毎月一定の利用料を支払えばプログラミングが学べるサブスク型スクール。金額面の負担が少ない手軽さから、「利用しよう」と考えている方も多いのではないでしょうか。
とはいえ、
月額制のプログラミングスクールってどこが良いの?
できればサポートや教材が充実してるスクールがいいなぁ
と悩んでいる方は多いはず。
本来のプログラミングスクールと比べ料金は安いものの、勢い任せで選べばお金を無駄にする可能性も考えられます。できることなら、自分に合うスクールを選びたいですよね。
そこで、今回は月額で学べるおすすめのサブスク型プログラミングスクール9校を、選び方も交えてご紹介します。この記事を読めば、あなたに合ったスクールが見つかりますよ。
この記事の監修者
株式会社SAMURAI
中川 大輝
独学でプログラミング学習を始めるも挫折。プログラミングスクール「SAMURAI ENGINEER」を受講し、Web制作を学ぶ。副業でWeb制作を行いつつ、「初心者がプログラミングで挫折しないためのコンテンツ制作」をモットーにWebライターとして侍エンジニアブログ編集部に従事。
この記事の目次
2022年5月のサブスク型プログラミングスクールキャンペーン情報
まずはじめに、今回紹介するサブスク型プログラミングスクールで2021年5月現在、実施されているキャンペーン情報を紹介します。
・2022年5月時点でキャンペーンを行っているスクールのみ記載しています。
・キャンペーン情報は随時更新いたします。

おすすめのサブスク型プログラミングスクール比較表
・各項目は公式サイトへ記載された情報をもとに掲載しています。
・スクールのアイコンをタップすると、公式サイトを閲覧できますよ。
・2022年5月時点の税込み価格を掲載しています。
各スクールの詳細を今すぐに知りたい方は、次のボタンをタップして紹介ページへ飛んでください。
各スクールの詳細を今すぐ見るあなたに合うサブスク型プログラミングスクールの選び方
調査概要:プログラミングスクールに関する意識調査
調査期間:2021/10/1~10/15
対象者:プログラミングスクールを受講している、卒業した10代~50代の男女80名
調査媒体:クラウドワークス
掲載媒体:SAMURAI ENGINEER Blog
前述したように、昨今サブスク型のプログラミングスクールが増えています。ただ一言でサブスク型といっても、スクールによって異なる点がさまざまあります。
そこで、ここからはSAMURAI ENGINEERが実施した「プログラミングスクールに関する意識調査」をもとに、サブスク型のスクールを選ぶ際に重視したいポイントとして下記の5つを紹介します。
- 料金
- カリキュラムの内容
- 転職や就職の実績
- スクールの印象
- 卒業生の口コミ
なお、この調査結果は一般的なプログラミングスクールに関する調査結果ですが、サブスク型のプログラミングスクールであっても重視すべきポイントは同様となります。そのため、サブスク型プログラミングスクールを検討する際に十分参考となります。
料金
最も多かったのは「料金」です。サブスクと聞くと「低額の固定料金」というイメージを持っている人も多いですよね。ただサブスク型であっても、スクールによっては受講生が負担する金額に大きな開きがあります。
たとえば、SAMURAI TERAKOYAは毎月の受講料金として3,278円を負担するのみですが、スクールによっては毎月支払う受講料のほかに、高額な入学金が必要になるところもあります。
サブスク型のスクールを探している人は、できるだけ低予算でプログラミングを学びたいと考えている人が多いはず。そのため、料金については十分確認するようにしましょう。
学べる内容
次に多かったのが「学べる内容」です。スクールによって学べる内容はまったく異なります。
多くのプログラミング言語やフレームワークなどの教材をすべて学び放題というところもあれば、特定のプログラミング言語のみに特化したスクールもあります。また基礎的な内容を中心としているスクールもあれば、実際の開発現場でも使える実践的なスキルにまで踏み込んだ内容を学べるスクールもあります。
