Pickupコンテンツ
こんにちは!侍エンジニアブログ編集部です。
最近、プログラミングを学ぶことによって得られるものが取り上げられたり、プログラミング教育必修化の流れを受けて、プログラミングを習得したいとお考えの高校生も多いと思います。
プログラミングが魔法の杖のように思えた / 引用元:Logmi
これは中高生国際Rubyプログラミングコンテストで優勝した山内奏人さんの言葉です。
今後ますます注目されていくプログラミングスキル。若いうちからプログラミングを学べれば、将来的にも選択肢を広げられるでしょう。
とはいえ、この記事を訪れた高校生の中には
プログラミングスクールには通った方がいいのかわからない...
このように思っている人もいるのではないでしょうか。家庭や学校、ニュースなどで度々取り上げられているプログラミングの重要性に、正直ピンと来ていない人もいるはず。
そこで今回は、「高校生はプログラミングスクールに通うべきなのか?」について解説します。高校生にプログラミングが必要とされている理由や学ぶメリット・デメリットを解説しつつ、おすすめのプログラミングスクールも紹介。
もちろん、プログラミングスクールを選ぶ際のポイントも解説するので、自分に適しているかどうかを判断した上で、通学を検討してみてください。
この記事がプログラミングスキルの知見を養い、スクールに通うべきかを判断できる糧となれば幸いです。それでは参ります。
この記事の目次
高校生にプログラミングが必要とされている理由

上の図は、経済産業省が平成28年6月に発表した「IT人材の最新動向と将来推計に関する調査結果」です。上の図からわかる通り、今後もIT業界の市場全体は拡大する一方、必要となるIT人材は著しく不足すると予測されています。
企業としても、仕事はあるのに「プログラミングスキルを持つ人材がいない」と嘆いている現状。そのため、プログラミングスキルを習得している人材の需要は高く、企業や政府に引っ張りだこな存在となるのです。
また、IT人材不足を補う一環として政府がプログラミング教育を義務化したため、今の中高生よりも年少の世代は、プログラミングができて当たり前となります。
今はもちろん将来的にも、プログラミングスキルの有無は情報や収入の格差が生むでしょう。

高校生がプログラミングを学ぶメリット・デメリット
3つのメリット
高校生がプログラミングを学ぶメリットは、下記の3つです。
- 高い平均年収を獲得できる
- 進路選びの幅が広がる
- 将来への不安が期待に変わる
それぞれ解説していきますね。
高い平均年収を獲得できる

他の仕事と比べ、プログラミングスキルを活かした仕事の平均年収が高いのは、高校生が学ぶ大きなメリットと言えるでしょう。上記でも解説しましたが、プログラミングスキルを活かした仕事は需要のある一方で、実際に働く人は不足しています。
平均年収 | |
エンジニア | 550万円 |
一般正社員 | 436万円 |
そのため、プログラミングを仕事の生業とするエンジニアやプログラマーの年収は、他の業界よりも高い傾向にあり、今後も需要に伴い増加していく傾向にあります。
つまり、高校生のあなたが今からプログラミングを学び始めれば、周囲と比べ高い年収を獲得できる可能性を高めるだけでなく、理想とする社会人生活の実現にもつながるでしょう。
進路選びの幅が広がる

プログラミングスキルの習得は、進路の幅を広げる糧となります。なぜなら、進路の選択肢は「今の自分に何ができるか」によって大きく影響するからです。
高校生の中には、入学前から進路を決めている子もいますが、多くの生徒が2年生ないしは3年生になってから今後の進路について考え始めるのではないでしょうか。もちろん、未経験や将来への期待から湧き上がる好奇心で進路を選べるのは高校生の特権です。
しかし、今の自分に誇れる、学んでいるスキルがあればより前向きな進路選択ができるはず。プログラミングを学ぶ中でスキルを活かした仕事を知れれば、進路の幅が広がるだけでなく、スキル習得への自信は進路選択に前向きな影響をもたらすでしょう。
将来への不安が期待に変わる

