今回紹介するおすすめ講座・早見表
プロンプトエンジニアリングが学べる講座はどれだろう?
どの講座を選べばいいのかわからない…
プロンプトエンジニアリングが学べる講座はいくつかあるため、どれにしようか悩む人は多いですよね。
学べる内容や料金・学習期間など、講座ごとでその特徴は異なります。詳細を確認しないまま受ける講座を選んでは「他のにすればよかった…」と後悔しかねません。
そこで、この記事ではプロンプトエンジニアリングが学べるおすすめ講座を紹介します。この記事を読めば、あなたにあう講座が見つかりますよ。
本記事で紹介するおすすめスクールの選定基準
当メディア「侍エンジニアブログ」が本記事で紹介するプログラミングスクールは、下記の論文/参考文献に加え、「コエテコ」「プロリア」といった口コミサイト、Google検索や弊社メディア実施の独自調査にて集計した受講生・卒業生の口コミ情報をもとに、次の5つの観点で評価・選定しています。
カリキュラム | ・カリキュラムのわかりやすさ/取り組みやすさ ・実務を想定した内容が学べるか など |
料金 | ・受講期間や身につけられるスキル、サポート内容を踏まえたコスパの良さ ・分割払いが可能か など |
学びやすさ | ・特定の受講者(社会人や主婦・学生など)に学びやすいサポート体制が整備されているか ・レッスンの有無 ・レッスン外での質問対応時間の長さ、返答スピードの速さ など |
講師 | ・指導力(丁寧さやわかりやすさ など) ・親身に寄り添ってもらえるか |
目的実現へのサポート体制 | ・就職/転職支援の有無、支援内容やその手厚さ ・副業サポートの有無、支援内容やその手厚さ ・フリーランスへの独立に向けた支援、支援内容やその手厚さ |
【プログラミング学習・教育に関する論文/参考文献】
・情報処理学会論文誌「個々の学習者の理解状況と学習意欲に合わせたプログラミング教育支援」
・情報処理学会シンポジウムシリーズ「初学者を対象とした自習中心のプログラミング教育の教材開発と評価」
・日本教育工学会論文誌「諸外国のプログラミング教育を含む情報教育カリキュラムに関する調査」
・総務省「プログラミング⼈材育成の在り⽅に関する調査研究」
・プログラミング教育の問題と対策
・プログラミングの本質的難しさと 日本語/英語プログラミング言語の比較検討
・プログラミング教育における作問学習による学習効果向上の定量的評価
・独立行政法人国民生活センター「「教室・講座」に関する消費者トラブルについて」
なお、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。
また、本記事は読者が自身に適した良い商品・サービスを自主的かつ合理的に選べるよう、嘘や誇大な表現などを規制し「景品表示法」「消費者契約法」を遵守して制作しています。
※選定基準の詳細は「当メディアに掲載するサービスの選定基準について」をご確認ください。
2024年2月実施のプロンプトエンジニアリング講座キャンペーン情報
はじめに、2024年2月に実施されているプロンプトエンジニアリングのキャンペーン情報を紹介します。
侍エンジニア | ・通常料金から最大5万9,400円が割引になる特別キャンペーン実施中(~2/15) ・対象コースが最大70%OFFで受講可能 |
Udemy | 定期的に対象コースの割引セールを実施中 |
TechAcademy | お得に受講できるセットプランあり |
Ririan School | お試しレッスン動画の無料視聴が可能 |
プロンプトエンジニアリング講座の種類
現状、プロンプトエンジニアリング講座の種類は買い切り型(一括/分割制)と月額型のみです。
買い切り型と月額型はそれぞれ特徴が異なるため、予算や学習スタイルを踏まえて適した講座を選ぶ必要があります。
買い切り型(一括/分割制)は受講時点で費用が確定しており、学べるスキルごとに講座がわかれている場合には、必要な講座だけ受講できるため予算をおさえられます。ただし、一括払いしか対応していない講座では、初期費用が高くなる点はデメリットです。
一方、月額型は自由に学習期間を設定できるため、自分のペースでスキルを習得したい人に適しています。短期間だけ利用し、費用をおさえるなど予算に合わせて受講できるのは魅力です。しかし、毎月の費用が発生する点や、長期間利用した場合は割高になる点がデメリットといえます。
上記を踏まえると、買い切り型は総費用を明確にしつつ必要な講座だけ受講したい人、月額型は初期費用をおさえたい人や自分のペースで学習したい人におすすめです。
なお、数ヶ月で実務を見据えたプロンプトエンジニアリングのスキルを習得したい場合はプログラミングスクールに通うのが効率的かつ効果的です。しかし、今回の「講座」という枠組みからは外れるため、本記事では紹介しません。
