システムエンジニアのやりがいや大変なことは?向いている人も徹底解説!

IT産業の発展が加速する中、これからシステムエンジニア(SE)に転職を考えたり、プログラミングを学習して目指す方も増えてきています。


実際にシステムエンジニアって仕事にやりがいを感じるの?
やりがいと反対に、大変なことも知っておきたい!

このように、システムエンジニアという仕事のやりがいや魅力などを事前に知っておくことで、勉強のモチベーションにも繋がります。

事実、システムエンジニアは、IT業界でも非常に人気な職種で、最先端の技術に触れる事が出来るなどの理由から、やりがいを感じている人が非常に多いです。

そこで本記事では、システムエンジニア(SE)のリアルな声も交えながら、SEを目指す学習者のモチベーションに繋がる「やりがい」をご紹介します!

この記事の要約
  • 開発チームで達成感を共有できるのはSEの大きなやりがい
  • SEの残業時間は納期に左右されやすい
  • SEは実力次第で高収入を狙える点が魅力
目次

システムエンジニアのやりがい

システムエンジニアのやりがい

システムエンジニアのやりがいについて、5つご紹介します。

誰でも知ってる企業のシステム開発に携われる

大企業にシステムエンジニアとして働くことができれば、多くの人が利用するようなサービスやシステムの開発に携わることができます。有名なフリマアプリや、電子決済サービスなどもシステムエンジニアがディレクションを行い、開発された例が多いです。

このような、大きなプロジェクトが成功すれば、自分の成果が目に見えて分かるので非常にやりがいのある仕事だと言えます。

お客様から感謝される

システムエンジニアは、クライアントとの窓口のような仕事もあるので、プログラマーと比べて、お客様とのコミュニケーションをとる機会が非常に多いです。

お客様の本質的なニーズを満たす事のできるものを納品する事ができれば、プログラマーではなく、SEに感謝される事が多いです。IT職は人との関わりが薄いイメージですが、システムエンジニアになれば、このように人から感謝され、やりがいを感じる事ができます。

チームで達成感を共有できる

IT企業では主に、受託開発(クライアントからの請負)か自社開発(自社で企画し、世の中に価値を生み出す)の企業に大きく分かれます。

自社開発を行うような企業(メルカリサイバーエージェントなど)では、非常に大きなプロジェクトをシステムエンジニアが企画し、チーム全体で協力して開発を進めます。

そのようなプロジェクトが成功し売り上げも伸びれば、世の中に価値を生み出した事が実感でき、チーム全体で達成感を共有できるでしょう。

最先端技術に触れることができる

IT業界は時代の変化が非常に激しいので、それに伴いシステムエンジニアも最先端の技術を常に学習し続け、システムやサービスの開発に活かさなければなりません。

一般的な会社員は、同じ業務を淡々と続ける事が非常に多く、最先端の技術や日々世界の移り変わりに関わることは少ないです。しかし、SEになる事ができれば、世界の最先端の技術に触れる事ができて、日々変化のある刺激的な生活を送る事ができます。

実力次第で高収入が狙える

システムエンジニアは先ほどもご紹介したように、お客様から感謝されたり、大きなプロジェクトを成功させ、チームからの評価も高まれば、社内での評判が良くなり、結果として収入を増やす事ができます。

システムエンジニアは、実力や成果が目に見て分かるので、自分の行った仕事が評価され、収入が増える実感を得る事ができます。

事実、厚生労働省が実施している賃金構造基本統計調査によれば、システムエンジニアに該当する、「高度SE・ITエンジニア(基板設計担当・ITアーキテクト)」の業種では、平均年収が778.2万円となっています。

システムエンジニアの大変なこと

システムエンジニアの大変なこと

システムエンジニアのやりがいを5つご紹介しましたが、その反面大変なこともあります。

システムエンジニアの大変なことは次の3つです。

残業時間が納期に左右されやすい

主に受託開発を行うIT企業のシステムエンジニアは残業時間が納期に左右されやすい傾向にあります。開発の途中で、予期しないエラーが起こったりクライアントとの意思のすれ違いで、仕様に変更があると、当初計画していた納期に間に合わない事があったりします。

