Webデザイナーに必要なものとは?未経験からの学習法もご紹介

Webデザイナーに必要なものって何だろう?
Webデザイナーに必要なスキルはある?

いざWebデザイナーを目指そうにも、なるのに何が必要なのかあいまいな人は多いですよね。準備を整えないままWebデザイナーを目指し始めては「もっと事前に確認しておけばよかった…」と後悔しかねません。

そこで、本記事ではWebデザイナーに必要なものを紹介します。必要なものを揃えた後でどうWebデザイナーを目指すのかも紹介するので、ぜひ参考にしてください。

この記事の監修者

株式会社SAMURAI

高木 晃

情報系の大学を卒業後、HR関連のサービスを複数展開する事業会社に勤務。コミュニケーションデザイン領域のデザイナーを4年ほど務め、LPやバナーデザインの制作、コーディング等を経験。現在は株式会社SAMURAIでWebデザイナーとして、バナーデザイン制作やLP改善、Instagram運用等に従事。

本記事の解説内容に関する補足事項

本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」、を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。

また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。

記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。

目次

Webデザイナーに必要なもの7つ

さっそく、Webデザイナーに必要なものを、7つにまとめて紹介します。

必要なもの1:パソコン

Webデザイナーを目指すために、まずはパソコンを用意しましょう。パソコンを用意する際にはスペックとOSを選定する必要があります

パソコンによってメモリ容量やCPU、グラフィックボードの有無などスペックが異なります。スペックが低いパソコンの場合、Webデザインを行う際に支障をきたす恐れもあるため注意が必要です。

なお、次の記事ではWebデザインに必要なパソコンのスペック・OSを詳しく解説しているので、良ければ参考にしてください。

【初心者向け】Webデザインに必要なパソコンのスペック・OSを解説

WindowsとMacはどちらがおすすめ?

WindowsとMac、どちらでもWebデザインは可能です。

ただし、WindowsとMacにはそれぞれ下記のようなメリット・デメリットがあります。両者のメリット・デメリットを参考にし、自分に合ったOSを選びましょう。

メリットデメリット
Windows・Macと比較して、値段がリーズナブル
・Windowsを採用している企業の方が多い
・アプリケーションの種類が豊富
・大多数のユーザーと同じ環境で検証できる
・Webデザインで使えるフォント数が少ない
・Mac限定のツールが使用不可
Mac・Webデザインに必要なフォントがインストールされている
・プログラミングをしやすい
・ディスプレイが高画質
・Windowsも使用可能
・Windowsと比較して、値段が高額
・他社製品との互換性が低い

必要なもの2:インターネット環境

Webデザインを行うときには参考デザインやコーディング方法を調べながら作業をするケースも多いため、インターネット環境が必須です。また、SkypeZoomでクライアントと仕事のオンライン面談もするケースもあるため、インターネット環境は必ず整えなければなりません。

Webデザインでは、動画などの容量が大きいデータをひんぱんにアップロードするわけではないため、インターネット回線速度が低速でなければ問題なく業務を行えます。外出先で業務を行うケースが多い場合は、モバイルルーターも検討しましょう。

必要なもの3:デザインソフト

デザインソフト
デザインソフト

Webデザインを行うためには、デザインソフトが欠かせません。デザインソフトでは画像や写真の加工やロゴマークの作成が可能です。

デザインソフトには多くの種類があり、それぞれ特徴が異なります。また、料金もさまざまで、なかには無料のデザインソフトも存在します。

ただし、本格的にWebデザイナーを目指すのであれば、多くの機能が備わった有料のデザインソフトを使用しましょう。

IllustratorやPhotoshopは必要?

