Webデザイナーの資格おすすめ10選!取得に向けた勉強法も紹介

Webデザイナーになるうえで資格は必要?
どの資格を取るのがいいんだろう?

Webデザイナーになるうえで資格が必要なのか、あいまいな人は多いですよね。

また、どの資格がWebデザイナーへの就業や実務に役立つのか、わからない人もいるはず。

そこで、この記事ではWebデザイナーに資格は必要なのか、その是非をわかりやすく解説します。Webデザイナーにおすすめの資格も紹介するので、ぜひ参考にしてください。

この記事の要約
  • 知識やスキル、努力できることを証明しやすい点は資格取得の利点
  • 国家資格を取得したい人は「ウェブデザイン技能検定」がおすすめ
  • Webデザイナーとして活動の幅を広げるなら「Webデザイナー検定」がおすすめ

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本記事の解説内容に関する補足事項

本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」、を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。

また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。

記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。

この記事の監修者

株式会社SAMURAI

高木 晃

情報系の大学を卒業後、HR関連のサービスを複数展開する事業会社に勤務。コミュニケーションデザイン領域のデザイナーを4年ほど務め、LPやバナーデザインの制作、コーディング等を経験。現在は株式会社SAMURAIでWebデザイナーとして、バナーデザイン制作やLP改善、Instagram運用等に従事。

目次

Webデザイナーになるなら資格の取得がおすすめ

Webデザイナーになるなら資格の取得がおすすめ

Webデザイナーになるなら、資格の取得がおすすめです。極論をいえば、「今日から私はWebデザイナーです」と名乗れば、それだけでWebデザイナーにはなれます。しかし、デザイナーとしての実力が伴わなければ、就職したり案件を受注したりするのは難しいです。

ここでは、Webデザイナーに資格の取得がおすすめといえる理由を、3つにまとめて紹介します。

基礎知識を習得できる

資格の取得により、Webデザインの基礎知識を習得できます。Webデザイナーを自称すること自体はだれでもできますが、Webデザインの知識が伴っていなければ就職や案件獲得には至りません。

Webデザイナーにおすすめの資格は多くあり、どれもWebデザインに関する基礎的な知識をしっかりと身に付けられます。基礎が固まっていれば応用力も高まるので、より市場価値の高いWebデザイナーを目指せるでしょう。

信頼性の高い知識が得られる

資格を取得すれば、Webデザインに関する信頼性の高い知識が得られます。Webデザイナーの関連資格には国家資格もあり、資格の信頼性は申し分ないでしょう。

もちろん民間資格であっても、信頼性が低いわけではありません。企業や協会が主催・認定しているものなので、Webデザインに関する有益な知識を身に付けられるでしょう。

取得への努力が一定評価される

資格を取得すれば、努力を認めてもらえる可能性があります。Webデザイン関連の資格は多数あり、中には初心者向けの難易度が低いものもあります。とはいえ、勉強せずに誰でも合格できるものではありません。

資格を保有していることは、つまり一定以上の努力を重ねた客観的な証明となります。また、履歴書や職務経歴書などの書類にも記載できます。そして、難易度の高い資格を取得すると、仮に資格自体の効力が弱くても「努力できる人」とアピールしやすくなるので、就職や転職のほか、案件獲得に大いに役立つでしょう。

Webデザイナー資格のおすすめ10選

ここからは、Webデザイナーにおすすめの資格を10個紹介します。

ウェブデザイン技能検定(国家資格)

ウェブデザイン技能検定は、インターネットスキル認定普及協会が主催する国家資格試験です。レベル別に1~3級に分かれており、3級は実務経験がなくても合格を目指せる初心者向けの内容です。国家資格で信頼性も高く、未経験からでも順に合格を目指せるので、これからWebデザイナーを目指す人は積極的に取得したい資格でしょう。

