フリーランスのWebデザイナーとして活躍したい!
フリーランスのWebデザイナーは会社員とどう違う?
近年のワークスタイルはさまざまで、会社員でなくフリーランスのWebデザイナーを目指す方もいるでしょう。
この記事では、未経験者がフリーランスのWebデザイナーになる方法を紹介します。フリーランスのWebデザイナーとして生き残る戦略もご紹介するので、ぜひ最後までお読みください。
そもそも「Webデザイナー」がどのような仕事かを知りたい方は、先に次の記事をお読みください。

Webデザイナーはフリーランスと会社員とでどう違う?

Webデザイナーには、大きく分けて2種類の働き方があります。それは「会社員のWebデザイナー」と「フリーランスのWebデザイナー」です。
まずは、「フリーランス」と「会社員」はどう違うのかを紹介します。
フリーランスのWebデザイナー

「フリーランス」とは、どの企業にも所属せずに、顧客の仕事を個人で請け負うという働き方です。
毎月の給与をはじめ、年2回のボーナスもありません。つまり仕事を一切受注できなければ、収入は0円になってしまう可能性があります。
その一方で、クライアントからたくさん仕事をとれる人、またはより高単価で仕事を請け負える人は、会社員とは比較にならないほどの高収入を得る可能性もあります。
異なる点は収入だけではありません。フリーランスのWebデザイナーは、Webデザイン以外の仕事も対応する必要があります。
具体的には、仕事を受注するための営業活動、仕事を受注した場合は契約関連の作業、毎年3月が期限となっている確定申告、さらには日々の売上管理や備品調達、といった具合です。
フリーランスのWebデザイナーは、成功するも失敗するも、すべて自分自身の責任という働き方なのです。
会社員のWebデザイナー

会社員のWebデザイナーは、仕事の有無に関わらず、毎月決まった給与をもらえます。業績によっては、ボーナスも支給されるでしょう。
ほかにも資格手当があったり、経費で研修を受講できたりするのも会社員のメリットです。
また、多くの企業では経理や総務といった間接部門があるので、会社員のWebデザイナーは基本的にWebデザインの業務に集中できます。
ただしフリーランスのWebデザイナーとは異なり、収入は一定の範囲内を超えることはありません。また企業に属するということは、個人の希望よりも企業としての意向に従わざるを得ないケースも多々ありますし、時にはやりたくない業務に対応する必要があるでしょう。
未経験でもフリーランスWebデザイナーになれる?

未経験の方は「本当にフリーランスのWebデザイナーになれるのだろうか」という悩みや不安をお持ちではないでしょうか。
結論から申し上げると、未経験であってもフリーランスのWebデザイナーになることは可能です。
ここでは実際に、未経験でWeb デザイナーになった方の例を説明します。
30代未経験でもフリーランスWebデザイナーになれる
ホテルで働きながらプログラミング学習を開始した市川友哉さんは、4ヶ月後には案件を獲得しフリーランスのWebデザイナーとしてデビューしました。
市川さんは営業で「給料もそれなりにある、仕事にも不満はない」という状況だったそうです。しかし、仕事をしていて心から情熱が湧いてくるような瞬間がなかったといいます。
タイ・バンコクに移住後に帰国し、地元の名古屋でホテルの仕事に従事しながらWebデザインを学び、4ヶ月でフリーランスのWebデザイナーとしてデビューしました。
30代であっても強い気持ちで勉強に取り組めば、フリーランスのWebデザイナーになることは可能です。
市川さんがフリーランスのWebデザイナーになるまでの紆余曲折なみちのりについて、以下の記事で詳しく紹介しています。ぜひお読みください。

女性でもフリーランスWebデザイナーになれる

フリーランスのWebデザイナーとして、女性でもやっていけるか不安に思われている方も多いのではないでしょうか。
フリーランスのWebデザイナーであれば自宅で仕事できるので、子育てと両立したい女性にもおすすめです。
38歳でWebデザイナーへのチャレンジを決意した崎村一加さんは、ハウスメーカーで住宅営業に勤務していました。その後、派遣社員などで接客業に10年以上従事。
崎村さんのライフステージが変化し、時間が拘束される接客業に限界を感じて、在宅でも活動できるWebデザイナーを目指すことにしました。
プログラミングスクールで学習しスキルを習得。現在フリーランスとしてWeb制作の仕事でご活躍されています。
次の記事では、女性にフリーランスのWebデザイナーをおすすめしたい理由を紹介しています。フリーランスのWebデザイナーとして働いていくか迷っている方にも役に立つ情報が詰まっているので、是非お読みください。