使用する画像を自由に加工したり、デザインパターンを作成したりするためにも、IllustratorPhotoshopは必要です。IllustratorやPhotoshopを使用することで、作業効率が上がり、本格的なWebデザインを行えます。

また、IllustratorとPhotoshopの両方を使用すれば、より効率よくWebデザインを行うことも可能です。

なお、下の記事ではWebデザインにおけるPhotoshopやIllustratorの使い分け方を詳しく解説しているので、良ければ参考にしてください。

→ WebデザインでPhotoshopを使う際のポイント解説!Illustratorとの使い分けも

必要なもの4:テキストエディタ

効率よく作業するためにも、テキストエディタを導入しましょう。WebデザインではHTMLやCSSも使用します。

WindowsやMacにもデフォルトでテキストエディタが用意されていますが、作業効率を上げるためには、機能が豊富なテキストエディタが必要になります。

テキストエディタは「Atom」のような無料のものから、「Dreamweaver」のような有料のものまで、種類が豊富です。必要な機能を検討した上で、お好きなテキストエディタを導入しましょう。

必要なもの5:フォント

Webデザインの質を高めるためにも、フォントを用意しましょう。フォントには「ヒラギノ」や「Futura」などさまざまな種類があり、使用するフォントでデザインの印象が大きく変わります

OSによっては使用できないフォントもあるため、使用したいフォントが持っているパソコンに対応しているか確認する必要があります。複数のフォントを用意し、Webデザインのパターンを増やせるようにしましょう。

必要なもの6:レンタルサーバ

制作したWebデザインを掲載したポートフォリオを公開するためにドメインを取得しましょう。ドメインはムームードメインお名前.comなどで取得できます。

ドメインは無料で取得できる場合もありますが、自由にドメイン名を選択できない可能性もあります。そのため、ポートフォリオを掲載するサイトのドメインを自由に設定したい人は、有料のドメインサービスを使用しましょう。

ポートフォリオを掲載するためには、レンタルサーバーも必要です。レンタルサーバーとは、サーバーを貸し出すサービスであり、自身が制作したWebサイトなどを自由にサーバーへアップロードできます。

レンタルサーバーには、国内シェアNo.1の「Xserver」や、月額425円(税込)からサーバーを利用できる「さくらのレンタルサーバ」などさまざまな種類があります。

各社の料金プランやサーバースペックを比較した上で、最適なレンタルサーバーを選びましょう。

必要なもの7:サーバードメイン

制作したWebデザインを掲載したポートフォリオを公開するためにドメインを取得しましょう。ドメインはムームードメインやお名前.comなどで取得できます。

ドメインは無料で取得できる場合もありますが、自由にドメイン名を選択できない可能性もあります。そのため、ポートフォリオを掲載するサイトのドメインを自由に設定したい人は、有料のドメインサービスを使用しましょう。

Webデザイナーに必要な5つのスキル

Webデザイナーに必要な5つのスキル

ここからは、Webデザイナーに必要なスキルを、5つにまとめて紹介します。

プログラミングスキル

WebデザイナーはHTMLやCSS、JavaScript、jQueryなどを使用してデザインを作成するケースもあるため、プログラミングスキルが必要になります。

HTMLやCSSなどのプログラミングスキルを身につけることで、対応できるデザインパターンが増えるため、スキルアップにもつながります。

またデザインとコーディングの両方を習得することで、Webデザイナーとしての市場価値を上げられ、キャリアアップも目指せるでしょう。

マーケティングスキル

ユーザーのニーズを明確に把握し、デザインに落とし込むためにマーケティングスキルを身に付けましょう。

マーケティングスキルを身に付けることで、ただデザインを制作するだけでなく、ユーザーの要望を汲み取ったデザインを制作できます

ユーザーのニーズを汲み取れるWebデザイナーは、ユーザーからの満足度も高く、案件も獲得しやすいため、キャリアアップにもつながります。

コミュニケーションスキル

Webデザイナーを目指すためにはコミュニケーションスキルも必要です。Webデザインを制作する際には、クライアントとコミュニケーションを取りながら作業を行います

そのため、コミュニケーションスキルがない場合、クライアントの要望を満たしたデザインを制作できない恐れがあります。

また、コミュニケーションスキルを習得することで、チーム規模で働く際にも、チームメイトと連携を取りながら円滑に業務を進められ、効率よくデザインを制作できる可能性も高くなるでしょう。

