どうも!侍エンジニアブログ編集部です!
プログラミングの本格的な学習に入る前に、
- プログラミングでどんな物を作れるのか?
- プログラミングを使ってどんな業界に入ることが出来るのか?
などは、プログラミングを学習する前の前提知識として必ず知っておきたいですよね。そこでこの記事ではITの世界の概要をガッチリ掴めるよう、プログラミングで作られているものやIT業界の特色についてまとめていきます。
この記事でプログラミング学習の方向性が整うと思うので、ぜひ参考に前提知識を深めてください!
この記事の目次
プログラミングとは何か?
「プログラミングでできること」を知る前にまずは、そもそもプログラミングとはなにかを理解しましょう。
プログラミングの仕組み

簡単に説明すると、コンピューターへ指示を出し、「こうやって動いて欲しい!」と伝えるための行動のことを「プログラミング」といいます。もう少し具体的に言えばプログラミングとは、コンピュータが実際に理解できる言葉である「プログラム」を作っていくことです。
そのプログラムを元に、実際に指示された通りに結果を表示しています。

プログラミングでできることは?
ここでは、実際にプログラミングを使いどのようなものが開発できるのかをご紹介します。開発できるサービスを知り、自分はどのようなものが作ってみたいのかを考えてみましょう。
Webアプリ開発
プログラミングで作られている代表的なものに、普段誰もが使うWebアプリがあります。主なWebアプリには次のような種類があります。
- TwitterやFacebookのようなSNS
- AmazonのようなECサイト
- YouTubeのような動画サイト
上記がWebアプリの一例です。他にもいろいろなものが開発されていて、Web上で動くアプリケーションを指します。
尚、アプリ開発で人々の多くの悩みが解決されています。仕事効率化できるアプリケーションを使うことで、より業務効率化を目指すことも可能です。アプリ開発は小さな悩みの解決から始まり、それが開発のきっかけとなりWebアプリ開発のスキルを学ぶ人も増えています。
スマホアプリ開発
現在では、誰でも簡単にスマホからインターネットが見れるようになりました。20代・30代のスマホ使用率は90%を超えていると言われています。
そんな中、スマホアプリの開発も一気に加速して次々と新たなサービスが誕生しています。具体例をあげると
- LINE
- Snow
などが有名ですね。あくまで、例であげたサービスは一例で他にもたくさんのサービスが開発されています。
AI(人工知能)開発
プログラミングは、AIロボット開発にも使用されています。例えば、2014年6月に販売された世界初の感情認識パーソナルロボット「Pepper(ペッパー)」や、教育現場でプログラミングやデバイス制御などのために開発された名刺サイズの小型コンピュータである「Raspberry Pi(ラズベリーパイ)」などがあります。
現在は、このような様々なAIロボットが世界を救っています。革新的なAIロボットを生み出す背景には、プログラミングの進歩が欠かせないのです。
他にも、
- 家庭用機器(スマート家電、自動車等)
- 産業用機器
- 医療用機器
など、身の回りにある様々なものにプログラミングの技術が利用されています。このように、プログラミングは縁の下の力持ちとして様々な人の生活を豊かにしているのです。
今後、IoT(Internet of Thing:モノのインターネット)によって、様々なデータが取得出来るようになる為、今までにはない新しい利用方法が期待されることでしょう。
ゲーム開発
ポケットモンスターなどのごく一般的に認識されている家庭用ゲームから、
- パソコンゲーム(ブラウザアプリ)
- スマホゲーム(スマホアプリ)
- PS4、スイッチ、XBOX
- VRゲーム、ARゲーム
など、私たちのよく知るゲームの全てはプログラミングで作られています。
ゲームの種類にもよりますが、複雑なルールをプログラミングで作成し、ユーザーを楽しませます。最近では開発環境の発達により、個人で3Dゲームも作ることが可能になりました。
システム開発
システム開発とは、つまりシステムを作って自動で数字の管理等を行うシステムの開発のことです。例えば、特定の業務の為に作られる大型のシステムがあります。
- 物流の配送管理システム
- 金融機関の入出金システム
- コンビニの商品管理システム
など、特定の業務のノウハウを活かして効率化するために作成されます。
基本的に様々なシステムと連携しながら足並みを揃えて、皆で集まって開発を行い、大きな仕事を生み出していきます。
プログラミングには種類がある
プログラミング言語とは
プログラミングには、多くの種類があります。
一言でプログラミング言語とは何かを説明するのは難しいのですが、例をあげるとすれば人が話す言葉と一緒で、日本語、英語、ドイツ語など種類があります。その言葉によって特徴も様々で使う単語も違います。
プログラミング言語もそれと一緒で、言語によって特徴に違いがあり
- Webアプリ開発が得意な言語
- スマホアプリ開発が得意な言語
- ゲーム開発が得意な言語
- AI開発が得意な言語
など、様々な特徴を持っています。
人気の高い言語としては
- Ruby
- PHP
- Python
- Java
- C言語
などがあげられますが、他にも多くの言語が存在します。

プログラミング言語ごとにできることは?
プログラミング言語にはいろいろな種類があります。言語によっても開発できるものが違います。
後々、プログラミングを学習する時に自分が開発したいものから言語選定をします。この言語選定を間違わないためにもしっかりと理解しましょう。
Rubyでできること
- webアプリ開発・Webサイト制作
- スマホアプリ
- スクレイピング
- API

PHPでできること
- Webサイト制作
- WordPressカスタマイズ

Pythonでできること
- 機械学習を使った人工知能開発
- 自動データ処理や分析
- スクレイピング
- Webアプリ開発・Webサイト制作
- スマホアプリ(Android)制作
- デスクトップアプリ制作
- 組み込みアプリケーション制作
- フィンテック・ブロックチェーン技術の開発

JavaScriptでできること
- Webアプリ開発・Webサイト制作
- イベント処理
- 非同期通信

Swiftでできること
- iPhone・iPodtouch・iPadアプリ
- Apple watchアプリ
- Apple TVアプリ
- WEBアプリケーション・WEBサーバー

C言語でできること
- ロボット開発・組み込み系
- ソフトウェア開発・OS開発

Javaでできること
- WEBアプリ開発
- 業務システム開発
- PCアプリ開発
- Androidアプリ開発

まずは学習を始める前に学ぶプログラミング言語を選ぼう
ここまで、プログラミングで何ができるのかご紹介してきました。この記事を読んで、ある程度プログラミングでどんな事ができるのか理解できたかと思います。
これから学習をする上でどのプログラミング言語を学ぶかによって、目指すキャリアも変わってきます。ですが、
このように思うのではないでしょうか?プログラミング言語が選べない理由は、自分がプログラミングを学んで、最終的にどのようになっていたいのか明確になっていないので、何のためにプログラミングを学ぶのか分からないからです。
弊社、侍エンジニアではそのような悩みを持つ人のために「プログラミング学習診断アプリ」をご用意しています。このアプリを使い自分に合った言語や学習プランを明確にしましょう。1分程度でサクッと終わるので気軽にお使いください。
最後に
ひとことにITと言っても、作れるものや提供している価値は様々です。プログラミングは意外と身近な存在です。アンテナを張り巡らし、いろいろなことに興味を持ちましょう。そのアンテナがいつしか役立つ時がきます。