手に職がつき収入アップにもなる、Web制作の副業に興味のある方は多いのではないでしょうか。
しかし、Web制作の副業について調べると、
結局なにをする仕事なの……？
どのくらいの収益になるのかな？
などWeb制作というジャンルが曖昧なことから、実際に何をする仕事なのか分からない方もいらっしゃいますよね。
そこでこの記事では、Web制作に該当する「Webサイト制作」「Webデザイン」「Webライティング」の副業について詳しく解説いたします。
この記事を読めば、
- Web制作とは何か？
- Web制作の副業について
といったことが分かります。ぜひ参考にしてください！
- 高単価案件の獲得を目指すならWebサイト制作の副業がおすすめ
- クリエイティブな副業をするならWebデザイナー案件がおすすめ
- 短期間で稼ぐならWebライティングがおすすめ
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本記事の解説内容に関する補足事項
本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」、を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。
また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。
記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。
Web制作とは？
Web制作とは、新規のWebサイトを作ったり、既にあるコンテンツのリニューアルや追加を行うことを指します。
Web制作はひとりで行うものではなく、たくさんの職種が関わって１つのコンテンツを作りあげます。
「Webマーケター」が企画を作り、その企画を「Webデザイナー」が形にします。形となったものを「Webエンジニア」が作成することでひとつのコンテンツが生まれるという流れです。
また、コンテンツにユーザーを集めるためには、ブログなどで集客しなければなりません。集客を意識した記事を作成するのが「Webライター」となります。
よく一括にされていますが、たくさんの職種が携わって出来ているのが「Web制作」と呼ばれるものです。
Web制作の副業案件
Web制作のなかにも、複数の職業があることは分かりましたね。そのなかでも副業に適したものと適していないものがあります。
副業案件として適しているのは、
- Webサイト制作
- Webデザイン
- Webライティング
以上の3種類です。それぞれ必要なスキルや平均単価が異なるので、どれがあなたに合っているか考えて、学習しましょう。
Webサイト制作
Webサイト制作の副業は主にWordPressの導入やカスタマイズとなります。
WordPressとは、世界でもっともシェア率の高いCMS（コンテンツ・マネジメント・システム）で、日本でのシェア率は80%以上！ そのため、副業案件をコンスタントに獲得するにはWordPressを扱えることが必須となるでしょう。
一般的にはテーマのカスタマイズやプラグインの設置などが多いですが、高額案件になるとWordPressの保守管理やサイトの構築段階から行うものもあります。
WordPressは日本だけでなく、世界的に使用されているCMSです。Web制作を副業にする上で、WordPressをどの程度カスタマイズできるかが案件の単価や獲得難易度に大きく関わるため、まずはご自身でWordPressサイトを構築し、カスタマイズしてみるといいでしょう。
必要なスキル
Webサイト制作には、主にフロントエンド言語とWordPressの知識が必要になります。副業案件を獲得するためには最低でも以下のスキルを習得しましょう。
- HTML/CSS
- Javascript
- jQuery
- WordPressの知識
また、これらの他にPHPやSEOも習得しておくと、高単価案件を獲得しやすくなるので、経験を積んでステップアップしたい方にオススメです。
平均単価
大手クラウドソーシング「クラウドワークス」の単価を見ると、プラグインの導入や細かいバグの修正などで約5000円。テーマのカスタマイズやWebサイトのWordPress化など大規模な案件になると10〜30万円程となります。
まずは、プラグイン導入や細かいバグ修正などを行い、実績を積んでから大規模案件に取り組むといいでしょう。
Webデザイン
Webデザインの副業は、Webコンテンツ内の一部分をデザインする案件やコンテンツ全体のUI（ユーザーインターフェース）/UX（ユーザーエクスペリエンス）改善など様々です。
Webデザインは、コンテンツの構築から各ページのビジュアルなど、Web制作のデザイン面を包括的に行う仕事です。
最近では、ただおしゃれなデザインを作成するのではなく、ユーザーの利便性を考えたデザイン設計が求められており、UI/UXの知識が必須となりつつあります。また、Web上に動きを加えるのもWebデザイナーの仕事であり、デザインだけでなくプログラミングの知識も必要となります。
必要なスキル
Webデザインの知識はもちろんのこと、最近ではコーディングも必須となりつつあります。また、先程も述べたようにUI/UX設計もできるといいでしょう。最低でも以下のスキルを習得しましょう。
- Webデザイン知識
- HTML/CSS
- Photoshop/Illustrator
- UI/UX設計
これらのほかに、SEOやjQuery、HTML5なども扱えると仕事の幅が広がるでしょう。
平均単価
大手クラウドソーシング「クラウドワークス」の単価を見ると、PhotoshopやIllustratorを使ったデザイン作成のみで約1万円、サイト全体のデザイン設計からコーディングまでになると、10〜30万円程となります。
副業で行ううちは、PhotoshopやIllustratorのデザイン案件などをこなしていくといいでしょう。
Webライティング
Webライティングとは、ブログ記事の制作やホームページのキャッチコピー作成・インタビューの文字起こしなどWeb上のあらゆる文章作成を行う仕事です。
副業案件だと、ほとんどの場合で文章のテーマが決められていて、そのテーマにあった記事を作成します。
Webコンテンツを作成する上で重要となるのが、SEO（検索エンジン最適化）とよばれる手法で、Googleなどの検索エンジンでユーザーが検索を行った際に、上位表示されることが求められます。そのため、ただ記事を書くだけでなく与えられたKWを効果的に文章中に含ませるなどの対策が必要です。
ユーザー目線の良質な記事を書くことができれば、継続的に案件を獲得できるでしょう。
必要なスキル
Webライティングはパソコンさえあれば、始められるので求められるスキルはWeb制作やWebデザインほど高くありません。敬語や自然な文体などを意識して、案件にあった言葉の切り分けなど文章力が求められます。
以下のスキルがあれば始めることはできるでしょう。
- タイピング
- 一般的な文章力
また、この他にSEOに関する知見を持っていると、高額な案件も受注しやすくなるでしょう。
平均単価
基本的にWebライティングは1記事単価か文字単価となります。大手クラウドソーシング「クラウドワークス」の単価を見ると、1文字単価0.8円程が相場のようですね。
また、未経験者の場合は1記事1500円程となるので、まずは実績を積んで継続案件を獲得することが、単価UPの鍵となるでしょう。
高単価を狙うならWebサイト制作がオススメ
今後の将来性や高単価であることを考えると、3種類のなかでもWeb制作がおすすめです。
Web業界自体の将来性が高いので、Web制作スキルを習得しておけば、転職はもちろんフリーランスとして活躍することができます。Web業界はリモートワークやフレックスなどの福利厚生を行っている企業も多いので自由な働き方を目指せますよ。
また、将来的にもWeb業界が廃れていくことは考えにくいため、今のうちにスキルを習得して経験を積むことで、より好条件の仕事獲得ができるようになるでしょう。
まとめ
今回はWeb制作の副業についてご紹介しました。
まとめるとWeb制作の副業は、
- Webサイト制作
- Webデザイナー
- Webライティング
以上の3種類になります。覚えることは多いですが、Webサイト制作は単価と将来性が高いのでおすすめです！
この記事からWeb制作の副業に興味を持っていただけたら幸いです。
