フリーランスエンジニアの月収はどれくらい?スキル別月収10選

フリーランスエンジニアの月収とはどのくらいが相場なのでしょうか。月収は自分が持つスキルによっても前後してきます。

この記事では年代別、スキル別それぞれの月収をご紹介します。フリーランスエンジニアの月収について知りたい人はぜひ参考にしてみてください。

目次

フリーランスエンジニアの月収の相場は?

フリーランスエンジニアの月収の相場については、エンジニアとして獲得したスキルによって微妙に分かれてきます。例えば、Scala、Cocos2d-x、Python、Salesforceなどのスキルそれぞれの月収に差が出てきます。

フリーランスエンジニアの年代別月収4つ

さてここからは、フリーランスエンジニアとして働く際の「年代別での月収」の平均について確認していきましょう。

フリーランスエンジニアの特徴は、仕事環境に順応しやすい上で、あらゆるIT関連の仕事のハウトゥに精通している点に見られ、特にIT関連企業からのニーズがいつでも多いことに見られます。

年代別月収1:20代

まず20代での年代別月収ですが、25から29歳の場合で全体の平均月収が約28万円、男性の平均月収は約30万円、女性の平均月収は約26万円とされています。

20代というのはまだ仕事を始めて駆け出しでもあり、キャリアもそう積んでいない状況に見込まれやすいため、その後のキャリアアップによってさらに月収の引き上げが期待できる年代となります。

年代別月収2:30代

次に30代ですが、この30代前後から段々月収の引き上げが本格的に見られ始めます。30から34歳での全体の平均月収は約37万円、男性の平均月収が約40万円、女性の平均月収は31万円となっていて、20代よりも月収額は総じて向上しています。

30代前半ともなればそれなりにキャリアアップが見込まれやすい年代となり、場合によっては課長クラスの月収にも匹敵するなどの個別の出世も見受けられます。

年代別月収3:40代

次は40代ですが、40代になれば基本的な月収額の底上げが見られるようになるでしょう。40から49歳での全体の平均月収は約44万円、男性の平均月収は約48万円、女性の平均月収は34万円となっています。

年代別月収4:50代

次に50代ですが、50代での最高月収はどの年代よりも高額になる傾向があります。そのため、平均でも50万円以上の月収となっています。

50から59歳での全体の平均月収は約53万円、男性の平均月収では約57万円、女性の平均月収では約36万円となっています。

フリーランスエンジニアのスキル別月収10選

さてここからは、フリーランスエンジニアとして働く場合に持ち合わせるスキル別での月収です。エンジニアとして働く際には必ず「どの分野に精通しているか」といった独自に培ったスキルの有無が注目されやすく、その程度・レベルの差によって月収が変わってきます。

このあたりのフリーランスエンジニアとして必須となるスキル別での月収統計を把握しておき、ぜひ自分の収入プランの参考にしておきましょう。

スキル別月収1:C#

まずC#ですが、これはフリーランスエンジニアとして働く場合でも主に「システム開発系のスキル」に卓越している場合となり、主にWebアプリケーション開発、ソーシャルゲーム開発クラウド開発、IoT開発、組み込みソフトウェア開発などに精通する分野です。

この場合の最高月収は76万円、平均月収で65万円、最低月収は55万円前後となり、数多くあるスキルの中でも比較的高い月収を貰えるでしょう。

 

スキル別月収2:Android

次に、Android系スキルを持っている場合、これも開発系スキルには違いないですが、基本的にはWebアプリ開発、ホームページ制作(小規模のものが多い)、組み込み開発などを手掛けることが多いスキルの場合で、現代ではかなり多いスキル分野となります。

この場合の最高月収は80万円、平均月収で67万円、最低月収は60万円前後となり、こちらも数多のスキルの中では比較的高い月収を貰えるでしょう。

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スキル別月収3:Java

次は、Javaですが、こちらのスキルは主にプログラミングに関する技術・能力に優れた部門となるため、サイト構築やホームページ設計をはじめ、ソフト開発にも部分的に任されるケースが多くなってくるでしょう。

こちらも現代では需要率がかなり高いです。この場合の最高月収は80万円、平均月収で65万円、最低月収は50万円前後となり、こちらは数多のスキルの中では平均的な月収を貰えるでしょう。

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スキル別月収4:PHP

次はプログラマー系能力が多く求められるPHP系スキルの場合ですが、このスキルは主にWeb開発やゲーム開発をはじめ、ソーシャル系サイトの構築・設計には必須とされるスキルとなります。

Webサービス向上のために必要ともされるので、需要率は高いでしょう。この場合の最高月収は80万円、平均月収で70万円、最低月収は45万円前後となり、やや最低月収が他の場合に比べて低い月収額となるでしょう。

スキル別月収5:Unity

次は主にゲーム開発をメインとしたUnity系スキルに精通している場合ですが、この場合でもソーシャル系サイトの創設には必須のスキルとされる上、多くのエンジニア分野で求められるニーズの高い能力となるため、需要率が高く、即戦力ともなれるでしょう。