就職・転職や副業など、実務を見据え、本格的にプロンプトエンジニアリングを学びたい人は次の記事を参考にしてください。
プロンプトエンジニアリングが学べるおすすめ講座5選
ここでは、プロンプトエンジニアリングが学べるおすすめ講座を5つ紹介します。
TechAcademy「はじめてのプロンプトエンジニアリングコース」
TechAcademyの「はじめてのプロンプトエンジニアリングコース」では、ChatGPTに限らずAI全般のプロンプト作成スキルが学べます。
ChatGPTの使い方だけでなく、次のようにAIを構成する言語モデルやプロンプトの作成スキルの習得が可能です。
- 自然言語生成の仕組み
- 言語モデル/プロンプト作成スキル
- プロンプト作成を活かした課題解決の実践 など
AIの仕組みやプロンプト作成スキルを身につけることで、職種を問わずAIが活用しやすくなります。このコースでは、ビジネス課題を解決する実践学習も実施されるため、卒業後に活用できるスキルが身につくのです。
また、学習サポートが充実しており、毎日15~23時に利用できるチャットサポートや回数無制限の課題レビューがあります。わからない点をすぐ質問できるため、未経験者でも挫折しにくいです。
TechAcademyのプロンプトエンジニアリングコースは、ChatGPTなどAIをビジネスに活かすためのプロンプト作成スキルが学びたい人におすすめです。
公式サイトで詳細を見る料金 | はじめてのプロンプトエンジニアリングコース ・14万9,600円(分割6,234円~) |
受講形式 | オンライン |
学べること | ・AIの言語モデルとプロンプトの基礎知識 ・言語モデル/プロンプトの構築スキル ・プロンプト開発により課題解決の体験 など |
こんな人におすすめ | ChatGPTだけでなく幅広いAIをビジネスに活かせるプロンプト作成スキルを学びたい人 |
スタアカ「プロンプトエンジニアリングコース」
スタアカの「プロンプトエンジニアリングコース」では、生成AIを使いこなすためのプロンプト作成スキルが学べます。
- テキスト生成AIを活用するためのプロンプトエンジニアリング
- 画像生成AIを活用するためのプロンプトエンジニアリング
- LangChainを活用したプロンプト処理 など
テキスト生成や画像生成など、特性の異なるプロンプト作成スキルを学べるため、実践で活かせる応用力が身につきます。実践を意識したカリキュラムでありながら、理解しやすいアニメーション動画で学べる点が魅力です。
また、次のプランに加入すれば、プロンプトエンジニアリングコース以外の講座も受講できます。
- ライトプラン
- プレミアムプラン
- オーダーメイドプラン
月額980円のライトプランでも、AI開発に必要な機械学習やデータサイエンスなどスキルを学べるのは魅力です。さらに、プレミアムプラン以上のコースでは、マンツーマンレッスンや質問機能などが利用可能。求める学習サポートに応じて選択できるため、無理なくスキルを習得できるでしょう。
オーダーメイドプランでは受講者に合わせたカリキュラムが組まれるため、学習内容にこだわりたい人や自分のペースで学習したい人も満足できます。
スタアカはAIに合わせたプロンプト作成スキルを学びたい人や、機械学習やデータサイエンスなど他スキルも習得したい人におすすめです。
公式サイトで詳細を見る料金 | プロンプトエンジニアリングコース ライトプラン ・月額980円 プレミアムプラン ・12万9,800円 オーダーメイドプラン ・39万8,000円 |
受講形式 | オンライン |
学べること | ・テキスト生成AIにおけるプロンプト作成 ・LangChainを活用したプロンプト処理 ・画像生成AIにおけるプロンプト作成 など |
こんな人におすすめ | ・AIに合わせたプロンプト作成スキルを身に付けたい人 ・機械学習やデータサイエンスなど他スキルも学びたい人 |
パイソンメイカー「プロンプトエンジニアリング入門講座」
パイソンメイカーの「プロンプトエンジニアリング入門講座」では、ChatGPTを活用したPythonコードの作成スキルが学べます。
次のようなプログラミングを効率化できるコード作成スキルが身につく講座です。
- ChatGPTを活用したPythonコードの作成スキル
- ChatGPTの活用法
- 各種AIツールの活用法 など
また、ChatGPTの使い方やプロンプト作成スキルだけでなく、Pythonを活用したプログラミングスキルも学習可能です。卒業までに、Pythonを活用したプログラムが作成できるスキルの習得を目標に学習します。
