AWS認定資格とは?概要や取得するメリットをわかりやすく解説

AWS認定資格ってどんな種類があるの?
AWS認定資格を取得することへのメリットが知りたい
AWS認定資格の取得は難しいの?

最近よく名前を聞くAWS(Amazon Web Services)ですが、AWSには実は資格があるのです。実際に業務でAWSを使用する機会はあると思いますが資格を取得しておくことでどんなメリットがあるのでしょうか?

そこで、この記事ではAWSの資格について、概要から資格取得することへのメリットや難易度について解説していきます。

この記事はこんな人のために書きました。

  • そもそもAWSとは?
  • AWS認定資格について詳しく知りたい
  • AWS認定資格のオススメの書籍を知りたい

AWS認定資格についてわかりやすく解説していきますので、ぜひ参考にしてください。

この記事の要約
  • AWSはAmazonが提供するクラウドサービスの総称
  • AWS認定資格はAWSを扱うスキルが問われる資格
  • AWS認定資格を取得すればクラウドの知識を証明できる

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目次

そもそもAWSとは

AWS(Amazon Web Services)とは、Amazonが提供するクラウドサービスのことです。主にストレージやサーバーなどさまざまなサービスを提供しています。

AWSの特色として従量課金制となっており、使った分だけ料金を支払うといった制度のこと言います。従量課金制ですので、自分が使いたいサービスだけに料金を支払うことができます。AWSの詳しい説明については、下記の記事を参照してください。

AWS認定資格とは

資格の概要

資格を取得することで、AWSを使った技術的スキルと専門性を証明することができます。費用は資格の難易度により異なります。

資格の種類費用
Fundational(初級)1万1,000円
Associate(中級)1万5,000円
Professional(上級)/Specialty(専門)3万円

日程は他の資格試験のように年に数回開催されるわけではなく、最寄りのテストセンターに好きな時間に申し込んで試験を受けることができます。

資格のメリット

資格を取得するメリットとしては、

  • AWSを使用する上での知識を身につけることができる
  • AWSの専門的な知識の証明することができる

ことが挙げられます。資格を取得する過程で、AWSの使い方について詳しく理解することができますし、企業によっては資格取得を重視しているところもありますので、転職・就職に有利になることもありえます。

資格の種類

AWSの資格は役割別・レベル別で別れていて、全部で9種類あります。
AWS認定

資格名詳細レベル
1AWS 認定クラウドプラクティショナーAWSにおいてもっとも基本的な資格Fundational(初級)
2AWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイトAWSを使用して安全で堅牢なアプリケーションを構築できることを証明するための資格。Associate(中級)
3AWS認定デベロッパーアソシエイトAWSを使用したクラウドベースのアプリケーションの開発ができることを証明する資格。Associate(中級)
4AWS認定システムオペレーション(SysOps)アドミニストレーターアソシエイトAWSプラットフォームでのデプロイ、管理、オペレーションにおける技術的な専門知識があることを証明する資格。Associate(中級)
5AWS認定ソリューションアーキテクトプロフェッショナルAWS認定ソリューションアーキテクトアソシエイトの上級資格。
AWSを使用して安全で堅牢なアプリケーションをより高度に構築できることを証明するための資格。
Professional(上級)
6AWS認定DevOpsエンジニアプロフェッショナルAWS認定デベロッパーアソシエイト/AWS 認定システムオペレーション(SysOps)アドミニストレーターアソシエイトの上級資格。
AWSプラットフォームでの分散アプリケーションシステムのプロビジョニング、運用、および管理における技術的な専門知識があることを証明するための資格。
Professional(上級)
7AWS認定セキュリティ専門知識AWSのセキュリティについての専門知識があることを証明する資格。Specialty(専門)
8AWS認定ビッグデータ専門知識AWSを用いてビックデータを扱えることを証明する資格。Specialty(専門)
9AWS認定高度なネットワーク専門知識AWSおよび大規模なハイブリッドITアーキテクチャの設計・実装における技術的専門知識があることを証明する資格。Specialty(専門)

資格の難易度

どの程度の期間、AWSの実務経験が必要だとされているかまとめておきます。

実務経験の必要期間
Fundational(初級)6ヶ月
Associate(中級)1年以上
Professional(上級)2年以上
Specialty(専門)AWSについての実務経験ではなく、それぞれの分野で5年以上

AWS認定資格のオススメの書籍

格対策 AWS認定ソリューションアーキテクト – アソシエイト

少し情報が古くなっていますが、基本的な知識がまとまっていてAWSの入門書として最適です。

徹底攻略 AWS認定 ソリューションアーキテクト – アソシエイト教科書

基礎から実践まで体系的に学ぶことができます。また、模擬試験一回分をWebからダウンロードできる点も優れています。

まとめ

今回はAWSの資格について、概要やメリット、難易度やオススメの書籍について紹介しました。この記事を読んでAWSの資格について少しでも理解が深まったなら幸いです。

この記事を書いた人

【プロフィール】
DX認定取得事業者に選定されている株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。
累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。
【専門分野】
IT/Web開発/AI・ロボット開発/インフラ開発/ゲーム開発/AI/Webデザイン

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