プログラミングでどんな物が作れるんだろう?
プログラミングを習得するとどんな職業に就けるの?
プログラミングを学ぶとどんなことができるのか、イメージが湧かない人は多くいますよね。また、実際にプログラミングスキルを習得して就ける職業が気になる人もいるはず。
そこで、今回はプログラミングでできることを、日常生活の活用例も交えて紹介します。
なお、次の記事ではそもそもプログラミングとは何なのか、その特徴や仕組みを活用事例も交えて解説しているのでよければ参考にしてください。
この記事の監修者

フルスタックエンジニア
音楽大学卒業後、15年間中高一貫進学校の音楽教師として勤務。40才のときからIT、WEB系の企業に勤務。livedoor(スーパーバイザー)、楽天株式会社(ディレクター)、アスキーソリューションズ(PM)などを経験。50歳の時より、専門学校でWEB・デザイン系の学科長として勤務の傍ら、副業としてフリーランス活動を開始。 2016年、株式会社SAMURAIのインストラクターを始め、その後フリーランスコースを創設。現在までに100名以上の指導を行い、未経験から活躍できるエンジニアを輩出している。また、フリーランスのノウハウを伝えるセミナーにも多数、登壇している。
プログラミングでできること=コンピュータに指示できること
結論「コンピュータに指示できること」はプログラミングで実現可能です。なお、プログラミングとは、コンピュータに特定のタスクを実行させるための手順や指示(プログラム)を作成するプロセスのことです。

コンピューターが理解できる機械語は0と1の羅列であり、人間にはまず理解できません。そのため、プログラムを記述するときは、人間でも理解できるプログラミング言語が使われます。プログラミング言語は数多くの種類があり、作成したいプログラムに合わせて選択します。
プログラミング言語を用いて作成したプログラムは「コンパイラ」「インタプリタ」といったソフトウェアを使用し、コンピュータの理解できる機械語への変換が必要です。機械語に変換されたプログラムをコンピュータ上で実行することで、コンピュータに指示・命令ができます。
このようなプログラムの仕組みから「プログラミングでできること」は「人間の記述するプログラムによりコンピュータへ指示できること」といえます。
プログラムができること

ここからは、プログラムができることを3つにまとめて紹介します。
1.高速処理
プログラムは、高速処理が可能です。私たち人間も、決して処理が遅いというわけではありません。
2019年に開催された全日本珠算選手権大会の「フラッシュ暗算競技」部門では、画面に次々と表示される3桁の数字、15個を加算して答えを求めるという問題が出されました。大会優勝者は、わずか「1.66秒」で成功させました。これは驚くべきスピードであり、人間のさらなる可能性を感じさせるものでした。
しかし、富士通が開発したスパコン「富岳」は、1秒間で41.5京回(京は1兆の1万倍)の処理を行うことに成功しました。これはどんなに計算が得意な人間であっても、到底かなわない圧倒的なスピードです。
まさに、プログラムならではの「できること」だといえるでしょう。
2.自動処理
プログラムは、高速処理だけでなく自動処理も実現できます。
私たち人間が何か処理を行う場合、面倒であっても1つずつ愚直に進めるしかありません。しかし、人間には体力や集中力に限界があります。延々と処理を繰り返すことは不可能です。
一方、プログラムはどんなに途方もない処理回数であっても、コンピュータの電源が入っている限りは処理を自動的に繰り返すことができます。プログラムは臨機応変な判断や柔軟な対応を苦手としますが、決められた処理を決められた回数・時間の分だけ自動的に処理を行うことが得意です。
3.正確処理
プログラムは、正確な処理も行えます。
人間は長時間作業していると疲労から注意力が散漫になり、ミスの発生や生産性の低下を招きます。どんなに集中し気を付けていたとしても、人間が処理する以上、完全にミスを防ぐことはできません。
一方、プログラムはプログラミングにより指示された内容を正確に実行できます。プログラム内容に間違いがなければ、どれだけ処理を繰り返したとしても、問題なく正確な処理が可能です。
→ プログラムとは何か?意味や動く仕組み、活用例をわかりやすく解説
プログラミングでできること
ここからは、プログラミングでできることを、7つにまとめて紹介します。
Webアプリの開発
プログラミングでできることの代表例として、Webアプリ(Webアプリケーション)の開発があげられます。Webアプリを開発するには、プログラミングを活用してフロントエンドとバックエンドそれぞれを開発し、連携させる必要があります。
なお、Webアプリとは、Web上で実行されるソフトウェア・アプリケーションのことです。Webアプリによりユーザーは、Webを通じてインタラクティブな機能やサービスの利用が可能です。日常生活で利用するWebアプリの一例として下記があげられます。
フロントサイドとサーバーサイドを得意とするプログラミング言語は異なります。そのため、一つの言語だけで高度なWebアプリを開発するのは難しいです。しかし、複数の言語を組み合わせることで、複雑な処理を行えるWebアプリ開発ができるようになります。
スマートフォンアプリの開発
スマートフォンアプリ(スマホアプリ)も、プログラミングで開発可能です。スマホアプリを開発するには、プログラミングを利用して、スマホで正しく動作するようにロジックや機能を実装する必要があります。
なお、スマホアプリとは、スマートフォンやタブレットなどのモバイルデバイス上で動作するソフトウェア・アプリケーションのことです。スマホアプリは、アプリストアからダウンロードしてインストールして使用します。日常生活で利用する代表的なスマホアプリは次のとおりです。
プログラミングによって柔軟性や拡張性の高いスマホアプリの開発が可能です。また、データ同期やオフライン機能提供など、スマホアプリのオンラインとオフラインの動作制御ができるようになります。
AI(人工知能)の開発

