実際どう?システムエンジニアのやりがいと大変なことをまとめてみた

IT産業の発展が加速する中、これからシステムエンジニア(SE)に転職を考えたり、プログラミングを学習して目指す方も増えてきています。


実際にシステムエンジニアって仕事にやりがいを感じるの?
やりがいと反対に、大変なことも知っておきたい!

このように、システムエンジニアという仕事のやりがいや魅力などを事前に知っておくことで、勉強のモチベーションにも繋がります。

事実、システムエンジニアは、IT業界でも非常に人気な職種で、最先端の技術に触れる事が出来るなどの理由から、やりがいを感じている人が非常に多いです。

そこで本記事では、システムエンジニア(SE)のリアルな声も交えながら、SEを目指す学習者のモチベーションに繋がる「やりがい」をご紹介します!

この記事の要約
  • 開発チームで達成感を共有できるのはSEの大きなやりがい
  • SEの残業時間は納期に左右されやすい
  • SEは実力次第で高収入を狙える点が魅力

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目次

そもそもシステムエンジニアとは?

画像:Shutterstock

そもそもシステムエンジニア(SE)はIT企業の中でも上流工程に位置し、主に、システムやサービスの設計や企画、ディレクション業務を主に行います。

プログラマーとシステムエンジニアは同じように思われる方もいると思いますが、システムエンジニアの方が、業務内容の幅が多く、ひたすらパソコンに向き合いプログラムを書くという仕事は少ないです。

システムエンジニアの特徴

システムエンジニアの特徴としては、クライアントとのやり取りから、開発業務、納品まで、1つのプロジェクトの全体を担うポジションです。プログラミングの知識だけでなく、以下のような知識が必要です。

  • コミュニケーション力
  • マネジメント能力
  • 時代に最適な企画力
  • 最低限のプログラミングスキル

このように、沢山の仕事や時代の変化に順応する必要があるので、システムエンジニアは柔軟性や自ら学習する主体性が求められます。

システムエンジニアとプログラマの違い

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システムエンジニアとプログラマーを同じように思われる方も多いと思いますが、両者の違いを簡潔にお伝えすると、

システムエンジニア

開発における、ディレクション業務(上流工程)

プログラマー

SEの指示通りにプログラム処理を書き、システムを開発する(下流工程)

このように大きな違いがあります。

システムエンジニアは多岐に渡る業務を行う必要があるので、プログラマーよりも年収が比較的高い傾向にあるのも事実です。

システムエンジニアのやりがい

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システムエンジニアの業務内容についてお分りいただけた所で、この仕事におけるやりがいについて、いくつかご紹介します。

システムエンジニアのやりがいは以下の5つです。

  • 誰でも知ってる企業のシステム開発に携われる
  • お客様から感謝される
  • チームで達成感を共有できる
  • 最先端技術に触れることができる
  • 実力次第で高収入が狙える

誰でも知ってる企業のシステム開発に携われる

大企業にシステムエンジニアとして働くことができれば、多くの人が利用するようなサービスやシステムの開発に携わることができます。有名なフリマアプリや、電子決済サービスなどもシステムエンジニアがディレクションを行い、開発された例が多いです。

このような、大きなプロジェクトが成功すれば、自分の成果が目に見えて分かるので非常にやりがいのある仕事だと言えます。

お客様から感謝される

システムエンジニアは、クライアントとの窓口のような仕事もあるので、プログラマーと比べて、お客様とのコミュニケーションをとる機会が非常に多いです。

お客様の本質的なニーズを満たす事のできるものを納品する事ができれば、プログラマーではなく、SEに感謝される事が多いです。IT職は人との関わりが薄いイメージですが、システムエンジニアになれば、このように人から感謝され、やりがいを感じる事ができます。

チームで達成感を共有できる

IT企業では主に、受託開発(クライアントからの請負)か自社開発(自社で企画し、世の中に価値を生み出す)の企業に大きく分かれます。

特にこの自社開発を行うような企業(メルカリやサイバーエージェントなど)では、非常に大きなプロジェクトをシステムエンジニアが企画し、チーム全体で協力して開発を進めます。

そのプロジェクトが成功し売り上げも伸びれば、世の中に価値を生み出した事が実感でき、チーム全体で達成感を共有できるでしょう!

https://twitter.com/yumayeah/status/1181398528016306179

最先端技術に触れることができる

IT業界は時代の変化が非常に激しいので、それに伴いシステムエンジニアも最先端の技術を常に学習し続け、システムやサービスの開発に活かさなければなりません。

一般的な会社員は、同じ業務を淡々と続ける事が非常に多く、最先端の技術や日々世界の移り変わりに関わることは少ないです。しかし、SEになる事ができれば、世界の最先端の技術に触れる事ができて、日々変化のある刺激的な生活を送る事ができます。

https://twitter.com/Shodai_PG/status/1181197503409967105

実力次第で高収入が狙える

システムエンジニアは先ほどもご紹介したように、お客様から感謝されたり、大きなプロジェクトを成功させ、チームからの評価も高まれば、社内での評判が良くなり、結果として収入を増やす事ができます。

システムエンジニアは、実力や成果が目に見て分かるので、自分の行った仕事が評価され、収入が増える実感を得る事ができます。

事実、厚生労働省が実施している賃金構造基本統計調査によれば、システムエンジニアに該当する、「高度SE・ITエンジニア(基板設計担当・ITアーキテクト)」の業種では、平均年収が778.2万円となっています。

システムエンジニアの大変なこと

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システムエンジニアのやりがいを5つご紹介しましたが、その反面大変なこともあります。

システムエンジニアの大変なことは以下の3つです。

  • 残業時間が納期に左右されやすい
  • 人の移り変わりが激しい
  • 業務外でも学習が必要

残業時間が納期に左右されやすい

主に受託開発を行うIT企業のシステムエンジニアは残業時間が納期に左右されやすい傾向にあります。開発の途中で、予期しないエラーが起こったりクライアントとの意思のすれ違いで、仕様に変更があると、当初計画していた納期に間に合わない事があったりします。

このような事態にならない為にも、クライアントとのコミュニケーションが必要だったり、余裕を持ってスケジュール管理ができる能力が必要です。

人の移り変わりが激しい

IT企業では人の移り変わりが激しく、特にプログラマーの入れ替わりが激しいのが事実です。現代ではエンジニアの人材不足が深刻で、フリーランスに業務委託を行う企業も増えてきています。

プロジェクト毎に、チームの編成が変わったり、新たなフリーランスエンジニアと契約したりなど、システムエンジニアはチームを統括する側の人間なので、非常に大変です。

業務外でも学習が必要

先ほど、「最先端の技術に触れる事ができる」やりがいをご紹介しましたが、裏をとれば、常に学習し続けなければならない辛さもあります。

IT業界は単純作業ではなく、時代の変化に合わせて柔軟に対応しなければなりません。システムが「古いor新しい」もシステムエンジニアの知識の差によって生じます。

このように、システムエンジニアは常に最先端の情報に触れ、アップデートし続ける必要があり、Twitterで情報収集をしたり、業務外でも休日に学習をする必要があったりします。

まとめ

IT業界の発展によって、システムエンジニアに注目が集まっていますが、本記事でご紹介したやりがいを十分に理解した上で、自分に適しているかを見極める必要があります。

ぜひこの記事を参考に、システムエンジニアの魅力、辛い部分を知り、学習のモチベーションを上げてみてはいかがでしょうか!

この記事を書いた人

元ウェブディレクター/編集者
メイン機はOS9時代からMac。
最近はUnityに興味があります。

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