Webエンジニアはやめとけと言われる理由や将来性を解説


Webエンジニアはやめとけと良く言われているのはなぜ?
Webエンジニアは今後も需要が増えるから転向したい!

Webエンジニアという職業について調べていると、このように「やめとけ」という意見と、「これから伸びるからなるべき」という両極端な意見が出てきます。

まず結論から言うと、経済産業省のIT人材の最新動向と将来推計に関する調査からも分かるとおり、Webエンジニアの需要は高まっていくため、将来性は確実にあります。

では、なぜ「やめとけ」という意見も多いのでしょうか?それは「Webエンジニア」そのもののスキル特性や扱う案件に理由があるのです。

この記事ではWebエンジニアはやめとけと言われる理由や、Webエンジニアの将来性についてわかりやすく解説します。

Webエンジニアはやめとけと言われる理由とは?

画像:Shutterstock

Webエンジニアは将来性があるのにやめとけと言われるのは、「何で?矛盾しているじゃないか!」という意見はごもっともです。実際に求人の案件などを見ても数もたくさんあるし、エンジニア側からすれば選び放題な状況であることも事実です。

ここでは、その否定的になってしまう理由について、Webエンジニアの仕事内容などから説明していきます。

単価が安い

Webエンジニア向けの案件においてかなりの割合を占めるのは、Webサイトの企画、デザイン、サービス仕様がある程度決まっている状態から「コーディングする」作業を主体としたものです。

もう少し具体的な例を出すと、ランディングページの制作とか、Wordpressなどのオープンソースのカスタマイズとか、Webサイトの機能開発・書き換えとかが当てはまるでしょうか。

つまり、仕様からプログラムへという工業的な作業を受け持つことになるため、個人のスキル差を発揮しにくいのです。

さらに最近ではWebエンジニアの母数の増加、クラウドソーシングなどによって人材調達がしやすくなっている背景などから、単価が下がっている状況があります。

もちろんコーディングするWebエンジニアからすれば、メンテナンスしやすいコードにするなど、現場で努力や苦労をしているはずです。

それを考えると割に合わないという意見があっても不思議ではありませんよね。

流行の差が激しい

単価の他にもう一つ、Webエンジニアが苦労する特性が「流行の変化が激しすぎる」ことです。

流行の変化には以下の2つの側面があります。

  • デザインや使い勝手などからくる流行の変化
  • コーディング技術そのものの流行の変化

1つ目のデザインや使い勝手からくる変化の代表例としては、スマホやタブレットなどがもたらしたタッチスクリーン、スワイプ操作への対応があります。

別の例として、ECサイトなどではわずかな使い勝手の悪さが売上げに影響してしまうため、競合他社との使い勝手追求の競争に追従していかなければなりません。

2つ目に、コーディング技術はどんどん進化していきます。

特にWebエンジニアが扱う領域であるフロントエンドまわりは、プログラム言語そのものやフレームワークが次々と新しくなっています。

これまでの言語やフレームワークでは、互換性を維持することも重要視されてきましたが、メジャーバージョンが上がって、動かなくなることもよくある話です。

Webの世界では進化の方向が歓迎される傾向にあり、パッと見で古臭いという印象を持たれてしまうことは避けなければなりません。

Webエンジニアは過去の資産を捨ててでも、このような流行の変化にキャッチアップしていく必要があるのです。

このような背景があるため、Webエンジニアとして習得したスキルは、一生モノになるということがほぼ無いといっても過言ではありません。

この先行きの不安が「やめとけ」と言われる理由になるのです。

Webエンジニアの将来性は?

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ではWebエンジニアは避けるべき職業なのでしょうか?

結論から言うと、そんなことはありません。Webエンジニアの将来性は間違いなくあります。今後もスマホやタブレットの普及は進み、世の中のほとんどのサービスはWebベースで提供されていくでしょう。

また、経済産業省の「DXレポート ~ITシステム「2025年の崖」克服とDXの本格的な展開~」が示すように、2025年に向けて世の中に公開されていない企業内の基幹システムも新しいWeb技術ベースへ置き換えられていくのは必然と言えます。

そのようなWebサービス化が進んでいくと、これまではそれぞれの業界・業種に閉じていた機能やデータが次々と公開されていきます。その情報を外部の人たちが利用して、また新しいサービスが生まれていくといった大きな流れにつながっていきます。

これまでにもIoTやAIとつなげて新たな価値を生む取り組みがありましたが、業界や企業の境界を越えて、世の中を便利にするWebサービスが今後増えていくと予想されます。

そこにまた新たなWebエンジニアの需要が生まれることが想像できるはずです。

Webエンジニアとして働き続けるためには

画像:Shutterstock

先ほど説明させていただいた、「やめとけ」と言われる理由をもう一度思い出してみてください。

需要や将来性がある中でWebエンジニアとして働き続けるためには、Webエンジニアとしてのスキルやポジションを、いかに時勢に合わせて変化させていけるかがポイントになるのです。

シンプルに考えれば「やめとけ」と言われる理由の裏返しが実行できることが重要になります。

「単価が安い」理由の例として、コーディング作業はエンジニアの基本ですし、仕様からプログラムを起こすだけの人材なら代わりがきくというお話をさせていただきました。

その裏返しとして立ち回るための例を以下に示します。

  • コーディングにあたって特別なスキルや知識が必要になる領域を持つ (例: データサイエンティスト、AI、分散並列処理)
  • コーディングの前工程になる企画や設計のフェーズに関わる
  • 運用、テスト、移行など長期的な観点で必要とされるスキルや知識をもつ

「流行の差が激しい」点については、習得したスキルが一生モノになることがないというお話をさせていただきました。

こちらについては裏返しというと、ある程度諦める覚悟があるかという話になります。

  • 新しい言語やフレームワークに興味を持ち、その有効性や背景について自らキャッチアップする
  • 自身のスキルも作ったシステムも、より良いもののためには捨てられるくらいの覚悟が持てる
  • Webサービス側の視点だけでなく、ユーザーの利用シーンや行動パターンなどの領域にも興味を持つ

Webエンジニアの仕事は視野を広げて取り組んでいくと、ユーザーに一番近いところからインフラに近いところまで関わることができるため、スキルアップしやすいのです。

まとめ

Webエンジニアという職業について、「やめとけ」と言われる理由と将来性について、お分かりいただけたでしょうか。

確かに「Webエンジニアの実務として行うコーディング作業」だけでとらえてしまうと、単価を上げていける見込みも薄く、やめとけという結論になってしまうのも理解できます。

ですが、Webエンジニアとしてのポジションからスキルの幅を広げていくことを考えると、多種多様なキャリアアップへのパスが周囲を取り囲んでいる、良い環境であるとも言えるのではないでしょうか?

Webエンジニアとしての実務をそのようにとらえ、自分のポジションと世の中のトレンドや技術が変化していくことを楽しむことができるようになれば、将来は明るく見えるはずです。

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書いた人

ナカガワダイキ

ナカガワダイキ

東京都多摩市出身。前職では都内ホテルにて設備機器のメンテナンスを経験。当時から副業として行っていたWebライティングと独学でのプログラミング学習経験を活かし、Webライターとして侍で記事編集業務を担当。

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