こんにちは!システムエンジニアのオオイシです。
スクリプト言語とは何かご存知でしょうか?プログラミング入門者からは次のような質問をいただきます!
Python、Java、Lua、Ruby、PHPはスクリプト言語なの?
といった要望や疑問に答えるために、この記事では、
- スクリプト言語とは
- スクリプト言語の特徴
- 代表的なスクリプト言語の種類と特徴の比較
といった、スクリプト言語の基本的な内容から、
- スクリプト言語とコンパイル言語の違い
- 代表的なコンパイル言語の種類
などのコンパイル言語についても解説していきます。
今回はスクリプト言語の特徴を知ってもらうために、コンパイル言語と比較しながらわかりやすく解説します!
この記事の目次
スクリプト言語とは
スクリプト言語とは習得するのを簡単にするために工夫されたプログラミング言語の総称のことを言います。
例えば、コンピュータの仕組みを意識しなくても「JavaScriptを習得すればWebページ上で計算処理ができる」のはスクリプト言語だからだとも言えます。

スクリプト言語の特徴
スクリプト言語は習得するのが簡単と言いましたが、良いことばかりではありません。
スクリプト言語の特徴を知るために、メリットとデメリットのそれぞれを確認して見ましょう。
スクリプト言語のメリット
スクリプト言語の最大のメリットはソースコードを書けばすぐに実行できる点です!
「すぐに実行できる」とは、すなわち、
- ソースコードを書く→
- 実行して確認 →
- ソースコードを修正する →
- 実行して確認 →
のサイクルで簡単にすばやく開発できるということです。比較的小規模な開発であれば、開発作業を効率的に進められます。
まとめると、スクリプト言語のメリットは
- 学習が比較的容易
- すぐに実行できる
となります。
スクリプト言語のデメリット
対してデメリットは、
- 利用用途が限定される場合がある
- 実行速度が比較的遅い
- 小規模な開発向きで大規模開発には向かない
「利用用途が限定される場合がある」とは、例えば、
- JavaScriptはWEBブラウザ上でのみ実行可能
- 実行速度が遅いため、処理速度を要求するシステムには使えない
スクリプト言語は、習得しやすく簡単であるものの、利用範囲は一定の制約があります。そのため、開発する内容に応じてプログラミング言語を選択する必要があることを理解しましょう。
代表的なスクリプト言語の種類と特徴の比較
スクリプト言語は利用用途に応じていろいろな種類と特徴を備えています。
広く知られている代表的なスクリプト言語について見ていきましょう。
JavaScript
JavaScript(ジャバ・スクリプト)とは、一般には、ウェブブラウザ上で実行させることを目的としたスクリプト言語です。
Webページ上で動きをつけたいときや、Webページへ入力する機能を作りたいときなどのために便利な機能が備わっているのが特徴です。
JavaScriptの使い方についてはこちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ確認してみてください。
Python
Python(パイソン)とは、誰が書いてもコードが読みやすくなるように留意されて設計された汎用スクリプト言語です。
数値計算ライブラリが充実しているため、近年では機械学習(Deep Learning)で利用されるケースが増えています。Pythonの特徴については、こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ確認してみてください。
Ruby
Ruby(ルビー)とは、まつもとゆきひろ氏が開発した国産の汎用スクリプト言語です。
Rubyは、オブジェクト指向に特化していながら楽しさと実用性を兼ねそなえた、バランスのよいスクリプト言語である点が特徴です。Rubyの基礎については、こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ確認してみてください。
オブジェクト指向については、こちらの記事で詳しく解説しています。
PHP
PHP(ピー・エイチ・ピー)とは、WEBアプリケーションに特化した、サーバーサイド(WEBサーバー)用のスクリプト言語です。
比較的に敷居の高いWEBアプリケーションでも、初心者が習得しやすく設計されている点が特徴です。PHP製の有名なアプリケーションとしてWordPress(ワードプレス)があります。
PHPについては、こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ確認してみてください。
WordPressについては、こちらの記事で詳しく解説しています。

lua
Lua(ルア)とは、C言語に組み込まれることを前提に設計された、高速な動作と高い移植性が特徴の汎用スクリプト言語です。
本記事で紹介したPythonやRubyよりも高速です。

スクリプト言語とコンパイル言語の違い
スクリプト言語とコンパイル言語はどのような違いがあるかを確認してみましょう。
コンパイル言語とは
コンパイル言語とは、人が書いたソースコードをコンピュータが理解できる機械語に翻訳してから実行するプログラミング言語の総称です。
スクリプト言語と比較してコンパイル言語は、
- 高速に動作する
- 実行する前にコンピュータが実行できる形式に翻訳する必要がある
- 特定の用途に限定しないという意味の汎用(はんよう)言語である場合が多い
- 大規模開発に対応できる言語がある
などの特徴があります。
コンパイルとは
コンパイルとは、実行する前にコンピュータが実行できる形式に翻訳することを言います。つまり、コンパイル言語とはコンパイルが必要な言語のことです。
本来、パソコンなどのコンピューターが理解できるのは ”0” か “1”の並びのみで表現する機械語(※マシン語ともいう)のみです。コンピューターは人が書いたプログラミング言語が理解できないのです。
また、人が “0” と “1” の並びでプログラミングするには、非常に非効率で時間がかかるので、コンパイルと言う仕組みが生まれました。
代表的なコンパイル言語の種類
Java
Java(ジャバ)言語とは、大規模開発にも向いている汎用的なオブジェクト指向言語です。
Javaの最大の特徴はOSに限定することなく動作することが可能な点で、例えば、Windows で作ったプログラムはMac OS X でも実行が可能です。
詳しくはこちらの記事で解説しているので、ぜひ確認してみてください。

C言語
C言語とは、RubyやJava が登場する以前から存在する、1972年に開発された汎用プログラミング言語です。
古くからあるプログラミング言語ですが、現在においても、テレビリモコンや洗濯機の制御のために広く利用されている人気の高いプログラミング言語です。
C言語の特徴については、こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ確認してみてください。

C++
C++(シー・プラス・プラス)とは、C言語を拡張してオブジェクト指向として使えるようにした言語です。
C++の説明については、こちらの記事で詳しく解説しているので、ぜひ確認してみてください。

スクリプト言語を効率的に習得するには・・・
今回はスクリプト言語について解説しました。スクリプト言語について知れたところで、
スクリプト言語を勉強してみたいな・・・
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