【2024年最新】プログラミング言語求人数TOP5とこれから注目の言語

求人数の多いプログラミング言語は?
将来性のあるプログラミング言語は?
年収の高いプログラミング言語は?

リモートワークなどで注目されている、プログラミングを仕事にしたいと考える人は増えています。しかしプログラミングには多くの言語があるため、上記のような疑問もありますよね。

プログラミングを仕事にするなら、求人数の多い言語を選ぶことが大切です。あまり求人の多くない言語を選ぶと、スキルを習得できても、仕事がなかなか獲得できないこともあります。

そこで本記事では、プログラミング言語求人数TOP5やこれから注目の言語を紹介します。プログラミング言語の年収ランキングも紹介するため、ぜひ一読ください。

この記事の要約
  • Javaは求人数が最多のプログラミング言語
  • Web開発ならPHP、転職目的ならPythonなど、目的ごとで言語の求人数は異なる
  • これから学ぶなら業界内での注目度が高いGo言語やKotlinなどもおすすめ

なお、どのプログラミング言語を学べばいいのか、どう学習を進めればいいのかなどがあいまいな人は「プログラミング学習プラン診断」をお試しください。

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これからプログラミングを学ぼうとしている人は、ぜひ一度お試しください。

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また、包括的にプログラミング言語への理解を深めたい方は次の記事を参考にしてください。

プログラミング言語が丸わかり!初心者向けに選び方やおすすめ言語を紹介

目次

プログラミング言語別求人ランキングTOP5

エンジニアの求人は、大まかに転職・フリーランスの2種類あります。

それぞれの求人数を集計し、ランキング化しました。TOP5は下表のとおりです(2022年1月現在)。

順位・言語名求人数(転職+フリーランス)
1位:Java16,351件(転職9,093/フリーランス7,258)
2位:PHP8,723件(転職4,062/フリーランス4,661)
3位:JavaScript8,633件(転職3,488/フリーランス5,145)
4位:Python5,931件(転職3,926/フリーランス2,005)
5位:Ruby3,658件(転職1,786/フリーランス1,872)

言語別求人ランキングTOP5
※転職求人数は大手転職情報サイト「doda」、フリーランス求人数は大手フリーランス転職エージェント「レバテックフリーランス」で調査

各プログラミング言語について、詳しく解説します。

1位:転職・フリーランスともに最多の「Java」

出典:Java

1位は、25年以上の歴史がありながら根強い人気を持つ「Java」。転職・フリーランスともに求人数が最多という結果でした。

Javaの用途は幅広く、Web開発からシステム開発、スマホアプリ開発までさまざまです。その汎用性の高さが、他のプログラミング言語を大きく引き離す求人数の多さにつながっています。

Javaについてより詳しく知りたい人は、次の記事をお読みください。

Javaとは?言語の特徴や用途を初心者向けにわかりやすく解説
更新日:2024年3月1日

2位:Web分野の需要が安定している「PHP」

出典:PHP

2位には、主にWebのバックエンド開発(Webサーバー上で動作するプログラム開発)で使われる「PHP」がランクイン。PHPは、ブログソフト「WordPress」で作られたWebサイトのカスタマイズにも使われます。

Web分野の求人は在宅ワークが比較的しやすいこともあって、フリーランス求人が豊富にあります。PHPには優秀なフレームワーク(開発を効率化する枠組み)も多いため、需要が安定しているのです。

PHPの基礎知識を身につけたい人は、次の記事を一読ください。

PHPとは何かわかりやすく解説!できることや将来性、学習方法も紹介
更新日:2024年4月1日

3位:フリーランス求人が豊富な「JavaScript」

出典:MDN web docs

3位には、主にWebのフロントエンド開発(ユーザーのWebブラウザ上で動作するプログラム開発)で使われる「JavaScript」がランクイン。PHPと同じく在宅ワークがしやすく、フリーランスで高い人気があります。

フロントエンドの開発言語としては、ほとんどの場合JavaScriptが使われているのが現状です。そのため、他の言語と活躍のチャンスを争っているPHP以上に、多くのフリーランス求人がヒットしました。

