プログラミングとデザイン両方学ぶのは非効率?両者の違いと解決策


プログラミングとデザインの両方を身につけることはできる?
同時に学習を始めても大丈夫?

プログラミングとデザインの両方に興味を持っている方であれば、並行して学習を始めようと考えるかもしれません。

今回はそのような方に向けて、プログラミングとデザイン両方を学ぶのが非効率であるという話や、どちらの職種を学ぶべきかについて解説します。

そもそもプログラミングとデザインの両方を生業にできるのか?という疑問にもお答えしますので、両方の職種に興味を持っている方はぜひ参考にしてみてください!

この記事の要約
  • 初心者はプログラミングとデザインのどちらを学ぶか選ぶべき
  • 同時に両方を学び始めると学習効率が下がるリスクがある
  • 余裕できてから追加で学べば両方を生業にできる

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本記事の解説内容に関する補足事項

本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」、を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。

また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。

記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。

目次

プログラミングとデザインの両方を生業にすることは可能

プログラミングとデザインの両方を生業にすることは可能

プログラミングとデザインの両方を生業にすることは可能

そもそもプログラミングとデザインの両方を生業にすることは可能か?という疑問を持つ方もいるのではないでしょうか。

結論、可能です。実際にプログラマー兼デザイナーとして働いている事例もあります。

基本的には先にどちらかの実務経験を積んでからもう一方の職種に挑戦することで、結果両方の仕事を担っているというパターンが多いようです。

とはいえプログラマー兼デザイナーという経歴は比較的珍しいため、両方の目線を持っているということで業界での人材価値は必然的に高まります。

下記は実際にプログラマー兼デザイナーとして活躍している例です。

https://twitter.com/kyaroru0710
https://twitter.com/ryumachi3
https://twitter.com/Chaya0815

ではプログラマーとデザインの違いを見ていきましょう。

プログラミングとデザインの違い

プログラミングする人を「プログラマー」もしくは「エンジニア」、デザインする人を「デザイナー」と呼びます。

ここでは、プログラミングとデザインの違いを解説するために、それぞれ職業別で仕事内容と必要スキルについて簡単に解説していきます。

プログラマー

プログラマー

プログラマー

プログラマーの仕事内容

プログラマーにもWebやゲーム、組み込み系などさまざまなタイプが存在します。

代表的なものは以下の通りです。

  • Webプログラマー
  • ゲーム系プログラマー
  • アプリケーションプログラマー
  • 組み込み系プログラマー
  • 汎用系システムプログラマー
  • 通信系プログラマー
  • オープン系プログラマー

またフロントエンドやバックエンドといったように、どの部分を担当するかも職種によって分かれます。

このようにプログラマーのタイプにより業務内容は異なりますが、基本的にはシステムエンジニアが作成した設計書を元にプログラムを書くのがプログラマーの仕事です。

またプログラムを実際に動かしてテストをしたり、クライアントからの要望を元に見積もりの作成をする場合もあります。

プログラマーに必要なスキル

プログラマーはプログラミング言語に関する知識が必須です。プログラミング言語にはさまざまな種類があり、企業やシステム、自分が担う範囲によって必要な知識はまちまちです。

しかしどのプログラミング言語を扱う場合も論理的思考力が求められます。論理的思考力とは、問題を解決する際に物事を順序だてて考え頭の中で整理する力のことです。

基本的にプログラミングは「順次」「分岐」「繰り返し」を上手く組み合わせて一つの仕組みを作るものなので、物事を論理的に考える力は必須と言えるでしょう。

初心者におすすめのプログラミング言語は下記の記事で紹介していますので、気になる方はどうぞ!

