33歳ホテルマンがわずか4ヶ月でフリーランスエンジニアデビュー

どうも!鈴木琢麿です!

時間と場所にとらわれない働き方がしたいけどできるのかな?
フリーランスエンジニアって稼げるのかな?

という疑問、お持ちだったりしませんか?

この疑問をクリアし、現在フリーランスとして活躍する、市川友哉さんにインタビューをさせていただきました。

33才未経験でホテル勤務をしながらプログラミング学習を開始し、わずか4ヶ月後にフリーランスとして初の案件を獲得した市川さん。フリーランスを目指すきっかけとなった「人生の転機」や、どのように案件を獲得したのかまで、様々なお話を伺いました!


インタビューから約2年、さらなる飛躍を遂げた市川さんに追撃インタビューを行いました!

フリーランスとして活躍するためのノウハウや、プログラミング学習のコツなど余すことなく語っております。こちらの動画もぜひご覧ください。

33歳プログラミング未経験からフリーランスエンジニアへ【プログラミングスクール卒業生】

プログラミング学習のきっかけは「海外で働けるスキルだから」

市川さん、海外の地下鉄にて

鈴木:プログラミングに興味を持つようになったきっかけは?

市川:3年前にやっていた仕事で大きな挫折をしたんです。それまで積み上げてきた自信が、すべて砕け散るくらい衝撃的な体験でした。失意のなか帰国をして、地元のホテルで仕事をしながら悶々とした日々を過ごしていました。

ある日、ホテルのお客様を送迎するバスを運転しているときに、ラジオから流れてきた「プログラミング」という言葉が妙に頭の中に残ったんです。そして、ITで起業するといっていた同級生が「エンジニアのスクールに行った」という話を思い出したんです。

そこで「エンジニアってなんだろう?」と思って調べてみたんです。そして、これは達成感がありそうな仕事だと思い自分もやってみたくなったんです。

もともと自由を求める気持ちが強くて。自分の望む自由なライフスタイルが、エンジニアならできるんじゃないかと思ったのもきっかけでしたね。

鈴木:なるほど。ところで大きな挫折をしたっていうのはどんな仕事だったんですか?

市川:タイに進出している日系企業に、タイ人の方を紹介する仕事ですね。労働ビザを取得して、現地で生活をしていました。

鈴木:えっ? タイ……!? ちょっと話が横道にそれますが、どうやってお仕事を探したんですか?

市川:東南アジア就職のコンサルタントをしている方の本をたまたま図書館で見つけて、「いろいろ聞いてみよう」と著者の方を訪ねてみたんです。

東南アジア就職に精通されている方だったので、今後のキャリア相談に乗っていただきながら、仕事を紹介してもらい、バンコクの大手人材紹介会社から内定をいただくことができました。

市川友哉いちかわともや
大学卒業後は営業として働きながら、文学座付属演劇研究所の夜間部で俳優としても活動。
30歳で、タイ・バンコクに移住し、現地日系企業にタイ人を紹介する仕事に携わる。
帰国後は地元の名古屋でホテルの仕事に従事しながら、侍エンジニアで6ヶ月間Webデザインを学ぶ。
現在はホテルマンを続けながらフリーランスWebデザイナーとしても活動中。
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フリーな生き方への憧れはキューバでの経験から

市川さん撮影:キューバにて

鈴木:海外で働こうと思ったきっかけってどんなことでしたか?

