Ruby on Railsとは?特徴やできること、学習方法も解説

プログラミング学習をしているなかで、「フレームワーク」という単語を聞いたことがある方は多いのではないでしょうか。特に、Rubyのフレームワーク「Ruby on Rails」は、日本でも大人気です。

ただ、なかには

言葉は知ってるけど、実際フレームワークってどんなものなの?
Ruby on Railsを使うと何ができるの?

という方もいらっしゃるでしょう。

そこで、今回は大人気フレームワークの「Ruby on Rails」とはどのようなものなのか、その特徴を使用例やメリットなども交えわかりやすく解説します。

これからRubyやRuby on Railsを学習していこうとしている方にはぜひとも押さえておいて欲しい内容ですので、参考にしてください。

この記事の要約
  • Ruby on RailsはRubyのフレームワークのひとつ
  • わかりやすくシンプルな点がRuby on Railsの人気の理由
  • Ruby on Railsを使えば、Webサイト制作やスクレイピングなどが実現可能
本記事の解説内容に関する補足事項

本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。

また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。

記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。

目次

Ruby on Railsとは?

Ruby on Railsは、プログラミング言語のRubyで書かれた、オープンソースのフレームワークです。RoRという略称で明記されることもあります。

開発者が迅速にWebアプリを構築できるよう設計されているのが特徴です。形式にとらわれすぎず、直感的にコードを記述できるため、開発効率を高める目的で使われることが多いです。

そもそもフレームワークとは?

Ruby on Railsは、Rubyのフレームワークとして有名です。しかし、そもそもフレームワークって何?という方のために、ここで簡単に解説します。

フレームワークは簡単に言うと、開発を簡単に、よりスピーディーに行うための道具です。カレー作りに例えるとイメージが湧くかと思います。

図のように、市販の固形ルーがあれば時間も短縮され、効率よくカレーを作ることができます。固形ルーがあれば、初心者でも簡単にカレーが作れますよね。逆に、固形ルーがないとスパイスの調合からカレーを作り始めないといけないので、時間もかかりますし、初心者にはハードルが高い料理になってしまいます。

フレームワークも同様に、誰でもある程度の質が維持できて、時間を短縮するためにあるものです。

2004年に生まれた言語

先ほど、フレームワークの解説をしましたが、Ruby on RailsとはRubyのフレームワークです。つまり、Ruby on Railsが先ほどの市販の固形ルーの役割を果たしてくれるというわけです。そのためRuby on Railsは使いやすく、開発が効率よく進むように作られています。

Ruby on Railsは特に、ベンチャー企業に人気の技術となっています。最近ではSNSやマッチングサービスだけでなく、オンラインのゲーム開発、業務システムなどにも用いられており、様々な場所で利用されています。応用範囲が広く万能なフレームワークと言えるでしょう。

今度も高い将来性が期待できる

Ruby on Railsは将来性が高いツールです。Hiredの「2023年ソフトウェアエンジニアの現状」レポートではRuby on Railsがソフトウェア エンジニアリング職で最も需要の高いスキルとして浮上しています。

また、Ruby on Railsの将来性がある要素としては以下の理由があります。

  • コミュニティが活発
  • 学習しやすく教育コストも低い
  • 高収入を提示している企業が増えている
  • コードが短くシンプルで開発スピードが早い
  • スタートアップやベンチャーなどが採用している

上記が、Ruby on Railsの将来性がある要素です。Ruby on Railsはこれからも需要が高まるアプリケーションフレームワークとしてIT業界に浸透していく傾向にあるため、しっかりと学びましょう。

Ruby on Railsが人気な4つの理由

ここからは、なぜ開発でRuby on Railsを使われるのか、その理由を4つにまとめて解説します。

  • 1.初心者でも習得しやすい
  • 2.コードが素早く書ける
  • 3.応用が効く
  • 4.仕事を獲得しやすい

1.初心者でも習得しやすい

Rubyという言語は書きやすく、プログラムの処理を覚えることに適しています。さらに、Ruby(Ruby on Rails)は日本語で使い方を解説している記事が比較的多いため、メジャーな機能は調べながらすぐに作れます。例えば日本語で解説してあるRuby on Railsの記事には以下のような記事があります。

新米Railsマンの僕が100万回詰まった3つのポイント

この記事の著者さんは、タイトルにあるように本当に100万回詰まったわけではないそうです。ただ、超初心者の方向けの記事がこうして用意されていることを知るとなんだか安心ですよね。

