システムエンジニア(SE)とは?仕事内容や年収、将来性も紹介

システムエンジニアはどんな仕事をする職業なの?
システムエンジニアの年収や将来性は?

システムエンジニア(SE)は平均年収が比較的高く、キャリアアップも目指しやすい魅力的な職業です。しかし興味はあっても、システムエンジニアの仕事を具体的にイメージできない人も多くいますよね。

そこで、本記事では「システムエンジニアとは何か」に関して幅広くお伝えします。仕事内容はもちろん、年収や将来性、必要スキル、なる方法まで解説するのでぜひ参考にしてください。

この記事の監修者

フルスタックエンジニア

金田 茂樹

音楽大学卒業後、15年間高校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、侍エンジニアのインストラクターを始め、フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも登壇している。

システムエンジニア(SE)とは

そもそもSE(システムエンジニア)とは
システムエンジニアとは

システムエンジニアとは一般に「SE(エスイー)」と呼ばれる、エンジニアの職種のひとつです。

システムエンジニアは、システム開発の上流工程(前半部分)を主に担当します。具体的には、顧客の要望をヒアリングして整理する「要求分析・要件定義」、実現方法を具体化する「設計」の2つの工程です。

また、システムエンジニアには開発チーム全体をまとめる役割もあります。開発チームの状況によっては、下流工程(後半部分)のプログラミング(実装)やテスト、運用・保守なども担当します。

構築するシステム全体の姿を固めるだけでなく、システム開発のかじ取りも求められるのです。レストランに例えると、メニューの考案や厨房の管理を担う「料理長」のような存在だといえます。

プログラマーとの違い

システムエンジニアと関わりの深い職種として、「プログラマー(PG)」があります。システムエンジニアとプログラマーの違いを押さえておきましょう。

プログラマーとは、システムを動かすためのプログラムを開発する職業のこと。構築するシステムに合わせた「プログラミング言語」の知識やスキルが求められます。

システムエンジニアとプログラマーの違いは、システム開発における担当範囲です。システムエンジニアが上流工程を主に担当する一方で、プログラマーは下流工程のプログラミングを主に担当します。

プログラマーは、システムエンジニアが作成した仕様書や設計書に従って、プログラムを記述します。良質なシステムを作るためには、システムエンジニアとプログラマーとの意思疎通が欠かせません。

システムエンジニアにおける働き方の種類

「システムエンジニア」とひと言でいっても、その働き方は主に次の3種類に分かれます。

それぞれの働き方を順番に解説します。

社内SE

「社内SE」とは、社内システムの開発に携わるシステムエンジニアのことです。企業の情報システム部などに所属して、自社のさまざまな課題をシステムで解決する役割を担います。

社内SEが開発するシステムを使うのは、自社の従業員です。そのため、開発したシステムの運用・保守はもちろん、従業員からの問い合わせへの対応も求められます。

ただし、システムの開発自体は外部のベンダー(IT製品を提供する会社)に依頼するケースも少なくありません。この場合はベンダーとのやり取りや、納品されたシステムの受入テスト、導入後の運用・保守が主な業務となります。

いずれにしても、自社内で働くことになります。他社への納品がない分、納期に追われて残業が増えるリスクは低いでしょう。

自社開発

「自社開発」とは、ソフトウェア製品を自社で独自に開発し、顧客へ販売・提供する開発方法です。自社開発に携わるシステムエンジニアは、自社製品の企画や設計、運用・保守などを主に行います。

開発するソフトウェア製品は、Webサービスやパッケージソフトなど多岐にわたります。「何を開発するか」から自社で企画することになるため、企業のオリジナリティを出しやすいのが魅力です。

社内SEと同様に、基本的に自社で働きます。顧客から提示された納期に追われることはないため、残業が増えにくいメリットがあります。企業にもよりますが、比較的テレワークもしやすいでしょう。

ただし、担当業務は自社製品の開発に限られるため、自社以外のシステムやビジネスパーソンと関わる機会は多くありません。「幅広い経験を積みたい」という人には不向きといえます。

他社向け開発

「システムエンジニア」と聞くと、多くの人は他社向けのシステム開発をイメージするでしょう。顧客企業からの依頼にしたがって、システム開発を行うシステムエンジニアです。

他社向け開発のシステムエンジニアには、具体的に2種類の働き方があります。

  • 受託開発
  • 客先常駐

「受託開発」とは、顧客企業から請け負ったシステム開発依頼を自社で対応する働き方です。自社開発と同じく勤務場所は自社ですが、システムの納品先企業が明確に存在する点で大きく違います。