プログラミング学習を通して、高校生であるあなたの将来に抱く不安は期待に変わるでしょう。
人は、励んで手にしたものが一つでもあると、自分に自信が付く生き物。手にしたスキルが今後すたれていくスキルではなく、高い需要と世の中に求められるスキルであればなおさらです。
プログラミングを学びスキルを習得する過程の中で、「将来どうしよう...」と不安を抱え悩んでいた自分が、「プログラミングスキルを活かして何をしよう」と将来に期待を持つ自分へと変わっていくでしょう。
2つのデメリット

プログラミングを学ぶメリットがあれば、もちろんデメリットもあります。プログラミングを学ぶ際には、下記2つのデメリットを頭に入れておきましょう。
- 学業や部活動との両立が大変
- 高額な受講料
それぞれ解説していきますね。
学業や部活動との両立が大変

プログラミングを学び始めると、学業や部活動との両立が大変になるでしょう。これまで送ってきた高校生活にプログラミングを学習する時間を設けるため、スケジュールや生活リズムを変える必要が出てくる人もいますよね。
スケジュールを調整せず夜遅くまでプログラミングの学習に励み睡眠時間を削るなどの過度に無理をすれば、学場や部活動、ないしは体調を壊す危険出てきます。もちろん、やる気があるのは良いことですが学業や部活動など、自分が大切にしているものを犠牲にしてしまっては本末転倒です。
スキルの習得は何より積み重ねが大切。決して1日に膨大な時間は必要なく、計画的に決めた時間で学習を
積み重ねれば着実にスキルは高まりますよ。
高額な受講料

プログラミングスクールの受講料は、多くの高校生にとってデメリットになるでしょう。
スクールの受講料は決して安いものではありません。もちろん、自分がアルバイトで働いたお金を受講料にあてる子もいますが、多くの高校生がご両親から費用を出してもらうはずです。
すんなり承諾してもらえるかもしれませんが、説得が必要になるかもしれません。何より出してもらったお金でスクールに通う状況へプレッシャーを感じる子もいるはず。
自分のやる気や家庭の状況、ご両親の方針次第ではありますが、高額な受講料はデメリットになるでしょう。
高校生には通学型のプログラミングスクールがおすすめ
下記5点の理由から、高校生がプログラミングを学習するなら通学型のスクールがおすすめです。
- 現場のプロから直接学べる
- 学習へのやる気を維持しやすい
- 共通の目的や趣味を持つ仲間に出会える
- 高校生活にメリハリが生まれる
- 学ぶ目標ができる
それぞれ解説していきますね。
現場のプロから直接学べる

スクールに通えば、プロの講師から直接プログラミングを学べます。
もちろん、参考書や学習サービスを活用すれば独学はできます。しかし、プログラミングは実践中にわからない箇所や疑問が出た際に質問や相談ができず、そのまま学習をやめてしまうケースが後を絶ちません。
「わからなくても調べればわかるよ!」という人には不要かもしれませんが、通学型のスクールであれば不明点や疑問点が出てきた際、その場ですぐプロの講師に質問して解決ができます。
疑問点やつまづいた際、すぐに解決できるとわかっていれば安心して学習に励めるので、効率的な学習に繋がるでしょう。
学習へのやる気を維持しやすい

通学型スクールは、プログラミング学習へのやる気を維持しやすい環境が整っています。いざ家で勉強しようにも、部屋ではなかなか集中できなかったり、誘惑に負けてしまい結局学習がはかどらない...なんてことありませんか。
一方スクールでは、あなたと同じ高校生が同じ空間で勉強に励んでいます。周囲が懸命に学習している環境であれば、自分のやる気も維持しやすく勉強に集中しやすくなります。
人は環境に流される生き物です。集中して学べる環境に身をおけば、自然にやる気を維持しながらプログラミング学習に励めるでしょう。
共通の目的や趣味を持つ仲間に出会える