フリーランスエンジニアの場合の最高月収は85万円、平均月収で70万円、最低月収は50万円前後となり、他のスキルの場合と比べた上でも平均的です。

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スキル別月収6:Ruby

「Rubyエンジニア」としての看板でも有名なRubyスキルに精通している場合ですが、このスキルは主にWebアプリケーション全般の開発プログラム、その設計と構築をはじめ、IT業界でも現在において飛躍的に進歩しているシステム開発系スキルの取得となります。

フリーランスエンジニアの場合の最高月収は83万円、平均月収で71万円、最低月収は60万円前後となり、他のスキルと比べて最低月収がやや高額です。

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スキル別月収7:C++

C++というワードは最近でもよく見られますが、これはフリーランスエンジニアとして働く場合に非常に活用できるアピールポイントにもなり、主にレセプト関連システムの改修・開発、またライブラリ設計、ソフトウェア開発部門に精通できるスキルとなります。

フリーランスの場合の最高月収は70万円、平均月収で60万円、最低月収は55万円前後となり、他のスキルと比べて平均的な金額となるでしょう。

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スキル別月収8:Go

Goというのは「Golang(フリーランスGo言語)」の略称でもあり、このスキルが任される分野はJavaなどと同じくプログラミングスキルに関する全般的な知識と能力となり、Web上でのパフォーマンス性を向上させるためのスキルが求められます。

フリーランスの場合の最高月収は85万円、平均月収で80万円、最低月収は75万円前後となり、他のスキルと比べて全般的に高額となるでしょう。

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スキル別月収9:VBA

次はVBAですが、こちらのスキルが求められるのはプログラマーとしての能力をはじめ、Webアプリケーションの設計や開発、さらに既存のWebサイトのコーディネート・パフォーマンス性の改善や向上に関する知識が必須とされます。

フリーランスの場合の最高月収は60万円、平均月収で53万円、最低月収は38万円前後となり、他のスキルと比べて全般的に低額となるでしょう。

スキル別月収10:VB

次はVBですが、こちらのスキルに求められるのはソフトウェア開発・プログラミングに関する知識などで、フリーランスエンジニアとして働く場合でも十分アピールポイントとして掲げられます。

求人案件も多いため、ぜひ情報収集しておきましょう。フリーランスの場合の最高月収は60万円、平均月収で55万円、最低月収は40万円前後となり、VBAの場合と比べてやや高額となるでしょう。

フリーランスエンジニアの月収を増やす方法3つ

さてここからは、フリーランスエンジニアとして働く場合にその月収を増やす方法について確認していきましょう。

フリーランスエンジニアの魅力は「即戦力になれる知識・スキルを持っていること」に多く見られ、それを期待してIT関連企業などはこぞって採用の機会を設ける場合がありますそのため、少しでも多くの分野に対応できるキャリアを身に付ける事が大切です。

月収を増やす方法1:スキルをあげる

まずスキルを上げることですが、これはどの職場で働く場合にも同じく言える必須のステップとなるでしょう。少なくともデザイナー、システムエンジニア、プログラマーとしてのスキルの向上を目指しておき、基本的な実力を身に付けておくことは必須となります。

フリーランスでも独自に得意とする分野を持っておき、それをもって将来性を確約できるアピールポイントに仕上げることが大事となるでしょう。

月収を増やす方法2:単価の高い仕事をする

次に単価の高い仕事・分野を選ぶことですが、これはハローワークや転職エージェントなどをじっくり利用し、自己ニーズを踏まえて職種を調べることによって満たされます。しかしその場合でも、将来性を見込める職種を選んでおくことが大切です。

いくら単価が高いと言っても「自分の実力では対応できない仕事」では意味がないため、フリーランスの場合は特に自己ニーズ・スキルと見合った高単価の仕事を選びましょう。

月収を増やす方法3:現在取り組んでいる案件の単価を上げてもらう

次に一度就職し、その後に自分が携わった企画・案件の単価を会社側にアップしてもらう方法です。これはよくある単価アップ法にもなりますが、この場合でも会社側がその人のスキルを認める場合、将来的な利益が確約される場合にのみ、締結されるので留意しましょう。

フリーランスエンジニアとして働く場合は特に、自己スキルが利益につなげられることを証明する上で、企業ニーズを満たす実力がアピールポイントとなります。

フリーランスエンジニアに求められるスキル

フリーランスエンジニアとして働く際に求められやすいスキルでは、まずITスキル(技術力)やシステム開発系スキルをはじめ、セルフマネジメントに関する実力となります。

特に最近ではセルフマネジメント力が求められるようになり、自己管理能力をはじめ、自発的に実力に見合った案件を選んで受注し、企業側にとっても確実な利益につなげられる能力が必須となります。

フリーランスエンジニアは個人のスキルで高月収も可能

フリーランスエンジニアの年齢別の年収や、スキル別の年収、年収を増やす方法について紹介しましたが、いかがでしたでしょうか。

フリーランスエンジニアとして働く場合には、まず職場に必要とされるスキルを確保しておき、情報収集をもって「自己ニーズを満たす仕事選び」が大事になります。そのため、積極的にスキルを取得することが重要になってきます。

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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