基本的に納期があるため、開発を間に合わせるために残業が増えやすいのがデメリットです。その一方で、さまざまなシステムや顧客と関わることになり、幅広い経験を積めるメリットもあります。

「客先常駐」とは、エンジニアが顧客企業に出向いてシステムを開発する働き方です。受託開発では納品物に対して報酬が発生しますが、客先常駐では業務時間に対して報酬が発生する違いがあります。

たとえシステムが完成しなかったとしても、業務を行っていたした分だけ報酬をもらえるのが客先常駐のメリットです。ただし顧客企業内で働くことになるため、合わない職場だと「きつい」となりやすいデメリットも。

システムエンジニアの仕事内容

システムエンジニアの仕事内容
システムエンジニアの仕事内容

上図はプログラム開発の流れで最もポピュラーなもので、「ウォーターフォール型開発」と呼ばれるものです。上流から下流に水が流れ落ちていくように、後戻りすることなく順を追って工程を進めます。

システムエンジニアが主に担当する上流工程は、図の1から3までの部分です。下流工程である4以降は、プログラマーやテスター(プログラムの動作をテストする人)が主担当となります。

ただし下流工程の成果物をチェックしたり、場合によっては作業を担当するのもシステムエンジニアの大切な役割です。そのため実際には、要求分析・要件定義から運用・保守までの全工程にシステムエンジニアが関わります。

システムエンジニアが主に担当する仕事内容を整理すると、次の4つです。

下記にて、それぞれの仕事内容を順番に解説します。

顧客のニーズを把握する「要求分析・要件定義」

システムエンジニアの仕事内容
システムエンジニアの仕事内容

「要求分析・要件定義」は、顧客のニーズを把握してシステムの全体像や方向性を決める大切な工程です。

要求分析では、顧客へのヒアリングや現状調査などから対象となる事業や業務を整理分析します。事業や業務の問題点、改善点を洗い出し「システム化すべき対象」を明確にします。

システムに対する知見はもとより、対象に対する業務知識も必要となります。専門用語や業界用語などを通訳なしで理解することができれば顧客からの信頼は厚くなります。

要件定義では、「システム化すべき対象」をより明確化し、「システムの機能要求事項及び非機能要求事項」(構築するシステムが実現する機能と性能を決め、必要となる期間と費用を見積もる)に落とし込んでいきます。

この段階でスケジュールやコストも含めて顧客との合意をしっかりすることがその後の構築を円滑に進めるために必要です。

STEP2:システムの仕様を固める「外部設計」

システムエンジニアの仕事内容
システムエンジニアの仕事内容

「外部設計」は、要件定義プロセスで定めた「システムの機能要求事項及び非機能要求事項」を実現するためにより具体的な仕様に落とし込みます。

システム機能設計(どのような入出力画面や帳票が必要かなど)、データ設計(どのようなデータフローでどんなデータがあるか)、システム方式設計(どんなハードウェア・ソフトウェアの構成でどんな仕組みで内部や外部との連携をするかなど)などシステムの開発を行う対象を具体化していく工程です。

システムに必要となる機能を洗い出し、それぞれの動作や機能同士の関係性などを明確にしていきます。

画面の表示項目やボタン押下時の動作など、「ユーザーから見てシステムがどう動くか」といった画面遷移などの仕様も固めます。たとえば、「キーワードを入力して検索ボタンを押すと、検索結果を一覧表示する」といったイメージです。

この工程でおこなわれた設計に基づいて、ソフトウェアの開発が行われます。設計した仕様は「外部設計書」、「機能仕様書」などとして文書化されます。企業や開発チームによって作成する文書名は変わりますが、システムの仕様を明記する点は同様です。

ここにはネットワーク構成やデータベースのテーブル構成など、システムの実現に必要な要素をすべて網羅します。顧客やユーザーから見える部分のため、外部設計の文書を顧客に納品して承認・検収をもらったうえで実際の開発プロセスに進むのが一般的です。

顧客は「システムでやりたいこと」を認識していても、機能や動作については漠然としたイメージしか持っていないことが多いもの。後になって「仕様を変えてほしい」と言われないように、この段階で仕様に対する認識を合わせることが必要なのです。