ウェブデザイン技能検定のポイントは、次の3つです。

  • 国家資格である
  • 3級は実務経験がなくても合格を目指せる
  • 取得すると「ウェブデザイン技能士」を名乗れる

また、ウェブデザイン技能検定の概要は、次の通りです。以下表は2023年度の情報になります。最新の情報はウェブデザイン技能検定よりご確認ください。

試験内容Webサイト制作に必要な知識や技能・実務能力など
試験日程第4回(1級実技・2級・3級)
2024年2月18日(日)
試験時間1級
学科:90分
実技:180分
ペーパー実技:60分
2級
学科:60分
実技:120分
3級
学科:45分
実技:60分
合格基準学科:100点中70点以上
実技:100点中70点以上(各作業分類ごとに配点の60%以上必須)
受験料1級
学科:8,000円
実技(ペーパー実技含む)2万5,000円
2級
学科:7,000円
実技:1万6,000円/7,000円(25歳未満の在職者)
3級
学科:6,000円
実技:8,000円/3,000円(25歳未満の在職者))
受験資格1級
実技試験
・1級の技能検定において、学科試験に合格した者(※1)
学科試験
・7年以上の実務経験(※2)を有する者
・職業高校、短大、高専、高校専攻科、専修学校、各種学校卒業又は普通職業訓練修了(※3)
後、5年以上の実務経験(※2)を有する者・大学(※3)卒業後、3年以上の実務経験(※2)を有する者
・高度職業訓練修了(※3)後、1年以上の実務経験(※2)を有する者
・2級の技能検定に合格した者であって、その後2年以上の実務経験(※2)を有する者2級
・2年以上の実務経験(※2)を有する者
・職業高校、短大、高専、高校専攻科、専修学校、各種学校卒業又は普通職業訓練修了(※3)した者
・大学(※3)を卒業した者
・高度職業訓練(※3)を修了した者
・3級の技能検定に合格した者
3級
・ウェブの作成や運営に関する業務に従事している者及び従事しようとしている者

参考:ウェブデザイン技能検定より
※1:当該実技試験が行われる日が、学科試験の合格日より2年以内である場合に限る。
※2:実務経験とは、ウェブの作成や運営に関する業務に携わった経験のことである。
※3:学校卒業、訓練修了については、卒業あるいは修了した該当科に協会が定めたウェブの作成や運営に関する科目等が含まれると協会が認めたものに限る。

Webデザイナー検定

Webデザイナー検定は、CG-ARTS協会が主催する資格試験です。コンセプトメイキングから制作〜運用までにおいて必要な知識や技術を問う資格で、「エキスパート」「ベーシック」の2種類あります。

Webデザインをはじめ、知的財産権など法律の知識やWebサイトの運用に関する知識も得られるので、取得すればWebデザイナーとしての活動の幅が広がるでしょう。

Webデザイナー検定のポイントは、次の3つです。

  • ベーシックとエキスパートの2種類
  • Webデザイナーとしての活動の幅が広がる
  • トライアルサイトで実力を試せる

また、Webデザイナー検定の概要は、次の通りです。

試験内容Webデザイン業務に必要な知識
試験日程前期:2024年7月14日(日)
後期:2024年11月24日(日)
試験時間ベーシック
60分
エキスパート
80分
合格基準100点満点中70点
受験料ベーシック:5,600円
エキスパート:6,700円
受験資格なし

参考:CG-ARTS

Webディレクション検定

Webディレクション検定は、株式会社ボーンデジタルが主催する資格試験です。Web制作の工程管理をはじめ、現状分析やプロジェクト企画、サイト設計やWebマーケティングなど、Webディレクションで必要とされる実践的な知識が問われます。

Webデザイナーとしてだけでなく、Web業界において必要な知識やスキルを身に付けられるので、より業務範囲を広げたい人におすすめです。

Webディレクション検定のポイントは、次の3つです。

  • Webディレクションにおける実践的な内容
  • CBT方式で自分の都合に合わせて受験できる
  • デザインだけでなくWeb業界の業務において必要な知識やスキルを習得できる

また、Webディレクション検定の概要を、表で確認しましょう。

試験内容Webディレクションのスキル全般
試験日程随時
試験時間90分
合格基準正答率70%以上
受験料1万1,000円
受験資格なし

参考:Web検定(ウェブケン)

Webクリエイター能力認定試験

Webクリエイター能力認定試験は、株式会社サーティファイが主催する資格試験です。世界的な標準化を図るW3Cに準拠したマークアップスキルに関する知識を求められます。難易度が異なる「エキスパート」「スタンダード」の2種類で、年間受験者数は15,000人以上とWeb業界の中でも人気の高い資格です。