スクールでの学習を通して、あなたと共通の目的や趣味を持つ仲間に出会えるでしょう。
学校の中でもプログラミングスクールへ通う生徒はまだまだ少数ですので、共通の目的を持つ仲間がなかなか見つからないかもしれません。一方、スクールには少なくとも「プログラミングスキルの習得」という共通の目的を持った受講生が集っています。
目的を共にする仲間は、自分に励みや勇気を与えてくれる貴重な存在です。また共通の趣味などがあれば、今後もつながっていく大切な友人になるかもしれません。
将来を前進的に考えスキルの習得を目指すあなたにとって、プログラミングスクールで出会う仲間は、かけがえのない存在となるでしょう。
高校生活にメリハリが生まれる

通学型スクールの活用は、高校生活にメリハリを生むでしょう。
これまではっきりしていなかった学校や部活動以外のスケジュールへスクールの通学が加われば、「この時間は学校」「この時間はスクール」と、自分が特定の時間で何をするかがはっきりします。
以前より忙しさは増しますが、スケジュールがはっきり決まっていれば空いたすきま時間を有効に使おうという気持ちが生まれやすくなるため、時間を管理する能力や効率良く活用する力が自然に身につくでしょう。
有限な時間の活用は、社会人ないしは今後の人生の充実度を決めるといっても過言ではない力。高校生活へのメリハリは、時間を効果的に使う力にも繋がるのです。
学ぶ目標ができる

スクールでの学習を通じて、学ぶ目標ができるケースもあります。始めはあいまいな目標も、学習しスキルを身につけていけば、はっきり見えてくるでしょう。
プロの講師から直接学び、共通の仲間とともにスキルの習得を目指す環境だからこそ、1人では励みづらい学習に精が出るものですよね。学びやすい環境は目標を生み出す環境でもあります。
「これを目指してみようかな」と自然に目標ができるのもスクールならではの効果といえるでしょう。

高校生がプログラミングスクールを選ぶ際の3つのポイント
プログラミングスクールを選ぶ際のポイントは、下記の3つです。
- 無料体験があるかを確認する
- 運営スクールの実績や口コミを確認する
- 通いやすさや受講料を確認する
「事前に確認しておけばよかった...」と後で後悔しないよう、3つのポイントを頭に入れてプログラミングスクールを選びましょう。
無料体験があるかを確認する

無料体験ができるかどうかをしっかり確認しましょう。
受講料を払った後で「イメージと違った...」と後悔したくはないですよね。もちろん、プログラミングスクールの運営者も気持ちは同じ。無料体験は、受講するあなたに適したスクールなのかどうかを判断するために設けられているサービスです。
そのため、事前に無料体験ができるかどうかをチェックし、気になったスクールがあれば実際に体験して自分に適しているか確かめてみるのが良いですよ。
運営スクールの実績や口コミを確認する

プログラミングスクールを選ぶ際には、運営スクールの実績や口コミを確認しましょう。特に実際に受講している人の口コミは、スクールを信頼する何よりの証となります。
普段あなたが商品やサービスを購入する際、実際に使った人がどう感じたのかなどの口コミやレビューを参考にしますよね。プログラミングスクールを選ぶ際も同様です。
実績や口コミを確認すると、スクール選びに失敗する可能性は低いでしょう。
通いやすさや受講料を確認する

通いやすさや料金も事前に確認しておきましょう。いくら気に入ったスクールがあっても、通いやすさを考慮せずあまりにも通学時間のかかるスクールを選んでしまうと、スキルを習得するまで通い続けるのは難しいですよね。
また、受講料も事前に確認しておかないといざ契約しようとなった際に困ってしまいます。最後の最後、受講料が引っ掛かり契約をやめてしまっては、これまでスクール選びに費やした時間や手間が水の泡になるだけでなく、スクールに通う意欲も下がりかねません。
そのため、実際に自分が通うこと、お金を支払うのを想像しながらスクールを選ぶと良いでしょう。
高校生におすすめプログラミングスクール4選
高校生におすすめのプログラミングスクールは下記の4校です。
- Life is Tech
- Tento
- monopro
- CoderDojo Japan
それぞれ解説していきますね。
Life is Tech