AI(人工知能)も、プログラミングで開発可能です。AI開発では、機械学習や深層学習といったアルゴリズムを実装するためにプログラミング技術が必要になります。
なおAIとは、人間の知能を模倣または再現するための科学技術やシステムのことです。AIはコンピュータシステムによって実現され、問題解決やデータ処理といった知的なタスクを自律的に実行できます。
日常生活における身近なAIには、下記があります。
- 音声・画像認識(ボイスアシスタントや顔認証など)
- 自動運転技術
- オンライン翻訳
- AIチャットボット(ChatGPTやPerplexity AIなど)
プログラミングを用いてアルゴリズムやモデル選択、学習プロセス設計などの細かな部分までカスタマイズすることで、AIシステムの性能・精度の向上が期待できます。また、オープンソースのライブラリやフレームワークを使用して、開発効率を向上させることが可能です。
ゲームの開発
ゲームもプログラミングで開発可能です。ゲームのルール・動作を設計して柔軟に制御するには、プログラミング技術が必要になります。
ここでいうゲーム開発とは、机上で行うボードゲームなどの制作ではなく、コンピュータゲームを開発するためのプロセスを指します。プログラミングにより開発できるゲームは下記のとおりです。
- パソコンゲーム(ブラウザアプリ)
- スマホゲーム(スマホアプリ)
- PS4・スイッチ・XBOX
- VR・AR
プログラミングをゲーム開発に活用すれば、キャラクターの動きや敵の挙動、ゲームの進行などの制御が細かくできるようになります。また、プログラミングにより3Dモデルの描画やエフェクトの表示、グラフィック・サウンドの制御なども可能です。
システムの開発
プログラミングでできることの代表例として、システム開発があげられます。機能・ロジックの実現やデータの処理・管理、リソースの制御のために、システム開発ではプログラミングが不可欠です。
システム開発とは、企業のさまざまな業務、あるいは個人向けのサービスなどをシステム化する開発を指します。なおシステムとは、目的を達成するために複数の要素が相互に作用し、一つのまとまった機能を持つ仕組みのことです。プログラミング技術を活用して構築できるシステムには、次のようなものがあります。
- 物流の配送管理システム
- 小売店の在庫管理システム
- 金融機関の入出金システム
- コンビニの商品管理システム
在庫管理を行う際に手書きの在庫管理表を用いて管理している場合、時間や手間がかかるだけでなく、人的ミスが生じて生産性の低下を招く恐れがあります。一方、プログラミングを使用して在庫管理システムを構築すれば、業務を自動化し、効率を上げることが可能です。また、独自の要件・ニーズにあった機能のカスタマイズもできます。
電子機器の制御