Webサイトを効率的に作成するためのワークフローが身につくので、Web業界で仕事をする人であれば取得しておいて損はないでしょう。

Webクリエイター能力認定試験のポイントは、次の3つです。

  • エキスパートとスタンダードの2種類
  • W3Cに完全準拠
  • 受験資格はなく誰でも受験可能

また、Webクリエイター能力認定試験の概要は、次の通りです。

試験内容Webサイト制作のデザインやWebページのコーディングなど
試験日程随時
試験時間・随時試験
スタンダード(実技)
テキストエディター使用:70分
Webページ作成ソフト使用:60分
エキスパート(知識):20分
エキスパート(実技)
テキストエディター使用:110分
Webページ作成ソフト使用:90分
・公開試験
スタンダード(実技):60分
エキスパート(知識):20分
エキスパート(実技):90分
合格基準スタンダード:得点率65%以上
エキスパート:知識・実技の合計得点率65%以上
受験料スタンダード:5,900円
エキスパート:7,500円
受験資格なし

参考:Webクリエイター能力検定試験

アドビ認定プロフェッショナル

アドビ認定プロフェッショナルは、アドビ社のデザインツールに関する認定試験で株式会社オデッセイコミュニケーションズが運営しています。Webデザインにおいて欠かせないアドビのツール「Photoshop」「Illustrator」「Premiere Pro」の基礎的なスキルを認定する資格で、難易度はそこまで高くはありません。

デザインツールの基礎をしっかりと身に付けられるほか、PhotoshopやIllustratorは世界的に使われているツールのため、国際的に通用する資格です。

アドビ認定プロフェッショナルのポイントは、次の3つです。

  • Webデザインには必須の「Photoshop」「Illustrator」「Premiere Pro」の製品別3つの種類
  • エントリーレベルの資格で初心者でも取得を目指せる
  • 国際資格で世界的に通用する

また、アドビ認定プロフェッショナルの概要を、表で確認しましょう。

試験内容アドビツールの基礎的なスキル
試験日程随時
試験時間50分
合格基準非公開
受験料一般:1万780円
学割:8,580円
受験資格なし

参考:アドビ認定プロフェッショナル

ITパスポート(国家資格)

ITパスポートは、情報処理推進機構が主催する国家資格試験です。ITに関する基礎知識を問う試験で、一般教養のような内容からテクノロジーに関する内容まで幅広く網羅しています。ITパスポートは、ITに関する専門試験である「情報処理技術者試験」のうちもっともグレードが低く、未経験でも十分に合格を目指せるです。Webデザイナーを対象とした試験ではありませんが、IT知識全般に関する知識があると仕事の幅が広がります。

また、CBT方式でスケジュールの都合をつけやすく気軽にチャレンジできるので、ほかの資格とあわせて学習を進めるのもおすすめです。

ITパスポートのポイントは、次の3つです。

  • ITに関する基礎的な知識を習得できる
  • 難易度が低く未経験でも十分に合格を目指せる国家資格
  • CBT方式でスケジュールの都合がつけやすい

また、ITパスポートの概要を、表で確認しましょう。

試験内容ITに関する基礎知識
試験日程随時
試験時間120分
合格基準1,000点満点中600点以上
受験料7,500円
受験資格なし

参考:ITパスポート

HTML5プロフェッショナル認定試験

HTML5プロフェッショナル認定試験は、エルピーアイジャパンが主催する資格試験です。2014年よりスタートした比較的新しい資格試験で、HTML5やCSS3・Javascriptなどマークアップ言語に関する知識を身に付けられます。

マークアップ言語は、作成したデザインをWeb上に適切に反映させるために欠かせないので、Webデザイナーとして習得すべきスキルでしょう。

HTML5プロフェッショナル認定試験のポイントは、次の3つです。

  • 難易度別にLevel1とLevel2がある
  • マークアップ言語に関する知識が身に付く
  • 都合のよい受検日時を選べる

また、HTML5プロフェッショナル認定試験の概要は、次の通りです。

試験内容マークアップ言語に関する知識
試験日程随時
試験時間90分
合格基準およそ70%以上
受験料1万6,500円
受験資格なし
※Level2の認定には有効なLevel1認定が必要