初心者におすすめのプログラミング言語TOP5【現役エンジニア100名が厳選】
更新日:2024年4月19日

デザイナー

デザイナー

デザイナー

デザイナーの仕事内容

デザイナーもプログラマー同様にいくつかのタイプが存在します。IT系のデザイナーとして代表的なものは以下の通りです。

  • Webデザイナー
  • UX・UIデザイナー

デザイナーは、画面の見た目や色合い、どこにどのようなパーツを配置するか等を考えて画面の構成を組み立てるのが主な仕事です。

このようにデザイナーが作成したデザインを元にコーダーやプログラマーが実際のシステムを組み上げていくため、デザインを決める段階でクライアントとのやり取りも発生します。

その他にもロゴの作成や画像の調整など、サイトに必要なコンテンツの作成に携わる場合もあります。

デザイナーに必要なスキル

デザイナーはデザインソフトに関する知識が必須です。デザインソフトとして代表的なものが、Photoshopやillustrator、XDです。

これらのソフトを使ってワイヤーフレームと呼ばれる簡易的なデザインの枠組みを作成し、そのワイヤーフレームを元に詳細なデザインを決めていきます。

また近年ではデザイナーにもコーディングのスキルが求められることがあるため、最低限HTMLとCSSの知識は身に付けておくと良いでしょう。

初心者がプログラミングとデザインの両方を学ぶのは非効率か

両方を学ぶのは非効率か

両方を学ぶのは非効率か

プログラミングとデザインの両方に興味があるので、並行して学びたいという方もいるのではないでしょうか。

結論プログラミングとデザインの両方に本格的に手を付けてしまうと、勉強が非効率になる可能性があります。

一度に複数のことを覚えようとすると意識が散漫してしまい、結果として両方が中途半端になりかねません。

プログラミングとデザイン両方の知識を身に付けるのであれば、先にどちらかの知識を習得してからの方が良いでしょう。

しかし例外もあります。

初期の段階でまだどちらを学べばよいか分からないという方は、両方の基礎広く浅く学んで適正を見極めるべきであると言えます。

次の章で自分がどちらに向いているのかを見極める方法を解説します。

自分がプログラミングとデザインのどちらに向いているのか考えよう

プログラミングとデザインのどちらに向いているのか考えよう

プログラミングとデザインのどちらに向いているのか考えよう

では自分がプログラミングとデザインどちらに向いているかを見極めるために何を重要視するべきでしょうか。

一概には言えませんが大切なことは「自分がどちらと得意とするか・楽しいと思えるか」でしょう。

どちらもある程度の経験をつめば基本的なスキルは身に付きますが、勉強を始めたばかりのころは得意・不得意が顕著に出やすいです。

不得意な方を無理に突き詰めようとしても、「楽しくない・向いていないかも」といった理由で挫折してしまう原因になりかねないでしょう。

次に意識することは「年収や将来性」といったスキルの実用性です。

スキルの実用性だけを見比べるとプログラマーの方が有利な計合があります。

しかし、Webデザイナーもデザイン以外のスキルを掛け合わせることで年収アップを狙うことは十分に可能です。

自分の「得意・不得意」を見極めたうえで両職種の「実用性」を知り、自分が楽しいと思える部分や許容できる部分を把握することが大切です。

Webデザイナーとプログラマーどちらを目指すべきかは下記の記事でも紹介していますので、合わせてどうぞ!

Webデザイナーとプログラマーどっちを目指すべき?5つの視点で徹底調査
更新日:2024年3月8日

決められない場合はフロントエンドエンジニアという選択肢もあり

フロントエンドエンジニアという選択肢もあり

フロントエンドエンジニアという選択肢もあり

ここまでプログラマーとデザイナーのどちらを目指すべきかを解説しました。

とはいえ、どうしてもどちらか一方に絞れない!という方もいるかもしれません。

そんな方はフロントエンドエンジニアという職種も視野に入れてみてはいかがでしょうか。

フロントエンドエンジニアは主にサービスのデザイン部分を構築するプログラマーであるため、デザイナーと関わる機会も必然的に増えます。

デザイナーと連携しながらサービスの見た目を作りつつ、プログラミングのスキルを駆使してシステムを組み上げるため両職種のやりがいを感じられるでしょう。

フロントエンドエンジニアになるための学習法を下記の記事で紹介していますので、合わせてどうぞ!

【フロントエンドエンジニア入門】独学で学べる学習法をプロが解説
更新日:2024年3月16日

まとめ

今回はプログラミングとデザインの両方を学ぶのが非効率であるという話や、どちらの職種を学ぶべきかについて解説しました。

プログラミングとデザインの両方に興味がある方は、自分にとってどちらがより適しているかを見極めることが大切です。

あなたにとって最適な職種選びになるよう、まずは両職種に広く浅く触れることから始めてみてはいかがでしょうか。

この記事を書いた人

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