Web制作がオワコンと言われる理由4つ!対策ポイントも解説

Web制作がオワコンと言われているのはホント?
Web制作を今から始めても意味がないのかな……

HTMLやCSSを1から学んで、Web制作に取り組む人も多いです。しかし、これからWeb制作を学ぶべきか、将来性はあるのかなど悩むこともあるのではないでしょうか。

本記事では、

  • Web制作がオワコンといわれている理由
  • Web制作を学ぶのは無駄なのか
  • Web制作でオワコン化を防ぐために意識すべきポイント

の流れで、Web制作を学ぼうと思っている方向けの情報をまとめて紹介します。

なお、Web制作を本格的に学ぼうとすると「技術的な悩み」がいろいろ出てきます。プログラミングスクールなどを活用し、質問できる環境を準備しておくことがおすすめです。

この記事の要約
  • 将来性が高い点からWeb制作は「オワコン」ではない
  • 制作者の増加や単価の下落から、Web制作は「オワコン」といわれている
  • Web制作者として活躍するなら、専門分野への特化や上流工程が担えるスキルを磨こう

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この記事の監修者

フルスタックエンジニア

金田 茂樹


音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。

目次

Web制作がオワコンといわれている4つの理由

画像:Web制作がオワコンといわれている4つの理由

そもそもなぜWeb制作がオワコンといわれているのでしょうか。その理由は、以下の4つです。

スキルの問題だけでなく、需要と供給などの問題も絡んできています。詳しく見ていきましょう。

【理由1】制作自体のハードルが下がっている

1つ目の理由は、Web制作のハードルが下がっている点です。完全未経験から独学でWeb制作の仕事を始める方も増えてきており、学習サービスや学習サイトも豊富にあります。

無料の学習サービスで言うと「Progate」や「ドットインストール」などがありますし、仕事はクラウドソーシングサービスである「ランサーズ」や「クラウドワークス」などで探せます。

Web制作で使うHTML/CSSは、比較的学びやすいプログラミング言語です。そのため、Web制作を行うためのハードルが下がっています。

【理由2】Web制作者が増加している

Web制作のハードルが下がっており、副業やフリーランス案件も増えています。実際にクラウドソーシングサービス「ランサーズ」でWeb制作の案件を調べてみたところ、5,558件のデータが見つかりました。(2022年12月26日時点の情報)

デザインやコーディングのみの案件だったり、要件ヒアリングから行う案件だったり、難易度や規模感もさまざまです。ランサーズ上で検索して上位表示される案件を見てみると、提案数が40件以上されているものもありました。

ランサーズsで上位表示される案件は提案数が40件以上
出典:ランサーズ

このように「Web制作者が多くてなかなか案件が獲得できない」と悩む方が一定数いることから、「オワコン」と言われることもあります。

【理由3】制作単価が下落している

供給過多になった際に起こるのが「単価の下落」です。Web制作も例外ではなく、制作単価が低くなっているケースが見受けられます。

その理由は、初心者や未経験者が低価格で安く請け負うケースがあるためです。一度安く請け負うことで、クライアントが別の制作者に依頼するときの基準単価が低くなってしまいます。

もちろん経験やスキルを求められる案件では、低単価ではない案件もあります。しかし、その分求められるスキルも上がるため、競合と差別化したスキルの習得が必須です。

なお、Web制作の平均年収について知りたい方は下記の記事をご一読ください。

Web制作の副業ってどんなもの?仕事内容から平均収入まで一挙公開
更新日:2024年3月21日

【理由4】激務なWeb制作会社もある

スキルを学んで、Web制作会社に転職を考えている方もいるのではないでしょうか。スキルアップや経験を積んだり、安定収入を目指したりするうえでWeb制作会社への転職はおすすめです。

しかし、Web制作会社によっては激務となるケースもゼロではありません。Web制作では、基本的にリリース日がある程度決まっているため納期をずらすことが難しく、遅れが発生してしまうと帳尻を合わせるために残業や休日出勤などが必要となることもあります。

Web制作会社によって異なるものの、忙しすぎる環境から「オワコン」と言われてしまうことがあるのです。

今からWeb制作を学ぶのは無駄なのか

画像:今からWeb制作を学ぶのは無駄なのか

では、今からWeb制作を学ぶことは無駄なのでしょうか。

結論から言うと、無駄ではありません。なぜならWeb制作は初心者でもとっつきやすい言語を扱うほか、Webアプリ開発などに必須のフロントエンド周りの知識や経験が身につくからです。

言い換えると「学びやすく、将来性のある分野」であることは間違いありません。

Web制作のスキルだけで勝負しようとすると、確かに厳しくなってきているのは事実です。しかし、Web制作を学んでキャリアアップを図ることも可能ですし、副業などの案件も豊富にあります。

とはいえ闇雲にWeb制作を学んでも、供給過多の現状で勝ち抜くことは難しいです。では、どうすればWeb制作でオワコン化を防げるのでしょうか。

次に、Web制作でオワコン化を防ぐために意識すべきポイントを紹介します。

Web制作でオワコン化を防ぐために意識すべき5つのポイント

画像:Web制作でオワコン化を防ぐために意識すべき5つのポイント

Web制作でオワコン化を防ぐために意識すべきポイントは、次の5つです。

ひとつずつ詳しく見ていきましょう。

【ポイント1】特定の分野で強みを持つ

1つ目のポイントは、特定の分野で強みを持つことです。Web制作者が多いとはいえ、何らかの専門分野や専門技術を掛け合わせたスキルを保有している人は少ないです。

特にWeb制作の場合は「想定ユーザーに刺さるデザインやコピーライティング」なども求められることがあり、この点も踏まえてホームページやLP(ランディングページ)などを制作できれば仕事に困ることは少ないでしょう。