参考:HTML5プロフェッショナル認定試験

Photoshopクリエイター能力試験

Photoshopクリエイター能力試験は、株式会社サーティファイが主催する資格試験です。世界基準のグラフィックツール「Photoshop」に関する能力を問う試験で、実践的なスキルが身に付きます。

難易度別に「スタンダード」と「エキスパート」の2種類で、エキスパートでは実技だけでなく知識も問われます。Photoshopは、Webデザイナーとして避けては通れない必須ツールなので、取得してもマイナスにはなりません。

Photoshopクリエイター能力試験のポイントは、次の3つです。

  • Webデザインには必須のPhotoshopに関する実践的な内容
  • 難易度別にスタンダードとエキスパートの2種類
  • 随時試験と公開試験がある

また、Photoshopクリエイター能力試験の概要を、表で確認しましょう。

試験内容Photoshopに関する実践的なスキル
試験日程随時
試験時間・スタンダード
第1部:40分、第2部:90分
・エキスパート
第1部:50分、第2部:90分
合格基準・スタンダード
実技問題の得点率65%以上かつ実践問題の得点率70%以上
・エキスパート
知識・実技問題の得点率65%以上かつ実践問題の得点率70%以上
受験料スタンダード:7,600円
エキスパート:8,600円
受験資格なし

参考:Photoshopクリエイター能力試験

Illustratorクリエイター能力試験

Illustratorクリエイター能力試験は、株式会社サーティファイが主催する資格試験で、世界で広く使われているデザインツール「Illustrator」に関する能力を問うものです。Illustratorは、Photoshopと並んで古くから親しまれているツールで、Webデザイナーとして活動するうえで避けては通れません。

Photoshopクリエイター能力試験と同様に「スタンダード」「エキスパート」の2種類があり、受験料も同じです。Webデザイナーとしての市場価値を高めるには、Photoshopクリエイター能力試験とあわせて取得を目指すのがよいでしょう。

Illustratorクリエイター能力試験のポイントは、次の3つです。

  • Webデザインには必須のIllustratorに関する実践的な内容
  • 難易度別にスタンダードとエキスパートの2種類
  • 随時試験と公開試験がある

また、Illustratorクリエイター能力試験の概要は、次の通りです。

試験内容Illustratorに関する実践的なスキル
試験日程随時
試験時間・スタンダード
第1部:40分、第2部:90分
・エキスパート
第1部:50分、第2部:90分
合格基準・スタンダード
実技問題の得点率65%以上かつ実践問題の得点率70%以上
・エキスパート
知識・実技問題の得点率65%以上かつ実践問題の得点率70%以上
受験料スタンダード:7,600円
エキスパート:8,600円
受験資格なし

参考:Illustratorクリエイター能力試験

色彩検定

色彩検定は、色彩検定協会が主催する資格試験です。1990年より続く歴史ある試験で、累計170万人以上が受験した実績がある文部科学省後援の公的資格です。

難易度は1〜3級・UC級の4種類に分けられています。このうちUC(色のユニバーサルデザイン)級は、2018年に新設された色覚の多様性に関する知識を深める試験です。また、3級は初めて色を学ぶ人向けとなっているので、初心者でも色彩について基礎的な知識から順に身に付けられます。デザインをするうえで色は欠かせない要素なので、Webデザイナーとして取得しておきたい資格でしょう。

色彩検定のポイントは、次の3つです。

  • デザインに欠かせない色彩の知識が身に付く
  • 文部科学省後援の公的資格
  • レベル別に1~3級とUC級の4種類

また、色彩検定の概要は、次の通りです。

試験内容色に関する知識
試験日程・夏季検定(2級・3級・UC級)
2024年6月23日(日)
・冬季検定(3級・2級・1級・ UC級)
2024年11月10日(日)
試験時間3級・UC級:60分
2級:70分
1級(1次):80分
1級(2次):90分
合格基準70%前後
受験料3級:7,000円
2級:1万円
1級:1万5,000円
UC級:6,000円
受験資格なし

