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高校生のプログラミング教育とは?内容4つと必修化の背景について

高校の必修教育としてプログラミングが導入されるのをご存知でしょうか。従来の教科とは異なり、プログラミングが必修となるということで、どのような準備が必要かなど戸惑う方も多いでしょう。

本記事では、高校のプログラミング必修化についての背景や内容を紹介します。

そもそもプログラミングとは

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プログラミングは、コンピュータを動かすために必要な「プログラム」を設計し、構築(作成)することです。正式には「コンピュータプログラミング」といいます。

プログラミングを行うためには、コンピュータがどうやって動くのかという知識や、プログラミングを行うための「プログラミング言語」の知識が必要になります。

プログラミング教育が必修になるのはいつから

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プログラミング教育は2020年度から順次学校教育の必修教育として導入されていきます。2020年度が小学校、2021年度が中学校、2022年度が高等学校というスケジュールになっています。

政府指針としては、小学生のうちにプログラミング的思考を育成し、中学生でプログラミングに加え、情報セキュリティの知識も充実させます。高校生でさらにネットワークやデータベースについて学ぶことになります。

必修化に向けてどんな準備が必要

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高校におけるプログラミングの授業が必修化されるにあたって、プログラミングに必要なパソコンやタブレットなどの機材は、学校側で準備するとされています。プログラミングの知識についても、必修教育として1から教えてもらえるはずです。

基本的に個人で準備する必要はありません。実際にプログラミングの授業が始まってからは、自宅で復習が必要になる可能性もあります。必要に応じて機材の準備は考えておいた方がよいでしょう。

高校でのプログラミング教育内容とは(「情報Ⅰ」で学ぶこと)

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高校のプログラミング教育で学ぶ内容については、既に文部科学省から指針が発表されています。「情報社会の問題解決」、「コミュニケーションと情報デザイン」、「コンピュータとプログラミング」、「情報通信ネットワークとデータの活用」というカテゴリに分けられます。

そして、一部実技を交えながらプログラミングの知識を学ぶことになります。ここでは、それぞれの内容を簡単に紹介します。

情報社会の問題解決

高校の必修教育となる「情報社会の問題解決」では、問題を発見・解決する方法を学びます。また、「情報社会における個人の果たす役割と責任」として、情報に関する法律や情報セキュリティについて学びます。

情報社会の問題解決の中では、問題解決の方法論や方向性のひとつとして、人工知能(AI)やユニバーサルデザインについても学ぶことになります。

コミュニケーションと情報デザイン

コミュニケーションと情報デザイン」では、情報化のデザインや効果的なコミュニケーションについて学びます。情報デザインの中で、目的と計画に応じた情報デザインを学び、効果的なコミュニケーションに活かすことを考えます。

コミュニケーション手段を洗い出し、考えることで、コミュニケーションモデルについて学んでいくことが想定されています。

コンピュータとプログラミング

高校の必修教育としての「コンピュータとプログラミング」では、コンピュータの仕組みとプログラミングについて学びます。プログラミングでは、アルゴリズムやモデル化について学ぶことになります。

モデル化やシミュレーションを学ぶことで、問題発見や解決に役立てることができるようになります。

情報通信ネットワークとデータの活用

高校の必修教育として教わる「情報通信ネットワークとデータの活用」では、通信ネットワークの仕組みや役割と、データ蓄積と管理を行うデータベースについて学びますデータが蓄積されたデータベースを利用して行うデータ分析についても学びます。

この単元では、情報ネットワークやデータを通じて、「情報」を科学的にとらえ、仕組みを理解することを目的にしています。

プログラミング教育の必修化の背景とは

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プログラミング教育が小学校から高校まで必修化され、段階的に導入されることになったのは、なぜなのでしょう。ここでは、プログラミングが必修化された社会背景について考えてみましょう。