プログラミングは電子機器の制御にも用いられています。プログラミングによりアナログ信号の処理やデジタル信号の制御が効率よくできるようになります。
なお、電子機器とは、電子回路・電子部品を使用して機能する装置やデバイスのことです。私たちの日常生活で目にする電子機器の一例として、下記があげられます。
- 家電製品(冷蔵庫や電子レンジなど)
- 医療機器(体温計や血圧計など)
このような電子機器にはプログラムが組み込まれており、正しく動作することで機能しています。プログラミングを使用すれば、電子機器の制御の実施がリモートで可能になります。ネットワーク経由で機器にアクセスし、プログラムで制御することで、時間や場所に制約されず操作や監視が可能です。
業務の効率化
プログラミングは開発だけでなく、業務効率の向上のためにも活用できます。プログラミングは自動処理・高速処理・正確処理を得意としています。そのため、繰り返し行われるタスクや処理を自動化して業務効率を上げることが可能です。業務の効率化の一例として、下記があげられます。
- 資料作成に必要なデータの収集
- エクセルやワードを使った自動入力・出力
- メールの送受信の自動化
- 膨大なデータファイルの一括編集
プログラミングによって業務の一部を効率化できれば、時間と労力の節約が可能です。また、タスクを自動化して、正確性や生産性の向上も期待できます。
【言語別】プログラミングでできること
前述したとおり、プログラムの記述に使用するプログラミング言語の種類は数多くあり、言語ごとでできることや作れるものの向き・不向きが異なります。
そこで、ここからは下記12のプログラミング言語それぞれでできることを、特徴も交えて紹介します。
Pythonでできること
- 機械学習を使った人工知能開発
- 自動データ処理や分析
- スクレイピング
- Webアプリ開発・Webサイト制作
- スマホアプリ(Android)制作
- デスクトップアプリ制作
- 組み込みアプリケーション制作
- フィンテック・ブロックチェーン技術の開発
Pythonは、1990年頃に登場した様々な分野で開発ができる汎用性の高いプログラミング言語です。Pythonはシンプルで直感的にプログラミングができるため、エンジニアに人気が高い言語の一つです。
また、Pythonには便利なライブラリやフレームワークが豊富にあります。特に機械学習系の「TensorFlow」、数学系の「NumPy」、データ分析系の「pandas」といったライブラリが有名です。
このような特徴から、PythonはAIやブロックチェーン技術といった先端技術開発において重宝されている言語です。
また、下の記事ではPythonでできることを、事例も用いながら詳しく紹介しているのであわせて参考にしてください。
→【初心者向け】Pythonでできることとは何か?活用事例を用いて解説
Javaでできること
- Webサービス開発
- Webアプリ開発
- PC向けアプリ開発
- Androidアプリ開発
- 基幹システム開発
- 組み込みシステム開発
- ソフトウェア開発
- IoT開発
Javaは、1995年に誕生したオブジェクト指向型のプログラミング言語です。
Javaは処理速度が速く、セキュリティも堅牢です。また、JavaプログラムはJava仮想マシン(JVM)上で動作するため、OSやハードウェアに依存せず利用ができます。
このような特徴から、業務システムや大規模なWebアプリの開発に用いられるケースが多いです。
なお、次の記事ではJavaでできることを、できないことも交え詳しく解説しているので、良ければ参考にしてください。
C言語でできること

- ロボット開発・組み込み系
- ソフトウェア開発・OS開発
C言語は、1972年に生まれた歴史がある言語です。その後に誕生するC++、C#、Javaなどといった様々なプログラミング言語に対して大きな影響を与えた言語でもあります。
C言語の大きな特徴は非常に高速で動作する点です。現在でもOSや組み込みソフトウェアの開発に広く利用されています。WindowsやLinuxというOSも、このC言語でつくられています。
また、下の記事ではC言語でできることを、学ぶメリットも交え詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。
→ 【入門者必見】C言語を学ぶメリットやできることを徹底解説!
PHPでできること
- Webアプリ開発
- Webサイト制作
- WordPressカスタマイズ
PHPは、1996年頃に登場したサーバーサイドを開発するためのプログラミング言語です。文法がシンプルで習得しやすいので、プログラミング初心者にも人気の言語といえます。
PHPは、HTMLとの統合やデータベースシステムとの連携が容易であるので、Webアプリ開発やWebサイト制作に用いられる場合が多いです。また、Webコンテンツ管理システム(CMS)の1つ、WordPressのカスタマイズにも使用されています。なお、WordPressは、世界中のWebサイトのおよそ40%を占めるといわれています。
2020年1月から11月31日、弊社SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)が、受講生を対象に学んだ言語に関するアンケートを行ったところ、PHPは2年連続1位となりました。