このような事態にならないためにも、クライアントとのコミュニケーションが必要だったり、余裕を持ってスケジュール管理ができる能力が必要です。

人の移り変わりが激しい

IT企業では人の移り変わりが激しく、特にプログラマーの入れ替わりが激しいのが事実です。現代ではエンジニアの人材不足が深刻で、フリーランスに業務委託を行う企業も増えてきています。

プロジェクト毎に、チームの編成が変わったり、新たなフリーランスエンジニアと契約したりなど、システムエンジニアはチームを統括する側の人間なので、非常に大変です。

業務外でも学習が必要

先ほど、「最先端の技術に触れる事ができる」やりがいをご紹介しましたが、裏をとれば、常に学習し続けなければならない辛さもあります。

IT業界は単純作業ではなく、時代の変化に合わせて柔軟に対応しなければなりません。システムが「古いor新しい」もシステムエンジニアの知識の差によって生じます。

このように、システムエンジニアは常に最先端の情報に触れ、アップデートし続ける必要があり、Twitterで情報収集をしたり、業務外でも休日に学習をする必要があったりします。

システムエンジニアの労働環境

システムエンジニアの労働環境

システムエンジニアの仕事は「きつい」「忙しい」といったマイナスイメージを持たれがちですが、実際にはどのような労働環境なのでしょうか。

ここでは、次の2つのポイントからシステムエンジニアの労働環境を紹介します。

年収

求人ボックスの情報によると、システムエンジニアの平均年収は496万円で、月給で換算すると41万円ほどになります。

なお、初任給は21万円程度が相場となっています。

給与幅は363万円〜1,070万円と比較的広いため、働く場所や取り扱う内容によって収入アップを目指すこともできるでしょう。

労働時間

会社に勤めるシステムエンジニアの場合、一般的には9:00〜18:00を定時として働くことが多いです。しかし、多くの場合は残業や休日出勤などイレギュラーな労働時間が発生すると考えておくと良いでしょう。

システムエンジニアの仕事に残業や休日出勤が発生しやすい理由として、急なシステムエラーに対処しなければならないことが挙げられます。システムエンジニアは運用するシステムがいつでも問題なく稼働する状態を維持しなければなりません。

エラーが発生した時や、バグが見つかった場合には、迅速に対応する必要があります。

このようなことから、システムエンジニアは長時間かつ不規則な労働時間を強いられる可能性も高いのです。

システムエンジニアに向いている人

システムエンジニアに向いている人

IT系の職種として高い人気を誇るシステムエンジニアですが、どのような人が向いているのでしょうか。ここでは、システムエンジニアに向いている人の特徴を4つ紹介します。

システムエンジニア(SE)に向いている人の特徴8つ!適性診断あり
更新日:2024年10月3日

コミュニケーションスキルがある

システムエンジニアといえば、個人作業が多い印象がありますが、実は高いコミュニケーションスキルが求められます。システムを設計・運用するために、クライアントやメンバーと接する機会が多く、ミーティングも頻繁に行われます。

質の高いシステムを設計するには、システムエンジニアのコミュニケーションスキルが不可欠です。円滑に業務を進めるには、「報告・連絡・相談(報連相)」を意識しましょう。

IT職種は一般的に人との関わりが少ない印象もありますが、人とのコミュニケーションが問題なく行える人ほど、システムエンジニアの適正があると考えてよいでしょう。

論理的に考えられる

システムエンジニアの仕事には、論理的思考力が求められます。システムの設計やトラブルシューティングには、発生した問題から、原因と結果を明確にする能力が求められます。

また、予期せぬ問題が発生した際にも冷静に対応し、最適な解決策を見つけるためにも、論理的思考力は不可欠です。これらのことから、論理的思考力は、システムエンジニアとしての成功に欠かせない要素の一つでしょう。

ITに興味がある

ITに興味がある人は、システムエンジニアに向いています。システムエンジニアを取り巻くIT業界は、日々情報のアップデートが行われます。

最前線で活躍し続けるためには、積極的な学習が必要です。常に最新の情報を追い続け、吸収することで、市場価値の高い人材を目指せるでしょう。

業務を評価されることで、やりがいを得ることもできます。ITに興味がある場合は、システムエンジニアを目指してみてもいいかもしれません。

新しいものが好きな人

新しいものが好きな人も、システムエンジニアに向いています。

IT業界は技術の進歩や流行スピードが早く、システムエンジニアとして活躍し続けるには常に新しい技術と知識の習得が必要です。自ら積極的に学習を続けられることは、システムエンジニアにとって大きな強みです。

