Pythonの副業ってどれくらい稼げるの?
Pythonの副業案件を受けるにはどうしたらいいの?
Pythonを習得し、副業で稼ぎたいと考えている方は多くいますよね。ただ、具体的な仕事内容をイメージできない方や、本当に稼げるのか不安な方もいるはず。
そこで、今回はPythonの副業案件にはどんな種類があるのか、その仕事内容や報酬単価を稼ぐための手順や案件の探し方も交えて紹介します。
この記事を読めば、Pythonの副業で稼ぐための準備が整いますよ。
また、次の記事ではそもそもプログラミングは副業に適しているのか、その理由を副業の始め方や案件の種類・必要なスキルも交えて紹介しているのであわせて参考にしてください。
→ 未経験からプログラミングの副業でどうやって稼ぐ?始め方も紹介
この記事の監修者
株式会社SAMURAI
中川 大輝
独学でプログラミング学習を始めるも挫折。プログラミングスクール「SAMURAI ENGINEER」を受講し、Web制作を学ぶ。副業でWeb制作を行いつつ、「初心者がプログラミングで挫折しないためのコンテンツ制作」をモットーにWebライターとして侍エンジニアブログ編集部に従事。
この記事の目次
Pythonの副業は未経験からでも始められる
結論をいうと、Pythonの副業は未経験から始められます。
Pythonと聞くと初心者では難しいイメージがあるかもしれませんが、スクレイピング、データ処理などの案件は比較的初心者でも始められます。
スクレイピングはWebサイト上から必要なデータを取得する技術で、Webサイト上にある文字や画像、URLなどのデータを一度に収集するプログラムを作成する案件が存在します。
また、データを処理し、必要に応じて活用する仕組みづくりもPythonで行えます。
ただし、クラウドソーシングなどに案件はあるものの数は少なく、単価自体も約5万円~10万円と安めです。副業向けサイトでは取り扱いがありますが、最低勤務日数が設定されている場合もあり、本業との両立が難しいケースもあるでしょう。
未経験でも副業を始められますが、早めに経験を積んで未経験を卒業した方がいいですね。
Python副業案件の種類
Pythonの副業案件は仕事内容や難易度ごとに主に次の7種類に分けられます。
作業レベルが易しい順に、それぞれの副業案件の特徴を案件数や平均単価も交えて解説します。
データ収集(スクレイピング)
案件数 | 3件 |
平均単価 | 時給:1,000~3,500円 |
作業レベル | ★★ |
引用:indeed
※「案件数」「平均単価」には、2022年4月時点の情報を掲載しています。
※最新の情報に関しては、「indeed」にてご確認ください。
スクレイピングとは、Webサイトから情報を取得したうえで、データを加工して新しい情報を作成する技術のことです。
例えばWebサイト上の記事タイトルの情報を収集し、そのデータを元にランキングを作成するという作業はPythonを使って自動で行うことができます。
難易度も低めで、WebアプリケーションやWebサイトなどの簡単なスクレイピング案件はクラウドワークスでも募集があります。Pythonで稼ぐなら覚えておきたいスキルの1つです。
データ収集(スクレイピング)の案件は、比較的単価が安い傾向にあり、Indeedでは時給1,000~3,500円が報酬相場でした。未経験者が副業を始めるとき、ターゲットになる案件ですね。
メンター・講師業
案件数 | 4件 |
平均単価 | 時給900~2,000円 |
作業レベル | ★★★ |
引用:indeed
※「案件数」「平均単価」には、2022年4月時点の情報を掲載しています。
※最新の情報に関しては、「indeed」にてご確認ください。
Pythonを使った開発スキルや開発経験があれば、メンターや講師業で稼ぐことも可能です。プログラミングスクールはさまざまな企業が運営していますが、そのなかでは講師を募集しているところも少なくありません。
メンターや講師業で稼ぐためには、プログラミングスキルはもちろん、生徒に分かりやすく説明するコミュニケーション力なども必要です。
また、報酬相場に関しては、スクールによって異なります。求人では時給900~2,000円程度が多く、あまり高単価というわけではないようです。