学習する前の段階で、自分がどこまでこのフレームワークに向いているかなんて分かりません。このように超初心者向けの記事もネット上にゴロゴロ落ちていれば、たとえ難しい項目に差し掛かり、たとえ100万回詰まりそうになったとしても、ネットで探せば早い段階で解決ができます。

Ruby on Railsは、初心者でも短期間で効率的に本格的なWEBアプリケーションなどが作成できるような、初心者でも学びやすいフレームワークなんです。

2.コードが素早く書ける

Ruby on Railsは、これからスピード感をもって開発することが必要になるスタートアップの企業を中心に採用されることが多いフレームワークです。その理由には、主に以下の2つのメリットが挙げられます。

  • Rubyで書くよりも格段に少ないコード量で書くことができる
  • Ruby on RailsはRubyよりも細かく書き方にルールが決まっており、その書き方通りに書いていくことで簡単にアプリケーションが作れる

上記の理由から、ここ最近でさらに急成長をしている企業が使っている言語がRuby on Railsということは少なくありません。

3.応用が効く

開発にかかる時間が短いので、サービスの成長に柔軟に対応が可能です。特に経営判断の早いスタートアップでも、すぐに機能などの変更対応ができます。

対応の際に参考にするソースとしてプログラマの情報共有サイトQiita(キータ)で「Ruby on Rails」で検索をかけたところ、3642件(2017年8月23日現在)、「Rails」で検索の際には15298件の記事数が確認できました。また、他のサービスであるエンジニアのQ&Aプラットフォームのteratail(テラテイル)で、同じように検索をかけたところ「Ruby on Rails」では3285件、「Rails」では、5272件の質問数が確認できました。

これらは先にサービスを開発した方が残してくれているログなので、それを参考に応用可能。Ruby on Railsが応用が効く理由の一つとなっています。

その他に、便利なライブラリ(他の人が作ったプログラムのパッケージ)もたくさんあるので、会員機能から画像のアップロード機能まで、通常のWEBサービスで使われる機能であれば全て対応可能です。

4.仕事を獲得しやすい

Ruby(Ruby on Rails)はスタートアップが盛んなアメリカのシリコンバレーで特に人気ですが、日本でも案件が増えており、単価も上がってきています。以前はそうでもありませんでしたが、最近は業務システムなどのBtoBの案件もRuby on Railsで増えてきています。

また、フリーランス案件を扱うエンジニアと企業のマッチングサイト「ポテパン」でも以下のことが述べられていました。

Rubyの案件は多くありますが、そのほとんどがRuby on Railsを使用した案件になります。
そのため、Ruby on Railsを使用した経験がないとRubyの高単価の恩恵を受けることはほぼできません。

ソーシャルゲームやECサイトなどを筆頭にWebサービスはRuby on Railsで作られる事が多くなった昨今。

Rubyの経験を積むなら、必ずと言っていいほどRuby on Railsを触れる環境に行くといいでしょう。

Ruby on Railsエンジニアは今後益々求められる人材になるでしょう。

Ruby on Railsの特徴4つ

ここからは、Ruby on Railsの特徴を、4つにまとめて紹介します。

MVCモデルで開発できる

Ruby on Railsは、設計にMVCモデルというモデルを採用しています。

MVCとは、Model(モデル)・View(ビュー)・Controller(コントローラー)の略称です。MVCでは、アプリケーションを下記のように役割ごとに分割して作り上げていきます。

MVCモデルの相関図

分割することにより開発を効率的に進められるだけではなく、コードの再利用も行いやすくなります。

豊富なGemライブラリが使える

GemとはRubyのライブラリのことです。Rubyで書かれた様々なプログラムがパッケージ化されており、自分で1からコードを書くことなく機能を実装できるので開発効率が向上できます。

例えば、下記のようなgemがあります。

  • ユーザー登録機能
  • ログイン認証機能
  • 定数/設定値管理
  • フォロー機能

また、Gemという言葉はパッケージ管理システムであるRubyGemsを指して呼ばれることもあります。パッケージ管理システムでは、Gemパッケージのインストール・アンインストール等の操作を行います。

最近ではbundlerというパッケージ管理ツールを行うことが多く、ほとんどの場合Gemという言葉はRubyのパッケージを指すと思って良いでしょう。

RESTful設計を簡単に導入できる

Ruby on RailsはRESTful設計を簡単に導入できます。RESTful設計は、複数のコンピューターが通信し合う分散システムにおいて、アプリケーションを連携させることができるインターフェースです。