自走力

Webデザイナーとして活用するためには、自走力も欠かせません。Webデザイナーはクライアントの要望どおりのデザインを制作するだけでなく、自分でデザインを考え制作するケースもあります

1からデザインを考えるためには、競合分析やWebサイト訪問者の調査など、業務以外でも自身で行動を起こす必要があります。

自走力を身に付け、日頃からWebデザイナーとしてのスキルアップや市場調査などを進んで行える人材は、市場価値も上がり、クライアントからも信頼されるでしょう。

論理的思考力

クライアントの要望を満たすためにも、論理的思考力は重要です。論理的思考力とは、物事を順序立てて考えるスキルです。

論理的力を身に付けることで、クライアントが求めるデザインは何か、そのデザインを満たすためには何が必要かなどを考慮でき、クライアントの要望を満たすデザインを制作できます。

【必要なものが揃ったら】Webデザイナーになるために準備すること

【必要なものが揃ったら】Webデザイナーになるために準備すること

Webデザイナーになるために必要なものがそろったら、下記の準備をしましょう。

ポートフォリオはクライアントに実績を証明するために必要になります。また、Webデザイナーとしてスキルアップするためにも学習環境は欠かせません。それでは各項目についてみていきましょう。

ポートフォリオを作成する

Webデザイナーを目指すために、まずはポートフォリオを作成しましょう。ポートフォリオとは、自身が作成した制作物をまとめたサイトです。

ポートフォリオの作成により、「どのようなデザインを作れるか」「どのようなスキルを持っているか」などをクライアントにアピールできます。

Webデザイナーとして活動する場合、ポートフォリオの作成は必須です。ポートフォリオには、制作物以外にもプロフィールや得意とするスキル、実際に受注実績のある案件なども記載しておきましょう。

知識・スキルを身につけるため学習環境を整える

Webデザイナーとしての知識やスキルを身に付けるために学習環境を整えましょう。Webデザイナーになるための学習方法として、独学やオンライン教材、スクールなどが挙げられます。

確実に知識やスキルを身に付けたい人は、スクールがおすすめです。スクールでは、講師からプログラミングスキルを効率よく学べます。疑問点や不明点があったときもすぐに質問できるため、独学と比較して途中で挫折せずに学習を続けられます。

なかでも、月分割4,098円から学べる侍エンジニアのWebデザイン教養コースでは現役Webデザイナーがマンツーマンで指導します。Webデザインを学ぶ目的や理想の生活・仕事像をヒアリングしたうえでカリキュラムを作成するため、限られた受講期間でも理想の実現に必要なスキルを効率的に習得可能です。

また、侍エンジニアでは最大70%OFFで受講可能な「給付金コース」を提供中。金銭面での支援を受けつつ、理想のキャリア実現に向けたスキルの習得から、転職活動・就業後のフォローアップまでを一貫してサポートしてもらえます。

学習と金銭面をどちらもサポートしてくれる侍エンジニアなら、未経験からでも安心してWebデザイナーへの就職・転職が実現できますよ。

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未経験からWebデザイナーになれるのか?

未経験からWebデザイナーとして活躍することは可能です。プログラミングスキルやコミュニケーションスキル、マーケティングスキルなどを身に付けることで、未経験からでもWebデザイナーになれます。

近年では、オンラインによる学習サイトやYouTubeなどの動画サイト、プログラミングスクールなど、プログラミングを学ぶための環境が整っているため、個人にあった学習方法でプログラミングスキルを習得できます。

働き方も企業に就職する以外に、スキルを身に付ければフリーランスとして活動することも可能です。

Webデザイナーに関するよくある質問

最後に、Webデザイナーに関するよくある質問へまとめて回答します。

Webデザイナーになるには資格は必要?

