Webエンジニアの副業について知りたい
未経験でもWebエンジニアの副業は可能なの?
ITエンジニアの副業が注目されていますが、中でも「Webエンジニア」は高い人気があります。しかしWebエンジニアの経験がないと、副業できるのか不安も多いですよね。
Webエンジニアの副業について基本的なことを把握しないと、挫折したり本業に影響したりする恐れもあります。そこで本記事では、Webエンジニアの副業について必要な知識をお伝えします。
未経験の方にもわかりやすい内容となっているので、ぜひご一読ください。
- Web開発のスキルがあれば実務経験がなくとも副業は可能
- 副業経験はWebエンジニアへの転職・独立に活かせる
- 副業は本業に支障が出ない範囲で活動することが大事
本記事の解説内容に関する補足事項
本記事はプログラミングやWebデザインなど、100種類以上の教材を制作・提供する「侍テラコヤ」、4万5,000名以上の累計指導実績を持つプログラミングスクール「侍エンジニア」を運営する株式会社SAMURAIが制作しています。
また、当メディア「侍エンジニアブログ」を運営する株式会社SAMURAIは「DX認定取得事業者」に選定されており、プログラミングを中心としたITに関する正確な情報提供に努めております。
記事制作の詳しい流れは「SAMURAI ENGINEER Blogのコンテンツ制作フロー」をご確認ください。
Webエンジニアの副業に関する基礎知識
まずはWebエンジニアの副業に関して、下記の3つに分けてご紹介します。
- そもそもWebエンジニアとは
- 副業案件の種類や単価相場
- 副業を始める前の注意点
そもそもWebエンジニアとは
「Webエンジニア」は、Webブラウザを通して使えるサービスを開発する仕事です。「YouTube」などの有名なWebサービスも、Webエンジニアが作ったプログラムによって動作しています。
ただしWebエンジニアの仕事は、コーディング(プログラムを書くこと)だけではありません。前工程として、どんなサービスを作るか決める「要件定義」、具体的な実現方法を決める「設計」があります。
コーディング後には「テスト」を行い、プログラムが正しく動作することの確認が必要です。テストが完了して顧客へリリースした後は、「運用」や「保守」により顧客のサービス利用を支援します。
実際には、複数のエンジニアが作業工程を分担しながら開発するのが一般的です。Webエンジニアの仕事内容について詳しくは、下記の記事をご覧ください。
副業案件の種類や単価相場
Webエンジニアの副業案件は、大まかに下記の3種類です。ただし開発現場や副業案件によっては、1人のエンジニアが兼任するケースもあります。
副業案件の種類 | 単価相場(参考値) |
フロントエンド開発 | 時給1,800~2,500円 |
バックエンド開発 | 時給2,000~2,700円 |
マークアップ開発 | 時給1,000~2,000円 |
※単価相場は、求人検索エンジン「求人ボックス」の求人(2021年9月時点)をもとに記載した参考値です。
提示時給であるため、実際の時給とは異なる場合があります。
Webサービスの構成要素は、フロントエンド・バックエンドの2種類。それぞれ異なるプログラムが必要となり、開発するプログラムによって案件の種類も変わります。
「フロントエンド開発」では、ユーザーのWebブラウザにおける表示・動作を制御するプログラムを作ります。一方「バックエンド開発」で作るのは、Webサーバーでのデータ管理・加工を行うプログラムです。
フロントエンド開発の中でも、特に「マークアップ開発」を専門とする案件もあります。マークアップ開発では主に、Webページに何を表示するか決める「HTML」や、デザインを決める「CSS」を実装します。
副業を始める前の注意点
Webエンジニアの副業を始める前の注意点は、下記の3つです。
- 在宅不可な案件も多い
- 会社の確認が必要
- 確定申告について
Webエンジニアは比較的在宅ワークがしやすい仕事ですが、中には企業に常駐するタイプの案件もあります。必ずしも在宅ワークできるとは限らないので注意しましょう。
また、お勤めの会社によっては副業が許可されない場合もあります。副業を始める前に会社の就業規則を参照して、副業が禁止されていないか確認しましょう。
なお、副業所得が20万円を超える会社員は、所得税額を決めるための「確定申告」が必要となります。
確定申告が必要となる条件はほかにもあるので、詳細は次の記事を参考にしてください。
未経験でもWebエンジニアの副業は可能?