スクールへの入校を検討している人は、それぞれ目的を持っているはずです。教養としてプログラミングを身につけたいのか、エンジニアへの就職や転職を目指すのか、あるいはフリーランスエンジニアとして働きたいのか、それぞれの目標を実現できる学習内容であるかをチェックするようにしましょう。
さらに、その他の観点として「学べる内容」が「料金」に見合ったサービスであるかも、あわせて確認しておきましょう。
実績
スクールに入校した先輩たちは、実績についても重視していたようです。
特にサブスク型プログラミングスクールの場合、一般的なプログラミングスクールと比較すると、サービスインしてから日が浅いところが多いです。もちろん、日が浅いプログラミングスクールであっても優れた学習内容であったり、サポートが充実しているところもあります。しかしそのようなスクールはカリキュラムが洗練されておらず、講師側の「教えるノウハウ」が不足しているところが多いのも事実です。
スクールによっては、受講者数や挫折率など、さまざまな受講データを実績として公開しています。このような情報公開をしっかりとしているスクールのほうが「はずれ」をひくリスクを大幅に低減できることは覚えておきましょう。
スクールの印象
4位となったのがスクールの印象です。サブスク型のプログラミングスクールは、オンラインでのレッスンを中心としているところが多いです。実際に校舎へ通うわけではないため、「スクールの印象」というポイントを軽視している人もいます。
ただ、プログラミングスクールによってカラーは確実に異なります。無料カウンセリングや問い合わせなどを対応するスタッフ、講義やカリキュラムの質問を対応してくれる講師、学習の進捗を管理してくれるメンターの方、さらにはスクール独自の取り組みなど、さまざまな要素がスクールの雰囲気を醸造します。
スクールの印象があまり良くなかった場合に「サブスク型だから毎月の支払いも少ないし……」と妥協してしまうと、プログラミングの学習に対するモチベーション自体が低下してしまうこともあります。
気持ち良い学習環境を整えるためにも、スクールの印象はチェックするようにしましょう。
評判・口コミ
同率で4位となったのが、卒業生の口コミです。
インターネットを検索すれば、プログラミングスクールに関するさまざまな情報を得ることができます。ただあまりの情報の多さに、どれを信じればよいのか困ってしまうことがあります。そのようなときは、卒業生の口コミを重視しましょう。
卒業生の口コミは、実際にそのスクールを経験した人でしか知りえない貴重な情報が詰まっています。もちろん、1つの物事でも人によって感じ方や捉え方は異なります。
そのため、1つの悪い口コミについて信じる必要はないでしょう。ただ、複数の口コミをみて同じような傾向が確認できたときは、かなり信憑性が高くなります。
卒業生が残してくれたリアルな声も参考にして、スクールを選ぶようにしましょう。
サポート内容
最後に、調査結果としてはランクインしなかった「サポート内容」についても重視しましょう。
サブスク型プログラミングスクールは、低額なスクールで毎月数千円、高額なスクールでも数万円でプログラミングを学べます。この金額は、一般的なプログラミングスクールと比較すると破格の価格設定といえます。
ただしサブスク型プログラミングスクールの場合、サポート内容に大きな差があります。具体的には、不明点を確認できるQ&Aサポートはできるかぎりあったほうがよいでしょう。そのQ&Aサポートについては、回答までに要する時間もサポート内容の質が問われる一部といえます。
また、講師によるオンラインレッスンを受けることができるオプションをはじめ、就職や転職といったキャリアサポートが付帯しているところもあります。
受講料金は低額であっても、スクールが提供しているサポート内容をフル活用すれば、とても大きなリターンを得ることができます。サブスク型プログラミングスクールを選ぶときは、このサポート内容についてもチェックするとよいでしょう。
月額で学べるサブスク型プログラミングスクールおすすめ9選
それでは月額で学べるサブスク型のプログラミングスクールとして、特におすすめの9校を1つずつ説明します。
SAMURAI TERAKOYA(侍テラコヤ)
SAMURAI TERAKOYAは、SAMURAI ENGINEERが運営しているサブスク型プログラミングスクールです。