参考:色彩検定

Webデザイナーの資格取得がおすすめな人の特徴3つ

Webデザイナーの資格取得がおすすめな人の特徴3つ

ここからは、Webデザイナーの資格取得がおすすめな人の特徴を、3つにまとめて紹介します。

未経験からWebデザイナーを目指している人

未経験からWebデザイナーを目指している人は、資格の取得をおすすめします。資格があれば、一定以上の知識・スキルがあることの客観的な証明ができます。そのため、正社員やフリーランスなど、働き方にかかわらず仕事の獲得やキャリアアップがしやすくなるでしょう。

特に、WebデザイナーをはじめWeb関連の仕事では、過去の実績を重要視される傾向があります。よって、実績の少ない初心者こそ、スキル証明のために資格を取得すべきでしょう。

Webデザインを体系的に学習したい人

Webデザインを体系的に学習したい人も、資格取得がおすすめです。Webデザイナーに役立つ資格は数多くありますが、いずれも知識を体系的に身に付けられるものばかりです。そのため、基礎からしっかりと固められるでしょう。

Webデザインについて体系的に学習し基礎を固められれば、それだけ応用力も身に付きやすくなります。そのため、案件の獲得においても実際の業務においても役立つ可能性があるでしょう。

有利に就業活動を進めたい人

Webデザイナーの資格取得は、有利に就業活動を進めたい人にもおすすめです。Webデザイナーは未経験でも目指せる職業ですが、Webデザイナーとして転職するためには、ある程度の実務経験や一定以上のスキルを求められるケースが多いでしょう。

資格は知識やスキルの客観的な証明になるので、たとえ実務経験がなくとも自分の能力をしっかりとアピールできます。また、「努力ができる人」と印象付けられるので、転職を有利に働かせたい人は資格取得がぴったりです。

資格なしでWebデザイナーとして活躍する3つのコツ

資格なしでWebデザイナーとして活躍する3つのコツ

Webデザイナーは資格取得がおすすめですが、資格なしで活躍できないわけではありません。ここでは、資格なしでWebデザイナーとして活躍するコツを3つ解説します。

コツ1:独学でWebデザインスキルを身につける

Webデザインの学習は、独学でもやり方次第で大幅にスキルアップできる可能性があります。独学であれば自分のペースで無理なく学習を続けられるほか、お金をかけずに知識を習得できるので、人によっては効率的に成長できるでしょう。

ただし、独学はお金がかからない分、学習へのモチベーションを維持しづらいのがデメリットです。また、わからないことを解決できない可能性があるので、常に意識を高く持てる人や疑問を解決できる環境にいる人でないと、スキルアップの難易度が高い点に注意しましょう。

コツ2:Web制作会社に転職して実績を積む

資格なしでも、Web制作会社などに転職して実務経験を積むことで活躍できる人材になれるでしょう。Webデザイナーに関連する資格を持っていても、実務に活かせなければあまり意味がありません。

Web制作などWeb関連の会社に転職できれば、実務を通して実践的なスキルを身につけやすくなります。業務範囲が広がることで、資格がなくとも活躍できる可能性が高まるでしょう。

コツ3:スクールでWebデザインを学ぶ

資格なしでも、スクールでWebデザインを学習することでWebデザイナーとして活躍できるでしょう。Webデザインを学べるスクールは数多くあり、目的に応じてさまざまな知識やスキルを身につけられます。

スクールでは専門講師の授業を受けられるだけでなく、受講者同士でコミュニケーションをとったりメンターによるサポートを受けたりできます。スクール受講費用は安くないものの、効率的にスキルを身に付けるためには積極的に検討したい選択肢でしょう。

侍エンジニアでは、プロ講師とのマンツーマンレッスンで未経験でもWebデザインを効率的に学べるので、気になる方はぜひ無料カウンセリングにお越しください。

Webデザイナーに役立つWebデザイン以外の資格

Webデザイナーに役立つWebデザイン以外の資格

Webデザイナーとしてスキルアップするには、Webデザイン以外の資格取得もおすすめです。ここでは、Webデザイン以外でWebデザイナーにおすすめの資格を5つ紹介します。

コミュニケーション検定

コミュニケーション検定は、株式会社サーティファイが主催する資格試験です。ビジネス・プライベート問わず良好な人間関係を構築する能力を身につけられます。初級・上級に分かれており、可視化しきれないコミュニケーションスキルを客観的に証明できるようになります。