第4次産業革命

第4次産業革命とは、本来はドイツ政府が提唱・推進した技術革新プロジェクトの名称です。第4次産業革命ではいくつかのコアとなる技術を目指しています。

いずれも、IT技術が不可欠となります。日本としても、この第4次産業革命を推進していく中で、IT知識や技術についての育成が不可欠となり、2020年度から段階的に学校教育へ取り入れていくことになりました。

IT人材の不足

経済産業省では、IT人材の需要に関する調査を行っており、IT人材の需要と供給のギャップが顕著に表れています。今後もIT需要は増えると見込まれ、当然IT人材の供給も必要となります。

プログラミングを必修化には、若年期からプログラミングに親しみ、IT人材として活躍できる人を増やす狙いがあります。

デジタル社会に求められる人材像の変化

近年発達してきているデジタル社会では、従来の社会で求められていた人材とは異なる特性をもった人材が求められています。旧来は、会社などで人材育成を行っていました。

しかし、技術が日々進歩する社会に追いつける人材を育成するためには、基礎的なIT知識を高校生までに身につけることが急務となっています。たえまなくIT技術を身につけるためには、若いうちに基礎的な知識をつける必要が生じたのです。

日常でも不可欠となっている「デジタルツール」の仕組みを知るため

急速にスマートフォンやIoT家電が普及したことで、IT知識がないまま、IT製品を利用する人が増えています。知識がないために、誤った使い方をしてしまうこともあるので、画一的にIT知識を身につける必要性が生じています。

義務教育や高校教育の必修教育としてプログラミングを導入することで、生活の中で利用しているIT製品の動きを理解できることも期待できます。

必修化によって何が変わる

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プログラミング教育が、小学生から高校生まで必修化されることで、何がどう変わると期待できるのでしょう。必修化の背景となっている「問題」が解消されることへの期待も、もちろんあります。

そのほかにも、プログラミングを必修として学ぶことで、得られる効果が考えられます。ここでは、プログラミングが高校教育で必修化されることにより、期待できる効果について紹介します。

よりITへの理解が深まる

若く、考え方に柔軟性があるうちにプログラミングを学ぶことで、あまり難しく考えすぎずにITへの理解が深まることが期待できます。高校生以下の段階でコンピュータやスマホなどが動作する考え方や仕組みを知ることで、日々の生活の中で利用するIT機器への興味も沸き、「考えて」使うことも期待できます。

自分が使っている製品について考えながら使うことで思考力が高くなるという期待もあります。

不足しているIT人材が将来増える可能性が高くなる

プログラミングが必修教育になることで、高校卒業までに誰もがプログラミングというものに触れることになります。必修教育でなければプログラミングに縁がなかったという人の中からにも、プログラミングや情報関連の技術に興味を持ち、IT業界に進む人もでてくるでしょう。

誰もが学ぶ必修教育とすることで、IT業界へ進む人材の底上げを行うことができ、IT人材確保にも期待が持てます。

プロセスを細分化する力がつく

高校のプログラミング必修内容として「問題発見・解決」が掲げられています。従来の国語や数学といった必修教科からは学ぶことのできなかった、問題発見に至る考え方や、解決するための手法・考え方を学ぶことができます。

問題の発見から解決に至るまでの中で、様々なプロセスを細分化していく能力も身につきます。高校卒業までに、従来の教科とは異なる考え方・アプローチの仕方を身につけられると期待できるでしょう。

高校生に向けたプログラミング教育必修化の背景を知ろう

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今回は、高校生のプログラミング教育と必修化の背景について紹介していきました。

プログラミング教育の必修化は、高校だけでなく、小学校と中学校でも実施されます。それぞれの段階でレベルや内容の異なるプログラミング教育が想定されています。

高校生として必修のプログラミング教育が必要になった背景と、必修導入される目的を考え、高校卒業までに身につけておきたいプログラミングレベルの内容を理解しましょう。

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書いた人

城戸健太

城戸健太

兵庫県西宮市出身。現在大学4年生。プログラミングスクールを卒業したのち侍エンジニア塾でインターン生として活動中。
記事の執筆や編集、業務改善システムの改善を担当中。

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