みなさんこんにちは!Ubuntuを入れたいなと思ってダウンロードしようと思った時、種類がいっぱいあって「どれをダウンロードすればええねん」となっている人はいませんか?
また、これにしようと思って「どこからダウンロードできんねん」と種類が多いが上に迷子になりがちですよね。そこで今日は、
- Ubuntuの種類を理解して自分の用途に応じたものを選ぶ
- そのページに行き実際にDLする
ということを目的に記事を書いていこうと思うので、Ubuntu種類多スギィ!となっているかたは是非参考にしていただければ幸いです!
Ubuntuの種類
それでは、まずはUbuntuの種類について色々見て行きましょう。基本的にはオススメのものとそうでないものがあるので違いを説明した上でオススメのもんをお教えしますね!
LTS版か否か
まずは、Ubuntuを調べているとよく見るこのLTSという文字。よくわからないからあってもなくてもいいやっとなってはいませんか?全然よくありませんよ。
このLTSとはLong Term Supportの略で他のものよりサポート期間が長いのです!というより、LTS版じゃないものはサポート期間が短すぎてオススメできません。
LTS版は最低5年アップデートされるのに対し、通常のものは最低9ヶ月しか保証されません。なのでLTS版以外を使っている場合は9ヶ月経てばアップデート不可避状態になってしまうということですね。
長期的に運用するのであればLTS版を選ぶようにしましょう。また、現在でている最新のLTS版は18.04 LTSなので迷った方はそれを選べば間違いありません!
64bitか32bitか
次はアーキテクチャですが、正直「64bitの方が強そうだからこっちにしとけばええか」的なノリで64bit版を選んでいる方は多いのではないでしょうか。
実際まあ大半の場合はそれで問題ないのですが、一応理解した上で選べるようにしておきたいところですよね!大前提として32bitとか64bitとかこれは、CPUの違いです。
bitとは情報をどれだけ処理できるかという単位ですので、64bitの方が32bitより2倍多く処理できるわけです。とはいえ、64bitの方がはえーと実感できるような処理をすることは人によりますがあまり多くありません。
つまりオーバースペックである可能性が高いのです。このオーバースペックの何が問題かというと、32bitのマシンに64bitのUbuntuを入れても本領を発揮できないということですね。
32bitのマシンには32bitのOS、64bitのマシンには64bitのOSを使うのが基本ということです。オーバースペックでメモリだけ余分にとってしまっているということも多いですね。
また、64bitに対応していないアプリケーションや特にメリットを享受できないものもたまにあります。
と、昔では良く言われていましたが、ハードウェアもソフトウェアも進歩していて64bitのマシンが多いですし、32bit用に構成されたアプリケーションなどでも解決策はありますので基本的に64bitを選んでおいて問題ないというのが結論です。
しかし、32bitのマシンを使っている方は買い換えるか32bitにしておく方が無難でしょう。
Remix版か否か
さて、次はRemix版か否かということですね。Remix版とは簡単に言えば日本語対応してますよというものです。Ubuntu Japanese TeamというUbuntu公式のjapaneseチームが開発しています。
Ubuntuを使うのに特に日本語ある必要性を感じたことはありませんが、日本語が安心っしょという方はRemix版にしておけば問題ありません!
MATEか否か
さて、最後はMATEか否かという点です。これは実は今まで違いと毛色が違って、そもそものモノが違います。LTSやRemix、64bit版などは、Ubuntuの話ですが、MATEはUbuntuではなくUbuntuから公式に派生したUbuntu MATEというOSなのです。
軽量で、カスタマイズしやすい方が良いという方はMATEはオススメですね。詳しい違いは以下にまとめてあるので気になる方はみてみてください。
それぞれのダウンロード方法をみてみよう!
さて、それではそれぞれのダウンロード方法をみていきましょう!バージョン、18.04を対象に説明して行きます。
LTS版 Ubuntu
まずは、LTSからですね。以下のURLから、Server版かDesktop版かを選択して導入しましょう!
64bit版Ubuntu
気づいた方もいるかもしれませんが、これも上記のリンクからDLしてもらえれば64bit版がDLされます。また、Ubuntuは17.10から32bit版のディスクイメージは提供されないということになっています。
今時32bitのマシンでUbuntuを動かすのは難しいでしょ。ということでしょうか。どうしても32bitが欲しい方はバージョンを下げて探して見てください。
Remix版 Ubuntu
さて、次はRemix版ですね。以下のURLから、Ubuntu 18.04 LTSをインストールしましょう。
ちなみに、実際の導入方法はこちらの記事で説明しています。
Ubuntu MATE
MATEについては上記で挙げた記事に全て書いてあります。こちらに記事をもう一度貼っておくので参照してください。
まとめ
いかがでしたか。Ubuntuの種類やダウンロード方法についてまとめていきました。結論としては、Ubuntu 18.04 LTS 64bit Remixを導入すれば良いということでしたね。
しかし、微妙に用途によって違うものを選ぶ方が得策のこともあるので、用途にあったものを選ぶようにしてください!それでは!!