Webデザイナーの平均年収!高収入を目指す方法も紹介

憧れや興味からWebデザイナーになりたい気持ちはあるものの、平均年収が気になる人は多いですよね。なかには「あまりにも年収が低かったら、Webデザイナーはやめておこうかな…」と考えている人もいるはず。

大前提、性別や年齢・働き方に応じてWebデザイナーの年収は異なります。「Webデザイナーは人気の職業だし、きっと年収も高いだろう」といったイメージだけでWebデザイナーを目指しては「もっとちゃんと調べておけばよかった…」と後悔しかねません。

そこで、この記事ではIT職種全体の年収と比べつつ、年代や性別・働き方などの観点で、Webデザイナーの平均年収を解説します。未経験・異業種から高年収のWebデザイナーを目指すにはどうすればよいのか、などの疑問にもお答えするので、ぜひ参考にしてください。

なお、Webデザインを習得して転職や副業・フリーランスを目指したい方は、ぜひ侍エンジニアをご活用ください。

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本記事の解説内容に関する補足事項

本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。

また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。

記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。

目次

Webデザイナーの平均年収は約509万円

厚生労働省「令和5年賃金構造基本調査」によると、Webデザイナーの平均年収は509.3万円でした。

Webデザイナーの平均年収について、年代別に紹介します。

20代Webデザイナーの平均年収

jpbtagによると、20代Webデザイナーの平均年収は約350万円です。20代後半になると、平均年収は350万円から400万円の間を推移しています。

20代のWebデザイナーは、キャリアの初期段階にあるため、年収が比較的低い傾向があります。

年齢と収入が比例しているため、Webデザイナーとしてさまざまなプロジェクトを経験し、技術やデザインセンスを磨くことで、将来的に高い収入を得られる可能性があるでしょう。

30代Webデザイナーの平均年収

jobtagによると、30代Webデザイナーの平均年収は約450万円です。30代後半になると500万円を超えるWebデザイナーが増えるため、20代で培った経験や習得したスキルを活かしていると考えられます。

また、30代になると、プロジェクトリーダーなど、プロジェクトをマネジメントする側として活躍する機会が増えます。それに伴って年収も上昇する傾向です。

【勤務形態別】Webデザイナーの平均年収

【勤務形態別】Webデザイナーの平均年収

Webデザイナーの勤務形態別の平均年収を紹介します。

正社員のWebデザイナー

求人ボックス給料ナビによると、正社員として働くWebデザイナーの平均年収は433万円です。

正社員の給料分布でもっとも割合が多いのは、年収291万円から361万円です。

Webデザイナーの平均年収は日本の平均年収と比較すると低い傾向にあります。しかし、正社員であれば安定した収入と福利厚生などがあります。

また、キャリアアップやスキル習得に伴って、年収を上げることが可能です。

派遣社員のWebデザイナー

求人ボックス給料ナビによると、派遣社員として働くWebデザイナーの平均年収は358万円です。

派遣社員の平均時給が1,993円であるため、1日7.5時間勤務を20日間、12カ月で計算した年収となります。

派遣社員として働くWebデザイナーは、プロジェクト単位での契約が多いため、年収は業務内容や契約内容により異なります。

アルバイトのWebデザイナー

求人ボックス給料ナビによると、アルバイトとして働くWebデザイナーの平均年収は、約200万円です。

アルバイトの平均時給が1,187円であるため、1日7.5時間勤務を20日間、12ヶ月で計算した年収となります。

アルバイトの場合、勤務時間が人によって異なりますが、平均年収は他の勤務形態に比べて低くなります。ただし、フリーランスを目指すために経験を積む場としてアルバイトを選ぶ人も少なくありません。

【働き方別】Webデザイナーの平均年収

【働き方別】Webデザイナーの平均年収

働き方別のWebデザイナーの平均年収を紹介します。

未経験で就職したWebデザイナー

求人ボックスで募集している案件から、未経験でWebデザイナーとして就職する場合の年収は約250万円から350万円が一般的です。未経験で実務経験がないことから、年収が低めに設定されることが多いです。

しかし未経験からHTMLやCSSの基本的なスキルを習得したり、Photoshopをはじめとするデザインツールに慣れたりすることで、2年目以降の年収が上がる傾向にあります。

フリーランスWebデザイナー

フリーランスWebエンジニアの年収は、その人が持つスキルや受注するプロジェクトの規模によって大きく異なります。

求人ボックスで実際に募集している案件をみると、経験が浅いフリーランスエンジニアは月収20万円程度からスタートすることが多いですが、高いスキルをもつWebデザイナーは月収50万円などを得られます。

また、Webデザイナーとして高い評判を得られれば、高単価プロジェクトを受注し、年収1,000万円を超えることも可能です。

Webデザイナーは年収1,000万円を実現できるのか

求人ボックスで調べたところ、2024年9月時点で年収1,000万円を実現できるWebデザイナー求人が8,582件もヒットしました。

つまり、Webデザイナーが年収1,000万円を実現することは可能です。

求人内容にはWebサービス、スマートフォンアプリのデジタルデザインおよび企画業務やUI・UXの改善などが挙げられます。

中には、未経験から最大1,200万円の年収条件で正社員を募集するものや、出社せず自宅などで勤務(リモートワーク)可能な業務委託の求人もみられました。

年収1,000万超えのWebデザイナーになる3つの方法

年収1,000万超えのWebエンジニアになる3つの方法

年収1,000万超えのWebデザイナーになる3つの方法を紹介します。

1.営業力を身につける

年収1,000万を超える1つ目の方法は、営業力を身につけることです。

Webデザイナーとして高収入を目指すためには、自分が持つスキルや経験を効果的にアピールし、クライアントとの信頼関係を築くのが重要です。そのため、Webデザイナーには自分を売り込む営業力が欠かせません。