開発業務と比較して難易度を「★★★」にしましたが、人によってはもっと難易度が高く感じることもあるでしょう。
クラウドソーシングサイトの他、フリーランス向け求人サイトやプログラミングスクール公式サイトなどで募集がある場合もあるので、興味があればチェックしてくださいね。
アプリケーション開発
案件数 | 861件 |
平均単価 | 時給1,000~3,000円 |
作業レベル | ★★★ |
引用:indeed
※「案件数」「平均単価」には、2022年4月時点の情報を掲載しています。
※最新の情報に関しては、「indeed」にてご確認ください。
PythonはAI開発のイメージが強いですが、実はアプリケーション開発にも使用されます。
主にWebアプリケーション開発の案件に使用されることが多く、コードの読みやすさ、記述のしやすさや、アプリケーション開発に便利なフレームワークがあることから重宝されています。
アプリケーション開発にも、アプリケーションの種類の違いやOS・デバイスの違いなどがあるので、どの開発をするかによって必要な知識に多少違いがあります。
ちなみに、アプリケーション開発の報酬単価は、時給1,000~3,000円とそれなりの金額です。副業となると参加できる期間や時間が限られるため、長期開発の案件は多くありません。
副業でもかなりまとまった時間を費やせる方であれば、フリーランスのように月給制で働ける案件も候補になるでしょう。
アプリケーション開発に携わるなら、JavaScriptやRubyなど他の言語も習得しておくと便利です。
業務用ツール開発
案件数 | 345件 |
平均単価 | 時給1,200~3,000円 |
作業レベル | ★★★★ |
引用:indeed
※「案件数」「平均単価」には、2022年4月時点の情報を掲載しています。
※最新の情報に関しては、「indeed」にてご確認ください。
業務を効率化するためのツールも、Pythonで開発可能です。
企業では、コスト削減のために「窓の杜」やGoogleなど提供する無料ツールを使用することも多いですが、検索しても該当のツールが見つからない場合は、Pythonでの開発を依頼することもあります。
Pythonを使えば日常的に使用する業務を自動化できるため、Excelの自動化、画像自動編集、メールの自動送受信などが可能です。
副業案件でいえば時給制の求人が多く、1,200~3,000円程度が相場といえます。Indeedでは週2・3日から対応している企業の求人もあったので、チェックしてみてください。
データサイエンス
案件数 | 2件 |
平均単価 | 時給:3,000~5,000円 |
作業レベル | ★★★★★ |
引用:Offer Jobs
※「案件数」「平均単価」には、2022年4月時点の情報を掲載しています。
※最新の情報に関しては、「Offer Jobs」にてご確認ください。
Pythonはデータサイエンス分野でも使われています。
データサイエンス分野の案件は近年需要が高まっていますが、スキルを持っている方が少ないこともあり、単価は高い傾向にあります。
データサイエンティストの仕事は簡単にいうとデータ分析で、AIと組み合わせて膨大なデータを分析して顧客動向やユーザーの流行などを精査します。
ただ、副業向けの案件数は少なく、簡単には採用されません。副業で案件を獲得するには、知り合いの紹介やSNSで案件を募集するなどの工夫が必要でしょう。
初心者・未経験者がいきなり挑戦するというより、ある程度Pythonのスキルが高く過去にデータ分析の経験がある方に向いている案件の種類といえます。
スキルが求められることや、該当するエンジニアが少ないこともあり、時給は3,000~5,000円と高めです。
機械学習
案件数 | 5件 |
平均単価 | 時給3,000~8,000円 |
作業レベル | ★★★★★ |
引用:Offer Jobs
※「案件数」「平均単価」には、2022年4月時点の情報を掲載しています。
※最新の情報に関しては、「Offer Jobs」にてご確認ください。
AI技術の広がりで機械学習関連の開発が増えていますが、副業案件でも機械学習の案件は多いです。
