プログラミングの副業は稼げない?やめとけと言われる理由とその現実

プログラミングの副業は稼げないって本当?
プログラミングの副業で稼ぐにはどうしたらいいの?

「リモートワークがしやすい」「在宅で仕事ができる」などの理由から、プログラミングの副業に興味を持つ人が増えています。その一方で、プログラミングの副業は「稼げない」「おすすめしない」という声を耳にすることもありますよね。

もちろん、プログラミングの副業は「稼げる」という人もいれば、「稼げない」という人もいます。しかし多くの場合、どちらも嘘ではありません。稼げる人もいれば、稼げない人もいるのです。

そこで、今回は「プログラミングの副業は稼げない」と言われる理由を、その実態や稼ぐための方法も交えて紹介します。この記事を読めば、プログラミングの副業で稼ぐべきなのか判断できますよ。

この記事の要約
  • 競争率の高さやスキルや実績が物を言う点から、プログラミングの副業は稼げないと言われる
  • 副業エンジニアの平均年収は325万円
  • 副業収入を上げるなら、需要や案件単価が高いプログラミング言語を学ぶのも有効的

なお、どのプログラミング言語を学べばいいのか、どう学習を進めればいいのかなどがあいまいな人は「プログラミング学習プラン診断」をお試しください。

かかる時間は1分ほど。4つの質問に答えるだけで、あなたにあう言語や学習プランを診断してもらえます。

これからプログラミングを学ぼうとしている人は、ぜひ一度お試しください。

\ 4つの質問に答えるだけ /

また、次の記事ではそもそもプログラミングは副業に適しているのか、その理由を副業の始め方や案件の種類・必要なスキルも交えて紹介しているのであわせて参考にしてください。

未経験からプログラミングの副業でどうやって稼ぐ?始め方も紹介

目次

プログラミングの副業が稼げないと言われる5つの理由

「プログラミングの副業は稼げない」と言われる主な理由は、次の5つです。

  • 基礎技術だけでは獲得できる案件が少ないから
  • クラウドソーシングサイトの競争率が高いから
  • スキルアップに励んでいないから
  • 営業スキルが足りないから
  • チームでの開発経験がないから

それぞれ詳しく解説します。

基礎技術だけでは獲得できる案件が少ないから

プログラミングの副業を始めるときに、基礎技術だけしか習得できていない人が多いのです。基礎技術だけでは獲得できる案件が少ないため、思ったほど稼げないこともあります。

「それなら、応用技術を学べばいいのでは?」と考える人もいるでしょう。しかし、プログラミングスキルの習得には多くの時間がかかるため、簡単な道のりではありません。

弊社が現役エンジニアに対して行った調査によると、エンジニアになるまでにかかった期間は平均17ヵ月、1日の学習時間は平均4時間24分という結果になりました。

エンジニアになるまでの平均学習時間は1日4時間24分

調査概要:エンジニアになるまでの1日の平均学習時間
掲載元:PR TIMES
調査期間:2020年1月~2月
調査方法:インターネット調査
調査対象: SAMURAI ENGINEERブログユーザーとSAMURAI ENGINEERのインストラクター
調査人数:50名

稼げるレベルのスキルを身につけるためには、副業でもこれに近い学習時間が必要となります。確かなスキルを習得せずに副業を始めても、「稼げない」となるのは致し方ありません。

また、下の記事ではプログラミング学習時間の目安を、時間を確保するコツも交えて紹介しているので、併せて参考にしてください。

プログラミング習得にかかる勉強時間の目安は?学習継続のコツも紹介
更新日:2024年3月1日

クラウドソーシングサイトの競争率が高いから

クラウドソーシングサイトの競争率が高いために、なかなか案件が獲得できない場合もあります。1つの案件に数十件以上の応募が殺到する状況では、実績がない初心者の受注は簡単ではありません。

受注から報酬獲得までWeb上で行えるクラウドソーシングサイトは、その手軽さゆえに多くの人が利用します。そのため、初心者からプロレベルの人まで、数多くの競争相手がいるのです。