RESTful設計を導入する時は複雑な仕組みが必要となりますが、RailsにはRuby on Rails「RESTfulルーティング」という機能があり、標準的なRESTfulパターンを自動的に設定できます。

これにより複雑な設定を手動で行う必要がなく、簡単にRESTful設計を導入することができます。

データマイグレーションが容易に行える

通常、データベースのテーブルを操作するにはSQLという言語を使わなければなりません。しかしRuby on Railsは「マイグレーション」という仕組みが組み込まれており、Ruby on Railsでデータベースのテーブル操作が可能です。

マイグレーションを使えば、テーブルの作成、変更、削除などの操作をRubyのコードで簡単に記述できます。これにより、複雑な操作が減り、作業効率が大幅に向上します。Ruby on Railsは、このようにデータベースの操作を簡単にする機能が豊富で、非常に便利です。

Ruby on Railsでできること

Ruby on Railsでできること

ここからは、Ruby on Railsでできることを、5つにまとめて紹介します。

WEBサイト制作

ブログやオウンドメディアでもよく使われており、改善速度が早い現場ほどRuby on Railsを使う印象があります。Ruby on Rails自体はWeb系に強い言語なので、一番力を発揮できる領域ですね。

Ruby on Railsはスクリプト言語ということもあり、エラーが見つけやすい利点があるので、その点を考えてもWeb領域には特に適しています。

ECサイト制作

ECサイトにもRuby on Railsはよく使われています。会員サービスにするためのログイン機能などを簡単に実装できる点などが、採用されている理由に挙げられますね。

こちらも特にスタートアップ界隈でよくRuby on Railsが使われているので、速度感をもった開発に引っ張りだこの印象ですね。

Webサービスの開発

Ruby on Railsを利用することで、SNSやマッチングサービスなどのWEBアプリケーションが作成できます。特に自社サービスを行っている会社や、スタートアップ企業で使われていることが多い技術です。ちなみにプログラミングスクールである侍エンジニアでも、よく簡易的なSNSを作る練習を受講生にしていただいています。

初心者でも比較的簡単に実装が可能なのと、簡単なわりにかなりしっかりしたアプリが作れるため、それだけRuby on RailsはWebサービスに優れたフレームワークと言えるでしょう。

スクレイピングの実行

Ruby on Railsには「スクレイピング」という技術があります。スクレイピングは、Web上から情報を自動で取ってきて、その情報を加工して新たな情報を作り出すことです。

スクレイピングの活用例としては、様々なニュースサイトから見出しの情報だけを取り出して一覧にしたり、商品のデータを集めて価格表を生成したりするといったものが挙げられます。このスクレイピングの技術は、マーケティング的な視点で見ると価値が高く、今まで手動で行っていたデータ収集が一気に時間短縮できる革命的な技術でもあります。

業務システムの開発

最近では社内システム(例えば出欠管理システムなど)をはじめとする、業務システムにも使用されるようになってきました。Ruby on Railsは開発速度が早いため、会社独自の柔軟な機能追加を行えます。

Ruby on Railsが苦手なこと

ここまでRuby on Railsを学べば多くのことができることを紹介しました。しかし、Ruby on Railsも万能ではありません。学習を始める前にRuby on Railsが苦手なことについても知っておきましょう。

エラーを特定すること

Ruby on Railsはコードが抽象的なのがメリットでもあるのですが、内容が抽象化(簡略化)されすぎて、応用的な開発やライブラリーなどの拡張機能の組み合わせによるエラーの原因が特定しにくいという難点もあります。

Ruby on Railsは確かにコード量は少なくなりますが、スピーディーな開発が可能な分、規則性が少なく自由度が高すぎるので、あとあとになって不具合が生まれることもあります。コードなどの管理をしっかりと行う担当者がおらず、開発現場に任せっきりだといろいろ進まないことも起こり得ますね。

スマホアプリやゲームの開発

Ruby on Railsは「スマホアプリの開発やゲーム開発」にも用いられます。Ruby on Railsのコードをスマホ用に変換するRuby Motionというツールなども存在し、最近ではスマホのソーシャルゲームを作成する時に使用されることも。

しかし、基本的にRuby on RailsはWeb系に強い言語ということで、ゲーム開発であればC#、スマホアプリ開発であればSwiftやJavaという主要言語があるため、それらの言語と比較すると見劣りしてしまいます。

機械学習や人工知能の開発

Ruby on Railsでは、機械学習や人工知能開発はおすすめできません。RubyのライブラリでPyCallというものがありますが、ほとんど使っている人がおらず実用性も極めて低いです。使っている人がいないということは、参照できる情報もコミュニティーも少ないということになるので、極めて学習が難しいのもの難点の1つ。