また、システムエンジニアが構築するシステムは、多種多様な業種業界に渡ります。担当するシステムが変わるごとに新たな知識を吸収することができるので、新しいことを学ぶのが好きな人には最適です。

近年では、IoTやAIなどの最新技術が当然のように現場で用いられています。刷新的な技術を仕事で取り扱うことに興味がある人も、システムエンジニアに向いているといえるでしょう。

システムエンジニアに向いてない人

システムエンジニアに向いてない人

IT職種の中でも目指す人が多いシステムエンジニアですが、やはり向き不向きはあります。ここでは、システムエンジニアに向いていない人の特徴を3つ紹介します。

疑問や課題意識を持たない

物事に対して疑問や課題意識を持たない人は、システムエンジニアに向いていないかもしれません。システムエンジニアは、多くの人々が使用するシステムの安定供給が仕事です。

日々の業務を流れ作業的にこなしていると、小さな異変に気付くことができません。少しの変化に疑問を持ち、異常が発生した際は、最適な対処方法を迅速に実行するために頭を使うことが大切です。

自分の仕事に対して、常に課題意識を持ち、真面目に取り組める人は、システムエンジニアに向いているといえるでしょう。

地道な作業や調査が好きではない

地道な作業や調査が苦手な人は、システムエンジニアに向いていないかもしれません。

システムエンジニアは、システムの設計や運用を行うために、日々パソコンと向き合ってプログラミングを作成することが主な仕事です。毎日違う人とコミュニケーションを取ったり、体を動かしたりするようなアクティブな仕事はほとんどありません。

また、システムに異常が発生した際は、プログラムのどこにエラーがあるのかを淡々と調査します。根気が必要な業務でありながら、一刻も早く安定供給を実現しなければならないため、強いプレッシャーもかかります。

このように、システムエンジニアは地味な仕事も多いため、単純作業が苦手な人は向いていない可能性が高いです。

スキルをアップデートしない人

スキルをアップデートするための努力が出来ない人は、システムエンジニアに向いていないかもしれません。

IT業界では、頻繁に情報の刷新が行われます。システムエンジニアとして活躍するためには、最新の技術を取り入れるための学習を続けることが大切です。

IT業界のトレンドをチェックしたり、資格の取得を目指すなど、積極的にスキルアップを目指せる人は、システムエンジニアに向いているといえるでしょう。

システムエンジニアになるには

システムエンジニアになるには

システムエンジニアになるには、どのような方法があるのでしょうか。ここでは、システムエンジニアを目指す方法を5つ紹介します。

専門知識を学ぶ

システムエンジニアを目指すなら、まずは専門知識を身につけましょう。システムエンジニアがどのような仕事をしているのか、プログラミングでどのようなものを作れるのか、基本的な内容を正しく理解することが大切です。

業務内容をイメージすることができたら、プログラミング言語を学ぶのもおすすめです。覚える言語は開発するシステムによって異なりますが、JavaやRuby、Pythonは多くの現場で使用されているため、身につけておいて損はありません。

プログラミング言語は、システムエンジニアがシステムを開発するために欠かせない知識の一つです。覚える言語が多いほど、業務の幅が広がるので、ぜひ学習してみてください。

IT系の専門学校で学ぶ

システムエンジニアになることを目指して進路を決めるのであれば、IT系の専門学校に進学するのもおすすめです。

ITスキルを身につけられる専門学校は、全国各地にあります。システムエンジニアはIT職種の中でも特に人気が高い職業なので、専門課程が用意されていることも多いです。

専門学校に通うメリットの一つが、大学などと比べると短期間でより実践的なスキルを習得できることです。ほとんどの場合、専門学校は2年で卒業することができます。

卒業後にはすぐに現場で活躍できるレベルのスキルを獲得できるので、可能な限り早くシステムエンジニアになりたいと考えている人は、専門学校に通うことを検討してみてはいかがでしょうか。