JavaScriptについてもっと情報を求めている人には、次の記事もおすすめです。

JavaScriptとは?初心者向けに特徴や学習方法をわかりやすく解説
更新日:2024年4月16日

4位:転職求人が豊富な「Python」

出典:Python

4位には、AI(人工知能)やIoT(モノのインターネット)といった新しい技術の開発に使われる、「Python」がランクイン。注目度の高い開発分野で人気が高いこともあって、転職求人が豊富です。

また、Webのバックエンド開発に使われることもあるため、フリーランス求人もそれなりにあります。シンプルな文法でフレームワークも豊富なPythonは使いやすく、今後も安定した需要が期待できます。

Pythonの基礎知識については、次の記事で詳しく把握しましょう。

Pythonとは?特徴やできること、活用例をわかりやすく簡単に解説
更新日:2024年4月16日

5位:初心者におすすめの「Ruby」

出典:Ruby

5位には、日本人のまつもとゆきひろ氏によって生み出された「Ruby」がランクイン。PHPと同様、主にWebのバックエンド開発で使われます。

バックエンド開発には人気の言語が多く、求人数ではPHPやPythonには及びません。しかし、Rubyは文法がシンプルで日本語の参考情報も多いため、プログラミング初心者におすすめの言語です。

特に、「Ruby on Rails」というフレームワークは学びやすく汎用性が高いため、ベンチャー企業がRubyを採用するケースもあります。Rubyについて詳しくは、次の記事をご覧ください。

Rubyとは?言語の特徴やできることを初心者向けにやさしく解説
更新日:2024年4月16日

これから学ぶなら業界が注目する言語がおすすめ

ここでは、すでにプログラミングのスキルを持っているけれど、さらに新たな言語を学びたいと考えている方にオススメの言語を2つ、紹介します。

開発側の期待の新星「Go」

出典:HackerRank

HackerRank(ハッカーランク)は、プログラミングの問題を解くことができるサイト。スキルをスコア化し、企業の適切なエンジニア採用につなげるプラットフォームを運営しています。

そんなHackerRankが発表した「2019年開発エンジニアスキルレポート」内にある「Languages developers want to learn in 2019 (2019年にエンジニアが学びたいプログラミング言語ランキング)」で第1位となった言語がGo(37.20%)です。

出典:Go

golangと呼ばれることもあるGoは、2009年にGoogleが開発したオープンソースのプログラミング言語。Google社内でのソフトウェア開発の生産性や拡張性のために開発されました。Webサーバー構築、マルチプラットフォーム向けのWebアプリケーション開発、サーバーサイドの開発に多く使われており、AndroidもiOSもサポートしているのが大きなポイントです。

端的に言うと「軽量・高速・シンプル」な言語。以下のような特徴があります。

  • 実行速度が速い
  • 並列処理に強い
  • 拡張性が高い
  • 消費リソースが少ない
  • クロスプラットフォーム対応
  • 誰が書いたコードでも読みやすい

Googleが採用したAndroid開発ツール「Kotlin」

出典:Kotlin

先に紹介した「Languages developers want to learn in 2019 」で2位となったのがKotlin(26.45%)です。Kotlin(コトリン)は、2011年にJetBrains社が開発したプログラミング言語。2017年、Googleが公式のAndroid開発言語として採用し、注目されています。

Javaと互換性があり、コードや記述ルールがシンプルなので、エラーを回避しやすいのが特徴です。JavaからKotolinへの移行でき、また、JavaとKotlinの2言語を併用すれば開発工程数を減らしつつ、可読性の高いコードでの開発を可能にします。

KotlinはJavaよりも文法がわかりやすくコードを書きやすいので、初心者におすすめの言語です。すでにJavaを身につけているなら、次に学んで損はない言語と言えるでしょう。

プログラミング言語別年収ランキング

レバテックフリーランスの調査(2021年12月発表)によると、プログラミング言語の平均年収TOP10は下表のとおりです。

言語名平均年収
1位:Go言語984万円
2位:Swift972万円
3位:Ruby960万円
4位:Python936万円
5位:JavaScript876万円
5位:PHP876万円
7位:Java840万円
8位:C#828万円
8位:C言語828万円
10位:COBOL732万円