市川:営業として働いていた25歳のときですね。すごく悶々としていました。給料もそれなりにある。仕事にも不満はない。ところが、心から情熱が湧いてくるような瞬間がほとんどありませんでした。

そこで、夏休みを利用して、キューバに旅行したんです。社会主義国家で、自由にビジネスができない国の人たちは、一体何を情熱にして生きているのだろう? 現地に行って確かめる事にしたんです。

キューバでは民衆の情熱が芸術に向けられていて、ものすごくレベルの高い物が作り出されているんですよ。路上で歌を歌ったり、絵を書いたり。目に飛び込んでくるものすべてに鳥肌が立ちました。そんなキューバの人たちの芸術に対する情熱を目の当たりにして、自己表現の素晴らしさを実感しました。

鈴木:市川さんの「人生の転機」となったんですね。

市川:そうなんです。あの瞬間に、それまで仕事に対して抱いていたモヤモヤとした感情が吹っ切れて、自分も何か表現したいと思うようになったんです。

なので、会社に行きながら劇団に所属することにしました。好きな俳優さんが所属している劇団が通勤途中にあったので、ちょうどいいなと。

鈴木:すごい行動力ですね……結構忙しかったんじゃないですか?

市川:それはそれは、充実していましたねー! それまで抱えていた悶々としていたものを、すべて舞台でブチかましていました。同期にも恵まれ、演出家の先生にもかわいがって貰えました(笑)。

昼は営業の仕事をして夜に劇団の活動をしていたんです。でも最後の卒業公演だけ稽古が午前中からだったので両立が難しくなり、会社は辞めました。それからはオーディションを受けながら、朝は清掃の仕事をして昼間は劇場で働いてましたね。

劇場では、外国人のお客様の対応をする機会があったので、英語の勉強も始めました。毎朝、清掃の仕事をしながら、こっそり音声学習をしていました。

タイでの挫折「自信が砕け散りました」

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インタビューに応える市川さん

鈴木:そして、タイでお仕事をしていた、と。

市川:以前から海外で働くことに興味があったので、英語が結構上達したタイミングでタイに移住したんです。

最初はワクワクしかなかったんですけど、すぐに砕け散りました。自分が消化できるスピードをはるかに上回る勢いで、仕事をこなさなければならず、完全に余裕を無くしていましたね。

IT・金融・製造業など、扱う分野も幅広かったので、専門用語が全然わかりませんでした。英語以前に日本語でテンパっていましたね(笑)。

これが辛い挫折になりました。あれだけ張り切ってタイに行ったのに、たった3ヶ月で帰国をしてまった。自分のペースを作れなかったことや、諦めるのが早すぎたかなぁとか。地元に戻って、タイ生活のことを振り返ると、どんどん気持ちが沈んでいきました。

4ヶ月くらいの無職期間を過ごしたあと、地元のホテルに転職をしました。いつまでも落ち込んでいても仕方がないので、またゼロから頑張ろうと。目の前のことを一生懸命やっていきました。

そして、落ち着いた頃に思うようになったんです。何か新しい専門性を身につけたいなぁと。

鈴木:その専門性が、プログラミングだったんですね

市川:そうなんです! また「パソコンひとつで仕事ができるのって格好いいな」っていう気持ちもありましたね!

もっと自由に! 現役フリーランスエンジニアとの出会い

市川さんの行動力ある話に弊社スタッフも引き込まれた

鈴木:プログラミングを学ぶとなると色々方法があると思うんですが、スクールを選んだ理由ってなんですか?

市川:同級生もスクールで学んでいたっていうのもありますが、個人的にこれが一番の近道だと思ったんです。何かを習得するなら、それを習得している人に直接教わるのが一番効率がいいなと。

それには、マンツーマンがベストだと思ったんです。現役のフリーランスエンジニア講師の方から、徹底的に学べるんですよ。もう、図々しいくらい質問しまくっちゃおうと考えていました。フリーランスになりたかった僕にとって、最高の環境です。

鈴木:プログラミングスクールはどのように決めたんですか?

市川:最初は、スクール比較サイトを見て、どんなスクールがあるのかを調べました。次に、体験レッスンのあるスクールをいくつか試しました。その中の一つが、侍エンジニアです。

侍のブログはよく読んでいたのですが、とにかくわかりやすかった。超初心者でもしっかり学べそうなスクールだと思いました。エンジニアとして働くことが具体的にイメージできたのも決め手でした。

無料カウンセリングのときに侍の社長が書いているという本をいただいたんですが、それを読んでものすごく感動したんです。エンジニアになるにはどんな勉強が必要で、どうやって仕事をしていくかということが詳しく書かれていて、こうやって勉強していけば良いんだ! というのが明確になったんです。

鈴木:ところどころとんでもない行動力ですが、「プログラミング未経験の不安」とかってなかったんですか?

