Webデザイナーは未経験でもなりやすい職業として注目を集めています。Web業界は近年、急成長を遂げており、将来性が見える職業なので人気も高いです。
そこでこの記事では、Webデザイナーに向いているのはどのような人かを紹介します。
この記事の目次
Webデザイナーに本当に向いている人はどんな人?
Webデザイナーに向いている人というと、「専門知識がある人」や「芸術的センスがある人」などのイメージがありませんか。しかし、Webデザイナーに向いているのはそういった人だけではありません。
では、どのような性格の人がWebデザイナーに向いているのでしょうか。
適性検査の必要性2つ
就活や転職の際に、「適性検査」というものをよく耳にしませんか。適性検査とは、職業に対し「どれだけ素質や知識を持っているか」の適性を測る検査です。適性検査は採用や昇進、人事異動の際にも行われます。
適性検査で測るのは「能力検査」と「性格検査」です。この適性検査をすることで、雇用主は個人の申告ではわからない情報を見極めます。
適性検査の必要性1:自分のキャリアを描ける
適性検査では、自分のキャリアを描けるかで印象が変わります。これはどのような仕事でも言えますが、「なりたい自分」を描くことで将来性が大きくかわってきます。
「なりたい自分」を描けることで、そこにたどり着くための道がはっきりします。適性検査で自分のキャリアビジョンをしっかり描けることで、雇用側には将来性がある人材と見られます。
適性検査の必要性2:モチベーションに繋がる
適性検査では、「性格検査」が重要視されることが多いです。能力検査も重要ですが、それよりも性格検査を重要視するのは個人の性格や気質を測っているからです。
例えば、雇用側が求める性格と自分の性格があっていなければ、全体のモチベーションに関わってきます。そのため「性格検査」が重要視されるのです。雇用主が求めるものを持っているかで全体のモチベーションが変わるとなれば、適性検査が実地されるのも頷けます。
Webデザイナーの適性検査は性格から判断できる?
一般的に適性検査では、「能力検査」と「性格検査」の2種類がありますが、Webデザイナーとしての適性があるかの判断は性格検査で行います。Webデザイナーとして適性がある人はどちらかといえば、性格に癖がある人が向いていると言われています。
ここからは、Webデザイナーに向いている性格8つについて紹介していきます。
Webデザイナーに向いている性格8つ
自身の性格は持って生まれたものなので、そう簡単に変えることはできないでしょう。だからこそ、それが強みになる場合もあります。
では、Webデザイナーに向いている性格はどういったものなのかを自身の性格と照らし合わせてご覧ください。
向いている性格1:コーディングやデザインが苦にならない
Webデザイナーに向いている性格の1つ目として、「コーディング」や「デザイン」が苦にならない人が挙げられます。これはWebデザイナーの適性検査でも1番重要視されています。
コーディングとは、「コンピューターが理解できる言語でコードを書く」ことで、HTML、PHP、JavaScriptといったプログラミング言語を用います。コーディングは、Webデザインをする上でとても重要で、出来なければまず話になりません。
向いている性格2:こだわりが強い
とにかくこだわりが強く、信念がある人はWebデザイナーに向いていると言えるでしょう。そもそもこだわりが強くなければ、良いデザインはできません。
ただし、こだわりが強いというだけでは、Webデザイナーに向いているというわけではありません。時には柔軟性をもちあわせる事も重要です。
ここでのこだわりが強いというのは、クライアントの意見もしっかり取り入れて、自身のデザインに自信を持つということです。
向いている性格3:小さなことが気になってしまう
小さなことが気になって仕方がない、という人もWebデザイナーの適性があるといっていいでしょう。こだわりが強いということは、ほんの些細なことにも何か引っかかり気になって仕方がないということがあるのではないでしょうか。
こんな小さいことまで、と思われたとしても、逆にその小さなことが気づける人こそWebデザイナーの資質があると言えます。
向いている性格4:神経質
こだわりが強く、他人からすればとても小さな事であっても気にしてしまう神経質なタイプの人は、Webデザイナーの適性があります。
神経質の人は何故そこまで、というくらい物事に対して過敏に反応します。しかし、Webデザイナーはほんの些細な事柄に対しても疑問を持つことができる人ほど向いているのです。
向いている性格5:怠け者気質である
今まで紹介したのは真面目なタイプの性格と言えますが、真逆に位置する「怠け者気質」の人にもWebデザイナーの適性があります。何故、怠け者気質の性格が適性かというと「コーディング」がとても速いからです。
コーディングはとても根気のいる作業です。それこそ1週間ひたすらコーディング作業ということもあります。怠け者気質の人は効率的に仕事をするのでコーディング作業も素早いのです。
向いている性格6:アーティスト気質
Webデザイナーは「デザイナー」なので、アーティスト気質の人は向いています。何かを作ることが好きな人は、アーティスト気質と言えます。
Webデザイナーに向いているのは個性がない人、という意見もあります。個性が強すぎるとデザインではなく、アートになるという声もあります。しかし、Webデザイナーにこそアーティスト気質があったほうが他にはないデザインが出来上がります。
向いている性格7:コミュニケーションに苦手意識がある
コミュニケーションに苦手意識がある人はWebデザイナーに向いています。仕事をする上でコミュニケーションが苦手というのはかなり致命的です。企業などで勤めている場合なら、どうしてもコミュニケーションは必須と言えます。
しかし、Webデザイナーは基本デスクワークのため、コミュニケーションを取る機会は少ないでしょう。フリーの場合でもPCさえあればコンタクトできるので向いていると言えます。
向いている性格8:新しいものが好き
新しいものが好きな方もWebデザイナーに向いています。Webデザイナーに求められるのはコーディング力とデザイン力です。情報は常に新しいものが良いように、デザインにも新しいものが求められます。
また、新しいものが好き、ということはなんにでも興味を持っているということにも繋がります。そういった意味でも、新しいものが好きな人はWebデザイナーに向いていると言えるでしょう。
Webデザイナーの適性を検査するうえでの注意点
Webデザイナーの適性検査をする際に注意すべきことがあります。WebデザイナーはHTMLおよびCSSの勉強の対策が必要です。これが使えるか、使えないかでWebデザイナーに向いているかどうかの資質がわかります。
まずはコーディング力を身に付けましょう。

Webデザイナーの適性を検査しよう
Webデザイナーの適性について紹介してきましたが、いかがだったでしょうか。Webデザイナーは、適性さえあれば未経験でもなりやすい職業です。
エンジニアなどとは違い、独学で勉強してWebデザイナーになった方も多くいます。Webデザイナーの力をつければ、フリーとして活躍することも可能です。
まずは一度、自身がWebデザイナーに向いているか適性検査を受けてみましょう。