入学金(税込み) | 27,500円 |
月額料金(税込み) | 22,000円 |
無料体験の有無 | 有 |
Life is Tech (ライフイズテック)は、中学生・高校生向けのプログラミングスクールです。
通いで学ぶスクール、3~8日に大学のキャンパスで実施するキャンプ、オンラインの3種類の学習方法があり、ITを通して「創造する力」「つくる技術」の習得を目指した指導を行っています。
2014年にはGoogleによる”Google RISE Awards”(世界中でICT教育の普及に貢献している組織に与えられる賞)に東アジアで唯一選出されたことから一躍有名になりました。
プログラミング初心者の生徒も多く在籍しており、中学生、高校生のうちからプログラミングを学びたい、という意欲を持った方にはオススメのスクールです。
おすすめポイント
- オンライン学習にも対応
- 首都圏のスクールやキャンプに通えない方へ向け、オンライン講座にも対応。
反転授業(家で事前講義、授業で復習まとめを行う)形式で、生徒5~6人のクラスメートとともにプログラミングを学んでいきます。
場所問わず、仲間とともにプログラミングを学びたい高校生にオススメです。 - メンター大学生の手厚いサポート
- 生徒5、6名あたり1人の大学生メンターがつき、生徒の趣向や進度に合わせて学習をサポート。
メンターは、授業内においてコミュニケーションが促進されるような場づくりを意識しており、仲間たちと楽しみながらプログラミングに取り組めます。 - キャンプ、スクール形式の充実した指導
- キャンプは長期休暇を使い、大学を借りて3~8日間じっくりとプログラミングを学びます。
講座内容もHTMLやCSSなどのWebコーティングから、Android / iPhoneアプリ開発まで多様かつ実践的な講座を多数用意。
スクールでは1年でプログラミングの基礎を学び、最終的にはつくったアプリやゲームをストアへリリースするの目標に学習を進めます。
受講生の声
@Life_is_Tech 勉強大嫌い、不登校のうちの妹がまさかのWebデザインに大ハマリ中 pic.twitter.com/WyKEio4Bcv
— Я (@yuki_99_s) 2016年6月17日
5日間めっちゃ楽しかったです。初めに考えていたIT系の人脈も結構作れたし、プログラミングについてある程度は理解できたと思います。
カリキュラムが本当によく考えられていて、挫折しにくいよう な内容になっています。 / 参照
こんな高校生におすすめ
- 短期集中でアプリ製作などをしてみたい高校生
- 現役大学生からプログラミングの基礎を学びたい高校生
Tento