また次の記事では、Webデザイナーを目指し、未経験からプログラミングスクールに通って現在ではフリーランスのWebデザイナーとしてご活躍されている主婦の方にインタビューしています。
フリーランスという自由が利く働き方はスケジュールの調整もしやすく、何かと毎日忙しい主婦にこそおすすめしたい働き方であると実感できる内容となっています。ぜひお読みください。

フリーランスWebデザイナーを目指す前に知っておきたいこと

フリーランスのWebデザイナーは非常に魅力的な働き方ですが、仕事として成り立たせる上で知っておきたいことがあります。
フリーランスのWebデザイナーを目指す方は、押さえておきましょう。
なぜクライアントはフリーランスに発注するのか
フリーランスのWebデザイナーは、会社員のWebデザイナー以上にビジネスの視点を持つ必要があります。ビジネスの視点に欠けていると、案件を獲得することが難しくなるからです。
まず把握しなければならないのは「なぜクライアントはフリーランスに発注するのか」という点です。
企業がWebデザイナーを求めているのであれば、自社の社員を育成するという方法もありますし、Web制作会社等に委託することもできます。それでも、敢えてフリーランスのWebデザイナーに発注する理由を考えたことはあるでしょうか。
さまざまな理由が考えられますが、大きなポイントは以下の2つです。
- コストを削減したいから
- スピードとスキルを求めているから

まずはコストです。私たちは普段いろいろな買い物をしますが、その際に「できるだけいいものを」「できるだけ安く」購入したいと考えるはずです。
クライアントがフリーランスのWebデザイナーに仕事を発注する理由も、これと同様です。
Web制作会社等の場合は、オフィスの家賃、光熱費、間接部門の人件費などの、組織を維持するための経費がかかります。そういった経費も含まれる金額となるため、フリーランスのWebデザイナーと比較するとどうしても高い金額となってしまいます。
そのため、クライアントはできるだけコストを抑えることができるフリーランスのWebデザイナーに依頼するのです。
次は、スピードとスキルです。一般的に、企業が拡大すると意思決定にかかる時間が増加します。スピード感を求めるクライアントの場合、このような性質はマイナスに作用します。
費用を抑え、クオリティを追求するには、実績があるフリーランスのWebデザイナーに依頼するのが有効な場合があります。クライアントは、コストとスピード感や実力を求めてフリーランスのWebデザイナーに仕事を依頼するのです。
フリーランスと会社員の税制面・手取り金額の違い
Webデザイナーに限らず、フリーランスと会社員とでは収入面で違いがあります。
税金を考えてみても、会社員は給与所得控除が適用されるため税制面で優遇されますが、その一方で、フリーランスは一定の収入を超えると、個人事業税や消費税といった税金を支払う必要があります。
このように、税金や社会保険料等についても考えておく必要があります。
フリーランスとして働く上で、会社員とは異なる税制面の違いや手取り金額について、おさえておきましょう。
フリーランスWebデザイナーになるためのロードマップ

効率よくフリーランスのWebデザイナーを目指すのであれば、適切な順番でものごとを進める必要があります。
ここでは、フリーランスWebデザイナーになるまでのロードマップを公開しましょう。
Step1.Webデザインスキルを身につける