さらに需要もないので、機械学習ができるツールの開発がされることもない可能性が高く、将来的に普及してくる可能性もかなり低いと言わざるを得ない状況です。

なお、次の記事では入門者に向け、Ruby on Railsの開発の流れを詳しく解説しているので、よければ参考にしてください。

【RubyonRails完全入門】開発の流れを超初心者向けに解説

Ruby on Railsを採用している企業の例

ここからは、Ruby on Railsを使って自社に活かしている企業を4社紹介します。

Wantedly

Wantedly
出典:Wantedly

Wantedly(ウォンテッドリー)は登録ユーザーが350万人を突破しているビジネスSNSサイトで、Ruby on Railsを実装してサイトを作り上げています。

サービスに必要な機能を高速化するためにRuby on Railsを実装して、ユーザーがストレスなくサイトを閲覧できるようになっています。

そのため、Ruby on RailsはWantedly(ウォンテッドリー)の中核を支える主要な存在になっていると言っても過言ではありません。

Cookpad

Cookpad
出典:Cookpad

Cookpad(クックパッド)は日本の食卓を支える料理レシピを展開するサービスです。

Cookpad(クックパッド)のサイトはRuby on Railsで構築されており、世界でも指折りのRuby on Rails製巨大サイトです。

2008年のリニューアルでRuby on Railsを採用してから多くの人に使われるサイトになった結果もあるので、ぜひ、下記サイトでCookpad(クックパッド)がRuby on Railsを取り入れた経緯を確認して見てください。

引用: Ruby Association「クックパッド株式会社」

freee

freee
出典:freee

freee(フリー)株式会社は法人・個人に向けたクラウド型の会計ソフトを展開している企業です。確定申告をする時にお世話になっている人も多いのではないでしょうか。

会計ソフトを展開しているfreee(フリー)株式会社もRuby on Railsを実装してサイトや会計ソフトを作り上げています。

以前はアプリやサイトの立ち上げに時間が発生していたようですが、Ruby on Railsを実装してから立ち上がりが早くなったとfreeの公式も記載しています。

Airbnb

Airbnb
出典:Airbnb

Airbnb(エアビーアンドビー)は世界191ヵ国以上で利用されている民泊サービスで、日本企業ではありませんが、海外でもRuby on Railsを実装している例として今回紹介します。

Airbnb(エアビーアンドビー)はRuby on Railsをスタートアップ企業ならではの使い方で利用しています。資料としても公開されているので詳しく確認したい人はAirbnb(エアビーアンドビー)の公式サイトから調べて見て下さい。

Ruby on Railsの学習方法

ここからは、Ruby on Railsの学習方法を、3つにまとめて紹介します。

なお、次の記事ではRuby on Railsの学習方法を詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。

【公開】Ruby on Railsが難しい理由と完全学習ロードマップ

学習サイトで学ぶ

初心者の方が学習の一歩目を踏み出すためにおすすめの手順は、まずはインターネット上の学習サイトで基礎文法を学ぶことです。書籍だと情報量が多いですが、文字が多く挫折してしまう可能性があるため、初心者の方にはおすすめできません。

また、独学が難しいという方向けにプログラミングスクールの特徴も解説しているので、参考にしてみてください。

Progate

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Ruby on Railsについて全くの初心者という方におすすめするサイトは、Progateです。オンラインでプログラミング学習ができる教材としては、非常に有名なサイトの一つです。

初心者の方が躓かずにプログラミングの楽しさを知りながら、プログラミングの第一歩を踏み出すには最適なコンテンツと言えるでしょう。全コースを学習しようと思うと一部有料になりますが、それでも学習コストが月額1000円程なのでとてもコスパが良いです。

開発環境を構築しなくても、全てブラウザ上でプログラムを動かせるのも、初心者にとってはとても嬉しい利点ですね。

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侍テラコヤ

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Ruby on Railsが学べる侍テラコヤの教材例
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Rubyの基礎を学びつつ、Ruby on Railsを用いたWebサービスの開発スキルが習得できます

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といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきた不明点を解決しながらスキルの習得が可能です。また「学習ログ」で勉強の進み具合やこれまでの学習時間を確認しながら、自分のペースで学習を進められます。

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なお、侍テラコヤは入会金不要・いつでも退会OKに加え、「無料会員登録」でお試し利用ができるので「他のサービスを選べばよかった」と後悔する心配もありません。