また、応募数が多いと買い手市場となり、顧客が単価の安いエンジニアを選びやすくなります。結果として価格競争が起こり、単価を下げないと受注できない状況になりがちです。

副業で稼ぐためには、高単価な案件を勝ち取れるだけの確かなスキルや実績が欠かせません。

スキルアップに励んでいないから

「副業は稼げない」と嘆いている人の中には、単にスキルアップの努力が足りない人も一定数います。スキルが足りなければ、プログラミングの副業で稼ぐことはできません。

前述のとおり、エンジニアになるためには平均17ヵ月もの学習期間が必要です。副業で稼ぐためにこれだけの学習をやり抜ける人は、そう多くないのではないでしょうか。

また、「自分はスキルが高い」と思っていても、顧客の目にそう映るとは限りません。たとえ案件を受注できても、顧客にスキルを評価されなければ、継続して仕事をもらうことは難しいでしょう。

営業スキルが足りないから

多くの競争相手から案件を勝ち取る上で、営業スキルも欠かせません。確かなプログラミングスキルがあったとしても、自分の魅力をアピールできなければ、案件の受注は難しいのです。

初心者で実績がないうちは、多くの顧客に営業をかける必要があります。これには相当な時間と労力が必要になり、なかなか案件が取れないうちに挫折してしまう人も少なくありません。

会社員としての豊富な経験を持つエンジニアでも、独立してから営業の仕方がわからず稼げないパターンもあります。営業スキルは稼ぎに直結するので必須です。

チームでの開発経験がないから

大規模なアプリ開発のような高単価案件は、複数人のチームで長期的に進行することが一般的です。こうした案件では多くの場合、チームでの開発経験を重視してエンジニアが選定されます。

よって、チームでの開発経験がない初心者の場合、このような高単価案件はまず受注できません。スキルだけでなく、エンジニアとしての実務経験・実績がなければ、単価アップは難しいでしょう。

プログラミング副業の実態と現実

本当にプログラミングの副業では稼げないのか、その実態を見ていきましょう。弊社ではエンジニア100名を対象に、雇用形態別の年収をアンケート調査しました。結果は、次のとおりです。

雇用形態別のエンジニア平均年収

調査概要:エンジニアの年収実態調査
調査期間:2021/8/20~2021/8/31
対象者:クラウドワークスに登録している現役エンジニア100名
調査媒体:クラウドワークス
掲載元:PR TIMES

副業エンジニア全体の平均年収は、325万円という結果でした。会社員やフリーランスと比べれば低いようにも見えますが、この325万円には本業の収入は含まれません。

本業を続けながら、副業だけで1年に325万円は、十分すぎるくらいの収入でしょう。プログラミングの副業でも、しっかり稼げている人はいるのです。

ただし、稼げている人に共通することはスキルを磨き続けていることです。特にプログラミングは情報のアップデートが早いため、常に情報のキャッチアップを行い、ニーズにあったスキルを身につけることが高収入への第一歩となるでしょう。

プログラミング副業の単価を上げる4つのコツ

とはいえ、プログラミングの副業で稼げない人がいることも事実。稼げる人・稼げない人の差を生み出す大きな要素は、「単価を上げられるかどうか」です。

ここでは、プログラミング副業の単価を上げる4つのコツを紹介します。

  • 単価の高いプログラミング言語を学ぶ
  • プログラミング以外のスキルも身につける
  • 複数の案件獲得先を用意する
  • 実務経験や実績を積む

単価の高いプログラミング言語を学ぶ

プログラミング言語によって、案件の単価相場は変わります。副業で稼ぎたいなら、平均単価の高いプログラミング言語を選びましょう。高単価案件が多い方が、当然ながら稼げるチャンスは増えます。

ただし求人数があまり多くない言語だと、競争率が高くなり案件の受注が難しくなります。単価相場だけでなく一定の求人数があるかどうかも、言語選びでチェックすべきポイントです。