40種類を超える実践的な教材をはじめ、現役エンジニアによるオンラインレッスンも含んだ受講料が、月額わずか3,278円という驚異的な価格設定となっています。サブスク型プログラミングスクールを探している人には、ぜひおすすめしたいスクールの1つです。
なお、現在入校希望者が殺到しているため、新規登録が毎月250名に制限されています。SAMURAI TERAKOYAへの入校を検討している人は早めに問い合わせるようにしましょう。
公式サイトで詳細を見る月額料金 | ライトプラン ・3,278円 +月1回のマンツーマンレッスン ベーシックプラン ・6,028円 +月2回のマンツーマンレッスン プレミアムプラン ・1万978円 +月4回のマンツーマンレッスン ※全プランの共通事項 ・入学金:無料 ・解約金:無料 ・利用継続:期間制限なし(最短1ヶ月から利用可能) ・1レッスン時間60分 |
サポート 内容 | ・Q&A掲示板 (平均回答スピード30分以内) ・オンラインでのマンツーマンレッスン (チケット制) |
実績 | ・サービス開始半年で利用者3,000人突破 ・講師満足度95% ・挫折率8% |
対応時間 | 全日 ・24時間 ※営業時間(10時~22時)外の質問は翌営業日に回答 |
解約可能な タイミング | 随時 |
2022年3月時点の公式サイト情報をもとに掲載しています。
侍テラコヤの評判・口コミ
techgym(テックジム)
techgymは、オリジナルの自習教材を用いてプログラミングの思考法を学べるスクールです。この教材は、創業者が受託開発会社で働いていた際に、プログラミング未経験者を3ヶ月で即戦力とするために開発された教材をブラッシュアップしていったものだそうです。
ほかのスクールは、基礎などをインプットしてからプログラミングを触っていくといったように段階的に学んでいくことが多いですが、techgymでは徹底的なアウトプットを中心としたカリキュラムとなっているため、現場に近い形でプログラミングを学ぶことができます。
プロのエンジニアによるサポートもありながら、月額料金は2万2,000円ということでコスパも比較的良い部類といえるでしょう。
公式サイトで詳細を見る月額料金 | 受講料 ・2万2,000円 |
サポート 内容 | 現役エンジニアに対する質問制度 |
実績 | 要お問い合わせ |
対応時間 | 要お問い合わせ |
解約可能な タイミング | 前月10日まで |
2022年3月時点の公式サイト情報をもとに掲載しています。
テックジムの評判・口コミ
CODEGYM Monthly(コードジムマンスリー)
CODEGYM Monthlyは、現役エンジニアが受講生1人ひとりの目的に合わせたオーダーメイドのカリキュラムを作成してくれます。学べるプログラミング言語も多く、これまで挫折による解約者が1人もいないという点をみると、安心して通うことができるスクールといえそうです。
CODEGYM Monthlyでは、ライトプラン、スタンダードプラン、スタンダードWプランという3つのプランが用意されています。ライトプランでは月2回×25分、スタンダードプランでは月4回×25分、スタンダードWプランでは月4回×50分のコーチングや技術相談を受けることが可能となっています。
公式サイトで詳細を見る月額料金 | ライトプラン 受講料 ・2万4,970円 スタンダードプラン 受講料 ・3万8,280円 スタンダードWプラン 受講料 ・6万5,780円 |
サポート 内容 | ・チャットサポート ・定期的なコーチング ※回数や時間はプランによる |
実績 | 解約率0% |
対応時間 | 要お問い合わせ |
解約可能な タイミング | 契約から4ヶ月以降 ※4ヶ月未満は短期解約違約金9,900円が発生 |
2022年3月時点の公式サイト情報をもとに掲載しています。
コードジムマンスリーの評判・口コミ
TECH CAMP(テックキャンプ)
TECH CAMPも、月額コースというサブスク型のプログラミングスクールを運営しています。
このコースのカリキュラムは、同社のエンジニア転職コースと同様のものを使用しています。通常、エンジニア転職コース(短期集中)の場合、約65万円程度の受講料が必要となります。月額コースであれば、毎月1万5,000円という金額でそちらのカリキュラムを学ぶことができるため、非常にお得となっています。
