
システムエンジニアに向いている人の特徴7つ!適性診断サイトも紹介
どんな人がシステムエンジニアに向いているんだろう?
向いているか確認してからシステムエンジニアを目指したい
多くの職業と同じように、システムエンジニアにも「向いている人」と「向いていない人」がいます。システムエンジニアへの適性を事前に判断しておけば、もし全く適性がなかった場合に、勉強やスキル習得にかけてしまう時間と労力の損失を防げます。
そこで、この記事ではシステムエンジニアに向いている人の特徴を紹介します。また、システムエンジニアへの適性を診断できるおすすめサイトも紹介するので、ぜひ参考にしてください。
なお、次の記事ではそもそもシステムエンジニアとはどんな職業なのか、その仕事内容を年収や将来性も交え詳しく解説しているので良ければ参考にしてください。
→ システムエンジニア(SE)とは?仕事内容や年収、将来性も紹介
この記事の監修者
フルスタックエンジニア
音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。
この記事の目次
システムエンジニアに向いている人の特徴7つ

ではさっそく、システムエンジニアに向いている人の特徴を7つ紹介します。
1つでも当てはまれば、システムエンジニアに向いていると考えましょう。それぞれの項目について、解説していきます。
1.プログラミングが好き
大前提として、システムエンジニアに向いている人は「プログラミングやIT技術に関わるのが好き」ということが挙げられます。
もちろん、仕事をしている社会人全員が、自分の仕事を好きなわけではないでしょう。しかし、好きなことや興味のあることを仕事にすれば、それだけモチベーションが上がります。
特に技術の進歩が著しいIT分野で働くうえでは、情報収集やスキルアップが必須です。「好き」という前向きな気持ちがなければ、業界の変化についていけなくなる可能性があります。
2.好奇心が旺盛
システムエンジニアに向いている人が持つ特徴の2つめは、好奇心旺盛であることです。
好奇心旺盛な方は「これはどうしてこうなるんだろう?」「なぜうまくいかなかったんだろう?」と、さまざまな疑問を抱きながら仕事を行います。
このような姿勢が、エラーや不具合の解決はもちろん、業務効率アップやスキルアップにもつながるのです。
同様に「新たなプロジェクトに関する興味」や「新たなチームメンバー・クライアントに対する興味」も、仕事をするうえでプラスになります。何事に対しても「知りたい」というポジティブな気持ちを持つことは、システムエンジニアとしての成功につながるからです。
3.作業の効率化が得意
作業の効率化を追求する姿勢がある人も、システムエンジニアに向いているといえます。
プロジェクトを遂行するうえでは、プログラミングだけでなく、不具合のチェックや修正、スケジュール管理など、多くの業務を行う必要があります。さらに、自分の作業だけでなく、顧客の業務を円滑に進めるためのシステム構築も受注することもシステムエンジニアの仕事です。
そのなかで業務の効率化を追求し、遅れやエラーを防いでいくことが、確実な成果と顧客の満足につながっていくのです。
近年、システム開発における作業効率化ツールも数多く公開されています。こういったツールを積極的に導入したり自分で開発できる人は、少ない時間で大きな成果を生み出せるのです。
4.柔軟性がある
システムエンジニアに向いている人の特徴として、柔軟性がある、という点が挙げられます。
仕事をするうえでは、さまざまなイレギュラー事態が発生します。プロジェクト進行中に突然仕様変更のオーダーが入ったり、大小さまざまなトラブルが発生することは、日常茶飯事です。
このようなときに、慌てることなく状況に応じた的確な対応が取れれば、、トラブルを素早く収束できます。チームで動くことの多いシステム開発において、柔軟性はなくてはならない要素です。
5.集中力がある
集中力がある人もシステムエンジニアに向いているといえます。
長時間におよぶコーディング作業中に集中力が途切れてしまうと、ケアレスミスにつながります。
丸1日コードを書き続けるといった地味な作業でも、飽きずに集中して取り組まなければいけません。
集中力は、トレーニングや環境によってコントロールできます。集中力が散漫になっていることに気づき、自らコントロールできる人であれば、エンジニアとして活躍しやすいです。
6.社会人としての基礎力がある
コミュニケーション力やスケジュール管理能力、健康管理能力といった社会人としての基礎力がある人もシステムエンジニアに向いています。
エンジニアに限らず、社会人として活躍するうえでは、どれも必要なスキルだといえます。
「システムエンジニアは1人で黙々とコードを書いていれば良いからコミュニケーション力は不要」といったイメージを持っている人もいるかもしれませんが、これは誤った認識です。
実際のシステムエンジニアは、プロジェクトを遂行するうえで多くの人とコミュニケーションを取り、意思疎通を図る必要があります。
また、納期を確実に守るためのスケジュール管理能力や、万全の体調で仕事に取り組むための健康管理も大切です。勤務時間が不規則になることもあるシステムエンジニアですが、食事や睡眠、適度な運動などを心掛ける必要があります。
7.前向きに課題に立ち向かえる
プロジェクトを進めるなかで、思った通りにプログラムが動かないときも、諦めず前向きに課題に立ち向かえる人はシステムエンジニアに向いています。
なぜ問題が起こっているのかを検証して修正したにもかかわらず、再度エラーになってしまうということは珍しくありません。
すぐに諦めたり「無理だ」と投げ出したりせず、課題に立ち向かっていきましょう。