機械学習の案件ではデータベースやサーバーなどの知識、クラウドサービスなどの知識も求められます。
機械学習は専門性が高く、スキルを高めれば副業でも案件を獲得することはできますが、未経験だと難しく経験を積む必要があります。
機械学習に関する開発は難易度が高く、求められるスキルも高いため、時給も3,000~5,000円と高めです。
AI関連の開発
案件数 | 7件 |
平均単価 | 時給3,000~6,000円 |
作業レベル | ★★★★★ |
引用:Offer Jobs
※「案件数」「平均単価」には、2022年4月時点の情報を掲載しています。
※最新の情報に関しては、「Offer Jobs」にてご確認ください。
AIがさまざまな業界で利用が進んでいる関係で、AI開発の副業案件も増えてきています。
PythonといえばAI開発のイメージがある方も多いと思いますが、スキルと経験があれば稼げるジャンルでもあるので、将来的に副業から本業にキャリアアップを目指している方にもおすすめです。
ここまで紹介したAI開発・機械学習・データサイエンスの仕事は、それぞれ独立している部分もありますが、関係性が深い分野でもあります。
AI開発など最新技術の開発案件をしたいなら、その3種類の開発を目指してスキルアップするのが良いでしょう。
AI開発は高度なスキルが求められるため、時給3,000~6,000円と高額です。スキルがしっかりあれば、副業でも収入アップが期待できるでしょう。
Python副業案件の内容と報酬事例
Pythonの副業をこれから始める人のなかには、案件の具体例や報酬内容などを知りたい人も多いでしょう。ここからは、下記の内容に基づいて副業案件の内容と報酬事例を紹介します。
今回紹介する案件は、作業内容や期間によって報酬に差がありますが、その点は配慮せずに一例として紹介します。
ちなみに、Pythonの副業案件には未経験者を対象とする仕事があまり多くありません。Pythonを使用する案件は難易度の高い仕事が多いため、理想の金額を稼ぐには実務経験や実績が必要になると想定しておきましょう。
在宅向け案件事例
案件内容 | 報酬金額 |
Pythonでアプリのバグ修正 | 1件:10~30万円 |
フィンテックを組み込んだサービスのデータ分析 | 時給:2,500~5,000円 |
HRデータを分析するアナリスト募集 | 時給:3,000~6,000円 |
自社AI開発のデータサイエンティスト | 時給:4,000~6,000円 |
提供するサービスから得たデータの分析 | 時給:3,000~5,000円 |
在宅ワークが可能な案件は、クラウドソーシングサイトや副業向け求人サイトに豊富にあります。
Pythonを使ったアプリ開発の案件から、データ分析やAI開発まであるので、自分のスキルレベルにあわせて選択するとよいでしょう。
案件によって条件や必要なスキルに差があるので、条件はしっかり確認してください。
土日に働ける案件事例
案件内容 | 報酬金額 |
Pythonによるキュレーションシステム開発 | 時給:3,000~4,000円 |
Pythonを使った不動産管理システムの改修業務 | 時給:2,000~3,000円 |
商品情報のスクレイピングツール開発 | 要見積り |
引用:クラウドワークス
副業サイトや求人サイトでは土日に働ける案件はあまりありませんが、クラウドソーシングサイトであれば土日に働ける案件も存在します。
土日に働けることもあり、大規模な開発は少ない印象です。改修業務やスクレイピングなど、比較的難易度が低めの案件が目につきます。
土日で働けることは明記されていない場合でも、納期内に納品できればよい案件やクライアントと交渉することで条件を求めてもらえる可能性もあります。
クラウドソーシングの場合は納期を相談して決めるケースも多いので、その都度無理のない範囲で交渉する必要があるでしょう。
大学生向け案件事例
案件内容 | 報酬金額 |
インターンOKのWebアプリ開発 | 時給:1,200~1,500円 |
Webシステムのプログラミング業務 | 時給:1,650円 |
機械学習を活用したAIシステムの開発助手 | 時給:1,500~3,000円 |