ただし、月額コースの場合は専属トレーナーが付かなかったり、転職サポートを受けることができない点は注意しておきましょう。
公式サイトで詳細を見る月額料金 | 入会金 ・19万8,000円 受講料 ・1万4,850円 |
サポート 内容 | ビデオ通話による質問対応 |
実績 | 累計受講者数60,000人以上 ※ 全サービスの累計 |
対応時間 | 全日 ・14時~22時 |
解約可能な タイミング | 受講終了日の10日前まで |
2022年3月時点の公式サイト情報をもとに掲載しています。
テックキャンプの評判・口コミ
Freeks(フリークス)
Freeksは月額1万780円で、下記の全カリキュラムを受講できるサブスク型のプログラミングスクールです。
- HTML/CSS
- JavaScript
- PHP
- Java
- Python
オンラインに加えて、東京の永田町にある校舎へ通いながらプログラミングを学ぶことも可能です。なお、校舎では、現役エンジニアである講師に直接質問できるため、より理解を深められるでしょう。
公式サイトで詳細を見る月額料金 | 受講料 ・1万780円 |
サポート 内容 | ・エンジニアによる課題添削 ・転職支援 |
実績 | ・受講者数1,000人突破 ・満足度92% |
対応時間 | 要お問い合わせ |
解約可能な タイミング | 要お問い合わせ |
2022年3月時点の公式サイト情報をもとに掲載しています。
フリークスの評判・口コミ
Tech Partners College(テックパートナーズカレッジ)
Tech Partners Collegeは、Webシステム開発会社が運営するサブスク型のプログラミングスクールです。
同社の代表は、採用に応募してくるプログラミングスクール卒業生の大半がほとんどスキルを身につけていないことに違和感を覚え、より実践的なスキルを身につけられるTech Partners Collegeを開講したそうです。
カリキュラムは、PHPおよびLaravelによるWebアプリケーション開発に特化しているため、PHPを習得したいと考えている人にはおすすめのサブスク型のプログラミングスクールといえます。
公式サイトで詳細を見る月額料金 | 社会人 ・6万円 学生 ・5万円 |
サポート 内容 | ・オンラインのマンツーマンレッスン ・就職支援 |
実績 | 要お問い合わせ |
対応時間 | 要お問い合わせ |
解約可能な タイミング | 随時 |
2022年3月時点の公式サイト情報をもとに掲載しています。
テックパートナーズカレッジの評判・口コミ
本気のパソコン塾
本気のパソコン塾は、WebデザインとWebプログラミングを学べるサブスク型のプログラミングスクールです。
プランは全部で3つあり、それぞれサポート内容の充実度によって受講料が異なっています。注目したいのは、副業案件紹介付きフリーランスプランというプランです。こちらは月額3万3,000円の受講料となっていますが、学習コンテンツの提要やアシスタントのサポートに加えて、総額15万円分の案件を紹介してもらえます。
フリーランスを目指している人にとっては、実績を積むこともできるため、非常に魅力的なプランといえます。
公式サイトで詳細を見る月額料金 | 自己学習スタンダードプラン 受講料 ・5,280円 アシスタント付きサポートプラン 受講料 ・1万1,880円 副業案件紹介付きフリーランスプラン 受講料 ・3万3,000円 |
サポート 内容 | ・質問サポート ・学習の進捗管理 ・転職支援 |
実績 | 累計塾生740人 |
対応時間 | 要お問い合わせ ※質問に対する回答は1週間以内 |
解約可能な タイミング | 要お問い合わせ |
2022年3月時点の公式サイト情報をもとに掲載しています。
本気のパソコン塾の評判・口コミ
PyQ(パイキュー)
PyQはconpassというIT勉強会支援プラットフォームを開発・運営するBeProud社が提供しているサブスク型のプログラミングスクールです。