まずは、Webデザインのスキルを身につけましょう。
未経験でフリーランスWebデザイナーになるためには、Webデザインのスキルは欠かせません。Webデザインのスキルを身につけるための方法は、下記のとおりです。
- 独学する
- Webデザインスクールに通う
続いて、独学におすすめの教材と、おすすめのWebデザインが学べるスクールを紹介します。
独学におすすめの教材
Webデザインのスキルは、独学で習得することも可能です。現在はさまざまな学習サイトがリリースされており、内容も充実しています。
ひとりでコツコツ勉強したい方は、このような学習サイトを有効活用しましょう。特におすすめしたい教材は以下の3つです。
- chot.design
- ドットインストール
SAMURAI TERAKOYA(侍テラコヤ) | 月額2,980円で40種類以上の教材が学べる学習サイトです。 デザインの基礎知識やグラフィックツールの操作方法を学びつつ、Webサイト・ポートフォリオサイトを制作できます。Webデザイナーに不明点等を質問できるだけでなく、必要に応じてオンラインレッスンも可能です。 |
chot.design | 「chot.design」は「毎日ちょっとずつ、デザインを学ぼう」をコンセプトにしたWebデザイン特化型の学習サイトです。 アニメのような楽しいスライドで、現役クリエイターが制作したカリキュラムを元に実践的なスキルを学べます。 |
ドットインストール | 「ドットインストール」は、「3分動画でマスターできるプログラミング学習サービス」というコンセプトの学習サイトです。 そのコンセプト通り、3分という短い時間で重要なポイントをしっかりと解説した動画によって、集中力を切らさずに学習を進めることができます。 |
おすすめのWebデザインスクール
Webデザインは独学でも習得できますが、より効率的に学ぶのであればスクールに通うのがおすすめです。
スクールは、受講生が挫折しないためのさまざまな取り組みを導入しているため、独学で困難さを感じる方でも継続できるでしょう。
SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)
月分割4,098円から学べる侍エンジニアのWebデザイン教養コースでは、現役Webデザイナーがマンツーマンで講師を担当します。
事前のカウンセリングにて、
- Webデザイナーに転職したい
- 本業のすきま時間に副業で収入を得たい
などといった、Webデザインを学ぶ目的や理想の生活・仕事像をヒアリングしたうえでカリキュラムを作成するため、限られた受講期間でも理想の実現に必要なスキルを効率的に習得できます。
侍エンジニアのカリキュラム例
また、レッスン以外の時間でも
- オンラインで質問できるQ&Aサービス
- 不安や悩み・勉強の進み具合を相談できる学習コーチ
といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきたわからないことや不明点をいつでも相談可能です。「受講生の学習完了率98%」「転職成功率99%」という実績からも、侍エンジニアなら挫折しづらい環境でWebデザイン学習を進められるといえます。
侍エンジニアのサポート体制
学習とメンタル面をどちらもサポートしてくれるため「理想もあいまいだし、途中で挫折しないか心配…」と不安な未経験の方でも、安心してWebデザインスキルを習得できますよ。
公式サイトで詳細を見るデジハリオンライン
デジタルハリウッド株式会社が提供しているデジハリオンラインも、完全オンライン型のプログラミングスクールです。
「Webデザイナー講座 フリーランスプラン」は、卒業生のうち、約80%がWebデザイナーになった実績がある講座です。フリーランスのWebデザイナーを目指している人におすすめしたいプログラミングスクールです。
公式サイトで詳細を見るSHElikes(シーライクス)
SHElikesは、主に女性をターゲットにした「Webデザイン・Webマーケティング・ライティング」を学べるキャリアスクールです。
Webデザインコースでは、未経験者を対象に短期間で効率的にWebサイト作成を学べるカリキュラムを提供しています。卒業後は実際にWebデザイナーとして活躍する方が多数です。
公式サイトで詳細を見るStep2.ポートフォリオを作成する

フリーランスのWebデザイナーとして案件を獲得するためには、ポートフォリオを作成する必要があります。
ポートフォリオとは、自身で作成したWebサイトなどをまとめた作品集であり、企業にWebデザインのスキルを証明するものです。
独学やプログラミングスクールなどでWebデザインのスキルを身につけた後は、ポートフォリオの作成を進めましょう。
ポートフォリオ作成のポイント
ポートフォリオは作成すれば良いというものではありません。未経験者がWebデザイナーになるためには、いくつかのポイントをおさえたポートフォリオを作成する必要があります。
Webデザインのポートフォリオをつくるときのポイントは、下記の3つです。
- 対象ユーザーを決める
- 案件として実際にありそうなテーマにする
- 達成したい目的を明確にする
次のリンク先の記事では、未経験者がWebデザイナーになるためのポートフォリオの作り方をご紹介しています。具体的な内容やポートフォリオ作成のステップを詳しく説明しているので、ぜひお読みください。