■調査概要
掲載元:PR TIMES
調査期間: 2020年1月から11月31日
調査方法:インターネット調査
調査対象:受講生
なお、次の記事ではPHPでできることを、具体例も交え詳しく解説しているので、良ければ参考にしてください。
Rubyでできること
- Webアプリ開発
- Webサイト制作
- SNS開発
- スクレイピング
- スマホアプリ開発
- API開発
Rubyは、日本人エンジニアのまつもとゆきひろ氏が開発した国産プログラミング言語です。言語の仕様がシンプルで直感的にコードの記述ができます。そのため、プログラミング未経験者でも習得しやすいです。
また、Rubyのフレームワークである「Ruby on Rails」を使うと、生産性が飛躍的に向上します。実務ではRubyとRuby on Railsはセットで採用されることが多いです。
このような特徴からRubyは、Webアプリ開発やWebサイト制作など様々な用途で使用されています。
なお、下の記事ではRubyでできることを、実際に作られたサービス例も交え詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。
→ Rubyでできることって?実際に作られたサービス3例つきで紹介!
JavaScriptでできること
- フィンテック・ブロックチェーン技術の開発
- Webアプリ開発
- Webサイト制作
- イベント処理
- 非同期通信
JavaScriptは、主にユーザーの目に見える「フロントエンド」と呼ばれる部分を開発するためのプログラミング言語です。WebサイトにJavaScriptを加えると、次のようなことができるようになります。
- アニメーションや画像拡大表示といった動きの追加
- 画像や広告などのポップアップ表示
- リロードせずに表示画面の更新
近年Web開発ではフロントエンドが重視されており、「Vue.js」といった便利なフレームワークやライブラリが次々に登場しています。フレームワークやライブラリを活用すれば、WebアプリやWebサイトの開発が効率よく可能です。また、フィンテック・ブロックチェーン技術開発に採用される場合もあります。
なお、次の記事ではJavaScriptでできることを、作れるものの実例も交え詳しく解説しているので、良ければ参考にしてください。
→ JavaScriptでできることとは?作れるものの実例も紹介
Swiftでできること

- iPhone・iPodtouch・iPadアプリ
- Apple watchアプリ
- Apple TVアプリ
- Webアプリ開発・Webサーバー
Swiftは、Apple社が開発を行い、2014年にリリースされた比較的新しいプログラミング言語です。
Swiftは、安全で高速に動作するよう設計されています。Swiftの発表前に現場で使われていた主流言語として「Objective-C」があります。SwiftはObjective-Cと互換性があるので、一緒に使用することも可能です。
Swiftを使えば、iPhoneやiPadといったデバイスのアプリ開発ができます。また、WebアプリやWebサーバーの開発に用いられる場合もあります。
なお、下の記事ではSwiftでできることを、作れるものも交え詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。
→ 【入門者必見】Swiftでできること・作れるものを徹底解説!
Objective-Cでできること
- iPhone・iPodtouch・iPadアプリ
- Apple watchアプリ
- Apple TVアプリ
Objective-Cは、1983年に誕生したプログラミング言語です。Objective-Cは、少し前までMac OSやiPhoneのアプリを開発する際に必須のプログラミング言語だったため、需要が高い時期もありました。
しかし、2014年に登場したSwiftがApple社の各種OSを正式にサポートしたことにより、Objective-Cの人気も陰りを見せています。言語仕様としても読みにくく、理解しづらいため、習得は難しい部類に入ります。
これからObjective-Cを勉強しようと考えている方は、特別な理由がない限りSwift、またはそのほかのプログラミング言語に切り替えたほうがよいでしょう。
C#でできること
- Windowsアプリ
- Webアプリ開発
- ゲーム開発
- VR/AR
C#は、2000年にMicrosoft社によって開発されたプログラミング言語です。JavaやDelphiといったほかのプログラミング言語の影響を受けており、初心者も勉強しやすい点が魅力です。
C#はMicrosoft社が開発した言語ということもあり、Windowsと高い親和性があります。そのため、Windowsアプリの開発に用いられる場合が多いです。また「Unity」と呼ばれるプラットフォームを使うと、ゲームやAR/VRの開発にも活用できます。
なお、次の記事ではC#でできることを、使うメリット・デメリットも交え詳しく解説しているので、良ければ参考にしてください。
→ 【初心者必見】C#のできることは?メリットデメリットも解説!
Go言語でできること