Webデザイナーは、Webデザインに関する専門的な知識・スキルだけでなく、案件をスムーズに進めるためのコミュニケーションスキルも欠かせません。Webデザイナーとしてだけでなく、仕事全般にすぐ活かせる内容なので、デザイナー関連の資格とあわせて取得を目指すとよいでしょう。

コミュニケーション検定のポイントは、次の3つです。

  • ビジネス・プライベート問わず役立つコミュニケーション能力が身につく
  • 初級・上級ともに受験資格なし
  • 合格率が約87%と高く必要な学習時間も少ない

また、コミュニケーション検定の概要は、次の通りです。

試験内容コミュニケーションの実践力
試験日程第41回
初級:2025年2月16日(日)
上級:2025年2月2日(日)
試験時間初級:30分
上級:60分+面接3分
合格基準初級:知識試験65%以上の得点率
上級:知識試験65%以上の得点率かつ面接試験で評価3以上(5段階)
受験料初級:2,800円
上級:4,700円
受験資格なし

参考:コミュニケーション検定

伝え方コミュニケーション検定 中級

伝え方コミュニケーション検定 中級は、株式会社ジェイ・バンが主催する資格試験です。同社代表である稲葉真由美氏がつくりあげた「性格統計学」を学べる試験で、円滑な人間関係に役立つコミュニケーション法を習得できます。

特に「伝え方」について学習できるので、コミュニケーションに苦手意識を持つ人ほど取得したい資格でしょう。3時間の動画を視聴したあとオンライン上での試験に合格すれば取得できるので、気軽に取り組めるのも魅力です。

伝え方コミュニケーション検定 中級のポイントは、次の3つです。

  • 3時間で履歴書に書ける資格が取れる
  • 性格統計学をもとにしたコミュニケーションを学べる
  • 学習から受験までオンライン完結

また、伝え方コミュニケーション検定 中級の概要を、表で確認しましょう。

試験内容性格統計学をもとにしたコミュニケーションに関する知識
試験日程随時
試験時間10分程度(全20問選択式)
合格基準非公開
受験料3万3,000円(講座込み)
受験資格なし

参考:JBAN

GAIQ

GAIQ(Googleアナリティクス個人認定資格)は、Googleが主催する資格試験です。Googleが提供するWeb解析ツール「Google アナリティクス」に関する知識を問う試験で、オンラインでいつでも無料で受験できます。

Webデザイナーとして働くうえで、案件によってはデータをもとにWebサイトを解析することもあるかもしれません。デザインとは直接関係がない分野ですが、業務の幅を広げられるでしょう。

GAIQのポイントは、次の3つです。

  • Googleが主催する資格で無料受験できる
  • Googleアナリティクスに関する知識を身に付けられる
  • Webデザイナーとしての業務幅が広がる

また、GAIQの概要を表で確認しましょう。

試験内容Google アナリティクスに関する知識
試験日程随時
試験時間90分
合格基準正答率80%以上
受験料無料
受験資格なし

参考:Google

Web解析士

Web解析士とは、一般社団法人ウェブ解析士協会が主催する資格試験です。Web解析士とは、Web解析データを活用し、現状分析に基づく目標設定や効果測定などを行う仕事です。Web解析士試験を通してデジタルマーケティングに関する幅広い知識を身に付けられます。

Web解析士としての知識やスキルが身に付けば、Webマーケターとしての業務もできるようになります。業務の幅が大きく広がるので、正社員であれば昇進、フリーランスであればリスクヘッジや単価アップにつながるでしょう。

Web解析士のポイントは、次の3つです。

  • デジタルマーケティングに関する広い知識が身に付く
  • マーケター業務もできるようになる
  • 月2回試験開催

また、Web解析士の概要は、次の通りです。

試験内容デジタルマーケティングに関する知識
試験日程随時
試験時間120分
合格基準非公開
受験料1万7,600円
受験資格なし

参考:WACA

ネットショップ実務士

ネットショップ実務士は、一般財団法人ネットショップ能力認定機構が主催する資格試験です。EC業界での実務能力を証明する資格で、ECサイト(ネットショッピングサイト)に関する専門的な知識を身に付けられます。