未経験でも、Webエンジニアの副業は可能です。良質な学習サービスが豊富に存在するため、未経験でもWebエンジニアのスキルを習得しやすくなっています。
また、副業案件探しをサポートしてくれるエージェントサービスもあります。詳細は後述しますが、こうしたサービスを活用すれば仕事獲得しやすくなるのです。
ただし知識や実績がない分、当然ながら経験者よりもハードルは上がります。未経験からWebエンジニアの副業を始める方は、下記の記事で実現方法をしっかり把握しましょう。
Webエンジニアの副業を行う3つのメリット
Webエンジニアの副業を行う主なメリットは、下記の3つです。
- 起業や転職の準備ができる
- スキルアップにつながる
- 人脈が広がる
1つずつ、順番に解説します。
メリット1:起業や転職の準備ができる
会社員の給料は、一朝一夕では上がりませんよね。しかし、副業なら仕事をこなした分だけ、本業の収入に上乗せできます。その結果、経済的な余裕が生まれます。
将来的に、起業や転職を考えている会社員も多いのではないでしょうか。Webエンジニアの副業で稼いだ収入を貯金しておけば、新しいビジネスを始めるときの資金になります。
メリット2:スキルアップにつながる
多くの変化が日々起きている現代社会では、会社員でも安泰とは言えません。さまざまなスキルを身につけておくことで、不測の事態にも対応しやすくなります。
しかし1つの会社に勤めていると、限られたスキルしか身につきませんよね。その点、Webエンジニアの副業を始めればスキル拡大しやすく、引き出しの多いビジネスパーソンに成長できます。
メリット3:人脈が広がる
会社勤めだと、自宅と会社の往復となり人間関係が限定されがちです。その点Webエンジニアの副業をすれば、自社では出会えない他業種の方とも出会えます。
人脈が広がることで新しい考え方に触れられるため、視野も広がるのです。場合によっては、より自分に合った会社へ転職するきっかけにもなり得ます。
Webエンジニアの副業を行う2つのデメリット
Webエンジニアの副業を行う主なデメリットは、下記の2つです。
- 本業に影響が出ることも
- 始めるまでにコストがかかる
それぞれ詳しく解説します。
デメリット1:本業に影響が出ることも
副業を始めたからと言って、本業の勤務時間が減らせるわけではありません。副業に注力した分だけ身体やメンタルへの負担も大きくなるため、本業がおろそかになりがちです。
時には、本業中に副業の取引先から連絡が入り、集中力を乱されることも考えられます。Webエンジニアの副業で稼ぐために、本業の時間が犠牲となってしまうのでは本末転倒です。
デメリット2:始めるまでにコストがかかる
当然ながら、Webエンジニアのスキルを習得するために、教材や学習時間が必要となります。どのような方法で学習したとしても、こうした学習コストは避けられません。
また、パソコンやインターネット環境が自宅に整っていない場合は、さらに追加のコストが発生します。Webエンジニアの副業を始める前には、ある程度の経済的な余裕が必要です。
Webエンジニア副業案件を探す方法3選
Webエンジニアの副業案件を探せるおすすめの方法は、下記の3つです。
- クラウドソーシングサイト
- 副業紹介エージェント
- 求人サイト
1つずつ、順番に解説します。
在宅ワークしやすい「クラウドソーシングサイト」
「クラウドソーシングサイト」は、受注から報酬受け取りまでをオンラインで行えるサイトです。Webエンジニアに限らず、さまざまな種類の案件を探せます。
報酬からは手数料が引かれますが、顧客と直接契約するよりも手続きが楽に済ませられます。在宅案件が豊富にあるため、自宅でWebエンジニアの副業をしたい方におすすめです。
サポートが受けられる「副業紹介エージェント」
「副業紹介エージェント」は、副業の案件をエージェントが紹介してくれるサービスです。副業の頻度や単価など、ユーザーの希望に合わせて案件を紹介してもらえます。
Webエンジニアのスキルがあっても、自分に合った副業案件を探し続けるのは大変です。自分で副業案件を探す手間をなくしたい方は、利用してみてはいかがでしょうか。
選択肢が幅広い「求人サイト」
「求人サイト」は、企業の求人を幅広く探せるサイトです。エンジニアやフリーランス向けの求人サイトを使えば、副業できる案件も比較的容易に探せます。
求人サイトは種類も利用企業も多いので、幅広い選択肢から探せるメリットがあります。ただし在宅ワークができない案件も多いので、募集内容をしっかり確認しましょう。
未経験から挫折なくWebエンジニア副業での収入獲得を目指すなら
Webエンジニアの副業をこなすには、プログラミングをはじめ多くの知識やスキルを身につけなければなりません。
もちろん、独学でもWebエンジニアの副業に必要なプログラミングスキルは習得可能です。ただ実のところ、プログラミング学習の途中で挫折する独学者は多くいます。
事実、弊社の調査では
- 不明点を聞ける環境になかった
- エラーが解決できなかった
- モチベーションが続かなかった
などの理由から、87.5%が「プログラミング学習で挫折や行き詰まりを感じた」と回答しています。