参考にしたいWebデザイナーのポートフォリオ3選
優れたポートフォリオを作るためには、優れたポートフォリオをたくさん見ることが大事です。
ここでは、未経験者に限らずポートフォリオを作成するときに参考にしたい、Webデザイナーのポートフォリオサイトを3つ紹介します。
フクシマナオキ さん
Webデザイナーのフクシマナオキさんのポートフォリオサイトです。シンプルなポートフォリオサイトですが、見るものを飽きさせないデザイン性を感じます。
初心者も参考にしやすいポートフォリオサイトではないでしょうか。
Mana さん
こちらはWebクリエイターボックスというWebサイトを運営しているManaさんのポートフォリオサイトです。
洗練されたデザインが集められ、これまでの実績が一目でわかるようになっているのがポイントです。
hasegawahiroshi さん
こちらは、Webデザイナーとしてご活躍されている長谷川寛さんのポートフォリオサイトです。
方針、サービス、実績、ブログなどたくさんのコンテンツを掲載しているにも関わらず、わかりやすくすっきりとしたポートフォリオサイトです。
次のリンク先の記事では、Webデザイナーを目指す人が参考にしたいポートフォリオサイトを多数ご紹介しています。ポートフォリオサイトの参考になるため、ぜひお読みください。

Step3.案件を獲得して実績を積む

ポートフォリオサイトが完成したら、案件を獲得してどんどん実績を積みましょう。積み重ねた実績は、次の案件を獲得するための大きなプラス材料となります。
ここでは、案件を獲得する方法を具体的にご紹介いたします。
クラウドソーシングサイトを使う
まずはクラウドソーシングサイトです。代表的なクラウドソーシングサイトはCrowdWorksやLancersなどです。
クラウドソーシングサイトは、パソコンとインターネットさえあれば案件を探すことができます。はじめから高単価案件を獲得するのは少々難易度が高いため、やや低めの単価であっても実績を積み重ねていきましょう。
求人サイトを使う
求人サイトも、効率的に案件を探すことができます。
前述したクラウドソーシングサイトは全体的に単価が低いという特徴がありますが、求人サイトは比較的適性単価で募集されている案件が多いため、フリーランスとしては外すことができない案件獲得の方法となります。
案件は随時更新されるため、逐一チェックするようにしましょう。
SNSを使う

SNSは、現在ではコミュニケーションツールの枠を超え、立派なビジネスツールとして活用されています。
SNSは、クラウドソーシングサイトや求人サイトなどとは異なり、Webデザイナー自らが世界に情報を発信できるツールです。Webデザイナーとして、SNSを上手に活用して案件を探してみましょう。
知人・友人から仕事を得る
知人・友人から仕事を得るという方法は、案件を獲得するにあたり最もハードルが低く、かつ最も可能性が高いといえます。現在、フリーランスのWebデザイナーとしてご活躍されている方も、最初の1件は知人や友人から依頼されたものだった という話はよく聞きます。
フリーランスのはじめの1歩として、おすすめしたい案件獲得方法です。
自ら営業する
最後は、やや古典的な営業となりますが、直接クライアントとコンタクトする方法です。例えば、直接作品を持ち込んだりWebサイトのお問い合わせでメッセージを送ったりして企業にアプローチします。
自ら営業することで、思わぬ好結果が転がり込んでくることがあります。
フリーランスWebデザイナーとして生き残るための戦略

フリーランスのWebデザイナーとして生き残るため、いくつかのコツを覚えておいてください。
ここでは、売れっ子のフリーランスのWebデザイナーになるための戦略を解説します。
年収・単価を上げることを意識する