5段階のレベルが設定されているネットショップ実務士のうち、レベル1とレベル2の試験(ネットショップ検定)は、CBT方式で随時実施されており気軽に受験できます。Webデザインとは直接的に関係はないものの、同じWeb業界として知識やスキルが役立つ場面は少なくないでしょう。

ネットショップ実務士のポイントは、次の3つです。

  • ECサイトに関する知識を体系的に身に付けられる
  • レベルが5つに分けられており未経験で受験できるのはレベル1とレベル2
  • レベル1とレベル2はCBT方式でスケジュール調整がしやすい

また、ネットショップ実務士の概要は、次の通りです。

試験内容ECサイトに関する知識
試験日程随時
試験時間80分
合格基準正答率70%以上かつカテゴリごとに正答率50%以上
受験料レベル1:7,000円
レベル2:7,500円
受験資格なし

参考:ネットショップ能力認定機構

Webデザイナーの資格を取得する勉強方法4つ

Webデザイナーの資格を取得する勉強方法4つ

Webデザイナーの資格は、いくつかの方法で取得を目指せます。ここでは、Webデザイナー資格取得のための代表的な勉強方法を4つ紹介します。

プログラミングスクールで学ぶ

Webデザイナーの資格取得を目指すには、プログラミングスクールでの学習がおすすめです。プログラミングスクールであれば、未経験でもWebデザインについて体系的に学べるほか、講師に気になる点を質問できたり受講生同士で切磋琢磨できたりと多くのメリットがあります。

侍エンジニアでは、未経験からWebデザイナーを目指す「Webデザイン教養コース」をご用意しています。現役プロ講師によるマンツーマンレッスンで、徹底したサポートも受けられるので、気になる方はぜひ無料カウンセリングにお越しください。

オンライン教材で学ぶ

Webデザイナー資格を取得するために、オンライン教材で学ぶ方法もあります。オンライン教材には無料で利用できるものもあり、お金をかけずに学習を進められるでしょう。

また、自分のペースで無理なく学習できるのもメリットです。ただし、わからないことを解決できなかったりモチベーションの維持が難しかったりするので、オンライン教材にだけ頼るのではなく、別の勉強方法と併用するのがよいでしょう。

SNSなどオンラインコミュニティを活用する

SNSなどのオンラインコミュニティを活用することで、資格を取得しやすくなるでしょう。オンラインコミュニティに参加していれば、同じ目標を掲げる仲間とコミュニケーションを取れるので、モチベーションを高く保ちやすいです。

また、学習を進めるうえでわからないことがあっても、誰かに質問して解決できる可能性もあります。無料で気軽に参加できるので、ほかの方法で学習を進めつつ活用しましょう。

問題集を1冊仕上げる

Webデザイナーの資格を取得するために、問題集を1冊仕上げる方法もあります。問題集を使ってアウトプットをすることで、独学であってもしっかりと知識を定着させられるでしょう。

なお、ここでいう「仕上げる」とは、単に問題集を1周することではありません。問題集をスムーズに解くだけでなく、問題の意味まで理解するのが重要です。完璧に理解できるまでアウトプットを繰り返し、しっかりと知識を自分のものにしましょう。

挫折なくWebデザインの資格取得を目指すなら

ここまで、独学でもWebデザインの資格取得はできると紹介してきましたが、実際のところ挫折してしまう人も少なくありません。

特にデザインをしたい人にとって、HTML/CSSを用いたコードの記述はネックになる部分です。事実、弊社の調査では

  • 不明点を聞ける環境になかった
  • エラーが解決できなかった
  • モチベーションが続かなかった

などの理由から、87.5%が「プログラミング学習で挫折や行き詰まりを感じた」と回答しています。

プログラミング学習における挫折率の調査
プログラミング学習者の87.5%が挫折を経験したことがある

調査概要:プログラミング学習の挫折に関するアンケート
調査対象:10代〜80代の男女298名
調査期間:2019年8月13日~8月20日
調査方法:インターネット調査
掲載元:PR TIMES

また、こうした背景もあってか、弊社がプログラミングに興味がある人100名へ実施した別の調査では

  • 確実にスキルを身につけられると思ったから
  • 独学では不安がある
  • 効率よく学べそう

などの理由から、61%が「プログラミングの勉強を始めるならスクールを選ぶ」と回答しています。

61%の人がプログラミングの勉強を始めるならスクールが良いと回答

調査概要:プログラミングに興味がある方の意識調査
調査期間:2021/11/19~2021/12/3
対象者:プログラミング学習を検討している10代~50代の男女100名
調査媒体:クラウドワークス
掲載元:PR TIMES

