ニャンズとにゃんにゃんしている侍エンジニアブログ編集部のモリシタです。
あなたも一度は耳にしたことがあるのではないでしょうか。プログラマーという職業は、『適性』が必要だと。最新技術への憧れやプログラマーの需要が高まる中、プログラマーになりたい人は年々増加しています。
しかし、気になるのは自分に『適性』があるかどうか。適性がないのにプログラマーを目指して失敗したくはないですよね。でも、どうやって適性があるかないか調べるのでしょうか?
そこで今回は、
- プログラマーに必要な適性とはなんなのか
- 適性はどうやって調べるのか
を解説します。この記事を読めば、自分はプログラマーの適性があるのかどうか、一つの目安がわかります。
この記事の目次
プログラマーに必要な適性とは?
論理的思考能力
プログラマーの仕事で最も大切と言えるのがエラーの解決です。
なぜエラーが出たのか
どうすればエラーを解決できるのか
を論理的に分析し、解決しなければいけません。エラーを解決できなければ、仕事にもなりません。また、エラーを出さないプログラムを作る必要もあります。そのため、プログラムの全体的な流れや個々の機能を把握し、ロジックを組まなくてはいけません。
知識への探究心
IT業界は、技術の進歩や流行り廃りが非常に早い業界です。新しい技術や流行りを常にキャッチしなくてはいけません。プログラミング言語も1つだけではく、複数利用してサービスを開発する場合も多くあります。
一つを習得すれば終わりなのではなく、新しい事に敏感でそれに対しての興味が必要です。興味がないことを勉強し続けるのは非常に苦痛です。
柔軟性
プログラマーは、プログラムの内容が変わったり、スケジュールの変更などに柔軟に対応しなければなりません。いざ開発が始まってから、やっぱり変更してくださいなんて日常茶飯事です。
また、思考の柔軟性も大切です。自分の考えだけが正しいのではなく、相手のアドバイスを取り入れる事も大切です。
プログラマーの適性がない人の特徴とは?
パソコンや機械が苦手
そもそもパソコンや機械が得意ではない人は、毎日パソコンにかじりついてお仕事をするプログラマーには向かないでしょう。プログラマーになるには、パソコンに対してもある程度の知識が必要となります。それが苦痛になる場合、プログラマーはオススメしません。
ものづくりに興味がない
勘違いされがちですが、プログラマーはパソコンを触る人ではなく、パソコンを使用して物を作るお仕事です。完成を目指してより早いプログラム、より使い勝手がいいプログラムなど工夫が必要です。
ボールペン一つとっても、様々なデザインのものがありますよね。少しでも利用者が使いたいと思ってもらえるようにはどうするべきかを考える必要があります。そういったことに情熱を注げない人は、プログラマーには向きません。
勉強が嫌い
プログラマーは常に新しいことを学び続ける職業でもあります。それに終わりはありません。過去に利用されていた方法が、数年後には時代遅れの手法になる事も珍しくありません。
世界はどんどん進化をしていきます。それに追いつけない、興味を持てない人はプログラマーとして働き続けることは難しいでしょう。
プログラマーの適性検査とは?
主にSPIやCABを利用して行われます。SPIはリクルートキャリアが開発した人柄や仕事への適性を判断する一つの手法です。CABはコンピュータ職の適性テストです。
SPIは、どの業界でも利用される一般的なテストです。CABは、IT業界などで多く使われるテストです。CABは性格テストの他に、暗算・法則性・命令表・暗号の能力を評価する事ができます。
注意して頂きたいのは、このテストはあくまでも判断材料の一つです。
プログラマー適性検査の問題対策の方法とは?
とにかく問題に慣れておく事です。最近はWeb上で問題を解かせる企業が多くなっています。あとで紹介するwebサイトで繰り返しテストを行なって慣れましょう
また、SPIやCABの書籍もたくさん出版されています。書籍で解き方を勉強しましょう。繰り返し行う事で、問題に対して免疫ができます。最初は難しくても、だんだんと解けるようになります。
適性テストを受けて、結果が良くなくても諦めない事が大切です。まずは、あなたがなぜプログラマーになりたいのかを明確にしましょう。そして、プログラマーになるための努力をする事が何よりも大切です。
プログラマーの適性以外に必要な2つのスキルとは?
プログラマーの適性に関して解説してきました。しかし、プログラマーには、プログラミング能力以外にも最低限必要なスキルがあります。コミュニケーション能力とマネジメント能力です。では、順番に見ていきましょう。
コミュニケーション能力
プログラマーは、チームでプログラム開発を行います。そのため、作業が円滑に進むようにコミュニケーションを取る必要があります。また、場合によってはお客さんと直接やりとりをする場合があります。
プログラマーはプログラミングさえできていればいいと思われがちです。しかし、それだけではなく、相手の要望をくみ取る事が大切です。
マネジメント能力
プログラマーはプログラムだけできていれば言い訳ではありません。あるていど開発経験を積めば、プロジェクトを引っ張っていく必要が出てきます。また、お客さんとの接点が増えれば、お客さんを巻き込んでプロジェクトを進行させなければいけません。
社内のメンバーと社外のお客さんを同時に管理する必要が出てきます。そういった時に、マネジメント能力が高い人は重宝されますし、仕事の幅が広がります。
超簡単!適性チェックができるサイト3選
Study Pro SPI無料学習サイト
こちらのサイトは、SPIだけではなく、CABも一緒に挑戦する事ができます。スマホアプリ版もあります。可愛いデザインで、楽しみながらテストを受けられます。
マナラボ
こちらは答えをチェックして回答するのではなく、回答をメモして後から答え合せをする形式です。初めての腕試しにはちょうど良いでしょう。
プログラマー無料適性チェック STEP1
Webプログラマーの適性があるかチェックできるサイトです。テストを行い、結果はメールで受け取るサービスです。メールでテスト結果を評価してくれます。Webプログラマーに興味がある人にオススメです。
最後に
いかがでしたか?才能や適性はもちろんあるに越したことはありません。
しかし、大切なのはなぜあなたがプログラマーになりたいのか。プログラマーになって何をしたいのか。そのための努力ができるかどうかです。