今やゲーム開発に欠かせないツールとなった、ゲーム開発プラットフォーム「Unity」
きっとこれを読むあなたもゲームが大好きで、ゲーム開発業界に転職したいと思っておりその流れで「Unity」を知ったのではないでしょうか。
とはいえ、Unityはなんだか難しそうな印象もありますので、
……と不安に思っている方や、過去にUnityを勉強していたけど挫折してしまったという方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこでこの記事では、人気プログラミングスクールを運営する当社が
- Unityで挫折してしまう理由
- 挫折せずUnityを最短でマスターするおすすめ学習法
上記の2点を主にご紹介します。
Unityの勉強を挫折してしまう理由
ではまずはUnityに挫折してしまう理由について、代表的なものをご紹介します。
大規模で複雑なツールだから
最も大きな理由がUnityというツールの高機能さゆえの問題です。
Unityはゲーム開発に関するあらゆる機能が詰め込まれた優れたツールで、3D/2Dの描画、サウンド再生などあらゆる開発が行える上に、PCやスマホ(iOS、Android共に)、PlayStation、Xbox 360やWiiまで、ほぼ全てのデバイスで動作するゲームが作れてしまいます。
そのため、大規模なシステムを組んでおり、操作性も複雑。初心者にはかなりハードルの高い仕様になっているため、そこで挫折してしまう人が多いようです。

※以下はTwitterの関連投稿
Unity難しいですよね……というか便利で良いソフトほどわからなくなるんですよね、複雑で……
— 花宵アザミ✒🐙🗝Vtuber準備中 (@V_azami8741) September 14, 2019
Unityはプログラマは楽かもしれんがアーティストにとっては手数は多いわ煩雑だわミスは発生しやすいわパラメータはとっちらかっててまとまりがないわバージョン間のデータの断絶が起こってそのたびに毎回修整させられるわデフォルトの環境だと何も出来ないわ製品に使えないエフェクトツールとか舐めて
— UnlimitedEffectWorks (@ijiVFX) April 23, 2019
プログラミング言語を覚えなければいけないから
Unityの魅力はプログラミング言語の知識無しにゲームの開発ができることですが、それでもより高度な開発を行うためにはC#などのゲーム開発系プログラミング言語の知識が不可欠です。
特に、CubeやSphereなどのオブジェクトを動かすためには「スクリプト」という機能が使われますが、このスクリプトを組むためには、「C#」「JavaScript」「Boo」の3言語が必要となります。
そのため、プログラミングの知識がいらないからとUnityを使い始めた方にとってはここが挫折してしまう最初のポイントになりがちです。
特にメインで使うC#は下記記事にもあるように、初心者にとっては難易度が高い言語なのです。
※C#の評判は以下の記事をどうぞ。

自己流でなんとなく学習してしまったから
「自己流でなんとなく学習してしまった」というのも、挫折でよくある理由です。
独学でUnityを学習するには、プログラミング知識やUnityの使い方の基礎など、とにかくみっちりと取り組むことが重要です。
しかし、多くの人は「自分の好きなゲームが作りたいから」と、いきなりそのゲームを開発しようとしてしまいます。
とはいえ実際はうまく開発が進まないことがほとんどで、「こんなに難しいのか……」と理想とのギャップを痛感して挫折してしまうケースが多いようです。
※独学でUnityを学習したい人向けの「正しい学習法」は以下の記事をお読みください。


Unity学習で挫折しないための3つのステップ
では、Unity学習で挫折しないためにはどうすればいいのでしょうか?
具体的には、以下のステップで学習を進めるのがいいでしょう。
まずはどんなゲームを作りたいのか決める
そもそも作りたいものを決めずに闇雲に「とりあえずUnityの学習スタートしよう」と始めると、モチベーションが続かないので早い段階で挫折します。
そこでまずは「自分がどんなゲームを作りたいのか?」を明確に決めておきましょう。
この際に具体的なゲームを選んでおくと、次のフローで確認しやすくなります。
Unityでそのゲームが作れるのか確認する
続いては、そのゲームがUnityで作れるのかどうかを確認しましょう。
近年ゲーム開発はUnityを用いることが多いので、ほとんどのゲームは作れるはずですが、念の為確認です。「ゲーム名 Unity」等で検索すれば、そのゲームがUnityで開発されたかどうかがわかることが多いため、まずはやってみましょう。
わからない場合はteratail等のエンジニア向けQ&Aサイトを利用して質問してみましょう。
作れることがわかったらUnityの学習スタート
自分の作りたいものがUnityを使えば作れそうだということが分かったら、学習スタートです。
独学の場合は上記で紹介した学習法の記事を見て進めてみてください。ちなみに抜粋してご紹介すると、以下のフローで進めるのがいいでしょう。
- 学習サイトでUnityの基礎を学ぶ
- 学習サイトでC#の基礎を学ぶ
- 簡単なサンプルゲームを作る
- チュートリアルでおさらい
- ゲーム開発を実際に始める
独学につまずいた経験がある方は後述するように「プログラミングスクール」に通って、プロから直接習うことをおすすめします。
Unityを独学で挫折した経験がある人は「スクール」がおすすめ!
なお、「Unityは前に独学で勉強してたけど挫折してしまった」という方は、迷わずプログラミングスクールに通うことをおすすめします。
プログラミングスクールは、独学の勉強の欠点を補う体制が整っています。
たとえば、Unityに特化した学習プランに沿って効率的に勉強ができることはもちろん、分からない箇所をすぐにプロの講師に質問することができるためモチベーションの維持がしやすいというメリットもあります。
さらに、多くのプログラミングスクールでは転職・就職サポートも行なっており、ゲーム開発企業とのつながりも深いため、より良い条件であったり、今の転職サイトにはない優良な企業に就職できる可能性も高いのです。
Unityのレッスンに定評のあるおすすめのプログラミングスクールは、以下の記事にまとめていますのでこちらの中から選んでみましょう。

なお、当社スクール「侍エンジニア」でもUnityに詳しい現役のエンジニアが講師を務め、あなたの希望・現在のレベルにカスタマイズした専用カリキュラムを設計し学習を進めていきます。
しかも、20代で首都圏にお住まいの方なら、就職・転職成功でレッスン料がゼロ円になる「特待生コース」もご用意しています!
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まとめ
Unityは複雑で高機能なツールだけに、独学で進めるのにはなかなかハードルが高いもの。
特にプログラミングの知識なしでスタートすると、つまづくポイントは多いです。
今回ご紹介した方法で、少しずつ確実に学習していきましょう。