PyQでは、プログラミング言語としてPythonにフォーカスしたカリキュラムを展開しており、Webブラウザ上で学習を進めていくことが可能となっています。
Webアプリケーションをはじめ、機械学習やスクレイピングといった実践的な問題が1000問以上用意されており、Pythonの基本を90日程度に身につけることができるようになっています。
Pythonに興味がある人にはおすすめのサブスク型プログラミングスクールです。
公式サイトで詳細を見る月額料金 | 個人ライトプラン 受講料 ・3,040円 個人スタンダードプラン 受講料 ・8,130円 |
サポート 内容 | 学習に関するサポート |
実績 | ・満足度94% ・一般社団法人Pythonエンジニア育成推進協会推薦 |
対応時間 | 要お問い合わせ |
解約可能な タイミング | ・随時 ※契約期間は利用可能 |
2022年3月時点の公式サイト情報をもとに掲載しています。
パイキューの評判・口コミ
Cucua
CucuaはWebデザインをはじめ、Photoshop、デジタルマーケティング、さらにはインターネット広告運用など、9カテゴリ200以上の講座を学ぶことができるサブスク型のプログラミングスクールです。
講座はすべて動画形式となっており、好きな時間に好きな場所で学習を進めることが可能です。また、課題については直接講師からフィードバックを受けることができます。
そのほかさまざまなイベントを開催していたり、他の受講生、講師、コミュニティマネージャーとつながれるコミュニティがあるなど、楽しみながら学べるスクールです。
公式サイトで詳細を見る月額料金 | 入学金 ・16万2,800円 受講料 ・1万6,500円 |
サポート 内容 | ・講師による課題のフィードバック ・転職/副業/フリーランス相談 |
実績 | 要お問い合わせ |
対応時間 | 要お問い合わせ |
解約可能な タイミング | 随時 |
2022年3月時点の公式サイト情報をもとに掲載しています。
Cucuaの評判・口コミ

サブスク型のプログラミングスクールを利用する前に確認しておきたい3つのポイント
サブスク型のプログラミングスクールを利用する前に、次3点を確認しておきましょう。
- 必要な準備物があるかどうか
- サポートの利用に条件があるか
- 解約可能なタイミング
必要な準備物があるかどうか
サブスク型のプログラミングスクールを利用する際は、必要となる環境やツールなどといった準備物があるか確認しておきましょう。
Webデザインやプログラミングを学ぶスクールの場合、ノートパソコンを購入する必要があるプログラミングスクールも少なくありません。また、Photoshopなどといったソフトウェアについても用意しなければならないところもあります。
こういった準備物を予算に入れておかないと、いざプログラミングスクールに通おうと思ったときに資金不足となってしまい、スクールへの入学が遅れてしまう可能性もあります。
スクールによっては、パソコンのレンタルサービスを行っているとろこもあるので、必要なものは余裕をもって準備しておくようにしましょう。
サポートの利用に条件があるか
サブスク型のプログラミングスクールには、さまざまなサポートが付帯しているスクールがあります。そういったサポートを活用できると勘違いしたままいざ入校してみたところ、実はサポートの条件適用外だったという話も多く聞きます。
そのほか、サブスク型のプログラミングスクールによっては複数のプランが用意されていることがあります。このような場合、それぞれプランによって対象となるサポート内容が異なるケースもあります。
自分自身が契約しようとしているプログラミングスクールは、どのようなサポートを受けることができるのか、事前によく内容を確認するようにしましょう。
解約可能なタイミング
サブスク型のプログラミングスクールは、一般的なプログラミングスクールと比較すると、かなり低価格な料金設定となっています。しかしどれだけ受講料が安くても、自分自身に合わないこともあるでしょう。
そのような場合は、できるだけ早めに解約したいと考えるのは自然なことです。ただ、いざ解約しようと思っても、解約可能な期間を経過していなかったり高額な手数料をとられることもあります。
そのためサブスク型のプログラミングスクールへ入校する際は、解約可能なタイミングを確認しておきましょう。