市川:不安よりもワクワク感の方が大きかったですね。「何でもとりあえずやってみよう」という性格なので。たとえうまくいかなくても、一生語れるネタをゲットできるわけです。

とてつもない金額の借金でもしない限り、日本で野垂れ死ぬことはありませんし、仕事なんて選ばなければ、いくらでもありますから。「いざとなったら、また清掃の仕事すればいいやっ」という気持ちがあるから、あまり悩んだりしないのかもしれません(笑)。

あと、英語を学んでいたという点も大きかったです。プログラミングも言語学習という意味では似ているんじゃないかなと思って。「単語という細かいパーツを学んでそれを組み立てていく」というプロセスが同じなので、プログラミング未経験でも抵抗はなかったですね。

  • プログラミングは海外で働けるスキル
  • タイでの挫折から、専門性を身に付けたいと思った
  • 何かを身につけるなら、専門家に聞くのが一番
  • だからプログラミングをスクールで身につけようと思った

というポイントが、市川さんの学習を後押ししてくれたことが伺えますね。侍エンジニアが市川さんにとってぴったりな学習環境だったようです。

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講師に頼んだ「実際の仕事を見せてください」

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鈴木:授業はどのように進められたんですか?

市川:まずはじめに、実際にあるタイの求人票をインストラクターの金田さんに見せて、「これに応募できるレベルにしてください」と伝えました。そうしたらクラウドワークスに登録するようにいわれて、すぐにアカウントをつくって、どんな仕事がどれくらいあるのか見ることから始めましたね。

募集を見てると、どんな仕事が多いかわかってくるんですよ。圧倒的にワードプレスと登録の仕事が多くて、Rubyの仕事はあまりないなとか。「だったらとりあえず今は集中してこれをやろう」というように、力の入れどころもわかってくるんです。

あと、フリーランスとして仕事を経験して感覚をつかもうと思ったので、アンケートやライティングの数百円の仕事をやってみたりもしました。お金の流れや発注者さんとのやり取りを経験すると、フリーランスの仕事の流れがかなり把握できましたね。

鈴木:最初からフリーランスを意識した流れで進めていたんですね。

市川:そうですね。金田さんはフリーランスでエンジニアのお仕事をされているので、「実際に仕事をしているところを見せてください」というお願いもしました。画面共有をしてもらって、仕様書に沿ってサイトを作成していく手順を見せてもらったんです。

実際にプロの人が仕事をしているところを見るのは面白くて、イメージも具体的になりました。

鈴木:職人の学び方のようですね! 実際に作ってみる部分は、どんな感じで進めていましたか?

市川:自分が勤めているホテルのホームページをつくりたいという話をして、金田さんに課題を出してもらいました。「このテンプレートを改造してとりあえずサイトをつくってみてください」って感じで。

これがまあ面白かったんですよね。毎日少しずつ、自分がイメージしているデザインに仕上がっていくプロセスがとにかく楽しすぎました。動画を使ったスクールのカリキュラムもあるんですが、自分の企画を実践する方が楽しくなっちゃって。

実際のレッスンでは、最初の1ヶ月目から課題をこなしながらも、実戦を重視した学習を進めていきました。

鈴木:市川さんがやりたい学習を的確に提供してくれたんですね。

市川:担当インストラクターの金田さんは、音大を出てIT系に就職するというユニークな経歴をお持ちの方で。

また、壮絶な人生経験をされている方でもあったので、人として尊敬していましたね。信頼関係を持って学習を継続できた重要なポイントになっていたのかなと思います。

わずか4ヶ月後に案件受注! その方法とは?