システムエンジニアの適性がわかる診断サイト3選

ここまで記事を読んでも自分がシステムエンジニアに向いているかわからない人もいますよね。そんな人は、システムエンジニアの適性を測る診断サイトを利用してみるのもおすすめです。
ここでは、無料で利用できる3つのおすすめ診断サイトを紹介します。
エンジニアリング業界への適性診断
「エンジニアリング業界への適性診断」は、一般財団法人エンジニアリング協会が提供する適性診断です。
全15問の質問に「はい」「いいえ」「わからない」の3択で回答すると、エンジニアとしての適性を診断できます。
診断結果とともに、適切な回答や解説が表示されるので、自身の資質とエンジニアに求められる資質とのギャップがわかります。
メールアドレスなどの登録も必要ないので、気軽にチャレンジしてみましょう。
公式サイトで詳細を見るエンジニア適職診断

「エンジニア適職診断」は、プログラミング学習とエンジニアへの転職サポートを手がける、ネットビジョンアカデミーによる適性診断です。
エンジニアの中でも、2択の質問が出題されますので、直感的に答えを選択しましょう。システムエンジニアも含めた中から、どのエンジニアに向いているかが診断できます。
なおこの診断では、結果を閲覧するためにメールアドレスや電話番号といった情報を入力する必要があります。
抵抗がある人もいるかもしれませんが、ネットビジョンアカデミーはIT業界への就職支援サービスも行っている会社です。その後の転職活動にも役立てられるので、試してみてください。
公式サイトで詳細を見るマナラボ - 3分で力試し!エンジニアやプログラマーの適性がわかる『CABテスト』

CABテストは「Computer Aptitude Battery」の略で、日本語にすると「コンピューター職適性検査」です。SPI試験と同様、IT企業でプログラマーを採用する際に使われます。
出題されるのは、複数の図形の並びから法則性を見つけ出したり、虫食い算の結果を導き出したりといった知能試験です。
「マナラボ」では、このCABテストを15問体験できます。会員登録不要で、画面上で答えを選択するだけで点数がわかります。ぜひ挑戦してみてください。
公式サイトで詳細を見るシステムエンジニアになる4つの方法

ここまで、システムエンジニアに向いている人の特徴を、おすすめの適正診断サイトも交えて紹介しました。しかし、実際にどのようにステップアップしてシステムエンジニアを目指せばいいのかイメージが湧かない人もいますよね。
まずは、どこからステップアップしていくかについて、代表的な4つのパターンを紹介します。
- プログラマーからキャリアアップする
- IT系の学部・学科がある大学を卒業して就職する
- IT系の専門学校を卒業して就職する
- 独学でスキルを身につけて転職する
基本的には、学校で勉強してからシステムエンジニアとして企業に就職をするか、プログラマーとして実務を積んでから転職するのが一般的です。
本気でしっかり勉強して、ポートフォリオ制作や実際の案件をたくさんこなしていれば、独学でもシステムエンジニアとして転職できる人もいます。
なお、次の記事ではシステムエンジニアになるにはどうすればいいのか、その方法を詳しく解説しているので良ければ参考にしてください。