フリーランスのWebデザイナーとして生き残るには、数をこなすことより単価を上げることを意識しましょう。
もちろん、最初のうちは数をこなし実績を積むことが重要です。しかし、一定の実績を積んでスキルを証明できるようになった後は、単価が高い案件を選ぶのがおすすめです。
そのためには、案件終了後、こまめにポートフォリオサイトへ反映させるといったアクションが必要です。また、日ごろから自己研鑽を続けスキルを磨くことで、フリーランスWebデザイナーとしての市場価値が高まります。
なお、企業と契約面の交渉をするときは単価アップの交渉をするようにしましょう。クライアントから単価アップの提案をしてくれることは稀です。自分が生み出す成果物に自信があるのであれば、「このラインは譲れない」という単価をクリアするように交渉することが大事です。
金額面で折り合いがつかない場合は、撤退も視野に入れた交渉を行うことが最終的に自分自身を守ることにつながります。
継続して仕事を取る方法を学ぶ
フリーランスWebデザイナーを目指すにあたって、最大の不安は安定した収入を得られる保証がないということではないでしょうか。
フリーランスのWebデザイナーとして長く働いていくために、継続して仕事をとる方法も把握しておきましょう。
ここでは、フリーランスWebデザイナーが継続して仕事をとる方法をご説明いたします。
複数媒体を利用する

案件を獲得するために、クラウドソーシング、求人サイト、SNSなどを活用するという方法は前述した通りですが、このような媒体は何れか1つではなく、複数の媒体を利用するようにしましょう。
また、クラウドソーシングであれば「CrowdWorks」と「Lancers」、SNSであれば「Instagram」と「Twitter」というように、それぞれの媒体についても複数のサービスを利用しておいたほうが案件の獲得率は向上します。
クライアントとどこで知り合えるかわかりません。思わぬことが仕事につながることもあります。可能な限りチャネルは広げておくべきです。
新規の媒体(求人サイトなど)を積極的に利用
フリーランスWebデザイナーとして、クラウドソーシング、求人サイトなどは活用すべきですが、既にたくさんのフリーランスWebデザイナーが利用しているため、競争率が高いのも事実です。
そこで、比較的リリースして間もないサービスを狙う手もあります。リリースして間もない頃は登録しているフリーランスWebデザイナーも少ないため、案件を獲得しやすい状態となっています。
日頃活用している媒体だけではなく、新規の媒体がないか定期的にチェックするようにしておきましょう。
横のつながりを作る(紹介してもらう)

フリーランスWebデザイナーとして、横のつながりを作ることも案件の獲得につながります。
知人のフリーランスWebデザイナーが忙しくて手が回らない場合、あるいは1人で対応できない大きな案件の場合は、クライアントを紹介してくれることもあります。
横のつながりは、案件獲得だけではなくさまざまな面でプラスとなることも多いため、積極的にフリーランスWebデザイナーの仲間を広げていきましょう。
エージェントを活用する
エージェントを活用するという方法も、継続して案件を獲得する1つの方法です。
エージェントは豊富なクライアントと取引をしていることが多いため、スキルマッチすれば案件を紹介してくれます。また、前述のとおりフリーランスWebデザイナーは営業や契約関連の作業なども自分で対応する必要がありますが、エージェントを活用すればこういった煩わしい作業を代行してくれます。
ただし、一般的には報酬の10~20%を手数料として払う必要があることを理解しておきましょう。
フリーランスWebデザイナーの需要・将来性