- Webアプリ開発
- サーバー構築
- CLI開発
- API開発
- ドローン・IoT開発
Go言語は、2009年にGoogle社が開発したプログラミング言語です。Google社が社内の開発をしている際に課題だった生産性等を向上するために生み出された言語であるため「軽量・高速・シンプル」という特徴を持っています。
Go言語はプラットフォームに依存せず、WindowsやLinuxといった環境を問わず動作する点も魅力です。また、並行処理・並列処理を得意としているので、CPUに大きな負担をかけることなく処理が可能です。
このような特徴から、Go言語はWebアプリ開発やサーバー構築、CLI(コマンドラインインターフェース)開発といった幅広い用途に使用されています。並行処理が得意で汎用性も高い点から、ドローン・IoT開発に用いられる場合もあります。
なお、下の記事ではGo言語で作れるものを、必要なスキルも交え詳しく解説しているので、あわせて参考にしてください。
→ Go言語で作れるものってなに?必要なスキルと開発難易度もあわせて紹介
→ Go言語でできること5選【特徴・具体例・学習方法を解説】
C++でできること
- 基幹システム・業務システムの開発
- ロボット技術・IoT技術の開発
- Webアプリ開発
- スマホアプリ開発
- ゲーム開発
C++は、1983年にC言語の拡張版として開発されたプログラミング言語です。C言語と互換性があるので、C言語で記述されたプログラムは基本的にC++で利用できます。
C++はオブジェクト指向型の言語であり、効率的なプログラミングが可能です。実行速度が速いことから、大規模なシステムの開発や物理的に動作するロボットの制御といった、処理速度が重視される分野で重宝されています。
なお、下の記事ではC++で作れるもの・できることを、実際に開発されたサービス例も交え詳しく解説しているので、良ければ参考にしてください。
Scalaでできること
- Webアプリ開発
- Webサービス開発
- スマホアプリ開発
- 業務システム開発
Scalaは、2001年に開発されたプログラミング言語です。JavaとHaskellというプログラミング言語の影響を強く受けており、Javaの後継言語としても有名です。
Scalaはオブジェクト指向と関数型プログラミングの両方の特性を持っています。また、Javaとの互換性が高く、JVM上でも動作します。そのため、マルチプラットフォームおよびマルチデバイスに対応した開発が可能です。
このような特徴から、ScalaはJavaの得意としているWebアプリ・サービスやスマホアプリ、業務システムの開発に用いられることが多いです。
また、次の記事ではScalaでできることを、特徴も交え詳しく解説しているので、良ければ参考にしてください。
→ 【3分で理解】Scalaでできることって何?特徴や人気の理由を紹介します
このようにプログラミング言語は数多くあり、それぞれ特徴・できることが異なります。プログラミングに興味はあるけれど、どのような言語を学んだらよいかわからない人も少なくないはず。自分に向いているプログラミング言語が何か知りたい人は、この機会に「プログラミング学習プラン診断」を試してみましょう。
プログラミングを扱う主な職業

