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システムエンジニアとインフラエンジニアの違いとは?働き方を比較

システムエンジニアとインフラエンジニアの違いって何だろう?
自分にあってるのがどっちか知りたい……!

システムエンジニアインフラエンジニアは、どちらも顧客の要望を聞いて問題を解決する仕事です。ですが、具体的な業務内容は違いが多く必要なスキルもそれぞれ違ってきます。

そこでこの記事では、システムエンジニアとインフラエンジニアの違いについて詳しく解説していきます。また、年収や向いている人の特徴などもそれぞれ紹介するので、ぜひ参考にしてください。

システムエンジニアとインフラエンジニアの違い

画像:Shutterstock

業務領域の違い

システムエンジニアとインフラエンジニアの大きな違いは業務領域にあります。

一言で簡単に言うと、システムエンジニアはシステム関連、インフラエンジニアはインフラ関連の業務を担当します。また、システムエンジニアはシステムが完成したらテストをしてプロジェクト終了ですが、インフラエンジニアの場合はテスト後も保守や運用に携わる必要があるので、そういった違いもあります。

必要なスキルの違い

システムエンジニアとインフラエンジニアは業務領域が違うので必要となるスキルも当然違います。

両方を比べると、インフラエンジニアの方がインフラ関連の知識に加えて、ある程度のプログラミング知識も必要なのでシステムエンジニアよりも幅広い知識が求められます。

それでは、両方の違いを理解するために、まずはシステムエンジニアについて詳しく見ていきましょう。

システムエンジニアとは

画像:Shutterstock

システムエンジニアの仕事内容

システムエンジニアの仕事内容は、システムを開発するための設計書の作成や、システム完成後に正常に動作するかどうかテストなどをすることです。

また技術的な仕事だけでなく、顧客がどのようなシステムを求めているのか具体的に聞き出したり、提案することも求められます。

以下が具体的な仕事内容です。

  • 顧客へのヒアリング
  • 顧客の要望を実現させるためにシステムの大まかな仕様を決める
  • システムの詳細の設計書を作成
  • プログラマーに設計書通りにコードを書いてもらう
  • 完成したシステムが設計通りに動作するかテストする


これら5つの業務をチームで行うのがシステムエンジニアの仕事です。続いてはシステムエンジニアに必要なスキルについて見ていきましょう。

システムエンジニアの必要なスキル

プログラミング知識

システムエンジニアにはプログラミング知識も必要です。

業務上でプログラミングのコードを実際に書くのはプログラマーですが、システムエンジニアにプログラミングの知識がないと詳細な設計書が書けません。

もしシステムエンジニアのプログラミング知識が乏しければ、プロジェクトの進捗状況も把握出来ず、プログラマーとの知識の差が原因で、業務上必要なコミュニケーションにも問題が出てくる可能性もあります。

また、システムエンジニアにプログラミング知識があると、プロジェクトが円滑に進むだけでなく、顧客の要望通りのシステムを完成させるためのコードを、頭の中でイメージ出来るので、見積もりの精度も大幅にアップします。

ですから、システムエンジニアにとってプログラミングの知識は必須と言えるでしょう。

コミュニケーション能力

システムエンジニアの仕事は個人ではなく、チームで意思疎通を図りながらプロジェクトとして進める必要があるのでコミュニケーション能力が不可欠です。

特に、顧客とは最初のヒアリングで、念入りにコミュニケーションをとらなければいけません。もし、この時に顧客と十分な意思疎通が出来ていなければ、両者の思い違いからプロジェクト進行中に仕様変更などを求められることもあります。

ですから、システムエンジニアとって、コミュニケーション能力は、プロジェクトを円滑に進めるために無くてはならないスキルです。

マネジメント能力

システムエンジニアにはマネジメント能力も必要です。その理由は、システムエンジニアは、キャリアアップをすると、プロジェクトマネージャー(PM)を務めることになるからです。

プロジェクトマネージャーは、プロジェクトのスケジュールを管理したり、チームメンバー内で仕事量の差が出ないようにする人員調整などのマネジメント業務をしなければいけません。将来のキャリアップを考えるなら早い段階でマネジメント能力を身につけておくことをおすすめします。