入学金(税込み) | 16,500円 |
月額料金(税込み) | 月4回:13,200円 月2回:7,700円 |
無料体験の有無 | 有 |
TENTO(テント)は「つくる力と発表する力」を養成することを目的に、小中学生にプログラミングスキルを教えているスクールです。
まずはHTMLやCSSといった、プログラミング言語の中でも比較的学習難易度が低いと言われている言語を勉強することができます。教育用に開発された言語の学習プログラムもあるので、未経験の方でも安心して通い始めることができます。
- 寺子屋形式の学習スタイル
- 年齢やスキルが異なる子どもが集まり、自分に適した学習を進めます。
さまざまな個性が集う環境でプログラミングを学びたい高校生にオススメのスクールです。 - タイピング重視の教育方針
- クリエイティブ性を高めるにはタイピングが不可欠という想いのもと、入会後すぐにタイピングの練習を行います。
ビジュアル言語から一般のプログラミング言語への移行をスムーズにする狙いもあるため、プログラミングスキルだけでなく、パソコンを扱う際の基本操作も身につけられるスクールです。 - つくる力だけでなく、伝える力までつけられる
- ものを作る喜びを子どもたちに知ってもらうことを大切にし授業を進めているため、授業内ではプログラミングだけでなく画像編集ソフトなど様々なスキルが身につきます。
また、自分でプログラミングしたゲームや作品を披露しフィードバックを得る機会もあるため、プレゼンテーションの経験も積めるのは嬉しいポイントですね。
受講生の声
子ども向けプログラミングスクール"TENTO"。プログラミングは子どもたちの思考力向上や情報発信に有効かも。http://t.co/aLWHtlIm #npuh
— Kshmd (@cicaaada) 2011年10月12日
「TENTO」では、プログラミングを学ぶだけではなく、発表する時間も設けられていて、子供たちは自分の作った作品を披露し合います。
子ども向けのプログラミング教室というのは、PCでガリガリ入力して、大人顔負けのす〜〜〜んごいモノを作ったりするのではなく、子ども専用のソフトを使って、好きなゲームやお話などの作品を作ったりするのであります。
その過程で、“モノを動かすにはどうすればいいか?”、そんなことを学ぶ場だと思って頂けたら良いのではないかと思います。 / 参照
こんな高校生におすすめ
- 周りの学生から刺激を受けながら学習したい高校生
- PCの基礎スキルも身につけたい高校生
monopro

入学金(税込み) | - |
月額料金(税込み) | 16,000円 |
無料体験の有無 | 無(教室見学は有) |
小学校高学年〜中学生全般を対象としたmonoproでは、Unityを用いたプログラミングを通してものづくりの経験を積むことができます。Unityはゲーム開発に使われる環境で、初心者でも比較的簡単に3Dのゲームを作成することができます。
また夏休みなど長期休暇期間は未経験の小中学生を対象に、コードを書いてアニメーションを動かすなどプログラミングの本当に基礎の部分を学ぶ講座を開設していることもあります。
- PCリテラシーも身につく
- プログラミングだけでなく、ソフトウェアのアップデートや、作成したデータを整理・保存する方法など、PCを安全かつ快適に使用し続けるための基本的なスキルを身につけられます。
- プログラミングの基礎的な知識が身につく
- monoproでは、実際に英語のコードを書いていきます。なので、現場で実際に使われているプログラミング言語の基礎知識を学ぶことができます。
- 英語で考える力が身につく
- monoproでのプログラミングは基本「英語」で行われるため、プログラミングを続けていけば自然と「英単語の語彙」が増えていきます。
英語が身近にある環境に触れることで、英語に対する心理的な距離感が縮まるのです。
受講生の声
東京文京にある小中学生向けのプログラミング教室。ゲームは自分で作って遊べに共感します(; / “小中学生のためのキッズ・プログラミング道場 | monopro 子供プログラミング教室” http://t.co/EAmIqKpFeq
— 原秀一@8月タンザニア、TICAD (@hidehara) 2015年2月10日
まったくの初心者で少々ビビりながら臨んだクラスも、先生の優しい口調や教室の雰囲気でリラックスできて、とても良い授業でした。 / 参照
こんな高校生におすすめ
- PC全般の知識を身につけたい高校生
- 英語力も合わせてつけたい高校生
CoderDojo Japan