フリーランスWebデザイナーを目指している方は、需要や将来性も気になるポイントではないでしょうか。ここでは、フリーランスWebデザイナーの需要と将来性を説明します。
すでに、Webサイトはあらゆる企業、組織で必要とされています。Webサイトは、さまざまなビジネスや生活を支える重要なインフラとなっているのです。
そして、そのWebサイトをデザインするWebデザイナーの需要や重要性は今後も高まる見込みです。
それでは、フリーランスWebデザイナーの求人や仕事内容を見ていきましょう。
フリーランスWebデザイナーの求人は多い
まずはフリーランスWebデザイナーを募集する求人を紹介します。
株式会社ハイウェル
株式会社ハイウェルは、ITソリューション、プロモーション、HR(Human Resources)等を事業とする会社です。
「フリーランス向けシェアハウス」というメディアを展開しており、フリーランスが働きやすい環境づくりを実践しています。
企業名 | 株式会社ハイウェル |
仕事内容(一部抜粋) | マークアップエンジニア/コーダー |
報酬 | 給与月給 40万~70万円(業務委託) |
引用:求人ボックス
レールコンサルティング株式会社
2016年設立のレールコンサルティング株式会社は、ITコンサルティング、情報システム開発、Webマーケティングを事業とする会社です。
企業名 | レールコンサルティング株式会社 |
仕事内容(一部抜粋) | 【概要】 更なる業績拡大に向け、仲間を増やしながら日々業務に取り組んでいます。現在、協業してくださるWEBデザイナーを募集しています。 【 依頼内容 】 ・依頼工程:デザイン、クライアントとのヒアリング ・作業ボリューム:案件ベース |
報酬 | 日給3万円(業務委託) |
引用:求人ボックス
株式会社Vanquet
株式会社Vanquetは、Human Resources事業およびCreative事業を営んでいる会社です。
主な取引先として、アマゾンジャパン合同会社、グーグル合同会社、株式会社サイバーエージェントなど、ヤフー株式会社など、大手IT企業が名を連ねています。
企業名 | 株式会社Vanquet |
仕事内容(一部抜粋) | コーポレートサイト、採用サイト、ECサイトのデザイン業務となります。クライアントの業種は様々で、多種多様な案件に携われ、マルチに活躍できる環境です。 主な業務内容としては、毎月のクライアント訪問(定例会)、レポートの作成と報告、改善に向けた企画提案、プロジェクトの推進と進行管理など |
報酬 | 月給25万~50万円(業務委託) |
引用:求人ボックス
フリーランスWebデザイナーの年収
次にフリーランスWebデザイナーの年収例を紹介します。
求人検索サイトである求人ボックスによると、フリーランスのWebデザイナーの平均月給は約45万円、年収に換算すると約545万円です。
平均月収71.1万円の層まで一定のボリュームがあるため、スキル次第で高年収を期待できるといえます。
最短でフリーランスWebデザイナーを目指すなら

フリーランスのWebデザイナーとして活躍するためには、多くのスキルを学ぶ必要があります。
効率的な学習法でスムーズにフリーランスのWebデザイナーになりたいとお考えであれば、SAMURAI ENGINEER のWebデザインコースがおすすめです。
SAMURAI ENGINEERは、Webデザイナーに必要となるスキルの習得からオリジナルのポートフォリオ作成、案件獲得の方法、さらには継続して案件を獲得する方法まで、丁寧に指導してくれます。
実際に、フリーランスとしてWebデザインやWeb制作の仕事を受注している卒業生もたくさんいます。SAMURAI ENGINEERの卒業生の体験談をぜひ一度ご覧いただき、勇気につなげてください。


まとめ
この記事では、フリーランスのWebデザイナーになるための方法をお伝えしました。
ご紹介したポイントを押さえてスキルを磨き続け、売れっ子のフリーランスWebデザイナーを目指してください。
フリーランスのWebデザイナーに興味を持たれている方は、勇気をもってチャレンジしてみてはいかがでしょうか。
この記事のおさらい
フリーランスのWebデザイナーは会社員と異なり、所得税の確定申告や案件獲得のための営業活動が必要です。しかし自由度が高く、スキルによっては高年収を期待できる魅力的な働き方です。
未経験でフリーランスのWebデザイナーを目指すなら、「Webデザインスキルを身につける」、「ポートフォリオを作成する」、「案件を獲得して実績を積む」の3Stepを踏みましょう。
フリーランスのWebデザイナーとして生き残り、売れっ子として活躍するには、「年収・単価を上げることを意識する」「継続して仕事を取る方法を学ぶ」の2つを実践しましょう。
挫折せず目的を達成するなら
専属マンツーマンレッスンの侍エンジニア

プログラミング学習の挫折率は約90%と言われています。学習を成功させるには、モチベーションを維持して成長を実感できる環境が必要です。
侍エンジニアなら「現役エンジニア講師」、「学習コーチ」、「Q&A掲示板」トリプルサポート体制であなたの学習をサポートするほか、オーダーメイドカリキュラムで必要なことだけを学べるため、さまざまなランキングでNo1という実績を挙げています。
挫折せず最短でプログラミングを習得したいなら侍エンジニアがおすすめです!