プログラミングスクールの卒業生の実態調査
弊社では、プログラミングスクールの実態を明らかにするために卒業生に対する調査を行いました。
今回説明するデータは、通常のプログラミングスクールに対する調査結果となっています。ただ、サブスク型のプログラミングスクールであっても通常のスクールの特徴と大きく変わらないため、十分参考になります。
サブスク型のプログラミングスクールへ入校しようか悩んでいる人は、この調査結果にも目を通してみてくださいね。
満足度

調査概要:プログラミングスクールに関する意識調査
調査期間:2021/11/19~12/3
対象者:プログラミングスクールを卒業した10代~50代の男女91名
調査媒体:クラウドワークス
掲載媒体:SAMURAI ENGINEER Blog
満足度 | 75% |
満足できた | 68名 |
満足できなかった | 15名 |
どちらとも言えない | 8名 |
「プログラミングスクールでの受講は満足できたか? 」という問いに対しては、75%の人が満足していると回答しています。
昨今ではプログラミングスクールへ通ってもスキルが身につかないと主張する人もいます。ただ、こちらの調査結果をみると実際にスクールを卒業した人は、その成果を実感しているということではないでしょうか。
ただし、「満足できなかった」と回答した人も一定数います。具体的には下記のようなポイントに不満を感じていたようです。
プログラミングスクールにフリーランスになる目的で入学したものの、結果的にフリーランスとして収益をあげることができなかったから。
スケジュールが過密すぎて、体調を崩しました。
プログラミングスクールへ通い、プログラミングのスキルを身につけることと、フリーランスエンジニアとして収益をあげることはまったく別の話となります。フリーランスエンジニアとして収益をあげるためには、プログラミングだけではなくフリーランスならではの知識が必要となります。
この口コミをくれた人がどのようなスクールへ通っていたか不明ですが、フリーランスエンジニアとして収益を上げたいのであれば、フリーランスエンジニアになるためのキャリア支援に力をいれたスクールやプランがあります。そういったスクールへの入校を検討しましょう。
またスケジュールの過密さについてですが、サブスク型プログラミングスクールの場合、受講期間が決まっていないところが多く、毎月自分のペースで学習することができます。こういった特徴もフル活用して、無理がない学習プランを作成しましょう。
目的の達成度

調査概要:プログラミングスクールに関する意識調査
調査期間:2021/11/19~12/3
対象者:プログラミングスクールを卒業した10代~50代の男女91名
調査媒体:クラウドワークス
掲載媒体:SAMURAI ENGINEER Blog
達成度 | 75% |
達成できた | 69名 |
達成できなかった | 12名 |
どちらとも言えない | 10名 |
「プログラミングスクールで当初の目的は達成できたか?」という質問に対しては、75%が目的を達成できたと回答しています。
プログラミングの学習という言葉を耳にすると、何やら難しそうだという印象を持っている人も多いと思います。ただ、カリキュラムを中心に学んでいけば、誰でもきちんとプログラミング言語のスキルを身につけることができます。
ちなみに、「達成できたこと」として多く回答されていたのは、下記の項目でした。
- プログラミングスキルが身についた
- 作りたいものが作れた
- 副業で案件を獲得できた
- 就職できた
なお、「どちらともいえない」と回答した人も一定数存在しています。その理由を少しみてみましょう。
ラスで勉強しましたがPythonの基礎的な内容で、モジュールや標準ライブラリーの使い方についての講義がほとんどなかった。スキルとして必要なのは、Pythonを使ってプログラムを書けるだけではなく、pythonを使った方が効率よくプログラムが書けるような仕様書を作ることが出来るレベルですが、そこまでのスキルアップには繋がりませんでした。
基礎知識は身に付きましたが、その知識を用いて稼ぐことができるようになるまでには至らなかったからです。