データ分析の長期インターン | 時給:1,200~2,000円 |
機械学習エンジニアのインターン | 時給:1,100円 |
引用:Indeed
大学生でPythonの副業をする場合、学業と両立するため、リモートで仕事ができて平日フルタイムで仕事をしなくて済む案件がおすすめです。
求人・副業サイトだと平日に長時間働かなければいけないケースもあります。ただし、クラウドソーシングであれば、納期さえ守れば土日や空き時間に作業しても良い案件もあるのでおすすめです。
また、大学生向けのインターンシップ案件もあります。データ分析やAI開発なども、インターンシップ案件がありました。本格的に開発経験がしたい人にも向いていますね。
Pythonの副業に必要なスキル
Pythonの副業では、次の項目別に必要なスキルが異なります。
それぞれ詳しく解説していきますね。
案件受注に必要なスキル
Pythonの副業案件受注に必要なスキルは、次のとおりです。
- Webアプリケーションの開発力
- スクレイピング技術
- WebAPIの活用
- 機械学習の基礎
Webアプリケーションの開発力
Pythonを使用するスクレイピングはWeb開発で使用されることが多く、Webアプリケーションの開発力があると有利です。
HTML/CSS・JavaScriptといった言語の知識や、フロントエンド・サーバーサイドなど、Web環境の仕組みも理解しておくことでスムーズに作業ができます。
スクレイピング技術
Pythonの副業を行うなら、スクレイピングのスキルがあると良いでしょう。スクレイピングはPythonを使用する案件のなかでは難易度が低めで、初心者でも参入しやすいです。
また、最近では収集したデータを分析し、活用する取り組みも加速しています。まずは、スクレイピングをできるようになれば、クラウドソーシングサイトなどで案件を受注しやすくなります。
WebAPIの活用
Pythonを使って仕事をするなら、WebAPIの知識も学んでおくとよいです。
WebAPIはWeb上に公開されているプログラムのことで、Webサイトの開発でよく使用されます。WebAPIを活用することで、既存のシステムに新しい機能を追加したり、技術の進歩にあわせて改修したりできるのです。
例えば通販サイトなどの金額をみてみると、定期的に価格が変化しており、その金額にあわせて広告や画面表示も変更されていますよね。
これらの機能も、通販サイトを運営する企業が提供しているWebAPIを使って実装可能です。Pythonを使ってWeb開発で副業したい人は、ぜひWebAPIも学んでおきましょう。
機械学習の基礎
Pythonを使った副業で効率的に稼ぎたいなら、単価が高めな機械学習のスキルがあると良いでしょう。
機械学習の仕事を請け負う際には、Pythonのプログラミングスキルに加えてLinuxなどOSを含めた専門知識、Pythonの開発環境である「Jupyter Notebook」と「Anaconda」などの知識も必要です。
いきなり全ての技術を習得するのは難しいので、少しずつ学習すると良いでしょう。
案件獲得に役立つスキル
Pythonの案件獲得に役立つスキルは、次の2つです。
- セルフマネジメントスキル
- 営業力
セルフマネジメントスキル
副業で稼ぐならスケジュール管理や本業との調整など、プログラミングスキルだけでなく、セルフマネジメントスキルが必要です。
副業といっても、クライアントと連絡を取り、納期に間に合うようにスケジュールを管理することが必要です。
副業は企業で働くのと違い、クライアントとの連絡やコミュニケーションなど、自分でやらないといけないことが増える点は注意が必要です。
営業力
副業の案件は待っていても見つかりません。営業力も必要です。
求人サイトやクラウドソーシングサイト、SNSなどを活用しながら定期的に案件を獲得する方法を早めに見つけましょう。
営業を行うときは、ポートフォリオや開発経験があれば、副業獲得時のアピールになるのでおすすめです。
未経験からPythonの副業で稼ぐためのロードマップ
未経験からPythonの副業を始めたいと考えている方の中には、具体的にどんな手順で始めたらいいのか不安な方もいますよね。