上記から、1人でプログラミングスキルを習得できるか不安な人や短期間でスキルを習得したい人ほど確実性を求め、現役Webデザイナーといったプロの講師に質問できるスクールを利用する傾向にあるのがわかります。

いざ独学でWebデザインやプログラミングを学び始めても、勉強の最中に挫折しまっては学習にかけた時間を悔やむだけでなく「思っていたよりもスキルを身につけるのって難しいんだな…」とスキルの習得自体を諦めかねません。

仮にわからないことを飛ばしながら勉強を進めたとしても、Webデザイナーへの転職や副業での収入獲得を実現できる実践的なスキルが身につかなければ、結局後悔することになります。

そこで、おすすめしたいのが「SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)」です。

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分割料金一括料金受講期間
4,098円~16万5,000円~1ヶ月~
  • 転職・副業・独立などの目的に特化したコースあり
  • 累計指導実績4万5,000名以上
  • 給付金活用で受講料が最大70%OFF

侍エンジニアをおすすめする最大の理由は「挫折しづらい学習環境」にあります。

先ほど述べたとおり、独学者の多くは自力で不明点やエラーを解決できないためにプログラミング学習を挫折しています。そのため、未経験者が現役Webデザイナーのようなプロに質問や相談できない状況で、スキルを習得するのは非常に難易度が高いといえます。

しかし、侍エンジニアでは

  • Webデザイナー講師によるマンツーマンレッスン
  • Webデザイナーに質問できるオンラインでのQ&Aサービス
  • 不安や悩み・勉強の進み具合を相談できる学習コーチ

といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきたわからないことや不明点をいつでも相談可能です。「受講生の学習完了率98%「転職成功率99%」という実績からも、侍エンジニアなら挫折しづらい環境で学習を進められるといえます。

また、侍エンジニアではカウンセリングにて受講生一人ひとりの目的をヒアリングしたうえでカリキュラムを作成するため、限られた受講期間でもWebデザイナーへの転職や副業での収入獲得に必要なスキルだけを効率的に習得可能です。

最短距離で目的を実現できるようカリキュラムが組まれているため、勉強する順番や内容を誤り非効率に時間や手間を費やす心配もありません。

なお、侍エンジニアでは最大70%OFFで受講可能な「給付金コース」を提供中。金銭面での支援を受けつつ、理想のキャリア実現に向けたスキルの習得から、転職活動・就業後のフォローアップ(※1)までを一貫してサポートしてもらえます。

※1:転職後の1年間、転職先での継続的な就業や転職に伴う賃金上昇などのフォローアップ

学習と金銭面をどちらもサポートしてくれる侍エンジニアなら、未経験からでも安心してWebデザインスキルの習得や資格取得が実現できますよ。

公式サイトで詳細を見る

まとめ

この記事では、Webデザイナーにおすすめの資格を10個紹介しました。Webデザイナーは資格を取得するほうがよく、難易度や内容によってさまざまな資格があることがわかりましたね。Webデザイナーにおすすめの資格は、次の10個です。

侍エンジニアでは、未経験からWebデザイナーを目指す「Webデザイン教養コース」をご用意しています。一人ひとりにあわせたオーダーメイドカリキュラムで、プロのエンジニアによるマンツーマン指導を受けられます。さらに、徹底したサポート体制も整っているので、挫折せずに学習を進められるでしょう。無料カウンセリングも実施しているので、気になる方はお気軽にご利用ください。

この記事を書いた人

中川 大輝のアバター 中川 大輝 メディア編集長

東京都多摩市出身。前職では都内ホテルにて設備機器のメンテナンスを経験。当時から副業として行っていたWebライティングと独学でのプログラミング学習経験を活かし、「プログラミング学習の挫折をなくすためのコンテンツ作成」を心がけています。
プライベートでは双子育児に奮闘中。将来、子どもたちが侍ブログを見て、プログラミングを学びたいと思えるメディアを作ることが目標です。
今更ながら「キングダム」にドハマリ中。

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