日頃からクライアントとのコミュニケーションを密に取ったり、能力アピールやプレゼンテーションしたりする能力が重要になります。

2.月額単価の高いフリーランスを目指す

年収1,000万を超える2つ目の方法は、月額単価の高いフリーランスを目指すことです。

Webデザイナーが月額単価の高い案件を受注するには、特定の分野での専門知識や技術が必要です。

Webデザイナーとしてのセンスの高さはもちろん、担当したWebサイトの閲覧数が増加したなどの貢献実績があると、月額単価が高額になる傾向があります。また、Webサイトの構築などをすべて一人でできるなども月額単価を高く提示されるケースです。

3.収入が高い企業に転職する

年収1,000万を超える3つ目の方法は、収入が高い企業に転職することです。

年収を今よりも増やしたい場合、高収入を得られる企業への転職を検討するのも1つの手段です。とくに、大手IT企業やスタートアップ企業への転職は、スキルや経験に応じて高額の報酬を提示されることが多い傾向にあります。

そのため、転職で年収1,000万円を達成することも十分可能になります。

未経験からWebデザイナーになる2つの方法

未経験からWebデザイナーになる2つの方法

未経験からWebデザイナーになる2つの方法を紹介します。

1.独学でスキルを身につけて転職する

独学でスキルを身につけてWebデザイナーに転職することは可能です。

現在、Webデザイナーは人気の職種であるため、関連する書籍が多く出版されています。また、無料で見られる動画サービスも充実しているため、通勤などのスキマ時間にも利用可能です。

ある程度知識やスキルを身につけたら、未経験でも可能な案件にチャレンジしてみましょう。

未経験からWebデザイナーになる具体的な手順を詳しく知りたい人は、次の記事を参考にしてください。

Webデザイナーになるにはどうすればいい?未経験から目指す4STEP
更新日:2024年9月24日

2.スクールに通って転職する

独学よりも効率的に進めたい人は、スクールに通って転職する方法をおすすめします。

Webデザインスクールに通うことで、体系的に実践的なスキルを学べ、未経験からでも効率的にデザイナーとしての準備ができます。また、スクールは履歴書作成やポートフォリオの作成、企業紹介など就職サポートが充実していることが多いです。

侍エンジニアでは、受講生の希望をヒアリングした上で独自のカリキュラムを組むため、より効率的に学習を進めることが可能です。

また、転職などの特化したコースもあるため、同じような境遇の受講生と切磋琢磨しながら学べます。

Webデザイナーに関するよくある質問

Webデザイナーに関するよくある質問を3つ紹介します。

Webデザイナーの将来性はある?

Web業界は今後も発展していくのが予想されるため、Webデザイナーの将来性も高いといえます。

また、Webデザイナーは2000年に登場した比較的新しい職種です。そのため、業務内容が日々変化しており、変化に対応できれば問題なくWebデザイナーとしての活躍が期待できます。

Webデザイナーの将来性について詳しく知りたい人は、次の記事で紹介しているのでぜひ参考にしてください。

Webデザイナーの将来性を徹底解剖【活躍するためにすべきこと】
更新日:2024年10月3日

高年収を目指すならプログラマーとWebデザイナーどちらがいい?

Webデザイナーとプログラマーのどちらも高収入を得られる職種です。しかし、人によって向き不向きがあるため、それぞれの業務内容や特性を確認し選択するのが重要です。

Webデザイナーとプログラマーの比較について、次の記事で紹介しているのでぜひ参考にしてください。

どっちがいい?Webデザイナーとプログラマーの違いから目指すべき職種を解説
更新日:2024年10月3日

未経験から目指す難易度は高い?

どの職種もある程度の難易度があります。しかし、IT業界は慢性的な人不足であるため、未経験でもプロジェクトの中でOJTを行いながら学べます。

Webデザイナーの難易度について、次の記事で詳しく解説しているので、ぜひ参考にしてください。

Webデザイナーは難しい?未経験・異業種から目指す難易度を徹底解説
更新日:2024年9月24日

まとめ

Webデザイナーの平均年収は、年代や勤務形態により差があることがわかりました。

高収入を得るまでに経験を積んだり、スキルを磨いたりする必要がありますが、年収1,000万円を目指せる職種です。

まずは、侍エンジニアの無料カウンセリングを利用し、Webデザイナーになるためにどのような学習カリキュラムがよいのかご相談ください。

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この記事の監修者

株式会社SAMURAI

高木 晃

情報系の大学を卒業後、HR関連のサービスを複数展開する事業会社に勤務。コミュニケーションデザイン領域のデザイナーを4年ほど務め、LPやバナーデザインの制作、コーディング等を経験。現在は株式会社SAMURAIでWebデザイナーとして、バナーデザイン制作やLP改善、Instagram運用等に従事。

この記事を書いた人

中川 大輝のアバター 中川 大輝 メディア編集長

東京都多摩市出身。前職では都内ホテルにて設備機器のメンテナンスを経験。当時から副業として行っていたWebライティングと独学でのプログラミング学習経験を活かし、「プログラミング学習の挫折をなくすためのコンテンツ作成」を心がけています。
プライベートでは双子育児に奮闘中。将来、子どもたちが侍ブログを見て、プログラミングを学びたいと思えるメディアを作ることが目標です。
今更ながら「キングダム」にドハマリ中。

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