おすすめプログラミング教育ツールまとめ│継続するためのコツも解説

プログラミング教育ツール おすすめツールまとめ

もうすぐプログラミング教育始まるし、この機会にうちの子にもプログラミングをちゃんと勉強して欲しいな~

2020年から小学校でプログラミング教育が必修化!

にわかに子ども向けプログラミングも流行ってきている昨今、こんな風に考えてる保護者の方も多いのではないでしょうか? そんな時に気になるのが「プログラミング教育に使えるツール」ですよね。

子ども向けプログラミングがトレンドということもあり、色々な面白いツールが登場していますので、この記事ではその中でも特におすすめのツールをまとめました。

合わせて、

  • プログラミング教育ツールを継続して使ってもらうコツ
  • プログラミング教育ツールを活用するメリット

以上の2点も解説しますので、ぜひご参考になさってください。

プログラミング教育の概要については、次の記事も合わせて参考にしてください。

目次

プログラミング教育ツールを使うべき3つの理由(メリット)

画像:Shutterstock

プログラミング教育ツールを使うのは色々なメリットがありますので、まずはそれを3つご紹介していこうと思います。

とっかかりやすい

プログラミング教育ツールはどれも「子どもの興味を引くようなデザイン」「使い心地」なのが最大の特徴です。

大人も子どもも、何かを始める時が一番大変です。特に子どもの場合は興味のある・なしがはっきりしていますのでなおさらです。

その点見た目・使い心地ともに魅力的なものが多いとうことは大きなメリットと言えます。

効率よく学習できる

自分にプログラミングの知識・スキルがないと、お子さんにプログラミングを教えるのも、お子さんに独学を促すのも難しいものです。

まずは自分でプログラミングを覚えなければいけませんし、その後学んだ内容を子ども向けにわかりやすく噛み砕いて教えることになります。

その点、プログラミング教育ツールはそれを使うだけで自然とプログラミングが身につくように工夫されています。多少語弊はありますが、継続して使ってもらえさえすればOKなので、非常に学習効率が高いと言えます。

友達・親子で一緒に共有できる

友達や親子で一緒にシェアして遊べるというメリットもあります。

友達・親子といった親しい間柄で同じものをシェアすることで、ツールへの愛着も湧き、モチベーション維持にもなりますし、よりハマっていきます。

また、コミュニケーションツールにもなるので、親子関係や友達との関係をより良くしてくれる効果も期待できます。

ゲーム感覚で学べるプログラミング教育ツール:ビジュアルプログラミング編

画像:Shutterstock

では、ここからはプログラミング教育ツールを具体的にご紹介していきます。

まずは子ども用のプログラミング教材として非常に人気の出てきている「ビジュアルプログラミング」をご紹介します。

ビジュアルプログラミングとは?

まず、そもそもビジュアルプログラミングとは何か説明しておきましょう。これはその名前のとおり、絵や図を用いて「視覚的」に行うプログラミングのことです。

一般的なプログラミング言語はコードと呼ばれる英語や数字・記号などを書いてコンピュータに命令を与えますが、ビジュアルプログラミングは絵や図などのブロックを組み合わせてプログラムを組む、「ゲーム感覚」のプログラミングです。

そのため、まさに遊びながら学べ、学習ハードルが低い新しい形のプログラミングといえます。

※より詳しい内容は以下の記事をお読みください。

Scratch

引用元:Scratch https://scratch.mit.edu/

ビジュアルプログラミングの中で最も有名なのが「Scratch(スクラッチ)」で、MIT(マサチューセッツ大学)のメディア・ラボのライフロング・キンダーガーデンという研究チームによって作られました。

多くの小学生向けのキッズプログラミング教室で使われていて、日本はもちろん世界中の子どもたちに広く使われています。

例えばネコなどの動物キャラクターを、簡単なキーボード入力やマウス操作でブロックを組み合わせてプログラムを組み動かせる、単純明快な操作方法が特徴です。

Scratch(スクラッチ)

Scratch(スクラッチ)の口コミ

Scratch(スクラッチ)を使っている方の口コミをTwitterから引用していくつかご紹介します。

Springin’(スプリンギン)

引用元:Springin’ https://www.springin.org/jp/

Springin’(スプリンギン)」は、右脳と左脳を同時に鍛えて人間の「創造力」を鍛えるというコンセプトで作られたビジュアルプログラミングアプリです。※現在はiOSアプリにのみ対応

写真や画像を加工し自分だけのゲーム作品を作ることができ、作ったゲームはマーケットに出品して、世界中Springin’ユーザーとシェアできます。

さらに、作品がダウンロードされるとアプリ内で使えるコインがもらえ、マーケットに出品されている作品を購入できたりと、作る以外の楽しみも充実したビジュアルプログラミングです。

Springin’(スプリンギン)

Springin’(スプリンギン)の口コミ

Springin’(スプリンギン)を使っている方の口コミをTwitterから引用していくつかご紹介します。

VISCUIT(ビスケット)

引用元:VISCUIT  http://www.viscuit.com/

VISCUIT(ビスケット)」は2003年にNTTによって開発された日本国産のビジュアルプログラミングです。

他のビジュアルプログラミングと違い、ブロックの組み合わせではなく、自分で描いた絵を動かしながらプログラミングを学ぶという学習形式が特徴です。

ビスケットを使って指導したいという方向けの講習も定期開催しており普及活動にも力を入れていることから、徐々に利用者が拡大していきています。

VISCUIT(ビスケット)

VISCUIT(ビスケット)の口コミ

作って楽しいプログラミング教育ツール:ロボットプログラミング編

画像:Shutterstock

続いては、ロボットプログラミングの教育ツールをご紹介していきます。

ロボットプログラミングとは?