特におすすめは、Web開発で人気の「Ruby」。フリーランス求人検索エンジン「フリーランススタート」によると、Rubyの月額平均単価は約74.6万円という高さです(2022年4月現在)。

また、次の記事では今後の需要が高いプログラミング言語を詳しく紹介しているので、あわせて参考にしてください。

フリーランスエンジニア向けプログラミング言語【高単価・高需要の言語5つ】
更新日:2024年3月1日

プログラミング以外のスキルも身につける

プログラミング以外のスキルも身につけると選択肢が増え、単価の高い案件を選びやすくなります。

プログラミングの副業で稼ぐためには、前述した営業スキルに限らず幅広いスキルが必要です。たとえば、こちらの案件は副業OKですが、必須スキルに「コミュニケーション」が含まれています。

コミュニケーション能力のようなビジネススキルには、さまざまな学び方があります。参考書やスクールなど、自分に合った方法で学習すると良いでしょう。

複数の案件獲得先を用意する

プログラミング副業の案件獲得先は、大手クラウドソーシングサイトだけではありません。複数の案件獲得先を用意すると、単価の高い案件を見つけやすくなります。

クラウドソーシングサイト以外でおすすめの案件獲得先は、次の2つです。

  • 副業/フリーランス向けエージェントサービス
  • 求人サイト

エージェントサービスなら、自分に合った案件をエージェントが紹介してくれます。職務経歴書の添削などのサポートも受けられるため、独力での仕事探しに不安がある人におすすめです。

求人サイトでは、自分で案件探しや応募を行う必要があるものの、幅広い案件が掲載されています。自分のペースで案件を探したい人や、少しでも案件の選択肢を増やしたい人におすすめです。

また、下の記事ではプログラミングの副業で案件獲得する方法を詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。

「まず1つ目の副業案件を獲得したい」という願望を叶える4つの手段
更新日:2024年3月1日

実務経験や実績を積む

確実にプログラミングの副業を成功させたいなら、まずは実務経験や実績を積みましょう。実務経験・実績が必須の案件もありますし、やはり発注者が気にするポイントでもあります。

実際のところ、先ほど紹介した案件の必須スキルにも「開発経験」が含まれています。

顧客としても失敗が許されない高単価案件ほど、実務経験や実績が重視されやすいのです。顧客に信頼される実務経験や実績を積むために、まずは会社員エンジニアを目指すことをおすすめします。

挫折なくプログラミングの副業で稼げるスキルを身につけるなら

ここまで解説してきたとおり、プログラミングの副業で稼ぐためには確かなスキルが欠かせません。

ただ、なかには

独学で身につけられるかな…
途中で挫折したらどうしよう

と不安な人もいますよね。

実のところ、プログラミングの学習途中で挫折する独学者は多くいます。事実、弊社の調査では

  • 不明点を聞ける環境になかった
  • エラーが解決できなかった
  • モチベーションが続かなかった

などの理由から、87.5%が「プログラミング学習で挫折や行き詰まりを感じた」と回答しています。

プログラミング学習における挫折率の調査
プログラミング学習者の87.5%が挫折を経験したことがある

調査概要:プログラミング学習の挫折に関するアンケート
調査対象:10代〜80代の男女298名
調査期間:2019年8月13日~8月20日
調査方法:インターネット調査
掲載元:PR TIMES

いざ独学でプログラミングを学び始めても、勉強の最中に挫折しまっては学習にかけた時間を悔やむだけでなく「プログラミングスキルを身につけるのって思っていたよりも難しいんだな…」とスキルの習得自体を諦めかねません。

仮にわからないことを飛ばしながら勉強を進めたとしても、副業での収入獲得を実現できる実践的なスキルが身につかなければ、結局後悔することになります。

そこで、おすすめしたいのが「SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)」です。

出典:httpscodecamp.jpcoursesmaster_design (1)
700x700_02
700x700_03
700x700_04
700x700_05
700x700_06
700x700_07
700x700_08
14
15
16
出典:httpscodecamp.jpcoursesmaster_design (1)
700x700_02
700x700_03
700x700_04
700x700_05
700x700_06
700x700_07
700x700_08
14
15
16
previous arrow
next arrow
分割料金一括料金受講期間
4,098円~16万5,000円~1ヶ月~
  • 12週間で月5~10万円の収入獲得を目指して学習
  • 案件の獲得から納品までを一貫して学べる
  • 受講期間中は何度でも実案件に挑戦可能