入学金(税込み) | ※非営利団体のため無料 |
月額料金(税込み) | - |
無料体験の有無 | - |
CoderDojoは小学生〜高校生を対象にしたアイルランド発祥のプログラミング道場です。世界50カ国以上で展開されており、日本においても全国20箇所以上でプログラミングの講座が開かれています。
ブロックを組み合わせて使う子供向けプログラミング言語のScratchを用いたゲーム作成や、HTML、CSSなどWEBページの作成に必要な言語を学ぶことができます。
- 無料で学ぶことができる
- メンター(先生)は、プロのプログラマーや、プログラミングの知識がある方々です。完全に非営利で運営されており、メンターの方々は全員ボランティアなので無料で学ぶことができます。
- カリキュラム制ではないから自主性が育つ
- CoderDojoにはカリキュラムやテキスト、セミナー形式の授業はありません。
大人が「これを作りましょう」と課題を与えるのではなく、子どもが「これ作りたい」と思うものを自由な発想で作っていくことに重点をおいているので自主性が育ちます。 - 多数対多数形式
- CoderDojoは塾のようなセミナー形式の授業をしていません。セミナー形式だと、先生対子どもは1対多数になってしまい教えが行き届かないからです。
その点CoderDojoでは、メンターと子どもが多数対多数なので、フォロー体制がしっかりしています。
受講生の声
CoderDojoしてると小学生から技術力の塊になってくのすごく羨ましい
— Ми-24ВП (@miwpayou0808) 2016年6月10日
我が家は私が息子にプログラミングができるようになって欲しいと思っているのですが、家でパパと子供で勉強するのも良いですが、定期的にプログラミングを勉強する子供達が集まるCoder Dojoのようなイベントに参加すると、子供自身にも刺激になりますし、パパママ友達ともプログラミングと子育てに関わる情報交換もすることができます。
まだまだ日本国内でCoder Dojoが開催されている場所は限られていますが、もし幸運にもお近くにありましたら、一度、見学、もしくは参加されることをおすすめしますよ。 / 参照
こんな高校生におすすめ
- 自発性を高めたいという高校生
- プログラミングを通じて周りとの協調性も高めたい高校生
独学したい高校生向けのおすすめ勉強方法

冒頭で「中学生、高校生がプログラミングを習得するならスクールがベスト」と言いましたが、もちろん中には独学でプログラミングを学びたいと考えている人もいるでしょう。そんな方のために、独学のおすすめ勉強法を紹介します。
Webサイトを活用する
最もおすすめな方法がWebサイトを利用する方法です。最近は無料でプログラミングを学べるようなWebサイトが数多くあります。未経験の人がプログラミングの概要を掴むのにはWebサイトを活用するのが一番です。
学習サイトを利用してからスクールに通うのもおすすめですよ。以下のサイトでおすすめの無料学習サイトを紹介しているので、ぜひ活用してみてください。

本を活用する
最も基本的な学習方法が書籍でしょう。学習サイトよりも深い知識を身に付ける事ができます。また、辞書のように使うこともできます。
ただ、未経験者がいきなり本を使って学習するのはあまりオススメしません。Webサイトと比べると難易度が高いものが多く、挫折してしまう可能性が高いからです。
まずはWebサイトを利用して基礎を学び、次のステップとして書籍を利用するのがいいでしょう。

勉強会を活用する

プログラミング勉強会も昔と比べるとかなり開催されるようになりました。単発で参加する事ができるのでスクールよりも気軽ですよね。それでいて分からない事を直接プロに聞けるというのが魅力的です。
しかし、参加費がかかってしまう事と、地方ではあまり開催されていないので、遠征費がかかってしまう事がデメリットと言えるかもしれません。

まとめ
今回は、「高校生はプログラミングスクールに通うべきなのか?」について解説しました。
高校生がプログラミングを学習する際に、通学型のプログラミングスクールがおすすめな理由は下記5点になります。
- 現場のプロから直接学べる
- 学習へのやる気を維持しやすい
- 共通の目的や趣味を持つ仲間に出会える
- 高校生活にメリハリが生まれる
- 学ぶ目標ができる
今回を機に、自分に適しているかどうかを判断した上でプログラミングスクールへの通学を検討してみてください。
この記事がプログラミングスキルの知見を養い、スクールに通うべきかを判断できる糧となれば幸いです。