebライターとして活動中。主に、企業のオウンドメディアやブログ記事の執筆を担当。IT・プログラミング関連の執筆が得意。2020年から侍エンジニアブログの記事制作を務めており、文章の読みやすさや納得感を意識しながら執筆しています。
【専門分野】
IT/プログラミング
【SNS】
X(旧:Twitter)

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