教材は講義の録画動画で、24時間好きなタイミングで学習可能。わからない点はSlackで利用できる「Python先生(ChatGPT)」に質問できます。さらに、Slackのコミュニティでは受講者同士の情報交換や、講師からの情報提供を受けられます。
受講料が月額2万2,000円と月額制のなかでは安くありませんが、プロンプト作成を含む幅広いスキルが学べる点は魅力です。パイソンメイカーは、ChatGPTを活用したプログラミングスキルが学びたい人に向いています。
公式サイトで詳細を見る料金 | プロンプトエンジニアリング入門講座 個人サブスクコース ・月額2万2,000円 |
受講形式 | オンライン |
学べること | ・ChatGPTを活用したPythonコードの作成スキル ・ChatGPTの活用法 ・各種AIツールの活用法 など |
こんな人におすすめ | ChatGPTを活用したコーディングスキルを学びたい人 |
Udemy
Udemyでは、世界中の講師からプロンプト作成スキルやChatGPTの活用方法などが学べます。
- プロンプトエンジニアリングの基礎知識
- ChatGPTのプロンプト作成スキル
- AIを正確に動作させるためのプロンプト作成スキル など
学べるスキルは講座により異なるものの、買い切り型で1,200円から購入できるのは魅力です。学びたい講座だけ受講できるため、費用をおさえスキルアップできます。講座は日本の技術者だけでなく、海外の現役エンジニアも提供しており、世界で活用されているスキルを学べるのもメリットです。
具体的には、次のような講座が提供されています。
- プロンプトエンジニアリングを学ぼう! 大規模言語モデル(LLM)の真価を引き出す技術
- ChatGPTのための文章講座 プロンプトのコツ、出力結果のブラッシュアップ
- ChatGPTのAPIで5つのアプリを作ってみよう!
講座は動画形式で、レッスンや質問機能などはありません。学習サポートやキャリア支援もないため、学習教材以外のサービスを利用したい人は、他講座やスクールを併用しましょう。
Udemyは予算をおさえて必要なスキルだけ学びたい人や、海外で通用するスキルを身につけたい人におすすめです。
公式サイトで詳細を見る料金 | 講座により異なる ・1,200円~ |
受講形式 | オンライン |
学べること | ・プロンプトエンジニアリングの基礎知識 ・ChatGPTのプロンプト作成スキル ・AIを正確に動作させるためのプロンプト作成スキル など |
こんな人におすすめ | ・必要なスキルだけ費用をおさえて学びたい人 ・海外で通用するスキルを身につけたい人 |
Ririan School
Ririan Schoolの「0から始めるChatGPTプロンプトエンジニアリング&画像生成AI DALL-E3マスター講座」では、ChatGPTの仕組みやプロンプト作成の基礎が学べます。
Web・SNSマーケティングやAIツールに精通するYouTuberが講師を担当しており、未経験者でもわかりやすい動画教材が魅力です。教材が動画形式のため、時間や場所を問わず学習できます。
- ChatGPTの仕組み
- ChatGPTの使い方
- ChatGPTのプロンプトエンジニアリングの基礎
- ビジネスで活かせるプロンプト例
- 各種AIツールの使用方法 など
講座では、ChatGPTを活用するためのプロンプト作成スキルを目的別に学べます。営業や情報収集、アイデア出しなど、ビジネスに直結するスキルを学べる点が魅力です。また、ChatGPTのアップデートに合わせてカリキュラムも更新されるため、最新スキルが常に身につきます。
さらに、コミュニティ機能を活用して講師や受講生同士で交流が可能です。学習中の悩みやノウハウを共有できるため、無理なく受講できます。
Ririan Schoolは、スキマ時間にChatGPTのプロンプトエンジニアリングを学びたい人。受講中に講師や受講者同士で交流したい人におすすめです。
公式サイトで詳細を見る料金 | 0から始めるChatGPTプロンプトエンジニアリング&画像生成AI DALL-E3マスター講座 ・3万9,800円 |
受講形式 | オンライン |
学べること | ・ChatGPTの仕組み ・ChatGPTの使い方 ・ChatGPTのプロンプトエンジニアリングの基礎 ・ビジネスで活かせるプロンプト例 ・各種AIツールの使用方法 など |
こんな人におすすめ | スキマ時間にChatGPTのプロンプトエンジニアリングを学びたい人 |
挫折なくプロンプトエンジニアリングスキルの習得を目指すなら
ここまでプロンプトエンジニアリングスキルが学べるおすすめ講座を、種類も交えて紹介しました。ただ、なかには
一人でプロンプトエンジニアリングを扱えるようになるかな…
途中で挫折したらどうしよう…
と不安な人もいますよね。