IT系の学部、学科のある大学で学ぶ

IT系の学部、学科のある大学で学ぶ
IT系の学部、学科のある大学で学ぶ

IT系の学部・学科がある大学へ進学するのもおすすめです。IT系の学部・学科がある大学に通うことで、専門学校に通った場合と同じように、実践で活用できるスキルを習得できます。

新卒で就職する場合は、伸びしろに期待して採用される「ポテンシャル採用」も期待できるでしょう。ハイレベルな企業に就職したいと考えているのであれば、大卒の経歴を獲得しておいて損はないはずです。

また、大学を卒業しておくことで、高収入を目指しやすくなります。システムエンジニアとして、ガッツリ稼ぎたいと考えている人は、ぜひIT系の学部・学科のある大学に進学してみてください。

スクールで学ぶ

システムエンジニアを目指すなら、スクールで学ぶ方法もおすすめです。スクールを受講することで、専門の講師から実践的なスキルを最短で学ぶことができます。

スクールで学ぶメリットは、社会人であっても学びやすい点です。本業が忙しくて自主的にプログラミングを学べないという人も、スクールの講師のサポートがあれば学習に取り組めるはずです。

また、プログラミング学習は難易度が高く、挑戦した多くの人が挫折してしまうことでも有名です。しかし、プロに直接質問できるプログラミングスクールを活用すれば、無理なく学習を継続できるでしょう。

システムエンジニアを目指す人におすすめしたいのが「SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)」です。

侍エンジニアは「挫折しづらい学習環境」を実現したITスキル専門のオンラインスクールです。侍エンジニアでは、次の3つのサポート体制で、受講者の挫折を未然に防ぎます。

  • 現役エンジニア講師によるマンツーマンレッスン
  • 現役エンジニアに質問できるオンラインでのQ&Aサービス
  • 不安や悩み・勉強の進み具合を相談できる学習コーチ

「受講生の学習完了率98%」という実績からも、侍エンジニアがITスキルを習得できるプログラムであることが分かります。

また、侍エンジニアでは受講生一人ひとりの目的をヒアリングしたうえでカリキュラムを作成するため、自身のレベルに合わせて学習を進めたい人にもおすすめです。最短距離で目的を実現できるようカリキュラムが組まれているため、独学に自信がない人でも安心して取り組めるでしょう。

侍エンジニアなら、未経験からでもシステムエンジニアを目指すことができますよ。

独学で学ぶ

独学でスキルを身につけてシステムエンジニアを目指す道もあります。ただし、実践で活用できるレベルのスキルを独学で身につけるのは簡単ではありません。

システムエンジニアには、プログラミング以外にもさまざまなスキルが求められます。最近ではAIに関する知識も必須とされています。

全スキルの習得には膨大な時間がかかるため、独学では挫折するリスクが高いのが現実です。

また、初心者の場合は、システムエンジニアを目指すのに最適な学習計画を立てることも難しいはずです。自分に必要な知識やスキルを客観的に判断し、教材を集めて学習するのは、内容が難しいプログラミング学習においては難易度がかなり高いといえます。

確実なスキルを最短経路で身につけたい人は、プログラミングスクールの受講をおすすめします。

システムエンジニアのやりがいに関するよくある質問

システムエンジニアのやりがいに関するよくある質問について回答します。システムエンジニアを目指している人は、ぜひ参考にしてみてください。

未経験からシステムエンジニアになれた人は本当にいますか?

未経験からシステムエンジニアになった人はたくさんいます。IT業界とは関係のない仕事をしている人であっても、必要なスキルを身につけることができれば、システムエンジニアになれます。

しかし、システムエンジニアになるために必要な学習は、難易度が高いことから、挫折しやすいです。未経験からシステムエンジニアを目指すなら、学習を続けられるような環境を用意することが大切です。

自分のレベルに合った学習に取り組む、プロのサポートを受けるためにスクールを受講するなど、挫折を防ぐための対策を講じていきましょう。

次の記事では未経験からシステムエンジニアシステムエンジニアに転職した事例を詳しく解説しているのでご参考にしてください。

資格試験0点から半年で合格!元警備業からシステムエンジニアに転職した道のり
更新日:2024年9月4日

システムエンジニアとインフラエンジニアの違いって何ですか?