プログラミングの構想を練る「内部設計」

システムエンジニアの仕事内容
システムエンジニアの仕事内容

「内部設計」は、外部設計で固めた仕様をもとに、プログラミングの構想を練っていく工程です。各機能の具体的な処理やデータの扱い方、共通部品化や標準化など、プロプラムを作成できるレベルまで落とし込みます。

この工程で練った設計内容は、「プログラム設計書」などとして文書化されます。外部からは見えないシステム内部の情報をまとめる文書なので、顧客の納品対象となっていないこともありますが重要な資料です。。

内部設計は、プログラマー向けの文書なのでプログラマーが作成する場合も多くあります。変数名や関数名など、専門的で具体的な情報が多くなります。次のようなフローチャート(※1)で内部処理の流れを詳細に定義するなど、プログラムの処理をよく理解することが重要です。

プログラミングにおけるフローチャートとは

下流工程の実装(プログラミング)では、この内部設計をもとにプログラマーがソースコードを記述していきます。

※1:フローチャートとは、処理の順序や流れを可視化した図のことです。一連のプロセスに含まれる各処理(手続き)を図形として可視化し、矢印や線で結ぶことで順序や流れを表現します。

完成品に問題ないかを確かめる「レビュー」

システムエンジニアの仕事内容
システムエンジニアの仕事内容

「レビュー」の実施も、システムエンジニアの大切な仕事です。レビューとは、開発メンバーが作成した成果物に問題がないかを確かめる作業のこと。

システム開発では、各工程でさまざまな成果物が作られます。しかし作成者に見落としや勘違いがあると、成果物の品質は低下します。それを防ぐために、より上位の目で成果物をチェックするレビューが必須です。

レビューは打ち合わせのような形式で、成果物の作成者が関係者を集めて開催します。このとき、システムの仕様や設計などを熟知しているシステムエンジニアが、チェック作業を主導することが多いのです。

特に、下流工程における次のレビューには、システムエンジニアの存在が欠かせません。

レビュー名内容
コード
レビュー
プログラマーが作成したプログラムをチェックする
テスト仕様書
レビュー
テストエンジニア(テスター)が作成したテスト仕様書をチェックする
テスト結果
レビュー
テスターが実施したテストの結果をチェックする

実装(プログラミング)やテストでは、上流工程の内容を受けて成果物を作成します。そのため、システムエンジニアが仕様や設計どおりになっているか確かめる必要があります。

もちろん外部設計などの文書については、作成者のシステムエンジニア自身がレビューを開催しなければなりません。システム開発では種類に関わらず、成果物のチェックが必要不可欠です。

システムエンジニアの年収

求人検索サイト大手の「求人ボックス」によると、システムエンジニアの平均年収は約509万円です。国税庁による日本全体の平均年収は約436万円なので、システムエンジニアの年収は比較的高いことが分かります。

もちろん企業規模や能力によって平均年収は前後しますが、なかには年収900万円を超える方も。システムエンジニアとして成功できれば、収入アップも夢ではありません。

システムエンジニアの将来性

システムエンジニアは、将来性が高い職業といえます。社会に欠かせないITを支える存在であり、今後も需要が高まっていくと考えられるためです。

現代の日本では、暮らしのいたるところでITが利用されています。もはや、ITがなくてはビジネスどころか社会自体が成り立たない、と言っても過言ではありません。

また、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)といった先端技術の開発も、今後さらに進んでいくでしょう。ITが発展・普及すれば当然ながら、それを支えるIT人材の需要も増えていきます。

しかし、実際にはIT人材は足りておらず、今後ますます人材不足が深刻化すると懸念されています。経済産業省の「IT人材需給に関する調査」によると、2030年には最悪の場合、約79万人のIT人材が不足すると試算されているのです。

もちろん「IT人材」にも多くの職種があるものの、このデータにはシステムエンジニアも相当数含まれているでしょう。特定分野に限らず、システム開発にはシステムエンジニアが必要不可欠なためです。

つまりIT人材の不足によって、システムエンジニアの需要も今後さらに高まっていくと考えられます。IT業界で求められる人材を目指すなら、システムエンジニアのスキルを身につけるのがおすすめです。

システムエンジニアに必要な6つのスキル

システムエンジニアに必要なスキル
システムエンジニアに必要なスキル

幅広い業務を手がけるシステムエンジニアには、さまざまなスキルが求められます。

大前提として、プログラミングスキルは必須です。プログラミングの知識・スキルがなければ、プログラムのもとになる仕様や設計を作ったり、プログラマーをフォローしたりできません。