システムエンジニア(SE)になるには?4つの方法と必要なスキルを公開
更新日:2023年1月18日

挫折なくシステムエンジニアを目指すなら
システムエンジニアに向いていたとはいえ、必要なプログラミングスキルの習得には相応の時間がかかります。また、なかには
独学でプログラミングを習得できるかな...
途中で挫折したらどうしよう...
と不安な人もいますよね。
実のところ、プログラミング学習で挫折する独学者は多くいます。事実、弊社の調査では
- 不明点を聞ける環境になかった
- エラーが解決できなかった
- モチベーションが続かなかった
などの理由から、87.5%が「プログラミング学習で挫折や行き詰まりを感じた」と回答しています。


調査概要:プログラミング学習の挫折に関するアンケート
調査対象:10代〜80代の男女298名
調査期間:2019年8月13日~8月20日
調査方法:インターネット調査
掲載元:PR TIMES
また、こうした背景もあってか、弊社がプログラミングに興味がある人100名へ実施した別の調査では
- 確実にスキルを身につけられると思ったから
- 独学では不安がある
- 効率よく学べそう
などの理由から、61%が「プログラミングの勉強を始めるならスクールを選ぶ」と回答しています。


調査概要:プログラミングに興味がある方の意識調査
調査期間:2021/11/19~2021/12/3
対象者:プログラミング学習を検討している10代~50代の男女100名
調査媒体:クラウドワークス
掲載元:PR TIMES
加えて、プログラミングスクールの卒業生に「独学ではなくスクールを活用した理由」を聞いたところ「できるだけ短い期間でITエンジニアへの転職や副業に必要なスキルを身につけたかった」という回答も多く寄せられました。
上記から、1人でプログラミングスキルを習得できるか不安な人や短期間でスキルを習得したい人ほど確実性を求め、現役エンジニアといったプロの講師に質問できるプログラミングスクールを利用する傾向にあるのがわかります。
いざ独学でプログラミングを学び始めても、勉強の最中に挫折しまっては学習にかけた時間を悔やむだけでなく「プログラミングスキルを身につけるのって思っていたよりも難しいんだな...」とスキルの習得自体を諦めかねません。
仮にわからないことを飛ばしながら勉強を進めたとしても、システムエンジニアへの就職や転職を実現できる実践的なスキルが身につかなければ、結局後悔することになります。
そこで、おすすめしたいのが「SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)」です。
料金 | 月分割4.098円~ |
実績 | ・累計指導実績3万5,000名以上 ・受講生の学習完了率98% ・受講生の転職成功率99% |
侍エンジニアをおすすめする最大の理由は「挫折しづらい学習環境」にあります。
先ほど述べたとおり、独学者の多くは自力で不明点やエラーを解決できないためにプログラミング学習を挫折しています。そのため、未経験者が現役エンジニアのようなプロに質問や相談できない状況で、プログラミングスキルを習得するのは非常に難易度が高いといえます。
しかし、侍エンジニアでは
- 現役エンジニア講師によるマンツーマンレッスン
- 現役エンジニアに質問できるオンラインでのQ&Aサービス
- 不安や悩み・勉強の進み具合を相談できる学習コーチ
といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきたわからないことや不明点をいつでも相談可能です。「受講生の学習完了率98%」「転職成功率99%」という実績からも、侍エンジニアなら挫折しづらい環境でプログラミング学習を進められるといえます。
侍エンジニアのサポート体制
また、侍エンジニアではカウンセリングにて受講生一人ひとりの目的をヒアリングしたうえでカリキュラムを作成するため、限られた受講期間でもシステムエンジニアへの就職や転職に必要なスキルだけを効率的に習得可能です。
侍エンジニアのカリキュラム例
最短距離で目的を実現できるようカリキュラムが組まれているため、勉強する順番や内容を誤り非効率に時間や手間を費やす心配もありません。
なぜ侍エンジニアが挫折せずシステムエンジニアに必要なプログラミングスキルを習得できるのか気になる人はぜひ公式サイトをご覧ください。
公式サイトで詳細を見るまとめ
多くの職業と同様に、システムエンジニアにも向いている人とそうでない人がいます。
しかし、システムエンジニアに向いている特徴に当てはまる人すべてが成功できるかというと、そうとは限りません。
大切なのは、自分の特性を知ったうえで、システムエンジニアとして活躍するためにはどうすればいいのか、適切な工夫や改善を試みることです。
また、同じシステムエンジニアでも働き方や職種によって求められることは違います。自分に合った職場や働き方についても考えてみましょう。