システムエンジニアとインフラエンジニアは、それぞれが開発・担当するものが違います。

システムエンジニアはソフトウェアやアプリケーションなどITシステム全般の開発を行います。一方インフラエンジニアは、サーバーやネットワークなどのIT基盤の開発が主です。

IT系職種への就職を目指す際は、自分が何の開発を担当したいかをきちんと振り返ることも重要です。ITシステムの開発・運用に携わりたい人は、ぜひシステムエンジニアを目指してみてください。

次の記事では未経験からシステムエンジニアとインフラエンジニアの違いを詳しく解説しているのでご参考にしてください。

システムエンジニア(SE)とインフラエンジニアの違いを徹底解説
更新日:2024年10月23日

未経験からシステムエンジニアに転職するコツはありませんか?

未経験からシステムエンジニアに転職する際は、次の2つのポイントを意識してみてください。

  • 未経験歓迎の求人を探す
  • 転職支援のあるプログラミングスクールを利用する

システムエンジニアの求人には、未経験歓迎のものもあります。未経験者が即戦力を求めている現場で働くのはハードルが高いので、転職先を探すときは、未経験歓迎の求人をチェックしてみてください。

また、転職のサポートを受けられるスクールを受講するのもおすすめです。転職サポートでは、スクールが提携している企業への推薦を受けられたり、面接練習や履歴書の添削といった、就職活動対策を受けたりすることもできます。

次の記事では未経験からシステムエンジニアに転職するコツを詳しく解説しているのでご参考にしてください。

システムエンジニア(SE)になるには?未経験から転職するコツも紹介
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システムエンジニアに資格は必要ですか?

システムエンジニアになるにあたって、取得が必須の資格は必要ありません。しかし、システムエンジニアとして活躍したい場合は、各種資格の取得を目指すといいでしょう。

未経験者におすすめな資格は、次の3つです。

  • ITパスポート試験
  • 基本情報技術者試験
  • システムアーキテクト試験

上記3つの資格は、システムエンジニアとして働くうえで必要な知識が身についているかを証明するものです。資格取得のための学習は、システムエンジニアとしてのスキルを高めるにも最適です。

次の記事ではシステムエンジニアと資格について詳しく解説しているのでご参考にしてください。

システムエンジニアに資格は必要?取得するメリットやおすすめも紹介
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システムエンジニアのキャリアパスを教えてください

システムエンジニアからのキャリアパスとしては、次のような職種が挙げられます。

  • ITコンサルタント
  • Webエンジニア
  • インフラエンジニア

ITコンサルタントは、クライアント企業にヒアリングを行い、ビジネスに有効なIT投資計画の策定、必要なツールの導入・支援を行うことが仕事です。

Webエンジニアは、Webサイト・ECサイトの開発をはじめとしたWeb開発全般を行います。インフラエンジニアは、サーバーやネットワークなどのIT基盤の開発を担当する職種です。

いずれの職種も、システムエンジニアとしての経歴や知識を活かしやすいのが特徴です。ITの知識をビジネスに活用したい場合は、ITコンサルタントの仕事が適しているでしょう。

プログラミングやシステム開発が好きな場合は、Webエンジニアやインフラエンジニアの仕事がおすすめです。

まとめ

今回はシステムエンジニアのやりがいについて紹介しました。

システムエンジニアはスキルや知識を身につければ、未経験でも目指せる職種です。ただし、独学での学習難易度は高いため、正しい対策を講じる必要があります。

未経験からシステムエンジニアを目指したい人は、自分に合った学習方法について調べることから始めてみましょう。必要な学習期間や学習ボリュームを正しく理解し、効率的なスキルの獲得を目指してみてください。

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この記事の監修者

フルスタックエンジニア

金田 茂樹


音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。

この記事を書いた人

中川 大輝のアバター 中川 大輝 メディア編集長

東京都多摩市出身。前職では都内ホテルにて設備機器のメンテナンスを経験。当時から副業として行っていたWebライティングと独学でのプログラミング学習経験を活かし、「プログラミング学習の挫折をなくすためのコンテンツ作成」を心がけています。
プライベートでは双子育児に奮闘中。将来、子どもたちが侍ブログを見て、プログラミングを学びたいと思えるメディアを作ることが目標です。
今更ながら「キングダム」にドハマリ中。

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