こんにちは!侍ブログ編集部(@samuraijuku)です。
これからC言語学習を学んでみようと考えている方にとって、
C言語習得のメリットってなに??
といったことを知っておきたいのではないでしょうか?
実際C言語は比較的、習得難易度の高いプログラミング言語と言われています。そのため、明確な学習目標を設定しておかないと挫折してしまいかねません。
そこで今回は、初心者の方でもわかりやすいように、C言語でできることや人気の理由などをご紹介していきます!
この記事を読めばC言語を使うイメージや学習するべき理由がしっかりと掴めるようになりますよ。
まだ「どのプログラミング言語を学べばいいか決めかねている方」や「C言語で何が出来るか興味のある方」はぜひ参考にしてください。
この記事の目次
C言語を学ぶメリットは?
コンピュータの動作理解に役に立つ
C言語は、PHPやRubyなどのプログラミング言語や、LinuxなどのOSのもとになっています。なのでそれを理解することによって、コンピュータの根本的な知識を身につけることができます。
コンピュータの中身ってどうなっているのか、どうして動作しているのか、などといったいわゆるハードウェア的なことの理解を深めることができます。
動作が高速
C言語は、高速でコンパクトなプログラムが実現可能であることも特徴として挙げられます。
時間がかかりがちな画像解析・処理なども滞ることなくスムーズに行えるなど、数あるプログラミング言語の中で処理実行速度は最速を誇ります。
なんでも作れる
上でも説明したように、RubyやPHP、Python等のプログラミング言語や、WindowsやLinux等のOSはC言語で作られています(一部他の言語やアセンブラも含む)。
C言語はOS等の記述に多く使われているため、OS周りのシステムや組み込み・ハードウェア領域、IoTと言われる分野ではC言語で操作される場面が多いです。
C言語をマスターすれば、OSや言語の仕組みがわかるようになるので、大抵のものは作れるようになります。

C言語学習は他の言語習得に役立つ
上で説明したように、C言語を学習することによってコンピュータの基礎理解を深めることができます。
言語自体が他の言語の基礎となっていたりするため、C言語を学習しておくと、次の言語学習に移る時にとても役立ちます。
C言語からC++を学ぶ場合
例えば、「C言語の拡張」として開発されたプログラミング言語の「C++(シープラプラ)」をC言語の後に学習する場合を考えてみましょう。
C++はC言語に「オブジェクト指向」を追加したもので、より効率よくプログラミングができるように作られています。C++は、C言語と同じモノを作る場合でも、書くコード量は少なくてすみます。また、オプジェクト指向なので、C言語では現実的に難しいようなモノも作ることができます。
ただ、C++を使うためにはC言語の知識は必須です。
プログラミングの考え方やコンピュータのことも深く理解していないと使いこなせないため、難易度はC言語より高いといえますが、C言語を学んでいれば基礎となる考え方は一緒なのでスムーズに学習することができるでしょう。
C言語からPythonを学ぶ場合
「Python」は、専門性が高い分野で力を発揮できることに加えて、将来性や収入が高いプログラミング言語として人気です。
そんなPythonも、もとはC言語から作られています。
実行性能重視のC言語を、生産性を上げるために作られたのがPythonという言語です。
C言語の設計をシンプルにして、より使いやすくしたイメージなので、先にC言語を学んでおくとサクっと理解できるでしょう。
Pythonの学習方法や仕事獲得に関しての完全攻略ガイドはこちらから。
C言語からPHP・Rubyを学ぶ場合
「PHP」や「Ruby」も、習得がしやすく、開発速度が速いなどの特徴があるので、WEB業界では人気のプログラミング言語です。
C言語はコンパイラ言語(機械に近い言語で処理が速い分難しい)で、PHPやRubyはスクリプト言語(記述や実行を比較的簡単に行うことのできる言語)に分類されます。
PHPやRubyなどは、どちらもC言語が元になっている部分がありますし、C言語と全体的な習得難易度を比べると簡単に感じられるでしょう。
なので、先にC言語を学んでおくと、WEB系のプログラミング言語も習得が容易になるのでおすすめです。
PHPの学習方法などに関してはこちらから。
Rubyの学習方法や仕事獲得に関しての完全攻略ガイドはこちらから。
C言語でできることは?