ここからは、プログラミングを扱う代表的な職業を4つにまとめて紹介します。
開発エンジニア
開発エンジニアとは、IT業界においてシステムやソフトウェアなどの設計・開発に携わるエンジニアの総称のことです。開発エンジニアの主な職種には、下記があります。
- プログラマー
- ゲームエンジニア
開発エンジニアには高度なプログラミングスキルが要求されます。プログラマーを専業とする場合、コードが書けるだけでなく、処理速度やメモリ使用量なども考慮してプログラムを設計・構築するスキルが必要です。
また、世界のゲーム市場は年々成長しており、すでに約20兆円に到達しています。世界的な人気ゲームを開発すれば、一攫千金も夢ではありません。プログラミングでの開発に興味がある人には、開発エンジニアを目指してみるのをお勧めします。
インフラエンジニア
インフラエンジニアとは、ITインフラの設計・構築・運用・保守を担当するエンジニアです。主な役割は、サーバーやネットワークの基盤となるインフラを設計・構築し、安定した動作や適切なパフォーマンスを維持することです。
インフラエンジニアの業務範囲は多岐に渡り、担当する技術分野によっていくつかの職種に区分されます。インフラエンジニアの代表的な職種は下記のとおりです。
- サーバーエンジニア
- ネットワークエンジニア
- データベースエンジニア
- クラウドエンジニア
- セキュリティエンジニア
インフラエンジニアも業務の自動化・効率化やITインフラの管理のために、プログラミングスキルが要求されます。たとえば、サーバー構築業務でスクリプトを作成する場合、PHPのスキルがあると便利です。
ITインフラは人々が生活していく中で必要不可欠なものです。そのため、インフラエンジニアの仕事が簡単になくなることはありません。また、インフラエンジニアはクラウド技術の発展により市場価値が高まっています。責任感ややりがいのある仕事をしたいと考えている人は、インフラエンジニアを目指してみるのもおすすめです。
システムエンジニア(SE)
システムエンジニア(SE)はシステム全体の設計・構築・運用・保守を担当し、要件に従ってハードウェアとソフトウェアの両方を統合してシステム全体の機能とパフォーマンスを最適化する職種です。
開発エンジニアはソフトウェアのコーディングやアプリ開発に焦点を当て、システムエンジニアはシステム全体の設計と統合に重点を置いているという違いがあります。なお、開発エンジニアやインフラエンジニアは、システムエンジニアの一種として扱われる場合も少なくないです。
システムエンジニアは、顧客やチームメンバーと一緒になってプロジェクトを進めていきます。そのため、プログラミングスキルだけでなく、マネジメントスキルやコミュニケーション力も要求されます。チームで進める仕事に興味のある人は、システムエンジニアの職業が向いているかもしれません。
データサイエンティスト
データサイエンティストとは、膨大なデータを収集・解析し、データから有益な情報や洞察を抽出する専門家を指します。
データサイエンティストの主な仕事内容は、環境構築やデータ分析、課題発見・解決です。環境構築とは、システムのログやSNS・Webサイトのデータを収集し、上手く活用できる仕組みを構築することです。構築した分析環境で収集したデータを様々な角度から分析し、経営課題の発見・解決に導くことが求められます。
データサイエンティストにもプログラミングスキルが必要です。たとえば、Pythonのスキルがあれば、AI・機械学習機能が搭載されたデータ分析プログラムを作成できます。
AI技術の進歩やビッグデータの活用推進などにより、データサイエンティストの需要・将来性は高く、高待遇が期待できます。数学・統計やデータ分析に興味のある人は、データサイエンティストを目指してみるのもおすすめです。
なお、次の記事ではプログラミングを扱う仕事の種類や職業を詳しく解説しているので、よければ参考にしてください。
→ プログラミングの仕事とは?種類や年収、失敗しない選び方を紹介
挫折なくプログラミングを学ぶなら

プログラミングでできることを知り「勉強してみようかな」と興味が湧いてきた人もいるのではないでしょうか。ただ、いざプログラミングを学ぶとなると
独学で習得できるかな…
途中で挫折したらどうしよう…
と不安な人もいますよね。
実のところ、プログラミング学習に挫折する独学者は多くいます。事実、弊社の調査では
- 不明点を聞ける環境になかった
- エラーが解決できなかった
- モチベーションが続かなかった
などの理由から、87.5%の独学者が「プログラミング学習で挫折や行き詰まりを感じた」と回答しています。


調査概要:プログラミング学習の挫折に関するアンケート
調査対象:10代〜80代の男女298名
調査期間:2019年8月13日~8月20日
調査方法:インターネット調査
掲載元:PR TIMES
またこうした背景もあってか、弊社がプログラミングに興味がある人100名へ実施した別の調査では
- 確実にスキルを身につけられると思ったから
- 独学では不安がある
- 効率よく学べそう
などの理由から、61%が「プログラミングの勉強を始めるならスクールを選ぶ」と回答しています。


