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【2019】CentOS7はどう変わった?大幅変更の一部を紹介!

CentOS7.6の事実上の最新版が2018年の12月にリリースされましたね。CentOS7系は今までとは違い大幅なアップデートを行いました。

以前のバージョンと互換性がないとまでは言わずとも、6系などとはだいぶ違う使用感に仕上がっています。古いバージョンを使っている方は、どこが大きく変わっているのかとても気になりますよね。そこで今日は、

  • CentOSとは
  • CentOSは何がどう違うのか
  • それがもたらす実際の違いはなんなのか

ということを基本を押さえつつ解説していきます。CentOS7系の導入を検討していたり、変更点を知りたい人は是非目を通していただければ幸いです!

CentOSとは?

さて、いきなり7系の変更点を上げていってもいいのですが、CentOSとはどんなOSかというところをしっかりと理解していない人も多いので解説しておきます。そんなの知ってるよ!という方は読み飛ばしてください。

CentOSはLinux系のOSということは皆さんご存知ですよね。Ubuntuと並んでシェアを占めているCentOSですが、Red HatのRHELという有償のOSのソースコードを元にビルドされているものです。

主にサーバとしての用途で使われることが多く、Ubuntuよりも大規模なサーバが構築を安定して行えることから、デファクトスタンダードなOSとしても知られています。

GUIが充実しているUbuntuと、サーバとして優秀なCentOSというふうにイメージしてもらえば良いですね。

レンタルサーバの標準OSとしても使われていて、実際の現場でとてもよく使います。有償のRHELの機能をそのまま無償にしたわけですから性能の良さも十分に伺えますね。

Linuxの勉強にもよく使われることからもとても幅広く使われていることがわかりますね。

CentOSのダウンロード先

以下にCentOSの公式ISOイメージファイルのリンクを貼っておきます。


引用元:CentOS https://www.centos.org/

CentOS7は何が違う?

さて、それでは実際にどのようにアップデートされたのか詳しく見ていきましょう!ここにあるものは主要なものを取り上げていますが、あくまでも一部です。全て知りたいという方は公式のドキュメントを読んでください。

システムの管理が違う

まずはこちらですね。システムの管理方法、すなわちシステムアーキテクチャが変わりました。具体的には、systemdという新しいアーキテクチャが採用されています。以前のバージョンまでのinit問題に悩まされていた方はこれで解決します。

init問題とは具体的には3つあります。1つめは、並列で処理しないため、起動に時間がかかること。2つめは、サービス起動制御のプログラムが、シェルスクリプトで書かれており一つのプログラムとしてラップしてあるため細分化が難しいこと。

3つめが、Debian系LinuxとRed Hat系Linuxではコマンドが違うなどのディストリビュージョンによって管理が異なる。などが挙げられますね。これらの問題を解決するために採用されたアーキテクチャがsystemdというわけです。

32bit版の廃止

次に、32bit版の廃止ですね。技術の進歩につれて32bitに対する風当たりがどんどん強くなっていますね。なぜ32bitはダメで、64bitはいいのか、具体的に知りたい方は以下の記事から章を抽出して参考にしてみてください。

【もう迷わない】目的に応じて正しいUbuntuをダウンロードしよう!
更新日 : 2019年6月17日

ネットワーク管理方法が違う

次はネットワークの管理方法です。これまでは、直接configファイルをいじったりしてCUIによって変更してきましたね。

しかし7系からは、NetworkManagerとiproute2が搭載されたことからGUIベースで設定していくことになりました。これは正直CUIの方が慣れているという方も多いと思うので人によるという感じですね。

カーネルが違う

次はそもそもカーネルが違ってきます。これまでは、2系のカーネルを使ってきましたが、7からは3.10.0と3系のカーネルを搭載しています。

これによって、TBクラスのメモリに対応したり、プロセス配置の自動化により、性能改善などのメリットが考えられますね。

セキュリティが違う

ここが、使っていて一番違いを感じる場所になるのではないでしょうか。セキュリティの管理が、iptablesからfirewalldに変更されています。CentOSを構築した後はセキュリティ対策が必須となりますが、今まではiptablesを使って行なっていましたよね。

これがfirewalldにて行うようになりました。コマンドの違いはもちろんありますが、挙げだすとキリがないので概念的なところで大きく変わったところを以下に挙げてみます。

  • iptablesでは設定の反映に再起動が必要だったが、firewalldでは必要ない
  • iptablesではTCP/IPに習熟していないと触るのが困難だったが、firewalldは雰囲気で触れる
  • iptablesでは一時的なルールは設定しづらいが、firewalldでは簡単に区別して設定できる


一言でいえば簡単になったということです。使用感はだいぶ違いますが、使って慣れましょう。

まとめ

​いかがでしたか?CentOSとはという基本的なところと、CentOS7アップデート点の少し専門的なところも交えて紹介してきました。違いをしっかり理解したい方には参考になったのではないでしょうか。それでは!!

書いた人

かい

日向徹かこよすぎか

[email protected]