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習得できるスキルHTML、CSS、PHP(Laravel)、Ruby(Ruby on Rails)、Python、Java、JavaScript (jQuery) 、AWS、Linux、ITパスポート、Webデザイン、WordPressなど
担当講師現役エンジニア/Webデザイナー
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・各項目は公式サイトに記載された情報をもとに掲載しています。
・料金には2024年6月時点の税込み価格を掲載しています。

書籍で学ぶ

Progate等でRuby on Railsの基本を学んだ後は、書籍でより概念的な部分の理解を深めていくと良いでしょう。アプリを作ろうと思った場合、Progateだけでは知識が足りない部分が出てくるはずです。

Ruby on Rails 5アプリケーションプログラミング


Ruby on Rails 5アプリケーションプログラミングは、Ruby on Railsの仕組みから機能までが具体的に解説されており、Railsについてより詳しく理解したい人におすすめの本です。サンプルコードをダウンロードしRailsを実行することで、書籍の内容を楽しめます。

内容が細かくて網羅的な反面、全くの初心者が本書籍で学習を取り組む場合、躓いてしまう可能性があります。ある程度Ruby on Railsの基礎を身に着けた上で、より実践的な内容を得る場合には最適な本と言えるでしょう。

注意点として、本書の対象バージョンはRails5ですが、Railsの最新版は6系であるということは理解しておきましょう。

現場で使える Ruby on Rails 5速習実践ガイド


Ruby on Rails 5速習実践ガイドでは、タスク管理アプリを作りながらRailsの実践的な開発テクニックについて学ぶことができます。基本的な知識からより実践的な内容まで扱われており、丁寧に解説されているのが特徴です。

BootstrapやAjaxといった技術も解説されており、アプリ作成に対するイメージをより深められるでしょう。イラストがたくさん使われていて分かりやすいので、中級者だけでなく初心者が学習するのにもおすすめの本です。

この他にもRailsの学習書籍は多くあります。こちらの記事では、学習レベルに応じておすすめの書籍を紹介しているので、ぜひ参考にしてみてください。

Ruby on Rails学習本おすすめ6選【入門者〜上級者までレベル別に解説】
更新日:2024年4月29日

プログラミングスクールで学ぶ

Ruby on Railsはプログラミングスクールで学べば、実際に手を動かしながら指導してもらえるため、スキルが身に付きやすいです。

ただ、プログラミングスクールに通うためには費用が発生するため、通う際には慎重にスクールを選ぶ必要があります。

下の記事で、Ruby on Railsを学べるおすすめのプログラミングスクールを紹介しているので、ぜひご覧ください。

【2024年最新】Ruby on Railsが学べるプログラミングスクールおすすめ5選
更新日:2024年7月11日

Ruby on Railsを効率的に学ぶには

もし、これからRuby on Railsを学習をすると決めたのなら、次の行動を起こさなくてはいけません。

まず、Ruby on Railsを効率的かつ最速で学ぶには、仕事獲得までの道筋の全体像を理解する必要があります。ちなみに、Ruby on Railsで仕事獲得を目指すならWebエンジニアがおすすめ。仕事獲得のしやすさを考えるならば、Webサービスを学びましょう。

いや、仕事獲得もそうなんだけど、そもそも学習の全体像が理解できていないし、書籍にも載ってないから効率的な学習方法がイメージできないよ

という方もいらっしゃいますよね。学習するには、まずRubyが動く仕組みを大まかに理解しておく必要がありますので、以下の図をもとに簡単に見ていきましょう。

上記の表を見てわかるようにRubyを構成する要素は主に5つしかありません。その5つとは、

  • オブジェクト指向
  • 制御フロー
  • データ構造
  • オブジェクトと変数
  • 共通要素

これらの5つになります。多少異論はあるかもしれませんが、ざっくりでもいいので大まかに押さえておきましょう。

ただ、大まかなRubyが動く仕組みをおさえられても

独学で習得できるかな…
途中で挫折したらどうしよう…

と不安な方もいますよね。

実のところ、Ruby on Railsといったプログラミング学習で挫折する独学者は多くいます。事実、弊社の調査では

  • 不明点を聞ける環境になかった
  • エラーが解決できなかった
  • モチベーションが続かなかった

などの理由から、87.5%が「プログラミング学習で挫折や行き詰まりを感じた」と回答しています。

プログラミング学習における挫折率の調査
プログラミング学習者の87.5%が挫折を経験したことがある

調査概要:プログラミング学習の挫折に関するアンケート
調査対象:10代〜80代の男女298名
調査期間:2019年8月13日~8月20日
調査方法:インターネット調査
掲載元:PR TIMES