Webデザイナーになるうえで資格の取得は必須ではありません。ただし、Webデザイナーにとって有利な資格はあります。下記のような資格を取得することで、自身のスキルを証明でき、案件を獲得できる可能性が高くなります。

Webデザイナーはやめとけといわれてるのはなぜ?

「Webデザイナーはやめとけ」と言われる理由として、下記の例があります。

  • 残業が多い
  • 体調に影響が出る恐れがある
  • 給料が安い

確かに、Webデザイナーは上記のように、繁忙期は残業が多かったり、同じ姿勢で仕事をするため健康を害しやすかったりするなどのデメリットがあります。

ただし、Webデザイナーはスキルを身につければ、独立して働くこともでき、収入アップを狙うことも可能です。会社員で働いている場合、副業でWebデザイナーとして活動でき、複数の収入源を確保できます。

挫折なくWebデザイナーを目指すなら

ここまで記事を読み、独学でWebデザイナーに必要なスキルを習得しようと考えている人のなかには、


1人で習得できるかな…
途中で挫折したらどうしよう…

と不安な人もいますよね。

いざ独学でWebデザインを学び始めても、勉強の最中に挫折しまっては学習にかけた時間を悔やむだけでなく「Webデザインスキルを身につけるのって思っていたよりも難しいんだな…」とスキルの習得自体を諦めかねません。

仮にわからないことを飛ばしながら勉強を進めたとしても、Webデザイナーへの就業や副業での収入獲得を実践的なスキルが身につかなければ、結局後悔することになります。

そこで、おすすめしたいのが「SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)」です。

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分割料金一括料金受講期間
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  • 転職・副業・独立などの目的に特化したコースあり
  • 累計指導実績4万5,000名以上
  • 給付金活用で受講料が最大70%OFF

侍エンジニアをおすすめする最大の理由は「挫折しづらい学習環境」にあります。具体的には

  • 現役Webデザイナー講師による個別レッスン
  • Webデザイナーに質問できるオンラインでのQ&Aサービス
  • 不安や悩み・勉強の進み具合を相談できる学習コーチ

といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきたわからないことや不明点をいつでも相談できます。「受講生の学習完了率98%」という実績からも、侍エンジニアなら挫折しづらい環境でWebデザインスキルが習得できるといえます。

また、侍エンジニアでは受講生一人ひとりの目的をヒアリングしたうえでカリキュラムを作成するため、限られた受講期間でもWebデザイナーに必要なスキルだけを効率的に習得可能です。

最短距離で目的を実現できるようカリキュラムが組まれているため、勉強する順番や内容を誤り非効率に時間や手間を費やす心配もありません。

なお、Webデザイナーへの転職を見据えて学習したい人は受講料の最大70%が給付される「Webデザイナー転職コース」がおすすめです。金銭面での支援を受けつつ、Webデザインスキルの習得から転職活動・就業後のフォローアップ(※1)までを一貫してサポートしてもらえます。

※1:転職後の1年間、転職先での継続的な就業や転職に伴う賃金上昇などのフォローアップ

学習と金銭面をどちらもサポートしてくれる侍エンジニアなら、未経験からでも安心してWebデザイナーへの転職や副業での収入獲得などの目的が実現できますよ。

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まとめ

Webデザイナーは未経験からでも活躍できる仕事です。スキルを身に付けることでフリーランスや副業として活動でき、複数の収入源を確保できます。Webデザイナーを目指したい人は、本記事で解説した下記の5つのスキルを身に付けましょう。

この記事を書いた人

中川 大輝のアバター 中川 大輝 メディア編集長

東京都多摩市出身。前職では都内ホテルにて設備機器のメンテナンスを経験。当時から副業として行っていたWebライティングと独学でのプログラミング学習経験を活かし、「プログラミング学習の挫折をなくすためのコンテンツ作成」を心がけています。
プライベートでは双子育児に奮闘中。将来、子どもたちが侍ブログを見て、プログラミングを学びたいと思えるメディアを作ることが目標です。
今更ながら「キングダム」にドハマリ中。

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