そこで、ここからは次のトピック別に未経験からPythonの副業で稼ぐためのロードマップをご紹介します。
月収5~10万円を目指す
Pythonの副業で月額5~10万円を稼ぐまでのロードマップは、次のとおりです。
- ステップ1:本やWebサイトで基礎スキルを習得する
- ステップ2:本やWebサイトで実践学習を積む
- ステップ3:ポートフォリオを作成する
- ステップ4:副業案件を獲得する
月収5~10万円であれば、ポートフォリオを作成できるスキルがあれば、業務経歴がなくても稼げます。スクレイピングや簡単なWeb開発であれば、クラウドソーシングサイト等で案件獲得が可能です。
まずは、本やWebサイトでPythonの基礎を学び、ある程度知識が増えたらサンプルコードをもとにコーディング練習を繰り返すのが良いでしょう。
サンプルコード練習で正常に動くようになったら、次はポートフォリオを作成します。Pythonを使ったポートフォリオなら、スクレイピングやアプリ開発、データ分析あたりがおすすめです。
ここまでできれば、副業案件を獲得しましょう。求人サイト・クラウドソーシングサイト・SNSなどを駆使し、案件を獲得してくださいね。
なお、本やWebサイトなどを活用しながら独学でPython言語の基礎を習得できるか不安な方は、数千円の費用をかけてでも問題が発生したタイミングで現役エンジニア等に質問できる有料の学習サイトで勉強するのがおすすめです。
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Pythonの副業で月収10万円以上を稼ぐまでのロードマップは、次のとおりです。
- ステップ1:本やWebサイトで基礎スキルを習得する
- ステップ2:本やWebサイトで実践学習を積む
- ステップ3:スクール or 企業で実践経験を積む
- ステップ4:ポートフォリオを作成する
- ステップ5:副業案件を獲得する
月収10万円以上稼ぐには、スキルと経験の両方が必要です。スキル習得方法は5~10万円までと変わりませんが、サンプルコード練習だけでは足りません。
プログラミングスクールで本格的に学習したり、IT企業に就職して実践経験を積んだりするなど、開発現場で使えるスキルを身につけなければいけません。
未経験者にとって10万円以上を稼ぐのは難易度が高いため、まずは5~10万円を稼げるようにスキルアップするのがよいでしょう。
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公式サイトで詳細を見るPythonの副業案件の探し方
Pythonのスキルを習得しても、うまく案件を獲得できなければ副業で稼ぐのは難しいです。そこで、ここからは副業案件を探す下記3つの方法を紹介します。
クラウドソーシングサイトで探す
初心者や未経験者、大学生などがPythonの案件を探すなら、クラウドソーシングサイトがおすすめです。
クラウドソーシングサイトではPythonのキーワードで検索することも、案件単価の条件を絞って探すことも可能です。
また、比較的難易度の低めの案件が多いので、副業サイトなどでは応募できる案件が少ない初心者でも受注できる可能性があります。
後ほど詳しく解説しますが、クラウドワークス・ランサーズなどクラウドソーシングサイトは増えているので、複数を使い分けながら案件を探すと良いでしょう。
ただクラウドソーシングサイトの場合、クライアントがどんな方なのかよく分からない可能性もあるため、報酬の支払いや業務内容などの契約条件はしっかり確認する必要があります。
最近では、認定制度を導入して評価の高いクライアントが分かるようにしているサイトもあるので、そういったクライアントを選ぶと比較的仕事がしやすいです。
副業向け求人サイトで探す
Pythonの副業案件は、レバテックフリーランスやITプロパートナーズなどの副業向け求人サイトでも探せます。
フリーランス向け案件のなかには、副業でも可能なものがあるので、案件内容や条件をチェックして条件があえばチャレンジするとよいでしょう。
土日に稼働できる案件や、在宅ワークができる案件がおすすめです。副業はあくまで副業なので、本業に支障が出ない案件を探しましょう。
SNSで探す