どんな分野で強みを持てばいいかイメージしづらい方は「ランサーズ」や「クラウドワークス」などのクラウドソーシングサービスで、実際にどんな案件があるのか見てみると良いでしょう。

「誰でもできること」ではなく「自分だからできること」と呼べるスキルを磨くことが、オワコン化を防ぐカギとなります。

【ポイント2】ツールを駆使した制作スキルを磨く

2つ目のポイントは、ツールを駆使した制作スキルを磨くことです。Web制作と一口に言っても、求められる技術やスキルが異なります。

Webデザイナーがデザインしたデータをもとに「コーディングだけ」できるのか、要件を元に「Webデザインを作ってコーディングまでできるのか」では、仕事の幅が大きく変わるのです。

具体的な例で言うと、FigmaAdobe XDなどのデザインツールを駆使し、Webサイトのプロトタイプを作る技術なども求められる時代になっています。転職時の募集要項に記載されることも増えてきているため、コーディングスキルとセットで学んでいくと良いでしょう。

なお、Webデザインで使えるツールの例については、下記で詳しくまとめています。あわせてご一読ください。

無料で使えるWebデザインツールおすすめ8選【2024年版】
更新日:2024年3月20日

【ポイント3】クライアントへの提案力や営業力を高める

3つ目のポイントは、クライアントへの提案力や営業力を高めることです。仮にWeb制作者が多かったとしても、営業方法によってはまだまだ仕事がたくさんあります。

「他の人があまりやらない営業方法を実践してみること」が特に重要です。たとえばSNSで新サービスを開発している企業にDMでWeb制作の提案をしてみたり、WantedlyでWeb制作者を探している企業にDMを送ってみたりなどです。

他にも、SNSアカウントでWeb制作の例などを発信し、「自然とWeb制作の相談が来るような仕組みづくり」をする方法もあります。

上記とクラウドソーシングのような案件数が豊富なサービスも活用しつつ、複数クライアントと仕事ができるようになれば、安定しやすいのではないでしょうか。

【ポイント4】上流工程の業務を巻き取る

4つ目のポイントは、上流工程の業務を巻き取ることです。

Web制作では、基本的に要件からデザインを作ったり、デザインからコーディングしたりと「手を動かして作ること」が多いです。デザインやコーディングの経験は上流工程を務めるうえでも役立ちます。

たとえばWebディレクターとして仕事ができるようになれば、Web制作者よりもぐっと仕事の幅が広がります。進捗管理やマネジメントなどの経験、スキルが必要なこともあり、その分単価も高いです。

ある程度Web制作の経験やスキルが身についたら、上流工程の仕事を巻き取れないか考えてみると良いでしょう。

【ポイント5】エンジニアとしてのキャリアチェンジに備える

5つ目のポイントは、エンジニアとしてのキャリアチェンジに備えることです。

Webサイト制作で培ったスキルは、Webアプリ開発などでも活かせます。

特にWebアプリケーション開発では、スピード感を求められることも多いです。FigmaAdobe XDなどを使って画面のプロトタイプを作ることができれば、スピード感のある開発が可能となります。

また、Ruby、PHP、Pythonなどのサーバーサイドのプログラミング言語のスキルを磨いて、Webエンジニアを目指すことも可能です。Webデザインも可能であれば、Webエンジニアの中でも需要が高く、案件数も豊富にあります。

サーバーサイドエンジニアへのキャリアに興味がある方は、下記の記事もあわせてご一読ください。

サーバーサイドWebエンジニアのなり方・必要スキル・仕事内容まとめ
更新日:2024年3月1日

まとめ:Web制作の今後を見据えた備えが重要

今回は、Web制作がオワコンと言われている理由や、オワコン化を防ぐポイントを紹介しました。紹介した以下のポイントは、Web制作を進めるうえで押さえておくことが重要です。

  • ポイント1.特定の分野で強みを持つ
  • ポイント2.ツールを駆使した制作スキルを磨く
  • ポイント3.クライアントへの提案力や営業力を高める
  • ポイント4.上流工程の業務を巻き取る
  • ポイント5.エンジニアとしてのキャリアチェンジに備える

Web制作は供給過多のように見えますが、初心者が多いことから飽和状態に見えるという側面もあります。代替えがしづらい専門スキルや、ツールを駆使したWeb制作ができるハイスキル人材は不足しているのが実情です。

今後も初心者と実力者の差が開いていく可能性があるため、今回のポイントを参考に差別化を意識してみてはいかがでしょうか。

なお、デザインツールを使ったWeb制作のスキル習得を目指す方には「スクールの活用」もおすすめです。現役のWeb制作者やWebエンジニアから、ツールの活用方法や効率的な学習方法などの相談もできます。

もしもスクールを活用してスキルアップを図りたい方は、以下の無料カウンセリングを受けてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

中川 大輝のアバター 中川 大輝 メディア編集長

東京都多摩市出身。前職では都内ホテルにて設備機器のメンテナンスを経験。当時から副業として行っていたWebライティングと独学でのプログラミング学習経験を活かし、「プログラミング学習の挫折をなくすためのコンテンツ作成」を心がけています。
プライベートでは双子育児に奮闘中。将来、子どもたちが侍ブログを見て、プログラミングを学びたいと思えるメディアを作ることが目標です。
今更ながら「キングダム」にドハマリ中。

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