C言語でできることは、大きく分けて2つあります。それぞれ「ロボット・組み込み系をつくること」と「ソフトウェア・OSを作ること」の2つです。
それぞれを簡単に説明します。
ロボット・組み込み系
ロボット・組み込み系というのは、「電子工作」「電子機器」「家電製品」などのことです。
C言語ではこれらの機器を制御するソフトウェアを作ることができます。
ソフトウェア・OS
C言語では、「Windows」「Mac」「Linux」などの基本OS(PCを動作させるために必要となる重要なソフトウェア)を作ることができます。
C言語でできることのより詳しい説明はこちらからご覧になってください。
C言語を学ぶべき対象者は?
高速な処理ができたり、コンピュータの根本的な理解ができることで人気なC言語ですが、どのような人が学習するべきか整理しておくと、
- ロボット制作や電子工作がしたい人
- ハードウェアを動かすプログラムを作りたい人
- 多様性の高いエンジニアを目指したい人
- コンピュータの基礎をしっかり理解したい人
といったようになります。先程ご紹介したとおり、C言語を学ぶことで他の言語に関する理解も深めることができて、他の言語学習においてもC言語の知識が役に立つでしょう。
そのため、非常に多様性の高いエンジニアを目指すことが出来ます。また最近流行りのIoTや組み込みエンジニアなどを目指したい人は習得しておきたいプログラミング言語といえますね。
逆に上記の項目に当てはまらないような方は、C言語学習をいま一度考え直した方がいいかもしれません。誰かに薦められた、需要が高いといった漠然とした理由でプログラミング言語を選んでしまうとモチベーションが持たず挫折してしまうことも考えられます。
まずは目的から学ぶべきプログラミング言語を確認してみましょう。
こちらのプログラミング学習診断サービスはいくつかの質問をもとにあなたに必要なプログラミング言語を算出いたします。最短1分程で診断できるのでぜひご活用ください。
さっそくプログラミング言語を診断する
C言語の難易度は?
はっきり言うと、C言語は難易度が高いと言えます。
もちろん、歴史のある言語であり、現在でも世界中のシステムで使われているので、ネット上に多くの情報は落ちています。しかし、ここまでの説明でもわかる通り、C言語は機械に近い言語なのでポインタやメモリ管理などの概念への理解も必要になります。
また、他の言語と比べてコーディングの量も多くなるので、結果的にソースコードも多くなりやすいのです。
習得することができれば非常に多面的に活躍し、他の言語の習得も用意になるというメリットはありますが、やはり難易度はトップクラスレベルに高いと言わざるをえないでしょう。

学ぶなら独学とスクールどっちがいい?
他の言語が書ける人や、学んだことがある人であれば、独学も無理ではないでしょう。しかし全くの初心者の方や少し触れたことがある程度の人からすると、独学では挫折してしまう可能性が非常に高い言語と言えます。
C言語を最短で確実に習得したいのであれば、スクールに通い、きちんとプロのサポートを受けながら学習することをオススメします。
弊社、侍エンジニアでは、オンラインマンツーマンで毎日8時〜22時の間、現役エンジニアのサポートを受けることができます。また、一人一人に合わせてフルオーダーメイドカリキュラムを作成しているので、自分の理想とズレる心配もありません。
興味はあるけど本当に通う必要があるのかな??
弊社随一のコンサルタントたちが、あなたの悩みや不安を解消するだけでなくあなたの目的から具体的な学習プランの提供をさせていただきます。オンライン、対面(渋谷)どちらの形式でもご利用可能となっています。
以下のカレンダーから直接ご予約が可能となっているので、お気軽にご相談ください。
まとめ
いかがでしたでしょうか?
C言語でできることや学ぶメリットなどを説明してきました。
C言語学習は、プログラミング初心者には少しハードルが高いかもしれませんが、習得したあとのメリットもあるので、やりたいこととマッチしている場合は学習してみても良いでしょう。