最近だとTwitterやFacebookなどSNSで情報発信をしている人も多いですが、SNS上で求人を出しているケースもあるのでチェックしてみると良いです。
Pythonの場合はそこまでケースは多くありませんが、Facebookなどで自分が副業案件を募集していることやポートフォリオ情報などを掲載しておくことで、クライアント側から連絡が来るケースもあります。
必ず案件を獲得できる方法ではありませんが、ここまで紹介した方法と併用しながら案件を探すと良いです。
Pythonの案件獲得におすすめのサイト5選
Pythonの副業案件を探す場合、どのサイトを使用したらいいか悩む人もいるでしょう。ここでは、Pythonの案件獲得におすすめのサイトを5つ解説します。
クラウドワークス

「クラウドワークス」は日本最大級のクラウドソーシングサービスで、クライアントと案件を探している人の架け橋となるサービスです。
発注時の仮払い制を導入しているので報酬の未払い問題が発生しない仕組みになっており、マルチ商法やネットワークビジネスなど悪質案件の取り締まりもしっかりしています。
Pythonの案件でいうと、2022年4月21日現在で39件ヒットしました。案件でいうとアプリケーション開発・データ分析・スクレイピング・講師募集などの案件が多い印象がありますが、全体数は少なめです。
公式サイトで詳細を見るランサーズ

「ランサーズ」はクラウドワークス同様、日本最大級のクラウドソーシングサイトです。
40万社以上の企業が依頼相手を探しているので、プロフィールを登録しておくことで直接相談が来るケースもあります。
また、氏名等の公開をするかどうか選択できるので、副業をしていることをあまり知られたくない人でも使いやすいです。
過去の経験やスキルを登録しておくことでおすすめの案件をお知らせしてくれる機能もあるので、とりあえず登録しておきたいサイトの1つです。
Pythonの案件でいうと2022年4月21日現在で585件ヒットしました。内容としては画像解析・システムの自動化・データ解析など意外にも種類は多いです。
公式サイトで詳細を見るWantedly

「Wantedly」はビジネスSNSで、ベンチャー企業を中心にさまざまな企業について知ることができるサービスです。
副業案件も検索でき、在宅可能案件やオンライン面談ができる案件、実際に企業の方と会って話を聞ける案件などもあります。
Wantedlyはプロフィールを登録し、興味がある案件に応募することで企業側に通知が送信されます。その後、企業側が応募者に興味があれば連絡が来る仕組みです。
応募したからといって必ずしも案件が獲得できるわけではないので、少しでも興味があれば応募してみると良いでしょう。
公式サイトで詳細を見るレバテックフリーランス

「レバテックフリーランス」は、フリーランス向けの案件が探せるサイトですが、副業でも可能な条件の案件もあります。
職種や案件単価、勤務条件など細かく設定して検索できるので、効率的に案件が探せます。大手求人サイトだけあって案件数は豊富で、取引者数は5,000社以上あるとのこと。
登録しておけば、専任の担当者がサポートしてくれる仕組みで、案件が終了したら次の案件を提案してくます。将来的にフリーランスも検討している人にもおすすめのサイトです。
公式サイトで詳細を見るITプロパートナーズ

「ITプロパートナーズ」は、起業家やフリーランスとして活動する人向けの求人サイトです。
週2・3から働ける案件や、リモートワークが可能な案件が豊富にそろっており、副業向けの案件にも出会えます。
また、直接クライアントと契約していて仲介業者を経由していないため、高単価案件も豊富です。経験やスキルによって単価は変わりますが、収入を増やしていきたい人にもおすすめです。
公式サイトで詳細を見るまとめ
今回は、Pythonの副業案件にはどんな種類があるのか、その仕事内容や報酬単価を稼ぐための手順や案件の探し方も交えて紹介しました。未経験者でもよいPython副業案件はあまりありませんが、スキルと経験を積めば案件を獲得できます。
最近では、クラウドソーシングサイト・副業向け求人サイト・SNSなど、案件を探す手段も増えています。ぜひ、スキルを習得してPythonの副業をスタートしてくださいね。