それ以外にも、主に6つのスキルが求められます。

それぞれのスキルを習得方法も交え詳しく解説します。

ヒアリング能力

システムエンジニアには、顧客の要望を正確にくみ取るためのヒアリング能力が不可欠です。

顧客の考えを理解できなければ、当然ながら顧客のニーズに応えるシステムは開発できません。そのため顧客との打ち合わせでは、実現したいことや抱えている悩みをしっかり聞き出す必要があります。

ただ顧客の話を聞くだけではなく、必要な情報を引き出すために質問の方法にも工夫が必要です。さらに、顧客の返答を正確に解釈し、必要な情報を抽出することも求められます。

ヒアリング能力は、顧客対応の経験を重ねることで徐々に高まっていくスキルです。システムエンジニアになる前に高めたいなら、参考書を読んでコツを押さえましょう。おすすめの1冊を紹介します。

「聞き方のコツ」が詰まった書籍です。さまざまな場面の具体例を交えながら解説しているため、聞くことが苦手な人でもイメージしやすいでしょう。

提案力

優秀なシステムエンジニアを目指すなら、顧客が思いもよらない優れたアイデアを提案できる「提案力」も求められます。

顧客からの要求をただ飲み込むだけでは、高品質なシステムは開発できません。顧客の多くはプログラムに関する専門知識を持っておらず、必ずしも顧客が正しいとは限らないためです。

顧客が考えているシステムの実現方法が、エンジニアの観点では非効率的だったり、致命的な問題を抱えていたりするケースも。そのため顧客の考えを鵜吞みにせず、システムエンジニア自身も技術者の見地でアイデアを出すべきなのです。

提案力を高めるには、まずプログラムやシステム構成に関する幅広い知識を身につけましょう。豊富な知識がなければ、顧客の考えを上回るアイデアは思いつきません。

そのうえで、実践学習の中で「このやり方に落とし穴はないか」「もっとスマートなやり方はないか」などと積極的に考えましょう。アイデアを生み出す経験を重ねることで、実務でも優れた提案を考えやすくなります。

マネジメント能力

マネジメント能力

企業や開発チームにもよりますが、システムエンジニアにはマネジメント能力が求められるケースも珍しくありません。

特に他社向け開発の場合、納期までにシステムを完了させることが重大なミッションです。そのためには、メンバーの進捗管理をしっかり行い、開発をスムーズに進行させることが求められます。

大規模なプロジェクトでは「プロジェクトマネージャー」が置かれ、コスト配分や人材配置なども含めた全体管理を担当します。そうでない場合は、開発チーム全体の進捗管理をシステムエンジニアが担当することも多いのです。

開発の進行に影響するような問題が生じた場合は、開発チームの代表としてシステムエンジニアが顧客に報告し、対策を協議します。高いマネジメント能力があれば、顧客やチームメイトからの信頼も得られるでしょう。

マネジメント能力を高めるなら、まずはマネジメントの基本的な概念と手法を学ぶことが大切です。そのうえで、実践を重ねていきましょう。学習に役立つ参考書を1冊、紹介します。

システムエンジニアがプロジェクトを管理するためのノウハウについて、具体的に解説している書籍です。進捗管理や仕様の調整など、開発メンバーや顧客と円滑にコミュニケーションするコツがわかります。

問題解決力

プロジェクトの問題を解決に導くための「問題解決力」は、システムエンジニアにとって重要なスキルです。

システム開発では、仕様の不整合や開発メンバーの急な離脱など、さまざまな問題が起こり得ます。問題が起こった際には、プロジェクトへのダメージを最小限に抑えることが大切です。

未知の問題に対しては、調査により原因を速やかに特定するとともに、最適な解決策の検討が求められます。素早く問題を解決できるシステムエンジニアは、開発チームに欠かせない存在となります。

問題解決力は、経験によって磨かれるものです。自身が経験したトラブルの内容や、その対処内容をストックしていけば、似た場面に遭遇した時によりベターな解決策を見つけやすくなります。

また、日頃から「起こりうるトラブル」を想定し、「こうなったら、こうする」という対処法を考えるのも効果的です。他のエンジニアの体験例に関して、Web上で情報収集するのもよいでしょう。

コミュニケーション能力

システムエンジニアに限りませんが、コミュニケーション能力も重要です。

システムエンジニアは、日常的に開発メンバーや顧客とのコミュニケーションが欠かせません。。相手と良好な関係を築く能力がなければ、開発メンバーとうまく連携することも、顧客と認識を合わせることもできません。