言語別年収ランキング
※フリーランスの平均月額単価を12か月換算しているため、実際の年収とは異なる場合があります。あくまで目安としてご覧ください。

1位となったのは、エンジニアが学びたい言語ランキングでも1位のGo言語です。新しい言語でエンジニアがまだ少ないこともあり、高年収につながっていると考えられます。

一方で、求人ランキングで1位だったJavaは、年収ランキングでは7位です。求人ランキングのTOP5が奇しくも正反対の順位となっており、年収と求人数は比例しないことがわかります。

未経験からプログラミングを習得するには

独学で学ぶ

プログラミングを独学する方法としては、下記の2つがおすすめです。

  • 学習本を読む
  • 学習サイトを利用する

プログラミングを学べる本は数多くあり、体系的にじっくり学びたい人に向いています。また、パソコンで利用できる学習サイトは、プログラミングを実践しながら知識を得られるのが魅力です。

ただし、こうした独学ではエラーや不明点が自力で解決できず、多くの人が挫折してしまいます。学習につまずいたら、Qiitaといった質問サイトを活用して早期解決しましょう。

プログラミングスクールを活用する

学習サイトや本を活用した独学は手軽に学習できる点が魅力です。ただし、独学でプログラミングを勉強する以上「自学自習」は大前提となります。

そのため、1人で学習できるか不安な人には定期的なレッスンを通じてプログラミングが学べるスクールがおすすめです。

定期的なレッスンを実施するスクールであれば、モチベーションが下がり学習途中で挫折するといった心配はありません。また、現役エンジニアが講師のスクールを選べば転職や副業での収入獲得に必要なスキルを効率的に習得可能です。

なかでも「SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)」は、現役エンジニア講師による週1回60分のマンツーマンレッスンが受けられるオンラインプログラミングスクールです。

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分割料金一括料金受講期間
4,098円~16万5,000円~1ヶ月~
  • 転職・副業・独立などの目的に特化したコースあり
  • 累計指導実績4万5,000名以上
  • 給付金活用で受講料が最大70%OFF

侍エンジニアでは現役エンジニア講師の個別レッスンに加え、学習の不安や悩みなどを学習コーチに適時相談できるため、挫折しづらい環境でプログラミング学習が進められます。

また、侍エンジニアではプログラミングを学ぶ目的や理想の生活・仕事像をヒアリングしたうえでカリキュラムを作成するため、限られた受講期間でもITエンジニアへの転職や副業での収入獲得に必要なスキルだけを効率的に習得可能です。

最短距離で目的を実現できるようカリキュラムが組まれているため、勉強する順番や内容を誤り非効率に時間や手間を費やす心配もありません。

なお、侍エンジニアでは最大70%OFFで受講可能な「給付金コース」を提供中。金銭面での支援を受けつつ、理想のキャリア実現に向けたスキルの習得から、転職活動・就業後のフォローアップ(※1)までを一貫してサポートしてもらえます。

※1:転職後の1年間、転職先での継続的な就業や転職に伴う賃金上昇などのフォローアップ

学習と金銭面をどちらもサポートしてくれる侍エンジニアなら、未経験からでも安心して転職や副業などの目的が実現できますよ。

公式サイトで詳細を見る

まとめ

今回はプログラミング言語の求人数を中心に、下記の4点についてお伝えしました。

  • プログラミング言語別求人ランキングTOP5
  • これから注目の言語
  • プログラミング言語別年収ランキング
  • 未経験からプログラミングを習得するには

求人数の多いプログラミング言語を選ぶことで仕事獲得のハードルが下がり、学習に注力しやすくなります。プログラミングの経験がない人は、特に求人数を重視することをおすすめします。

ただしどの言語を選んだとしても、確かなスキルがなければIT業界で生き残ることはできません。市場価値の高いエンジニアになるために、本ブログの色々な記事をぜひ参考にしてください。

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン
【SNS】
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