調査概要:プログラミングに興味がある方の意識調査
調査期間:2021/11/19~2021/12/3
対象者:プログラミング学習を検討している10代~50代の男女100名
調査媒体:クラウドワークス
掲載元:PR TIMES
加えて、プログラミングスクールの卒業生に「独学ではなくスクールを活用した理由」を聞いたところ「できるだけ短い期間でITエンジニアへの転職や副業に必要なスキルを身につけたかった」という回答も多く寄せられました。
上記から、1人でプログラミングスキルを習得できるか不安な人や短期間でスキルを習得したい人ほど確実性を求め、現役エンジニアといったプロの講師に質問できるプログラミングスクールを利用する傾向にあるのがわかります。
いざ独学でプログラミングを学び始めても、勉強の最中に挫折しまっては学習にかけた時間を悔やむだけでなく「プログラミングスキルを身につけるのって思っていたよりも難しいんだな…」とスキルの習得自体を諦めかねません。
仮にわからないことを飛ばしながら勉強を進めたとしても、ITエンジニアへの転職や副業での収入獲得を実現できる実践的なスキルが身につかなければ、結局後悔することになります。
そこで、おすすめしたいのが「SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)」です。
料金 | 月分割4.098円~ |
実績 | ・累計指導実績4万5,000名以上 ・受講生の学習完了率98% ・受講生の転職成功率99% ・転職成功後の平均年収65万円UP ・転職成功後の離職率3% |
侍エンジニアをおすすめする最大の理由は「挫折しづらい学習環境」にあります。
先ほど述べたとおり、独学者の多くは自力で不明点やエラーを解決できないためにプログラミング学習を挫折しています。そのため、未経験者が現役エンジニアのようなプロに質問や相談できない状況で、プログラミングスキルを習得するのは非常に難易度が高いといえます。
しかし、侍エンジニアでは
- 現役エンジニア講師によるマンツーマンレッスン
- 現役エンジニアに質問できるオンラインでのQ&Aサービス
- 不安や悩み・勉強の進み具合を相談できる学習コーチ
といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきたわからないことや不明点をいつでも相談可能です。「受講生の学習完了率98%」「転職成功率99%」という実績からも、侍エンジニアなら挫折しづらい環境でプログラミング学習を進められるといえます。
また、侍エンジニアではカウンセリングにて受講生一人ひとりの目的をヒアリングしたうえでカリキュラムを作成するため、限られた受講期間でもITエンジニアへの転職や副業での収入獲得に必要なスキルだけを効率的に習得可能です。
最短距離で目的を実現できるようカリキュラムが組まれているため、勉強する順番や内容を誤り非効率に時間や手間を費やす心配もありません。
なお、侍エンジニアでは最大70%OFFで受講可能な「給付金コース」を提供中。金銭面での支援を受けつつ、理想のキャリア実現に向けたスキルの習得から、転職活動・就業後のフォローアップ(※1)までを一貫してサポートしてもらえます。
※1:転職後の1年間、転職先での継続的な就業や転職に伴う賃金上昇などのフォローアップ
学習と金銭面をどちらもサポートしてくれる侍エンジニアなら、未経験からでも安心してITエンジニアへの転職や副業での収入獲得などの目的が実現できますよ。
公式サイトで詳細を見るまとめ
今回はプログラミングでできることや、プログラミングを使う主な職業を紹介しました。
「プログラミングでできること」とは「コンピュータに指示できること」です。IT技術の発展により、AIやスマホアプリ、ゲームなど、プログラミングでできることは広がりを見せています。
プログラムを作成するには、プログラミング言語の利用が不可欠です。プログラミング言語にはそれぞれ特徴が異なり、作れるものに向き・不向きがあります。自分に合うプログラミング言語を見つけるためにも「プログラミング学習プラン診断」を活用してみるのがおすすめです。
挫折せず目的を達成するなら
専属マンツーマンレッスンの侍エンジニア

プログラミング学習の挫折率は約90%と言われています。学習を成功させるには、モチベーションを維持して成長を実感できる環境が必要です。
侍エンジニアなら「現役エンジニア講師」、「学習コーチ」、「Q&A掲示板」トリプルサポート体制であなたの学習をサポートするほか、オーダーメイドカリキュラムで必要なことだけを学べるため、さまざまなランキングでNo1という実績を挙げています。
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