特に開発メンバーと意思疎通できないと、システムエンジニアの意図とは異なるシステムが完成する危険性も。チームが一丸となって高品質なシステムを開発するうえで、良好なコミュニケーションが必要です。

コミュニケーション能力を高めるには、まずコミュニケーションのコツを把握しましょう。誤解が生じない考えの伝え方や、相手の気持ちに寄り添う反応の仕方など、覚えるべきことは多岐にわたります。

コミュニケーション能力の向上に役立つ参考書を1冊、紹介します。

システムエンジニアのコミュニケーションを成功させるコツが詰まった書籍です。具体例が豊富なためイメージしやすく、チェックリストで復習もできます。

論理的思考力

顧客のニーズに応える「分析力」
最適なシステムを見つけ出す分析力も重要

システムエンジニアには、「論理的思考力」も必要不可欠です。論理的思考力とは、感覚的な要素を排除して、物事を正確に道筋を立てて考える能力のこと。

システムやプログラムは、たくさんの処理が論理立てて組み合わさることで成り立っています。たった1つでも辻褄が合わないと、正しく動作しません。

論理的にシステムを設計するためには、矛盾なく論理を組み立てる論理的思考力が欠かせません。また、トラブルの原因調査や解決策の検討を行う際にも、論理的思考力が役に立ちます。

論理的思考力を高めるには、まず参考書でコツを把握してから、論理的思考を実践しましょう。論理的思考力の向上に役立つ参考書を1冊、紹介します。

20年のITエンジニア経験を持つ筆者が、論理的思考の手法やコツについて解説している書籍です。後半には例題集もあるため、論理的思考の知識を増やした後に実践もできます。

次の記事では、システムエンジニアに必要なスキルを一覧でまとめて紹介しているので、あわせて参考にしてください。

システムエンジニアに必要な6つのスキル【一覧表あり】
更新日:2022年9月13日

システムエンジニアになるには

システムエンジニアになるには、主に次の方法があります。

  • プログラマーからキャリアアップする
  • IT系の大学・専門学校を卒業して就職する
  • 独学でスキルを身につけて転職する

システムエンジニアは一般的に、プログラマーの上位職として扱われます。そのため、まずプログラマーになってから、システムエンジニアにキャリアアップするのが最も堅実です。

まだ進学が決まっていない人の場合は、IT系の大学や専門学校などで必要なスキルを身につけるとよいでしょう。若い人材であればポテンシャル採用も期待できるため、実務未経験でもチャンスがあります。

すでに社会人の場合は、独学でスキルを身につけるのも1つの手です。ただし、プログラミング学習や転職活動を自分だけで行うことは決して簡単ではありません。

次の記事では、システムエンジニアになる方法を詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

システムエンジニア(SE)になるには?4つの方法と必要なスキルを公開
更新日:2022年9月13日

短期間でシステムエンジニアを目指すなら

独学でシステムエンジニアへの転職を目指す場合、特に注意すべきはプログラミング学習での「挫折」です。弊社の調査では、プログラミング学習で挫折や行き詰まりを感じたことがある人は約9割にものぼります。

プログラミング学習の挫折に関するアンケート

調査概要:プログラミング学習の挫折に関するアンケート
調査対象:10代〜80代の男女298名
調査期間:2019年8月13日~8月20日
調査方法:インターネット調査
掲載元:PR TIMES

また、行き詰まりを感じた人の多くは挫折した理由として「不明点やエラーが出た際に聞ける環境がなく解決できなかった」と回答しました。

挫折や行き詰まりを感じた理由

調査概要:プログラミング学習の挫折に関するアンケート
調査対象:10代〜80代の男女298名
調査期間:2019年8月13日~8月20日
調査方法:インターネット調査
掲載元:PR TIMES

挫折しないか不安な人、学習へのやる気が続くか不安な人が短期間でシステムエンジニアを目指すなら、プログラミングスクールがおすすめです。エンジニア経験の豊富な講師が丁寧にサポートしてくれるため、効率よく学べます。

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システムエンジニアにまつわるFAQ

最後に、システムエンジニアでありがちな下記4つの質問に回答します。

システムエンジニアに向いているのはどんな人?