鈴木:初めて仕事を受注するまで期間はどのくらいかかりました?

市川:プログラミングを勉強し始めてから、4ヶ月後にクラウドワークスで初めての仕事を受注しました。

鈴木:すごく早いですね!どんな案件だったんですか?

市川:居酒屋さんのホームページをつくるというものでした。発注者の方もとても良い方で、わからないところは教えていただいたり、相談に乗ってもらったりして。チャットでやりとりをしながら進めていきました。

試行錯誤しながらなんとか自分のできることをやったという感じでしたね。

鈴木:実際にサイト作成の仕事をしてみてどうでしたか?

市川:お客さんがどんなサイトをつくりたいのかを、うまく聞き出すことも大切だと痛感しました。それからは見本となるような実際のサイトをいくつか見てもらって、イメージをすりあわせるように工夫するようにしてみたんです。

鈴木:なるほど、見本となるようなサイトは自分で作ったんですか?

市川:はい、自分でどんどん作成していきましたね。少しずつできることが増えるたびにどんどんサイトを作成してみたり、デザインの本を見ながら見栄えを工夫して作っていました。これらをポートフォリオ(※1)にして、案件獲得に活用しています。


※1 ポートフォリオ
自分の技術を伝えるための作品、または作品集のこと。
プログラミングにおいては、自作のサイトやアプリなどを指す。/ 詳細はこちら

鈴木:やっぱり一回経験すると、どんなことが必要か見えてきたりするんですね。

市川:そうですね。ポートフォリオには色々な業界のサイトを載せ、多様な物にするよう心がけています。何より、実際にお客さんとやり取りをして仕事をしたことは、エンジニアとしてものすごく自信になりました。

最初は報酬よりも経験を積むことが大切なので、とにかくたくさん応募してみることです! 行動あるのみです。

「何がきっかけになるかなんて、わからない」

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鈴木:今後やってみたいことはありますか?

市川:しばらくはホテルの仕事をしながら、クラウドワークスでサイト制作の仕事を続けていきたいですね。最近では、ブログやSNSを立ち上げて、情報発信もやっています。独学でマーケティングを習得しました。

また、超初心者向けのプログラミング教室も開講しています。スクールで本格的に学ぶ前に、簡単なプロフィールサイトなどの制作をサポートして、コードに慣れていただくような内容ですね。自分が学んできたことを多くの方に伝えて、それがお役に立てればすごく嬉しいです。

プログラミングを習得したことによって、人生が本当に豊かになりました。先日も、世界で活躍しているアーティストの方を取材して、自分のコンテンツを通して世界への発信を試みたり、個人レベルで世界と接触できるのは、エンジニアだから可能なことなんじゃないかと思っています。

また、クラウドソーシングを極めれば、海外でも仕事ができるので、物価の安い国で暮らしながら貯めたお金を投資にまわすという生活も面白そうですね。

鈴木:プログラミングを始めて、かなり世界が広がったんですね! 最後に、プログラミングを始めようかと悩んでいる方にメッセージをお願いします

市川:あれこれ悩んでいるときが、一番しんどいんですよね。悩んでいるよりも無料カウンセリングを予約した方がよっぽどエネルギー使わないです(笑)。

私の場合、タイでの仕事がうまくいかなかったことが、プログラミング習得のモチベーションになっています。挫折があったから、専門性を身につけたいと思うようになったのです。

何がきっかけになるかなんて、わからないんですよ。やってみないとわからないことって、たくさんありますから。何かやらないと、自分にとっての課題も見つかりませんからね。タイでの挫折がなかったら、プログラミングも始めてなかったかもしれない。

とにかくやってみることです。やってみれば何とかなるもんです。成功とか失敗とか考えずに、気楽にやってみてください!


タイでの挫折を乗り越え、現在フリーランスとして活躍する市川さん。その行動力と決断力から生まれた「やってみれば何とかなるもんです」という一言に、とても勇気をもらえたインタビューでした。

市川さん、どうもありがとうございました!

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