システムエンジニアの平均年収

システムエンジニアの平均年収ですが、エンジニアのための転職サイト「Tech総研」で以下のデータが公表されています。

これは30歳~35歳までのエンジニアの職種別の年収データです。

一口にシステムエンジニアといってもそれぞれ担当する業務によって年収が違ってきますが、だいたい500万円前後がシステムエンジニアの平均年収と言えるでしょう。また、プロジェクトマネージャーにキャリアアップすれば平均年収は733万円まで上昇することがわかります。

システムエンジニアは、最低年収と最高年収の差が大きく、能力や務める会社次第で年収が変わるため、向上心がある人にとっては夢のある職業と言えるでしょう

システムエンジニアはこんな人におすすめ

ここまで、システムエンジニアに必要なスキルを見てきましたが、そのことを踏まえた上で、システムエンジニアは以下のような人におすすめです。

  • 向上心がある人
  • 緻密な設計書作りが求められるため、大雑把ではなく几帳面な性格の人
  • 協調性がありチームプレイができる人
  • 理解力や問題解決能力が高い人


逆にこれらの要素を身につけていない人は、システムエンジニアにはあまり向いていないので、システムエンジニアへの転職は慎重に考えるといいでしょう。

インフラエンジニアとは

画像:Shutterstock

インフラエンジニアの仕事内容

インフラエンジニアとはその名の通り、IT業界のインフラに関わるエンジニアです。IT業界のインフラとはパソコンやサーバなどの機器と、WindowsやMacなどのコンピュータプログラム(OS)などを指します。

インフラエンジニアの仕事は、これらITインフラの設計、構築、保守・運用です。

具体的には、顧客の要望を聞いて設計書を作成し、次にその設計書通りにサーバなどを構築し、動作確認やどこまで負荷に耐えられるかなどのテストを行います。そして、最後の保守・運用では、正常に動作しているか監視しトラブルなどに迅速に対応することが求められます。

顧客の要望通りに設計書を作るという点は、システムエンジニアと少し仕事内容が似ていますが、インフラエンジニアの場合は、扱うものがITインフラで、構築やその後の保守・運用まで任されているという違いがあります。

インフラエンジニアの必要なスキル

ネットワークやサーバに関する知識

インフラエンジニアはITインフラに関する仕事なので、ITインフラそのものであるネットワークやサーバの知識が必要です。

例えば、ネットワークの知識なら「シスコ技術者認定試験」という資格試験の学習をすれば基礎知識が身につくのでおすすめです。また、サーバの知識なら広く利用されているLinuxというコンピュータプログラムの知識を身につけておくといいでしょう。

インフラスキル

インフラエンジニアにはインフラを構築するスキルも必要です。

これは、作成した設計書に基づいてシステムが稼働するための基盤を構築するスキルのことです。具体的には、コンピュータプログラムとアプリケーションの間に入って、様々な機能を発揮するミドルウェアを扱う知識や、エラーの原因を特定するための分析の知識が求められます。

コミュニケーション能力

システムエンジニア同様に、インフラエンジニアも顧客への念入りなヒアリングや、プロジェクトとしてチームで動くことが求められるのでコミュニケーション能力が必須です。

インフラエンジニアの平均年収

インフラエンジニアの平均年収ですが、先ほどシステムエンジニアの平均年収を調べた時のデータを再度確認してみましょう。

このデータから、インフラエンジニアの平均年収は575万円でシステムエンジニアよりも高収入だということがわかります。また、インフラエンジニアの最低年収は450万円で、これはシステムエンジニアの最低年収の約2倍の金額です。

インフラエンジニアはこんな人におすすめ

インフラエンジニアは以下のような人におすすめです。

  • コンピュータの内部やモデムやルーターなどのITインフラに興味がある人
  • デスクワークが苦にならない人
  • 同じ作業をコツコツとでき忍耐力がある人


このような特徴を持つ人はインフラエンジニアに向いていると言えるでしょう。

まとめ

システムエンジニアとインフラエンジニアの違いについて解説しました。

両方とも顧客が抱える問題や要望を解決するという点は同じですが、扱う分野や必要なスキルなど、多くの違いがあるとご理解いただけたことでしょう。

システムエンジニアとインフラエンジニアはそれぞれ業務内容などの違いが多いため、もし転職を考えているなら、あなたの適性や状況に合わせて考えることをおすすめします。

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書いた人

深町 一雄

深町 一雄

元ウェブディレクター/編集者
メイン機はOS9時代からMac。
最近はUnityに興味があります。