また、こうした背景もあってか、弊社がプログラミングに興味がある人100名へ実施した別の調査では
- 確実にスキルを身につけられると思ったから
- 独学では不安がある
- 効率よく学べそう
などの理由から、61%が「プログラミングの勉強を始めるならスクールを選ぶ」と回答しています。
加えて、プログラミングスクールの卒業生に「独学ではなくスクールを活用した理由」を聞いたところ「できるだけ短い期間でITエンジニアへの転職や副業に必要なスキルを身につけたかった」という回答も多く寄せられました。
上記から、1人でプログラミングスキルを習得できるか不安な人や短期間でスキルを習得したい人ほど確実性を求め、現役エンジニアといったプロの講師に質問できるプログラミングスクールを利用する傾向にあるのがわかります。
いざ独学でプログラミングを学び始めても、勉強の最中に挫折しまっては学習にかけた時間を悔やむだけでなく「プログラミングスキルを身につけるのって思っていたよりも難しいんだな…」とスキルの習得自体を諦めかねません。
仮にわからないことを飛ばしながら勉強を進めたとしても、Webエンジニアの副業で収入を獲得できる実践的なスキルが身につかなければ、結局後悔することになります。
そこで、おすすめしたいのが「SAMURAI ENGINEER(侍エンジニア)」です。
料金 | 月分割4.098円~ |
実績 | ・累計指導実績3万5,000名以上 ・受講生の学習完了率98% ・無料カウンセリングの満足度98% |
侍エンジニアをおすすめする最大の理由は「挫折しづらい学習環境」にあります。
先ほど述べたとおり、独学者の多くは自力で不明点やエラーを解決できないためにプログラミング学習を挫折しています。そのため、未経験者が現役エンジニアのようなプロに質問や相談できない状況で、プログラミングスキルを習得するのは非常に難易度が高いといえます。
しかし、侍エンジニアでは
- 現役エンジニア講師によるマンツーマンレッスン
- 現役エンジニアに質問できるオンラインでのQ&Aサービス
- 不安や悩み・勉強の進み具合を相談できる学習コーチ
といったサポート体制を整えているため、学習中に出てきたわからないことや不明点をいつでも相談可能です。「受講生の学習完了率98%」という実績からも、侍エンジニアなら挫折しづらい環境でプログラミング学習を進められるといえます。
なお、侍エンジニアの副業スタートコースでは月5~10万円の収入獲得を目標に、専属インストラクターのサポートを受けながら、12週間で実案件の応募から納品までを一通り経験できます。
受講期間内であれば何度でも実案件に挑戦できるほか、専属のインストラクターから直接案件の取り組みに対するフィードバックももらえるため、副業収入の獲得に直結するスキルが習得可能です。
案件例 | 報酬 |
動物病院のホームページ制作 | 6万5,000円 |
ショッピングサイトの商品画像作成 | 7,000円 |
化粧品LPのファーストビュー/バナー作成 | 1万円 |
Webサイトデザインのリニューアル | 5万円 |
侍エンジニアなら、副業で稼げるだけのスキルを身につけられるか不安な未経験の人でも、安心してプログラミングスキルを習得できますよ。
副業コースの詳細や、なぜ侍エンジニアが挫折なく副業で稼げるほどのプログラミングスキルを身につけられるのか気になる人はぜひ公式サイトをご覧ください。
公式サイトで詳細を見るまとめ
今回はWebエンジニアの副業について、未経験の方向けに下記の4点をお伝えしました。
- Webエンジニアの副業に関する基礎知識
- 未経験でもWebエンジニアの副業は可能?
- Webエンジニアの副業のメリット・デメリット
- Webエンジニアの副業案件を探す方法3選
Webエンジニアは副業が比較的しやすい仕事ですが、しっかりしたスキル習得が欠かせません。独学に不安のある未経験の方は、プログラミングスクールの利用も考えましょう。
今回ご紹介した副業案件の探し方などを参考にして、Webエンジニアの副業を始めてみてはいかがでしょうか。
未経験でも、Webエンジニアの副業は可能です。良質な学習サービスが豊富に存在しますし、エージェントサービスにより仕事獲得のサポートも受けられます。ただし知識や実績がない分、当然ながら経験者よりもハードルは上がります。
プログラミングスクールが最もおすすめです。プロの講師に教えてもらえるため効率的に学べる上に、仕事獲得のサポートも受けられます。
この記事の監修者
株式会社SAMURAI
【プロフィール】 DX認定取得事業者に選定されている 株式会社SAMURAIのマーケティング・コミュニケーション部が運営。 「質の高いIT教育を、すべての人に」をミッションに、IT・プログラミングを学び始めた初学者の方に向け記事を執筆。 累計指導者数4万5,000名以上のプログラミングスクール「侍エンジニア」、 累計登録者数1万8,000人以上のオンライン学習サービス「侍テラコヤ」で扱う教材開発のノウハウ、 2013年の創業から運営で得た知見に基づき、記事の執筆だけでなく編集・監修も担当しています。