侍エンジニアをおすすめする最大の理由は「挫折しづらい学習環境」にあります。

先ほど述べたとおり、独学者の多くは自力で不明点やエラーを解決できないためにプログラミング学習を挫折しています。そのため、初学者が現役エンジニアのようなプロに質問や相談できない状況で、プログラミング言語を習得するのは非常に難易度が高いといえます。

しかし、侍エンジニアでは

  • 現役エンジニア講師による個別レッスン
  • 現役エンジニアに質問できるオンラインでのQ&Aサービス
  • 不安や悩み・勉強の進み具合を相談できる学習コーチ

といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきたわからないことや不明点をいつでも相談可能です。「受講生の学習完了率98%」という実績からも、侍エンジニアなら挫折しづらい環境でプログラミング学習を進められるといえます。

なお、侍エンジニアの副業スタートコースでは月5~10万円の収入獲得を目標に、専属インストラクターのサポートを受けながら、12週間で実案件の応募から納品までを一通り経験できます。

受講期間内であれば何度でも実案件に挑戦できるほか、専属のインストラクターから直接案件の取り組みに対するフィードバックももらえるため、副業収入の獲得に直結するスキルが習得可能です。

案件例報酬
動物病院のホームページ制作6万5,000円
ショッピングサイトの商品画像作成7,000円
化粧品LPのファーストビュー/バナー作成1万円
Webサイトデザインのリニューアル5万円
副業スタートコースで取り組める案件例

副業で稼げるだけのスキルが身につけられるか不安な未経験の人でも、侍エンジニアなら安心して習得できますよ。

公式サイトで詳細を見る

なお、弊社の卒業生で実際に副業やフリーランスで稼いでいる人はたくさんいます。下記のインタビュー記事もあわせて参考にしてください。

まとめ:稼げない理由と、稼げるコツを押さえよう

今回は、「プログラミングの副業は稼げない」と言われる理由や実態、稼ぐための方法を紹介しました。

「稼げない」にも「稼げる」にも、それぞれの理由があります。プログラミングの副業で稼ぎたいのであれば、「稼げない」の理由も、「稼げる」のコツも押さえておきましょう。

プログラミングの副業で稼ぐためには、確かなスキルや実績が欠かせません。しかしプログラミング初心者・未経験者だと、スキルや実績を積む前に挫折してしまうこともあります。

挫折しないか不安がある人は、スクールの活用も考えましょう。

この記事の監修者

株式会社SAMURAI

中川 大輝

独学でプログラミング学習を始めるも挫折。プログラミングスクール「SAMURAI ENGINEER」を受講し、Web制作を学ぶ。副業でWeb制作を行いつつ、「初心者がプログラミングで挫折しないためのコンテンツ制作」をモットーにWebライターとして侍エンジニアブログ編集部に従事。

この記事を書いた人

【プロフィール】
9年ほどITエンジニアを経験したのち、豊富な技術文書の作成経験を活かし、専業Webライターへ転身。クラウドワークスでは半年ほどでプロ認定、3年半ほどでトッププロ認定を受ける。システムエンジニア・プログラマー・テストエンジニアなどを経験しており、上流から下流まで幅広い開発工程のノウハウを習得しているのが強み。侍エンジニアブログでは、2020年から幅広い分野の執筆を担当。「挫折させないライティング」をモットーに、プログラミング初心者の方でも負担なく読める記事の執筆を心がけています。
【専門分野】
IT/システム開発/組み込み開発/アプリ開発(主にWindows)
【保有資格】
基本情報技術者試験
応用情報技術者試験
ソフトウェア品質技術者資格認定(JCSQE)初級
JSTQB認定テスト技術者資格(Foundation Level)

目次