また、こうした背景もあってか、弊社がプログラミングに興味がある人100名へ実施した別の調査では

  • 確実にスキルを身につけられると思ったから
  • 独学では不安がある
  • 効率よく学べそう

などの理由から、61%が「プログラミングの勉強を始めるならスクールを選ぶ」と回答しています。

61%の人がプログラミングの勉強を始めるならスクールが良いと回答

調査概要:プログラミングに興味がある方の意識調査
調査期間:2021/11/19~2021/12/3
対象者:プログラミング学習を検討している10代~50代の男女100名
調査媒体:クラウドワークス
掲載元:PR TIMES

加えて、プログラミングスクールの卒業生に「独学ではなくスクールを活用した理由」を聞いたところ「できるだけ短い期間でITエンジニアへの転職や副業に必要なスキルを身につけたかった」という回答も多く寄せられました(※1)。

※1:スクール卒業生に実施したインタビュー詳細の動画

上記から、1人でプログラミングスキルを習得できるか不安な人や短期間でスキルを習得したい人ほど確実性を求め、現役エンジニアといったプロの講師に質問できるプログラミングスクールを利用する傾向にあるのがわかります。

いざ独学でプログラミングを学び始めても、勉強の最中に挫折しまっては学習にかけた時間を悔やむだけでなく「Ruby on Railsを身につけるのって思っていたよりも難しいんだな…」とスキルの習得自体を諦めかねません。

仮にわからないことを飛ばしながら勉強を進めたとしても、ITエンジニアへの転職や副業での収入獲得を実現できる実践的なスキルが身につかなければ、結局後悔することになります。

そこで、おすすめしたいのが「SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)」です。

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分割料金一括料金受講期間
4,098円~16万5,000円~1ヶ月~
  • 転職・副業・独立などの目的に特化したコースあり
  • 累計指導実績4万5,000名以上
  • 給付金活用で受講料が最大70%OFF

侍エンジニアをおすすめする最大の理由は「挫折しづらい学習環境」にあります。

先ほど述べたとおり、独学者の多くは自力で不明点やエラーを解決できないためにプログラミング学習を挫折しています。そのため、未経験者が現役エンジニアのようなプロに質問や相談できない状況で、プログラミングスキルを習得するのは非常に難易度が高いといえます。

しかし、侍エンジニアでは

  • 現役エンジニア講師によるマンツーマンレッスン
  • 現役エンジニアに質問できるオンラインでのQ&Aサービス
  • 不安や悩み・勉強の進み具合を相談できる学習コーチ

といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきたわからないことや不明点をいつでも相談可能です。「受講生の学習完了率98%」という実績からも、侍エンジニアなら挫折しづらい環境で学習を進められるといえます。

また、侍エンジニアではカウンセリングにて受講生一人ひとりの目的をヒアリングしたうえでカリキュラムを作成するため、限られた受講期間でも必要なスキルだけを効率的に習得可能です。

なお、侍エンジニアでは最大70%OFFで受講可能な「給付金コース」を提供中。金銭面での支援を受けつつ、理想のキャリア実現に向けたスキルの習得から、転職活動・就業後のフォローアップ(※1)までを一貫してサポートしてもらえます。

※1:転職後の1年間、転職先での継続的な就業や転職に伴う賃金上昇などのフォローアップ

学習と金銭面をどちらもサポートしてくれる侍エンジニアなら、未経験からでも安心してITエンジニアへの転職や副業での収入獲得などの目的が実現できますよ。

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まとめ

Ruby on Railsの概要についてご理解いただけましたか。

いまからWEBプログラミングを入門する方には、とてもおすすめのフレームワークとなっています。WEBサービス作成や仕事獲得を目指す方は、ぜひ学習してみてください。

この記事の監修者

フルスタックエンジニア

金田 茂樹


音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。

この記事を書いた人

中川 大輝のアバター 中川 大輝 メディア編集長

東京都多摩市出身。前職では都内ホテルにて設備機器のメンテナンスを経験。当時から副業として行っていたWebライティングと独学でのプログラミング学習経験を活かし、「プログラミング学習の挫折をなくすためのコンテンツ作成」を心がけています。
プライベートでは双子育児に奮闘中。将来、子どもたちが侍ブログを見て、プログラミングを学びたいと思えるメディアを作ることが目標です。
今更ながら「キングダム」にドハマリ中。

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