システムエンジニアに向いている人の主な特徴は、次の3つです。

  • 人と関わるのが好き
  • 幅広い視野を持っている
  • 忍耐力がある

システムエンジニアの仕事では、顧客や開発メンバーとのコミュニケーションが欠かせません。人と関わるのが好きな人であれば、システムエンジニアの仕事をストレスなく続けられます。

また、幅広い視野を持っている人の方がシステムエンジニアに向いています。システムエンジニアは多くのメンバーや成果物に目を向ける必要がある上に、設計でも性能やコストなど多くの視点が求められるためです。

そして、他社向け開発のシステムエンジニアは、納期に追われることも少なくありません。大変な状況でも折れずに乗り越えられるような忍耐力があると、システムエンジニアとして成功しやすいでしょう。

システムエンジニアに資格は必要?

特別な資格がなくても、システムエンジニアになることは可能です。ただし、持っていると転職が有利になる資格も存在します。経済的・時間的に余裕がある場合は、資格の取得を目指すのもよいでしょう。

システムエンジニアにおすすめの資格を3つピックアップしたので、参考にしてください。

資格名証明できる知識・スキル
基本情報技術者試験ITに関する幅広い知識
Linux技術者認定試験システム開発でよく使われるコンピューターOS「Linux」の知識・スキル
オラクルマスターシステム開発でよく使われるデータベース「Oracle Database」の知識・スキル

システムエンジニアにおすすめの資格

なお、下の記事では資格の必要性も交え、システムエンジニアに役立つ資格を詳しく紹介しているので良ければ参考にしてください。

システムエンジニアに資格は必須?高収入SEになるために本当に必要なこと
更新日:2022年9月13日

システムエンジニアってきついの?

システムエンジニアの仕事は、企業や開発チーム、時期によっては「きつい」と感じる場合もあります。しかし、必ずしも「きつい」わけではありません。

システムエンジニアの仕事が「きつい」と言われる理由は、主にこの2つです。

  • 残業や徹夜・休日出勤しなくてはならない日もある
  • 人間関係がストレスになることもある

案件によっては、短期間でボリュームの大きなシステム開発を余儀なくされるケースも。こうした場合、納期に開発を間に合わせるために残業や徹夜、休日出勤が増えることも少なくありません。

また前述のとおり、システムエンジニアは多くの顧客や開発メンバーと関わることになります。ときには人間関係がうまくいかずに、ストレスになってしまうこともあるでしょう。

次の記事では、現役SEへの調査をもとにシステムエンジニアが「きつい」と言われる理由を詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

システムエンジニアはきついのか?調査で明らかになった現役SEの本音
更新日:2022年9月13日

「システムエンジニアはやめとけ」って噂は本当?

「きつい」と感じているシステムエンジニアの中には、「やめとけ」と言う人も確かにいます。しかし、システムエンジニアにはつぎのように魅力も多く、積極的に目指したい職業です。

  • 将来性が高い
  • 年収アップを狙いやすい
  • 大きな達成感を味わえる

先ほども解説したとおり、システムエンジニアは将来性・平均年収が高い魅力があります。それに加えて、システムが完成したときの達成感も大きく、やりがいのある仕事です。

なお、下の記事では「システムエンジニアはやめとけ」と言われる理由を詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。

システムエンジニア(SE)はやめとけと言われる3つの理由と将来性
更新日:2022年9月13日

まとめ

今回はシステムエンジニア(SE)に関する、この8点についてお伝えしました。

  • システムエンジニアとは何か
  • 働き方の種類
  • 仕事内容
  • 年収
  • 将来性
  • 必要スキル
  • システムエンジニアになるには
  • FAQ

システムエンジニアへの転職に成功すれば、収入アップやプロジェクトマネージャーなどへのキャリアアップも期待できます。

未経験からシステムエンジニアになるのは簡単ではありませんが、トライする価値は十分あります。今回の内容を参考にして、ぜひシステムエンジニアを目指してください。

プログラミング学習の挫折率は約90%と言われています。学習を成功させるには、モチベーションを維持して成長を実感できる環境が必要です。

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Writer

中川 大輝

株式会社SAMURAI

東京都多摩市出身。前職では都内ホテルにて設備機器のメンテナンスを経験。当時から副業として行っていたWebライティングと独学でのプログラミング学習経験を活かし、「プログラミング学習の挫折をなくすためのコンテンツ作成」を心がけています。
プライベートでは双子育児に奮闘中。将来、子どもたちが侍ブログを見て、プログラミングを学びたいと思えるメディアを作ることが目標です。
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