まずはロボットプログラミングについて簡単に説明しておきます。

ロボットプログラミングとは、「ロボットに動かすための命令(プログラミング)をする」ことで、

  • ブロック
  • 電子パーツ
  • プログラム

の3つの要素で構成されています。

ブロック・電子パーツで作られたロボットを、プログラミングによって自分の思い通りに制御・動作させることが目的です。

自分の思ったようにロボットを動かすためには、論理的思考力や創造力、問題解決能力が必要となるため、自然とそれらの学習になるだけでなく、ロボットを組み立てるという楽しさがあるため、子どもが飽きずに学習を続けられるというメリットがあります。

※より詳しい内容は以下の記事をお読みください。

Ozobot(オゾボット)

  • 対象年齢:小学生〜
  • 価格:¥9,800〜

Ozobot(オゾボット)は世界最小と言われるプログラミング教育用ロボットです。

「ライントレース」と呼ばれる機能を持ち、紙やタブレットの上に描かれた線の色を認識して、その線の上をなぞるように動かすことができます。

ちなみに線は色の組み合わせで 「速く」「右へ曲がる」等の操作を加えることができ、楽しみながらプログラミング的思考を身につけることができます。

Ozobot(オゾボット)

Ozobot(オゾボット)の口コミ

Ozobot(オゾボット)を使っている方の口コミをTwitterから引用していくつかご紹介します。

KOOV(クーブ)

  • *対象年齢:8歳以上
  • 価格:36,880 円

KOOV(クーブ)」は、ブロックを使って動物や乗り物などの自由な「かたち」を作って、それを「プログラミング」によってさまざまな「動き」を与えて遊ぶ、ロボットプログラミング学習キットです。

ソニーが制作したもので、ロボット作りを通して、子どもたちの探究心・創造力・未来を切り拓く思考力を育むことを目的としています。

子どものレベルに応じてコースを選び、ミッションやクイズに挑戦しながら、ゲーム感覚でプログラミングを学ぶことができ、しかも自分の作ったロボットは世界中のユーザー(子ども)に公開可能です。

KOOV(クーブ)

KOOV(クーブ)の口コミ

KOOV(クーブ)を使っている方の口コミをTwitterから引用していくつかご紹介します。

ROBOTAMI

  • 対象年齢:小学生1年〜6年
  • 価格:要問い合わせ

ROBOTAMI」は韓国のrobotron社が開発した小学生向けのロボットプログラミング教材です。

レベル別に入門・初級・中級・上級の4つがあり、これを全て習得するにはなんと2年がかかるとのことで、小学校の6年間を通して継続的に少しづつ学ばせたいという方におすすめです。

はじめはコードの記述がないロボット制作のカリキュラムですが、徐々にレベルアップしていき、最終的にはロボットの動力や力学まで学べるという超本格的な内容が売りです。

ROBOTAMI 

プログラミング教育ツールを継続して使ってもらう3つのコツ

ここまで紹介してきたプログラミング教育ツールがいかに優れた教材といっても、継続してもらってこそ意味があります。

そこで最後に、子どもが飽きずにプログラミング教育ツールを使えるようにするコツを3つご紹介します。

強制しない

まずは子どもに学習を強制しないことが第一です。

ビジュアルプログラミングも、ロボットプログラミングも勉強というよりは「遊び」に近いもので、楽しんで学べるのが最大の魅力です。

それを「毎日やりなさい」「今日はまだやってないよ」「もっと頑張りなさい」のように強制してしまうと、楽しさが全くなくなってしまい、宿題を無理やりやらされているような感覚になってしまいます。

あくまでも子ども主体で「飽きて当たり前だ」というスタンスで臨むのがおすすめです。

一緒に使って楽しむ

プログラミング教育ツールは子どもだけでなく、大人が使っても十分に楽しめるものばかりです。子どもにやらせるだけでなく自分でも使ってみて、お互いに作品を見せ合ったり、ときには競争したりしてあげましょう。

親子ともに一緒のものを使っているという嬉しさもあり、モチベーション維持に最適です。

また、コミュニケーションツールとしても一役買ってくれますので、親子関係がより良くなるはずです。

成果を褒める

子どもが作った成果物(自作したゲームやロボット)を褒めてあげましょう。

こんなことができた!

こんなもの作った!

と子どもが言ってきたときには、どこが気に入ったか、どう良いのかを具体的に褒めてあげることで、子どもには「もっと良いものを作ろう!」というモチベーションがわきます。

なお、褒めるのはあくまでも子どもの作業が終わったときにし、集中しているときには見守ってあげるようにするのがコツです。

まとめ

画像:Shutterstock

プログラミング教育ツールには、ビジュルプログラミング、ロボットプログラミングともに、子どもの興味を引くような魅力的なツールがたくさん!

きっとあなたのお子さんにも最適なものが見つかるはずですので、親子で一緒に楽しんで学習を始めてみてはいかがでしょうか?

この記事を書いた人

WordPress系言語(HMTL・CSS・PHP)を愛する6歳男の子パパ。2020年のプログラミング教育開始に向け、親子プログラミング学習をやってます。息子のプログラミング教室の送り迎えが日課です。
プログラミングスクールやプログラミング学習のブログ書いてます。

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