前述したように、プログラミングスクールを選ぶときには「学べる内容」を確認するようにしましょう。1つ目の回答をくれた人は「Pythonを学びたい」というところまではよかったのですが、そのプランではPythonのモジュールやライブラリなど学べるのかといったポイントの確認を怠っていたようです。
また、2つ目の回答をくれた人については、プログラミング言語を学ぶ目的がクリアになっていない状態のままスクールへ通っていたようです。プログラミング言語というのは、あくまでも手段にすぎません。プログラミング言語を使って何を作りたいのか を明確にするようにしましょう。
卒業後の年収変化

上がった人 | 47% (43名) |
変わらなかった人 | 51% (46名) |
下がった人 | 2% (2名) |
最後に卒業後の年収変化について見ておきましょう。約半数の卒業生が「年収が増加した」と回答しています。

調査概要:プログラミングスクールに関する意識調査
調査期間:2021/11/19~12/3
対象者:プログラミングスクールを卒業した10代~50代の男女91名
調査媒体:クラウドワークス
掲載媒体:SAMURAI ENGINEER Blog
0~3万円 | 5名 |
3~6万円 | 8名 |
6~10万円 | 10名 |
10~15万円 | 8名 |
15~20万円 | 5名 |
20万円以上 | 7名 |
年収の上げ幅としてはそれぞれですが、多い方では20万円以上という人も7名います。年収ベースで20万円ということは、1ヶ月あたり約1万6,000円アップということになります。これはかなり大きい数字といえるでしょう。
この調査結果からも、プログラミングスクールを卒業することで、きちんとしたリターンを得ることができているといえます。
受講料がお得になる教育訓練給付制度の対象コース
厚生労働省が設けている「教育訓練給付制度」の対象コースを受講すれば、通常の受講料よりもお得にプログラミングスクールを活用できます。
次の3種類に分かれる「教育訓練給付制度」は、日本政府が定める条件を満たし所定の教育訓練を受ければ、支払金額の一部を払い戻してくれる制度です。
各制度の対象コースを受講すれば、通常よりも費用を抑えながら受講できます。そこで、下記に今回紹介したプログラミングスクールのうち、「一般教育訓練給付金」「特定一般教育訓練給付金」「専門実践教育訓練給付金」それぞれに該当する対象コースをまとめたので参考にしてください。
「一般教育訓練給付金」の対象スクール・コース
- 補足事項
- 今回紹介したスクールの中で、「一般教育訓練給付金」に該当するコースはなかったため、掲載を割愛させていただきます。
「特定一般教育訓練給付金」の対象スクール・コース
- 補足事項
- 今回紹介したスクールの中で、「特定一般教育訓練給付金」に該当するコースはなかったため、掲載を割愛させていただきます。
「専門実践教育訓練給付金」の対象スクール・コース
注意として、「特定一般教育訓練給付金」「専門実践教育訓練給付金」を利用するには受講開始の1ヶ月前までにハローワークで次の手続きを行う必要があります。
- 訓練前キャリアコンサルティングを受ける
- ジョブ・カードを作成する
- 受給資格確認を行う
また、各スクールごとに上記以外の条件を定めているケースもあります。利用条件や利用するまでの流れなど、詳細が知りたい方は最寄りのハローワーク、または上記のスクールに問い合わせてみてください。
ちなみに、「教育訓練給付制度」を利用できるスクールかどうかは「厚生労働省の検索システム」を使えば確認できます。利用できるか気になるスクールがあれば、調べてみると良いですよ。
まとめ
今回は、月額で学べるおすすめのサブスク型プログラミングスクール9校を、選び方も交えて紹介しました。
サブスク型のプログラミングスクールは、リーズナブルな価格設定はもちろんですが、通常のプログラミングスクールと比較しても、決して見劣りすることがない充実したカリキュラムとなっています。また、受講料金の中に質問対応やキャリアサポートなどが付いているスクールも少なくありません。
受講料金を抑えたい人、あるいは受講期間を気にせずにじっくり学習したい人には、サブスク型プログラミングスクールはおすすめといえます。